2003年1月25日

石岡市議会総務企画委、市職員署名活動を不採択

3月定例会に修正案提出へ

 石岡市議会総務企画委員会(前島守雅委員長)は二十四日、継続審議としていた、市職員による署名集め問題の陳情について、採決の結果、不採択とし、要望を退ける判断をした。三月の市議会定例会本会議で結果報告され、承認される見通し。また、正副部課長制導入に伴う給与条例の改正案について、同日の審議で市側は、八級制から九級制に職制を改める基本線は維持しつつ、審議で示された意見を踏まえて修正作業を進め、三月の定例会に改めて修正案を提出。四月からの実施に万全を期す考えを明らかにした。同委もこの考えを受け入れ、同定例会で修正案を改めて審議し直すことで一致した。
 市職員による書名集め問題は、昨年十月中旬に国道6号バイパス推進のための住民署名集めを市職員が勤務時間中に行ったことが発端。
 九八年にも準公務員的立場の区長らが同様の署名運動を行い、違法性が指摘された経緯があり、「同バイパス路線変更の会」(荒野耕一会長)は、「今回はさらに市職員、自らが勤務時間中に行った重大問題」として、公正中立を基本とする公務員の服務根本基準や、信用失墜行為の禁止、職務専念義務などを定めた地方公務員法に違反するとして、昨年十二月、市議会に対して、法的可否の判断や執行部への禁止勧告などを求め、陳情書を提出していた。
 審議では「違法行為には当たらず不採択が相当」の意見が上がる一方で、「単なる法律論議だけでなく、公務員としての自覚を改めて喚起し、反省を促し、地域住民の厳しい目を議会として反映する必要がある」「今回のケースにとどまらず、幅広く今後への歯止めとする上でも採択すべき」という論議もあった。しかし、採決の結果、不採択とされた。
 これについて、同会の関仁事務局長は「予測はしていたが、改めて不採択という話を聞き、市議会が市職員の問題について十分、チェック機能を果たしていないことを痛感する。我々としても、次のステップに進まざるを得ない」と、 会として新たな法的手段に取り組む姿勢を明らかにした。
 一方、給与条例改正案も昨年十二月の定例会で継続審議となった案件。現在の部課長制度に、さらに副部長、副課長制を導入し、職制も一級増やして九級制とする案。市は新年度からの実施を目指している。
 審議では九級制への移行の是非に論議が集中。「現行の八級制のままでも可能」という意見のほか、一部役職が九級に上がることへの不相応感や、同じような職務で級が異なる不可解さなど、疑問が続出し、継続審議扱いとなった。
 同日は市側が「九級制への移行は変えず、委員から示された意見を十分に考慮して案を修正し、三月の定例会に改めて提案したい」と、修正作業中の改正案の基本的概要を示し、同委も改めて修正案を審議し直すことで一致した。

八千代町長選26日投票

一騎打ちの選挙戦も終盤

 任期満了に伴う八千代町長選は二十六日、町内十七カ所で投票が行われ、午後八時四十分から同町菅谷の町立中央公民館で即日開票される。午後十時ごろには大勢が判明する見通し。前回投票率は87・53%だった。有権者数は一万九千四百二十六人(二十日現在)。
 立候補しているのは、過去二期町政を担い、 返り咲きを狙う前町長の大久保敏夫氏=無所属=と、「道半ばの事業が多い」として再選を目指す現職の大久保司氏=同=の二人。前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちの再現で、激しい選挙戦も終盤を迎えている。
 大久保敏夫氏は前回大差で敗れた反省から、後援会頼りの組織選挙を転換。若い世代にも浸透を図ろうとネットワーク型の草の根選挙と、地縁血縁を生かした旧来型の選挙手法で町内各地に支持を広げる。
 今回もバイク遊説で若さと行動力を訴え、街頭では役場駐車場に建てた町診療所問題と、「現町政は先送りしている」と批判する広域合併問題への取り組み姿勢を軸に、現職批判票の掘り起こしに力点を置く。
 前回、敏夫氏に圧勝した現職の大久保司氏は、各集落に強固な後援会網を構築。公約した情報公開や財政健全化など四年間の着実な実績を訴え、町議多数や六十を超す各種団体の推薦で盤石な布陣を形成した。
 定評ある温厚な人柄を訴えながら、組織力による守りの選挙戦に徹している。遊説では、争点とされる広域合併問題で従来姿勢を改め、「当選後に住民懇談会を開き、方向性を決める」と批判をかわしている。
 選挙戦は、先行して町内各地に支持を広げる現職の司氏を、前職の敏夫氏が激しく追い上げる展開。前回、約四千六百票差で圧勝した司氏陣営では楽観ムードを引き締め、敏夫氏陣営は「勝利まであと一歩」と訴える。
 司氏が「町長は二期交代」の歴代町政のジンクス通りに再選を果たすか、敏夫氏が従来の流れを断ち切って再び町政を担うか、注目される。同時実施の町議補選(欠員二)には、いずれも無所属の新人三人、元職一人の計四人が立候補、選挙戦を展開している。

