
十三日の「成人の日」を前に十二日、 県内の四十八市町村で成人式が開かれた。一月第二月曜日を「成人の日」とするハッピーマンデー法の適用から四年目を迎えたが、前日の日曜日開催市町村は昨年よりも十七市町村増え、全体市町村の約六割と初めて過半数になった。式典後にクラス会などを開くケースが多いため、連休最終日を避けて前倒しする傾向が強まったとみられる。きょう十三日にはつくば市やひたちなか市、牛久市など二十九市町村で成人式を予定している。
成人式は八月開催の新治村を除く八十三市町村が十一日から十三日にかけて開催。県内八十五市町村だった一九九九年には八十四市町村が「成人の日」当日に開いていたが、第二月曜日になった二〇〇〇年は七十七市町村、〇一年は七十市町村、昨年は四十九市町村と年々減少している。
今年の新成人の数は男性二万二百十八人、女性一万八千九百五十六人の計三万九千百七十四人で、前年よりも八十六人減少。少子化傾向の進展などにより、九年連続で前年を下回っている。
今年の成人式は、新成人による自主企画を取り入れる市町村も増加。昨年は四十一市町村だったが、四十九市町村とこれも半数を超えた。
新春恒例の「下館ダルマ市」が十二日、下館市の大町通り・羽黒坂を会場に開かれ、今年一年の商売繁盛や開運などを呼び込もうと、縁起物のダルマを買い求める市民でにぎわった。
歩行者天国となった通りには、高崎ダルマや埼玉武州ダルマなど大小取り交ぜた多数のダルマを売る業者が並び、小判笹や宝船なども売られた。縁日に付き物の露店商も列をなし、雰囲気を盛り上げた。
赤やピンクのカラフルな法被を着た露天商らは連なって販売を競い、「福を呼び込むダルマだよ。勉強しとくよ」「ダルマで不況に打ち勝って」なとど声を張り上げ、客の呼び込みに余念がなかった。
地元商店会もカラオケ大会などイベントで市を盛り上げ、チャリティーバザーも人気だった。かつてのように晴れ着姿の参加者は見受けられなくなったが、日ごろは静かな通りも、この日ばかりは活気に満ちていた。
しかし、露店業者らは「下館の人は財布のひもが固い。買ってくれるのは固定客ばかり」と渋い表情。ダルマ市の華やいだ雰囲気とは裏腹に、市民の生活感覚には依然として不況感が根強いようだ。
任期満了に伴う玉造町長選挙は十四日告示される。立候補を予定しているのは、現職で三選を目指す成島忠行氏、
新人で連続三度目の挑戦となる前町議の山口律理氏、
同じく新人の前町議、坂本俊彦氏の三人=いずれも無所属=。三つどもえの戦いになるのは必至とみられている。同時に町議補選(欠員三)も告示される。
投票は十九日、町内十五カ所で行われる。投票時間は午前八時から午後六時まで。締め切り時間は二時間繰り上げとなる。同夜七時から、町中央公民館で即日開票される。有権者数は一万千百九十四人(昨年十二月二日現在)。
最大の争点は合併問題。民意が十分定まらない中、現職の成島氏は隣接する四町村すべてを対象とした検討を約束し、行方郡の枠にはとらわれない考え方を示す一方、坂本氏はこれまでの行政の流れを踏まえ、行方郡を基本とした合併実現を訴えている。山口氏はアンケートなどを通じて十分な住民の意向把握を踏まえた上での合併推進を主張。
三者三様の訴えに有権者がどう審判を下すか注目を集めている。また、今回の町長選挙が周辺町村へ及ぼす影響も大きい。
合併問題を中心として、今後の枠組み論議はもとより、百里飛行場の開港をはじめ、霞ケ浦大橋の無料化に伴う、より広域的なまちづくり、都市整備をひかえ、同町がどういったスタンスで、今後、臨むかを決定付ける選挙と言っても過言ではない。それだけに町民有権者には将来に向かっての町の展望を踏まえ、慎重な判断が求められる。
町議補欠選挙には五氏が立候補する見通しだ。
新年の始まりに当たって、土浦市内の障害児(者)とその家族らが一堂に集まり、交流を深める「障害児を励ます新年の集い」が十一日、同市川口二丁目のホテルCANKOHで開かれ、ゲームやアトラクションを楽しんだ。
同市と同市社会福祉協議会のほか、同市肢体不自由児(者)父母の会、同市重症心身障害児(者)を守る会、同市手をつなぐ育成会、同市自閉症児(者)親の会、同市心身障害児(者)育成会の五団体でつくる実行委員会が主催して毎年開いているもので、今年で二十二回目。来賓を含め約百三十人が参加した。
主催者を代表してあいさつに立った実行委員長の太田恵一・同市自閉症児(者)親の会会長は「関係者が一堂に会して交流を深めることができるのはとても喜ばしい。今後もこのイベントを続けたい」とあいさつ。
来賓の助川弘之市長は「福祉行政の環境は大きく変わっている。ともに支え合い、住み慣れた家庭や地域で安心して暮らせるように、きめ細かい、ぬくもりのある施策を進めたい」としたほか、松本茂男市議会議長、松浦英一、足立寛作、伊沢勝徳各県議が祝辞を述べた。
式典に続き、子どもたち一人ひとりが来賓に花束を贈呈。参加者は昼食を食べながら踊りなどのアトラクションやビンゴゲームなどを楽しんだ。
年始恒例の水戸市消防出初め式が十二日、水戸市千波町の千波公園で開かれた。今年は市民の防災意識をさらに向上させるため、初めて参加型のアトラクションを多数用意。子供たちに人気のはしご車の体験乗車もあり、家族連れなどでにぎわった。
公園広場で行われたアトラクションでは、はしご車と屈折式はしご車の二台を使って試乗会があった。子供たちは赤いヘルメットと安全ベルトを着用して、消防隊員と一緒にはしご車に乗り込み十五〜三十メートルの高さまでいっきに上昇。スリル感を味わうとともに、千波湖畔を一望する貴重な経験をした。
また会場内では、実際に火災現場で使われる放水器を用いた消火訓練や、高さ一メートル、長さ約六メートルのロープを逆さになって渡るレスキュー体験のコーナーもあり、子供たちは果敢に挑戦していた。
午前中の式典には市消防職員や消防団員ら関係者約千六百人、ポンプ車など車両四十三台が参加。隊員らを前に照沼民夫消防長が「市民の消防に対する期待や要望は年々変化し多様化している。式を契機に職務の重要性を再認識しさらに努力、精進して欲しい」などの訓示した。ポンプ車を使っての千波湖畔や桜川に向けての一斉放水も行われた。
headlinenews