2003年2月5日

つくば活性化懇談会を7日旗揚げ

エクスプレス開通後を考え直す

 つくばエクスプレス開通後のつくば市のまちづくりについて提言しようと、独立行政法人や企業のトップ、自治体関係者らが「つくば活性化懇談会」(座長・伊藤滋早稲田大教授)を七日旗揚げする。
 研究機関の集積が進みながらも、次のステップが見えてこない同市の将来について改めて考え直そうと、都市計画コンサルタント会社社長の司波寛さんの呼び掛けで発足させる。片山恒雄・防災科学技術研理事長、合志陽一・国立環境研理事長、藤沢順一同市長らに加え、県の滝本徹、花岡洋文両部長も委員として参加する。最終的に委員は十四人前後になるという。
 都心部をはじめとした沿線開発の在り方、科学技術の産業化、田園都市づくりなど、つくば全体の課題について自由に議論し、政府や関係機関、市民に対して提言していく。
 七日午後三時半から、東京都千代田区の霞山会館で初会合を開く。二カ月に一度の割合で開催し、六月にも第一次提案書をまとめ、発表したいとしている。
 司波さんは「ボランティア的な活動で、つくばに関する賢人会議と評してもらえる活動を目指す」と話している。

つくばに「防犯サポーター」誕生

市内パトロールで犯罪を抑止

 つくば市は、犯罪を抑止するため、市内パトロールなどを行う「防犯サポーター」六人を採用、このほど辞令を交付して、活躍に期待を寄せた。市町村が独自に専門職員を雇用し、防犯対策に乗り出すのは全国的にも珍しいという。
 昨年度、同市の刑法犯事件の認知件数は約三千八百件で、十年前の約千八百件に比べ、倍以上に跳ね上がった。特に、車上狙い、自転車やバイクの窃盗など身近な犯罪が増えている。
 犯罪件数を十年前の水準にまで減少させ、安心して暮らせる安全な地域づくりに取り組もうと昨年六月、市議会が「安全安心まちづくり都市宣言」を議決、市は同十月に「市民生活安全推進条例」を施行している。
 具体的な防犯対策としてサポーター制度を導入した。
 サポーターは広報紙で募集、男性十八人が応募し、警察OB、退職者ら二十五歳から六十四歳までの六人を採用した。
 市内の犯罪多発地域で日中や夜間、パトロールを実施するほか、ショッピングセンターなどの駐車場で、被害に遭いやすい車や自転車などにメモを挟んで注意を呼び掛ける防犯診断などを行う。犯罪抑止と共に、市民の安心感を高める効果を狙っている。
 市市民環境部の来栖光彦参事補は「自分たちで安全を確保しなければならない時代。サポーターをリーダーにして、犯罪抑止活動が市民の間に広まってくれれば」と話している。

市有地区画を公募販売〜土浦

21日まで募集、来月2日抽選会

 土浦市は、未利用地となっている市有地で、将来的に必要ないと判断した土地四区画(面積合計二千百十四・五平方メートル)を公募により売却する。これに合わせ市土地開発公社保有の二区画(千六百五十三・六六平方メートル)も売り払う。
 市有財産の公募抽選による売却事業は二〇〇〇年度から導入しており、今年度が三年目。募集期間は今月二十一日までで、来月二日に抽選会を行い、来月十日から十四日までに契約を締結する。登記手続は市や公社が行う。
 受け付け、問い合わせは市管財課(電話029・826・1111内線2225)か市土地開発公社(電話029・826・3383)まで。
 売却物件は次の通り。
 【市有地】(1)真鍋四丁目一一二四番一一(原野、三百四十七平方メートル)、価格千八百四十万円(2)菅谷町一二九一(雑種地、三百十八平方メートル)、価格百七十万円(3)大岩田一三八九の一(宅地、千百二十・五一平方メートル)、価格九百三十万円(4)大岩田一三八九の六など(宅地、三百二十八・九九平方メートル)、価格六百六十万円
 【公社保有地】(1)港町一の三四七一の一八など(各地、五百九十五・六六平方メートル)、価格九千二百万円(2)都和四の九八の一(原野、千五十八平方メートル)、価格千六十万円

新ユニホームで気分一新〜ホーリーホック

「シンプルで動きやすい」選手の評判上々

 サッカーJリーグ2部の水戸ホーリーホック(FC水戸)は四日、今季から選手たちが着用する新ユニホームを発表した。二〇〇〇年にJリーグに加盟してから初めてユニホームを新調したとあり、小林寛社長は「ユニホームも新しくなり、選手たちも気持ちを新たに頑張ってくれるはず」とコメントした。
 この日、選手の練習場所となっていた水戸市下国井町のJA農村研修館内でお披露目されたユニホームは、いずれも襟がない首周りがすっきりしたタイプに変更になったのが大きな特徴。胸には「ケーズデンキ」と、左袖には「トモヱ乳業」の二社のスポンサーロゴが入っている。
 ホーム用はクラブカラーの「ホーリーブルー」。これまでに比べ濃い色となり、アウエー用の方はこれまで同様に白を基調にしたカラーとなった。ホーム用のゴールキーパーはオンレンジ色に。真新しいユニホームを試着したFWの小野隆義選手は、「襟がなくなりシンプルになった。動きやすいかもしれない」と選手の評判は上々。
 小林社長は「できれば毎年ユニホームを変えていきたいし、スポンサーロゴも増やしたい」と話す。公式戦最初のホームゲームとなる三月二十一日のヴァンフォーレ甲府戦(会場・水戸市立競技場)から、ホーム用の新ユニホームのデビュー戦となる。なお、新ユニホームは開幕前に一般にも販売する予定という。

蔵の街・真壁で「ひな人形散歩」

江戸時代のものも含め32点

 古い街並みや土蔵など、歴史的建造物が数多く残る真壁町の中心商店街で、「蔵の街・真壁のひなまつり」が始まった。三月三日までの一カ月間、同町を訪れる観光客は昔懐かしい家並みを散策しながら、各種ひな人形が楽しめる。
 同町の若者ら十人ほどでつくる「グルッペ和の風」(柳田隆代表)が取り組むイベント。国の登録文化財に指定された見世蔵や旧家、旅館など二十一軒が参加、江戸時代から平成までの合計三十二点のひな人形が飾られている。
 四年前に柳田さんが山形県を訪れた際、ある町で家々の玄関にひな人形が飾ってあることに刺激を受け、企画を温めていた。昨年暮れ、商工業者や町職員らのメンバーらが酒を飲む機会があり、この話題に共鳴して準備に取り掛かった。
 知り合いに声を掛けたところ、次々に町民有志から参加の輪が広まった。その結果、江戸、明治、大正時代の貴重なもの、戦時中でも飾られた小さなひな人形も集まった。当家でさえ初めて目にするひな人形もあり、「先祖の供養になる」と喜ばれている。
 年代ものにはこだわらず声を掛けたため、「ずっとしまい込んでしまい、何十年かぶりで日の目を見た」と、親子で刺激になっている。順番に歩ける専用のマップも用意、休憩所などでは甘酒のサービス(土日、祭日)などもある。
 柳田代表は「寒い中、真壁を訪れてくれる人たちをもてなしたい。地元のお年寄りや子供たちにも楽しんでもらえるイベント。参加してくれる家々が主役になって輝いています」と話している。三月二日には流しびなを予定している。
 問い合わせは、蔵布都内の「和の風」(電話0296・55・1092)まで。

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