千代田町議選も26日投票

 任期満了に伴う千代田町議会議員選挙(定数二十)は二十六日、投票が行われ、即日開票される。夜十一時ごろ大勢判明の見通し。定数を一上回る、現職十七人、新人四人の合計二十一人が立候補。少数激戦となった。
 投票は午前七時から午後八時まで、町内十五カ所で行われ、開票は同夜九時から、町中央公民館で。有権者数は二万一千百十人(二十日現在)。前回投票率は七四・五〇%だった。

入札改善へ勉強会活動〜つくば

改革案づくりに向け議員の会

 つくば市の入札制度を改革するため、昨年十二月に結成された「公平・公正な入札制度を実現する議員の会」(会長・金子和雄市議、二十二人で構成)は二十四日、同市谷田部の同市役所で一般住民らも交えて初の勉強会を開いた。市長や市議改選前の来年九月までに新たな入札制度を提言し、実施を迫ることにしている。
 勉強会ではまず、同会事務局の亀山大二郎市議が結成の経緯や同市の入札制度の問題点などを説明。入札から排除され、公共事業を受注できず損害を被ったとして、市内の建設業者が市を相手に訴訟を起こしているほか、昨年十一月の合併直前には旧茎崎町長が公共事業発注をめぐる収賄容疑で逮捕されるなど、異常な状況にあると強調、制度改革の必要性を訴えた。
 また、地方自治法二三四条は一般競争入札を原則にしており、指名競争入札は「政令に定める場合に該当するときに限り」と例外的に認めていることを指摘。一般競争入札によって民間事業よりも二割程度高いとされる公共事業の費用削減効果も期待し、「不特定多数者による自由競争の下に行われる入札」の実現を訴えた。
 さらに勉強会では、市側が一九九七年度以降の入札制度改正の経過について詳しく説明。昨年から一般競争入札の範囲を拡大したり、指名競争入札の参加者を増やすなど、競争性や透明性を高める努力を強調した。

