2004年1月14日
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| ●波崎ダイキン工場で爆発 |
| フッ素樹脂製造工程で |
| 十三日午前八時五分ごろ、波崎町砂山、大手エアコンメーカー、ダイキン工業(大阪市北区)の鹿島工場(木附和人工場長)でプラントが爆発し、炎上した。消防が消火に当たり、同九時四十五分に鎮火した。社員の大村ふみこさん、日川光春さんなど三人が重軽傷を負った。鹿嶋署が事故原因を調べている。 調べなどによると、鹿島工場ではフッ素樹脂を製造していた。プラントは九階建てで、二―四階部分が爆風で吹き飛び、金属片や外壁の一部などが数百メートルにわたって周囲に飛び散った。工場の周辺を走行していた車三台に飛んできた物が当たり損傷した。 負傷した日川さんはプラントの制御施設への出勤途中、飛散したガラス片で額を約五a切った。大村さんはプラントの回転機などの点検作業中に飛散した物が肩に当たって骨折した。 鹿島工場では十二日午後三時ごろ停電が発生。通常二十四時間稼働の同プラントも稼働停止となり、再稼働の準備中に爆発が起きたという。 ダイキン工業によると、鹿島工場は一九八三年に稼働。敷地面積は約二十四万七千平方メートルで、事故があった現場のプラントは敷地のほぼ中央部分。同工場での爆発事故は初めてという。 同社は業務用エアコンで国内一位、家庭用のエアコンも製造している。 |
| ●県信新たなスタート |
| 貯金量9千億円、県内4位 |
| 県信用組合(幡谷祐一理事長、本店・水戸市)、勝田信用組合(鈴木誉志男理事長、本店・ひたちなか市)、日立信用組合(大貫浩士理事長、本店・日立市)が合併し、新しい県信が十三日にスタートを切った。合併に伴い、新生県信の預金量は九千億円を超え、常陽銀行、関東つくば銀行、水戸信用金庫に次ぐ県内四番目の金融機関に。鈴木理事長、大貫理事長は常務取締役に就任した。 合併をめぐっては、三信金の理事長が一昨年十二月、県内信組のあり方を話し合ったのを皮切りに、昨年四月に基本協定書を結んで合併を発表。十月に合併契約書に調印、十一月には三信組の総代会で承認された。 合併後は、預金積金九千百九十三億円(二〇〇三年十二月末の三信組の単純合算)、貸出金五千七百一億円に拡大。〇四年三月期見込みの自己資本比率は9・35%となる。 店舗数は、同じ地区の競合店舗を整理し、三信組の単純合計八十七店を七月までに、八十四店(うち四出張所)に統廃合。役職員数は一千三百八十人に。 中小零細企業相手の金融機関だけに、合併しても出先機関の併合は最小限に止め、リストラ効果は少ないが、県北の店舗網が充実し、特に県信の店舗がなかった高萩市、十王町に店舗ができることで、全県を営業エリアに収めることとなる。 一方、合併に伴う顧客の不便さは、基本的にないものの、これまでの勝信、日信の利用者は通帳や振込、給与の受け取りで手続きが必要になる。 県信は一九五〇年十一月、県商工信用組合として発足。八三年に県信用組合に名称を改め、九〇年に大子信用組合を併合した。勝信は五三年、田町信用組合として発足し、五六年に勝田信用組合に改称、日信は五〇年五月に発足した。 同日は午前八時十五分から、水戸市大町の本店五階大会議室で、本部職員約二百人が出席して式典。幡谷理事長が「今までの通り、地域に根ざした経営をし、業界のトップとして、理想的な企業を目指したい」と意欲を語った。 この後、本店営業部一階玄関前で、来賓の橋本昌知事、加藤浩一市長と、幡谷理事長、鈴木常務、大貫常務、水野谷彰専務理事の六人でテープカット。新たな門出を祝った。 ◇ 主な役員は次の通り。(敬称略) ▽理事長=幡谷祐一▽副理事長=大槻勇夫▽専務理事=水野谷彰▽常務理事=島田卓光、渡辺武、菊地正光、幡谷信勝、鈴木誉志男(勝田信組理事長)、大貫浩士(日立信組理事長) |
| ●小正月の風物詩どんど焼き |
| 景観にとけこむ大神木 |
| 小正月の伝統行事として、県西地域などに根付くどんど焼き。十四日夕には、高さ十メートルにもなる大きな円すい形をしたシンボルの神木(どんどや)に一斉に火が放たれ、あちこちでかがり火の幻想的な夜景が楽しめる。 もともと悪魔を払う火祭りとされ、今では親子で取り組む地域子供会のコミュニティー活動として人気がある。あちこちで、とんがり帽子のようなどんどやが地域景観に溶け込み、正月の風物詩にもなっている。 どんどやでは、古くなった護符や正月の松飾り、縁起物のだるま類などを子どもたちが各家庭から集め、燃やされる。この火で焼いたもちを食べると、病気をしないと伝えられ、子どもたちは青竹の先に丸もちを突き刺して焼く。 |
