2003年1月7日
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| ●国民宿舎「水郷」、来月にも新浴室オープン |
| 料金は400〜500円の見通し |
| 利用者のサービス向上や日帰り入浴施設としての活用などを図るため、土浦市が同市大岩田の国民宿舎「水郷」に建設していた浴室が完成した。県土浦保健所の検査などが予定通りに進めば、二月初旬にオープンする予定。入浴施設は炭酸カルシウム人工温泉を導入して付加価値を高める。日帰り入浴料金は今月中に浴室検討会(座長・藤本明人助役)で決定するが、四〜五百円程度になる見通し。 減少傾向にある利用客のサービス向上を図るとともに、日帰り入浴施設として霞ケ浦総合公園利用者の利用を可能にする。二〇〇一年度に検討をスタートし、三カ年計画で整備を進めてきた。 「水郷」は、茨城国体開催前年の一九七三年にオープン。鉄筋コンクリート造り三階建てで、客室は三十室。多目的ホールや会議室、大広間などがあり、宿泊定員は百十五人。宿泊客は年間一万二千人、休憩や会議利用が五―六万人ある。しかし、浴室は小さく、合宿など大人数が宿泊する場合などに苦情があったほか、女性向けの浴室は四人程度しか入れないなど、特に貧弱だった。 新浴場は面積が五百四十九平方メートルで、うち増築が三百十四平方メートル、二百三十五平方メートルが改築。鉄筋コンクリート造り二階建てで、一階に休憩室(和室、二十五畳)やトイレ、ロビーなど、二階が浴室で、定員が男女各二十五人の浴槽、脱衣所、洗い場などを備える。総事業費は約二億八百万円。 外観は浴室からの眺望に配慮するとともに、同公園のオランダ風車などの景観に合わせ、八角形を四つ組み合わせたデザインにした。 料金は、「スーパー銭湯」などの民間施設が五百―六百円程度であることや、昨年六月にオープンした市ふれあいセンター「ながみね」が浴室と温水プールで三百円であることを参考に、四、五百円程度に設定する。 |
| ●つくば市で賀詞交歓会 |
| 市内外から約500人一堂に |
| つくば市新春賀詞交歓会(つくば市、筑波研究学園都市研究機関等連絡協議会、常陽新聞新社など主催)が六日、同市内のホテルで開かれ、研究機関や企業、市商工会関係者など約五百人が一堂に会して歓談した。 主催者の藤沢順一市長は「つくばエクスプレス開通を控え、あらゆる施設が目に見える形で整いつつあり、つくばで事業を展開しようという企業が出ている。今年を新産業を生み出す元年、長く住み続けるまちづくりをしていくための元年にしたい」などとあいさつ。 続いて丹羽雄哉衆院議員、市原健一県議、北原保雄筑波大学長らが祝辞を述べ、丹羽氏は「大都市圏と地方との経済格差が広がっているという見方もあり、市は独自の財源を考えて市民のニーズに即した行政を考えなければならなくなった。つくばはここにきて、新旧住民の交流やボランティア、スポーツ活動がたいへん盛んになるなど、一歩一歩魅力あるまちになってきている」などと話した。 アトラクションには作曲家の神津善行さん、女優の中村メイコさん夫妻が出席し、東京交響楽団アンサンブルによる演奏を披露した。 |
| ●コイ養殖業者の廃業にも対処 |
| 知事会見、水質浄化事業も視野 |
| 橋本知事は六日行われた定例会見で、コイヘルペス病(KHV)問題で養殖業者が廃業補償を求めていることについて、「業者の意向を踏まえて検討していきたい」とし、コイの処分については今月中旬に取り掛かれる準備を進めているとした。養殖業者が全面廃業した場合、霞ケ浦の水質浄化など環境対策事業に取り組むことを視野にいれていることも明らかにした。 「県住宅供給公社のあり方検討委員会」が、「廃止すべき」との報告書をまとめた同公社について、廃止時期や経営責任については示さなかったものの、「設立目的は達成している」とし、将来的には廃止することで、今秋にも県の基本方針を決めたいとした。 また、八ッ場ダム(群馬県)と湯西川ダム(栃木県)などダム建設負担金が大幅増になることで「なぜこんなに増えるのか」、首都機能移転問題では「いつまでかかっているのか」など疑問符を付けた。 |
| ●石岡巡回バス、開始から3カ月 |
| 1日平均利用者180人台をキープ |