県高校新人駅伝、常総学院(女子)が初優勝

男子は地力に勝る水城が3連覇

 男子第34回、女子第14回県高校新人駅伝競走大会は24日、水戸市の千波湖畔周辺コースで男子6区間36キロ、女子5区間18キロで行われ、男子は地力に勝る水城が3連覇、女子は常総学院が初優勝を飾った。
 男子の水城は、2区・管野憩弘(2年)が区間賞の走りで先頭の土浦日大をかわすと、3区以降、安定した走りで後続との差を広げた。女子の常総学院は、3区・児玉晴美(1年)、アンカー・上野直子(2年)が区間賞をマークするなど、中盤以降勢いにのり、粘る聖徳大付を振り切った。
 【男子】◇総合成績(6区間・36キロ) (1)水城(橋本、菅野、渡辺、木村、宮内、寺田)1時間55分36秒(2)土浦日大(倉持、市村、仕黒、松下、根本、飯塚)1時間56分8秒(3)日立工(箱崎、本城、石川、秋山、平川、高田)1時間59分56秒(4)藤代(黒木、中沢、後ノ上、竹内、松本、蓮田)2時間0分1秒(5)佐竹(和田、小薗、寺門、木村、嶋崎、大森)2時間0分21秒(6)大洗(根本、小沢、横田、飯島、小泉、日向寺)2時間0分47秒(7)水戸桜牧2時間2分10秒(8)太田一2時間2分46秒(9)江戸川学園2時間4分33秒(10)水戸一2時間4分50秒(11)牛久2時間4分50秒(12)下妻一2時間5分9秒L水戸工2時間5分43秒M日立一2時間6分49秒N緑岡2時間7分27秒O水戸商2時間8分31秒P霞ケ浦2時間11分42秒Q磯原2時間12分25秒R波崎2時間12分26秒S土浦工2時間18分52秒多賀2時間19分22秒水戸農2時間19分50秒笠間2時間21分50秒松丘2時間22分3秒岩瀬2時間23分35秒藤代紫水2時間24分39秒高萩工2時間30分51秒
 ◇オープン参加 水城B1時間58分2秒、鹿島・鉾田一2時間0分37秒、下館一・下館二2時間5分43秒、土浦日大B2時間6分35秒、 藤代B2時間11分35秒、高萩・猿島2時間23分7秒
 ◇区間最高
 ▽1区(10キロ) 倉持貴充(土浦日大)32分6秒
 ▽2区(3キロ) 菅野憩弘(水城)9分12秒
 ▽3区(8キロ) 仕黒和貴(土浦日大)25分42秒
 ▽4区(6キロ) 松下慎吾(土浦日大)19分23秒
 ▽5区(3キロ) 宮内宏和(水城)9分22秒
 ▽6区(6キロ) 飯塚政貴(土浦日大)19分19秒
 【女子】◇総合成績(5区間・18キロ) (1)常総学院(野口、広沢、児玉、高橋、上野)1時間5分27秒(2)聖徳大付(高野、高安、加藤、酒井、皆藤)1時間6分19秒(3)東海(川嶋、黒沢、根本、庄司、安田)1時間9分37秒(4)下館二(鈴木千、田中、鈴木麗、宮山、大宮)1時間12分6秒(5)鹿島(大槻、吉川、中川、今野、松川)1時間12分54秒(6)常磐大高(安田、吉元、幡田、佐々木、松沢)1時間13分30秒(7)日立二1時間13分43秒(8)太田一1時間14分12秒(9)鉾田一1時間14分35秒(10)佐竹1時間16分39秒(11)水戸一1時間19分10秒(12)水城1時間21分6秒L大成女1時間22分12秒M岩瀬1時間26分15秒
 ◇オープン参加 茨城キリスト1時間7分0秒、県南合同1時間7分7秒、日立一・日立工1時間13分2秒
 ◇区間最高
 ▽1区(6キロ) 高野紗妃(聖徳大付)21分26秒
 ▽2区(3キロ) 新庄エリカ(茨城キリスト)10分40秒
 ▽3区(2キロ) 児玉晴美(常総学院)6分45秒
 ▽4区(3キロ) 森野恵美子(県南合同・竜ケ崎一)11分0秒
 ▽5区(4キロ) 上野直子(常総学院)14分46秒

大子・袋田の滝できょうから「氷瀑まつり」

ライトアップ試験点灯、幻想の世界演出

 大子町の袋田の滝で二十五日から始まる「氷瀑まつり」(同町、同町観光協会主催)を前に、二十四日夜、恒例のライトアップ(期間中の午後五時から八時まで)の試験点灯が行われた。
 大子地方は今月十六日にマイナス八・八度まで下がり、滝が九割まで凍結した。現在は、雨の影響で水量が増えたため、氷結が溶けている。水戸地方気象台によると、今月いっぱいの気温は平年並みか低いとの予報で、再び氷結することが予想される。
 この日は、大型投光機五台を設置して滝をライトアップし、幻想的な世界を演出した。滝つぼ近くのつり橋にも約二万球のイルミネーションと、橋を渡った先にはぼんぼり二百二十個を点灯させた。
 まつりは今年で四回目、冬の風物詩として定着しつつある。初日の二十五日と二月一日の両日には、滝トンネル入り口で先着三百人に無料で甘酒を振る舞うほか、二十六日と二月二日の午後五時から観瀑トンネル入口で、おくくじ響太鼓のメンバーによる特別演奏会が行われる。
 同じ二月二日には同町池田のホテル奥久慈で「全国氷瀑俳句大会」も開かれるなど、期間中は多彩なイベントを予定する。同まつりは二月二日まで。問い合わせは同町観光協会(電話02957・2・0285)。

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