| ●医療費未収、4年間で1億800万円 |
| つくば市内の14病院 |
| つくば市内の十四病院(ベッド数二十床以上)で、一九九九―二〇〇二年度まで四年間に、医療費未収金は累計で二千六十九件、計一億八百万円に上ることが、「つくば保健所管内病院長懇談会」(議長・折居和雄筑波学園病院長)の実態調査でわかった。失業者の増加などで、健康保険未加入や、生活に困窮する患者が増えているのが要因。未収金の実態調査は県内で初めてで、全国的にもあまり例がないという。 未収金は ▽一九九九年度=九十六件、約五百万円(九病院の合計) ▽二〇〇〇年度=七百二十件、約四千百万円(十二病院) ▽〇一年度=七百九十五件、約四千万円(十二病院) ▽〇二年度=八百四十七件、約四千百万円(十四病院)。 要因別では、二〇〇二年度の場合(1)債務者不明確(労災請求後、労災不支給決定や、入院後死亡など)が最も多く二百六十六件(2)生活困窮が二百二十七件(3)支払いの意思がない不誠意が百九十八件(4)保険証なしで来院し退院後連絡が取れない住所不定者が九十六件(5)不法滞在外国人が六十三件。 日本人の場合、高額医療費の助成制度や生活保護などの救済制度を活用できるが、不法滞在外国人の場合、制度を活用できず、未収金が高額になっているという。 一方、未収金に対し県は、救急医療を対象に助成しており、県全体の助成件数は ▽一九九九年度=二百二十六件 ▽二〇〇〇年度=三百八件 ▽〇一年度=三百三十七件 ▽〇二年度=三百五十二件と年々増加している。 助成制度があるのは全国で八都県のみだが、助成対象が救急車による搬送、入院後十日間のみなど限定されている。 今回、実態調査を実施した同病院長懇談会では「未収金は病院経営に大きな損害を与えている」として、今後、県医師会や県病院協会などと共に、(1)悪質なケースは司法に告発し対応を求める(2)健康保険証の悪用を防止するため写真を添付する(3)不法滞在外国人については住所の確認など警察や入国管理局の支援を得る―など対策を検討したいとしている。 |
| ●カクテルコンペティション盛況 |
| バーテンダー「茨城県一」決まる |
| バーテンダー茨城県一を決める大会が、水戸市の結婚式場、サンシャイン常陽で十二日に開かれた。オープンカクテルコンペティション。主催は、日本バーテンダー協会茨城支部(田村荘一支部長)で、ユニオンフード(福家徹社長)が協賛。華麗なシェーカーさばきと、オリジナルカクテルが観客を魅了した。 出場選手は、黒のスラックス、白のシャツと蝶ネクタイに、クリーム色の上着か、黒ベストと折り目正しい正装。プロの技術競技大会、プロアマの創作カクテル作りで、テクニックとセンスなどを競い合った。 一般公開のカクテル作りには、プロ十二人とアマ六人の計十八人が出場。まず、グラスに氷で冷やし、同時にリキュールやウォッカなど、素材をシェーカーに入れ、氷を加えて軽やかに振ると、シャカシャカと軽快な音が会場に響く。 グラスに注がれたカクテルは、赤、青、ピンク、白など色とりどりで美しく、果実などで飾りつけた作品も。「春心」「花一輪」など、思い思いの作品名がつき、そのセンスや見栄え、技やマナーなども、味や香りと共に審査基準になる。 技術競技大会は、フルーツカットや、課題カクテル作りが採点項目に加わる。フルーツカットは、課題の果物を切り分け、大皿に盛りつける競技。切断面の滑らかさで技術、盛りつけで商品価値を競い、素晴らしいナイフさばきを見せた。 大会は今年で五回目を迎える。非会員のプロや、素人の愛好者に門戸を開くため、オープンコンペティションと名づけた。競技終了後は、観客参加のパーティーに。百二十人を超える人たちが、創作カクテルの試飲を楽しでいた。 同コンペティションの優勝者は、プロの部が谷和原村の西塔敦さん、アマの部が水戸市の長谷川恭夫さん。プロジュニアの部(二十五歳以下)は、水戸市の飯島芳智さんが一位、プロの技術競技大会は、土浦市の五頭利明さんが制した。 大会は、全国技能競技体支部大会と、全国ジュニア大会の支部予選を兼ねる。五頭さんは、二月に開く関東大会の出場権を獲得。上位入賞なら全国大会に出場する。 飯島さんは、六月の全国ジュニアに出場が決まった。ジュニア部門は、カクテルコンペティション形式。昨年の大会では、土浦市の青山千恵さんが、ジュニア日本一に輝いている。 プロの部で優勝した西塔さん、青山さんの二人は、阿見町のバー・セルフィッシュに勤務。青山さんは今回、プロの部で二位となっており、同店ではダブル受賞となった。 |
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