| 石岡市で昨年九月一日にスタートした市巡回バスは十一月末までの三カ月間、一日平均百八十人台の当初利用見込みを維持し、好調に推移している。地域住民の足として定着し、不採算性を公費でバックアップしながら、お年寄りや子供たちの足としての存在価値を発揮しており、新たな公共交通の在り方を具現化しているようだ。市はさらに利用者の利便性を高め、利用者増を目指して意見や要望を求め、自由乗降も視野に改善策を講じたい考えだ 石岡市の巡回バスは、乗車区間に関係なく百円玉一つで乗れるワンコインバス。小学生は五十円で利用できる。定期券は大人一カ月三千六百円、小学生は千八百円。通院や通学など、日常的に往復利用する場合、格安な料金設定になっており、交通弱者の足を支えるこれからの公共交通手段だ。 市内を五ルートに分け、すべてがJR石岡駅を起点とする。羽鳥、神立のJR各駅にも接続し、二〇〇五年三月の合併後もスムースな運行を目指し、ワンコインとともに、広域的な運行が大きな特色だ。 九月のスタート時、一カ月間で一日平均一八十・七人の利用を得て、当初見込みをクリア。十月には百九十・八人、十一月には百八十四・〇人で日常の足として定着してきた。 ◇ 市など自治体が関わるバス運行の場合、これまでは境界を越え、隣接自治体にかかる路線の設定は国が認めてこなかった。しかし、規制緩和の流れの中で、合併後もにらんだ新たな試みとして認められ、利便性が飛躍的に向上。全国に高まる合併機運とも相まって、広域運行の実践事例として注目を集めている。 五路線はいずれも、採算がとれず廃止された路線や、廃線後、市が独自に赤字補てんしながら継続運行していた路線を再編成して誕生。新しい公共交通の在り方を模索する試行期間として、〇五年度の広域合併実現後を正式スタートに位置付け、事業展開している。 ◇ 開始後二カ月を経て、十一月からは石岡小児童の通学のために朝の便の時間を繰り上げる微調整を行ったが、そのほかは大きな変更はない。市は年度替りをとらえて新たな改善を加える見通しで、そのための利用者の声を求め、より効果の上がる改善に努める考えだ。 利用目標のクリアが続いている背景には、主にウイークデーに、お年寄りや子供たちなど交通弱者の日常的な足として確実に利用されていることが挙げられる。 通院するお年寄りからは数千円かかったタクシー代が、往復二百円で済むことへの感謝の声や、「停留所や便数を増やしてほしい」「小さなバスでもっと狭い道路にもルートを敷けないか」といった声も上がっている。 市は、これらの要望を受け、新たな公共交通輸送の運行に自信を深め、手を挙げるなど、何らかの合図で乗車できる自由乗降化の検討や、さらなる需要の掘り起こし、利便性向上に努める。 |
| ●きょう「春の七草」 |
| 代わりにとろろ汁をどうぞ |
| 七日は「七草」―。「春の七草」を入れて作ったかゆには、年間の邪気を払い、万病を防ぐ効果があるとされるが、実際に野山から七種集めてくるのは難しい。そこで、牛久市遠山町の農家、中村和子さんは「七草がゆの代わりに、滋養や強壮に効果のある自然薯(じねんじょ)で作ったとろろ汁をどうぞ」とPRしている。 「春の七草」はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七種。これらを入れて炊いたかゆを七草がゆと言い、正月七日に食べる習わしがある。 この習わしそのものも失われつつあり、かゆを作る家庭でも七草の代わりにホウレンソウを使うなど、内容はかなり変質している。それならばと、滋養や強壮に効果があり、健康食、自然食としても評価の高い自然薯のとろろ汁での代替をアピールしている。 日本原産の自然薯は、外国原産のナガイモ、ヤマトイモ、ツクネイモなどとは別のもの。従来は栽培が困難とされてきたが、中村さんの夫の清さん(昨年死去)らが研究会を作るなどして、十数年前から優良種の栽培に取り組み、事業化に成功した。 中村さん宅には、常連客やおせち料理に飽きた人などが次々と訪れ、会話を楽しみながら買い求めていく。すり鉢ですり上げたとろろは甘味があって、きめ細か。昔ながらのとろろ汁にピッタリだ。 「植え付けが難しいので、生産者の数は減ってきた。うちもおじいちゃんが亡くなって、自分の代で終わりかなと思っていたら、娘夫婦がやってくれると言ってくれた。大変だと思うけど、頑張ってほしい」と、目を細める。 後継者は長女の正枝さんと娘婿の貢さん。夫の死で衰えかけた営農への意欲が、娘夫婦の決断で技術の橋渡し役として再燃する年明けともなった。 「おじいちゃんと二人で育ててきた畑や技術、伝えられるものはすべて伝えたい」。中村さんは掘り上げた自慢の自然薯を手に、晴れやかに語った。 自然薯の購入希望者は、中村農園(電話0298・72・1520)まで。 |
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