2004年1月10日
|
| ●土浦で「新春の集い」−常陽新聞新社− |
| 県勢の発展を語り合う |
| 常陽新聞新社が昨年スタートして初の賀詞交換会
「新春の集い」が九日、土浦市の土浦京成ホテルで、
各界の代表ら約百八十人が参加して開かれ、県勢の発展について共に語り合った。 旧社はつくば市誕生直後の一九八八年から賀詞交換会を 「新世紀グレーターつくば新春の集い」としてつくば市で開催してきたが、 新社発足に伴い、原点に戻って土浦市で開催した。 (5面にグラフ掲載)集いは、西谷隆義取締役の「開会の辞」で幕開け、新社スタートからの経緯や集いの趣旨も紹介した。 来賓祝辞では、角田芳夫副知事、丹羽雄哉衆院議員、中川清土浦市長の三氏が登壇。角田副知事は昨年大きな問題となったコイヘルペスウイルス病(KHV)に触れ、災い転じて福となし、 栽培漁業の在り方の見直しや霞ケ浦の水質浄化問題を考えるきっかけとする意向を示した。 また、つくばエクスプレス(TX)の整備を契機に、 つくば周辺に新しいうねりが生じることを期待した。 丹羽衆院議員は東京圏と地方の格差が拡大しつつあるとされる実情も指摘しながら、TXの建設によって県南地域を再活性化させていかなければならないとした。中川市長は新市長として日本一住みよい土浦を実現するために市民一人ひとりと協働する決意を示した。 その後、坂本榮社長は新社スタートから現在までの経過を語りながら、新聞は 「情報を提供する商品」とし、読者に読みたいと思われる新聞づくり、広告主が広告を出したくなる新聞づくりに向けた決意を述べ、 参加者にも理解や支援を要請した。 県商工会連合会の沼尻博会長の音頭で乾杯、歓談に移り、参加者は懇親を深めていた。土浦市とび職組合の川島一男さんらによる木やりも披露され、 ムードを盛り上げた。 |
| ●調整区域に工場や研究所−つくば市方針− |
| 誘致促進へ立地条件策定 |
| 市街化調整区域にベンチャー企業を誘致するなど、
独自のまちづくりを検討しているつくば市は九日、「市街化調整区域における工場・研究所等の土地利用方針」
案を策定した。 二月初めに正式決定する。面積五ヘクタール未満の研究所や工場について、立地条件などを定めたもので、まず事業内容については(1)業務が市内の国や独立行政法人の研究機関と関連があり、相互に補完活用が図られる(2)つくばエクスプレス (TX)沿線の区画整理事業区域内には立地できない(3)研究対象が市街化調整区域にあるため調整区域への立地が求められる―などとした。 さらに立地場所について(4)すでに都市計画法に基づく開発許可を受け、現在は遊休地となっている工場や店舗、ホテル、ガソリンスタンドなどの跡地についても立地を認めるとした。 五ヘクタール未満の開発は市に開発許可の権限があり、 市はこれら四つ条件のうちのいずれかに該当すれば、開発を認める方針。 一方、五ヘクタール以上の開発については、県の「県土利用の調整に関する基本要綱」に基づく知事の承認が必要。 市は研究機関が集積する「つくばブランド」を生かして企業を誘致し、新産業の創出や雇用拡大、税収確保を図ろうと、昨年十二月に「大規模開発事業の土地利用方針」を策定。 今回は十二月に策定した方針に基づき、工場や研究所について、 立地条件を新たに定めた。 |
| ●石岡、八郷は否定 美野里、玉里は可決 |
| 小川発議で4市町村議会臨時会 |
