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2004年1月22日
●新治村、つくば市と合併断念
枠組みは土浦市を軸に模索
新治村議会の市町村合併特別委員会(渡辺良人委員長)は二十一日開き、完賀浩光村長がつくば市との合併について「合併特例法期限(二〇〇五年三月)内の合併は難しい」との見通しを報告、議会としても大筋でこれを了承、期限内合併を断念した。今後の対応については完賀村長に一任、合併の新しい枠組みについて可能性を模索しながら政治判断することになり、土浦市との合併を軸に調整が進められる見通し。

同村は土浦、霞ケ浦、千代田の三市町との合併協議が昨年八月に壊れたのを受け、住民アンケートの結果も踏まえ、つくば市との合併を模索。しかし、つくば市は今年秋に市長選と市議選を控えているなどの事情から、期限内は難しいとの感触を得た。

同村をめぐっては、法定協を設置済みの霞ケ浦町・千代田町が合流を呼び掛けているほか、中川清土浦市長が四市町村の合併再協議を三町村に要請。しかし、二町の法定協が昨年暮れにスタートし、四市町村の再協議は難しくなっている。

同村は「合併せずに単独で生き残るのは不可能」との判断から、次善の枠組みを模索する方針。選択肢は二町への合流か、単独で土浦市との合併か―の二つに絞られる。中川土浦市長は昨年十二月の会見で、「結果によっては新たなアクションを起こすことも出てくるかもしれない」とし、四市町村が難しい場合、別の枠組みを追求する可能性を示唆しており、四市町村合併も念頭に、当面の課題として新治村との合併を進める可能性もある。

●新ショッピングセンター、3月19日にオープン−つくば
LALAガーデンつくば
三井不動産(本社・東京都中央区)は二十一日、つくば市小野崎の国道408号線沿いに建設中のショッピングセンター「三井ライフスタイルパーク」の施設名称を「LALAガーデンつくば」とし、三月十九日オープンすると発表した。

六十二店のテナントで構成する大型ショッピングセンターで、核店舗はカスミの食料品店「グラン・プルシェ」。店舗面積はショッピングセンター「クレオ」に次いで市内で二番目の規模になる。

敷地面積は約五万七千平方メートル、施設は鉄骨造り二階建てで、延べ床面積は約二万二千平方メートル、駐車場収容台数は千百台。

施設の基本デザインは、米国のモール建築家、フェルナンド・バァスケス氏が手掛け、ヨーロッパの街並みをイメージし、イタリア・トスカーナ地方の鮮やかな色彩を取り入れたという。

核店舗の「グラン・プルシェ」は新業態のスーパーマーケットで、「自然食品の豊富なお店」などをコンセプトに、生鮮売り場はヨーロッパの朝市をイメージ、こだわりや本物を追求する。

大型テナントはほかに、ベビー用品の「赤ちゃん本舗」が県内最大規模の店舗を出店。書店では「くまざわ書店」が市内最大級面積の書店を出店し、つくばのマーケットに合わせて専門書を充実させる。輸入ファッション雑貨の「エクセル」は、県内初出店で、エルメス、グッチ、シャネルなど世界の一流ブランド約一万点を取り揃える。

ほかにファッションでは、ワールド、イトキン、オンワード樫山などが出店。飲食では、イタリアンビュッフェの「パパゲーノ」、「スターバックスコーヒー」「タリーズコーヒー」など。

六十二店のテナントのうち三分の一が県内初出店となる。

営業時間は、カスミが午前十時から午前零時、物販店が午前十時から午後九時、飲食店が午前十一時から午後十一時などとなっている。

施設の管理・運営は、三井不動産100%出資の子会社「ららぽーと」(本社・千葉県船橋市、前田昌男社長)が実施。総事業費は約二十七億円、集客目標は年間四百万人、売り上げ予想は年間百十億円。

●文化財を守れ
児童ら参加し防火訓練
二十六日の「文化財防火デー」を前に、土浦市中央の亀城公園で二十一日、文化財防火訓練(市教育委員会、市消防本部主催)が行われ、地元の市立土浦小学校児童や地域住民らが参加してバケツリレーや消火器による初期消火訓練などが実施された。

訓練には同小児童や中央一丁目の住民が参加。市博物館職員が江戸時代や明治時代の消防用具を紹介した後、一一九番通報の訓練、バケツリレーや消火器による消火訓練のほか、消防車両による放水、救助工作者による訓練などが紹介された。

初期消火訓練では児童が競争しながらバケツリレー。子どもたちはバケツからこぼれた水にぬれながら、的をめがけて水を掛けていた。

文化財防火デーは一九四九年一月二十六日に法隆寺金堂壁画が焼損した日を定めた。

入札会場に「談合メモ」
業者を指名停止、やり直し
水戸市が発注する障害者施設の厨房(ちゅうぼう)機器をめぐる指名競争入札の会場で、落札業者が参加業者の入札価格などを記したメモを置き忘れていたことが二十一日、分かった。市側の聴取に対し、落札業者が談合を認めたため、市は同日、九カ月間の指名停止処分にするとともに、参加業者を入れ替えて入札をやり直すことを決めた。

市によると、昨年十二月二十五日、市役所の隣にある市民会館会議室で、市内の知的障害者通所授産施設のパン焼き器一式(予算額約五百八十万円)の入札を実施。終了後、担当職員が会場のテーブルの上に茶封筒を見つけた。

中を確認したところ、入札に参加した十一社(一社は当日辞退)の略称とそれぞれの入札価格を記した手書きのメモ、落札業者の社名入り封筒が入っていた。

市は今月に入り、参加業者に事情聴取。落札業者は「談合と疑われても仕方ない」と認めたが、残る全社は疑惑を否定したという。

同市は談合の疑いが強いとして、水戸署と公正取引委員会に通知した。

●井川投手起用の本県CMが完成
「一度はぜひ、茨城へ!」
井川投手の故郷へ一度は来てほしい―。大洗町出身で、プロ野球・阪神タイガースの井川慶投手を起用した本県の観光テレビコマーシャルが完成した。県のCMにスポーツ選手を起用するのは初めてで、井川投手はCM初体験という。県観光物産課では「井川投手の人気にあやかり、茨城県の知名度をアップさせたい」と期待している。

放映は二月一日からで、十五秒のスポットCM。関東地区がテレビ東京で百三十七本、関西地区では朝日放送四十五本、テレビ大阪で百四十三本の計三百二十五本。県のCMが関西に流れるのは初めて。

内容は、井川投手が「元気いばらき」の文字の入ったボールを投げ、「アクアワールド・大洗」「偕楽園」「あんこう鍋」「筑波山温泉」「つくばエキスポセンター」「袋田の滝」を紹介。井川投手が最後に、関東用では「週末はぜひ 茨城へ!」、関西用では「一度はぜひ 茨城へ!」と呼びかける。

撮影は、昨年十二月下旬に川崎市のスタジオで、四時間をかけて行われた。当初、緊張していた井川投手も監督に「いばらき」の発音を訂正するなどの一幕もあり、順調に行われたという。

漫遊いばらき観光キャンペーン推進協議会(会長・橋本昌知事)では一九八九年から、誘客促進とイメージアップのため、県内の観光資源を県内外に紹介するテレビCMを放映している。

本県への県外からの観光客は九割が首都圏からで、「盛り上がったタイガース優勝の勢いで、関西地区にもインパクトを与えたい」(観光物産課)という。CM企画は共同企画で、予算は制作・放送で三千五百万円。

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