| 小川町の住民が美野里町、石岡市など四市町村の合併協議への合流を求めて直接請求した住民発議で、四市町村議会の臨時会が九日、一斉に行われた。 八郷町議会が全会一致で否決、石岡市議会が賛成一人で否決、美野里町、玉里村議会がともに全会一致で可決した。 この結果、小川町議会の審議結果を待つことなく、小川町の参入はなくなり、当面、四市町村でのこれまでの合併協議が進むことになった。 小川町議会は連休明けにも同発議を審議する臨時会の日程を決める見通しだが、 合流の道が閉ざされた中で、発議住民はじめ一般町民への意思表示をすることで一連の手続きが終了することになる。 この発議は合併特例法に基づいて昨年八月、千三百八人の有効署名とともに請求。同十一月に四市町村がそろって議会に提案する旨、小川町に回答していた。八郷町議会が十二月三十一日に任期満了を迎え、改選されたことから、各市町村が同町議会の改選後の一月早々に同日程で臨時会を開くことで一致。 九日の開催となった。 美野里町、玉里村については、消防行政を小川、美野里、玉里の三町村で行っていることや、 合併論議のスタート当初、三町村で足並みをそろえていた経緯などから可決は折込済みだったが、 石岡市や八郷町は四市町村の合併協議への影響を特に懸念し、合流には慎重な声も上がっていた。石岡市議会の審議では、これまでの四市町村での合併協議に悪影響を及ぼす懸念が大勢を占めた。 五月の四市町村合併協議会発足時点での合流時期尚早論や、美野里民からの住民発議を議会提案しなかったことなど、小川町のこれまでの事実上、合流を拒否する姿勢にも批判の声が上がり、結局、小川町民の合流要請の意思を尊重、実現させたい考えではほぼ一致するものの、 合流に伴う今後のスケジュールを考えた場合、事実上、来年三月末を目途とした合併が困難になり、 反対せざるを得ない状況が明確になる中で、賛成少数で否決した。横田凱夫市長は 「議会の判断を尊重する」とコメントした。 |
| ●「市のために役立てて」 |
| 土浦小児童 「商い体験」収益を寄付 |
| 昨年十一月に県内初の産官学連携で「商い体験学習」(キッズマート)を行った土浦市立土浦小学校の三年生児童が九日、同市役所に中川清市長を訪ね、売上金の一部を同市に寄付した。 同小学年主任の矢口洋子教諭の引率で市役所を訪れたのは、一組の池田諒君、二組の大森梨夏子さん、三組の磯山直秀君、四組の林田桃香さんの学級代表四人。中川市長に「土浦市のため役立てて下さい」と一万六千七百三十二円を手渡した。 キッズマートは、同小三年生百三十八人が「総合的な学習の時間」の中で取り組んだ。子供たちが種をまいて育てたベコニアやパンジーの鉢植え三百個にアクセサリーなどのサービス品を付け、 昨年十一月二十七日に川口ショッピングモールの四カ所で販売した。 店は一店舗八、九人の編成で、十六店舗が出店。店長、宣伝・会計担当など役割分担し、価格設定のほか、サービス品をどうすかなどをそれぞれ工夫した。心配された売れ行きだったが、三十分ほどで完売となり、売上額は四万二千四百五十七円に上った。 経費を差し引いた三万五千九百五円が収益となり、この中から同小一―三年生にドッジボールを寄付するなどした残りを市に寄付した。 中川市長に感想を求められた磯山君は「みんなで協力していろんな物を売り、 本当のお店みたいで楽しかった」と話した。 |
| ●この冬一番の冷え込み |
| 池には氷、ハクチョウ休息 |
| 九日の県内は冬型の気圧配置が強まり、各地でこの冬一番の冷え込みとなった。水戸地方気象台によると、鉾田で最低気温が氷点下七・八度となったのをはじめ、笠間で同六・八度、下館で同六・七度、大子で同六・〇度、水戸で同五・三度、土浦で同二・七度など、ほとんどの地点で冬日を観測した。 この冷え込みで、白鳥の飛来地として知られる美野里町部室の池花池は同日、岸近くを中心に氷が張った。池にはオオハクチョウとコハクチョウ合わせて十数羽のほか、カモ類が二百羽ほど羽を休めていたが、氷の上を歩いたり、動かずにじっと氷の上に立っている水鳥の姿が見られた。 予報では、冬日は続くものの、十日は冬型がやや緩み、日中の最高気温は一一度程度と三月上旬並みになるという。 |
headlinenews |