2004年2月1日
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| ●魅力あるTX開発実現へ |
| 自然生かした住宅づくり提案 |
| つくば市内のつくばエクスプレス(TX)沿線開発の一環で、魅力あるまちづくりに役立てようと、専門家や市民活動家らが考えたまちづくりアイデアの発表会が三十一日、同市竹園のつくば国際会議場で開かれた。つくばの豊かな緑の中で、新エネルギー導入による環境配慮型住宅地をはじめ、自給自足や資源循環が可能な現代版民家生活型の住宅地づくりなどが提案された。沿線開発事業主体の県や都市基盤整備公団は今後、アイデア実現に向けて、沿線の居住希望者や住宅関連事業者などに提案していく考えだ。 まちづくりアイデアの検討には、筑波大学芸術学系の渡和由助教授を総合プロデューサーにして環境、都市、建築デザイン関連の大学、研究機関の専門家やJA、商工会、NPO、学生らが参加してきた。 昨年七月にアイデア会議が発足。住宅系、にぎわい系、生活支援系の三部門で、六つのワークショップがこれまでに三十回の会合を開き、さまざまなアイデアを検討してきた。発表会には沿線開発区域の地権者をはじめ、住宅関連事業者や居住希望者らが来場した。 発表されたアイデアの中では、島名・福田坪地区に建設を提案している「雑木林のある温泉付き別荘風郊外環境共生住宅」が注目された。これはエネルギーシステムとして、タービンを回して熱と電気を同時に供給できるコージェネレーションシステムを導入する。 このシステムを雑木林の半地下に設置し、電力を供給する。廃熱を利用して地下水を温め、温泉を各戸に供給する仕組みだ。共用駐車場には太陽電池パネルを設置し、ここからも電力を供給する。雑木林は子供たちの遊び場や果樹園、農園として活用する。 民家生活型の住宅地は葛城地区で、さまざまな生活スタイルに合ったタイプを提案している。農園に定住し、自給的な農園生活をする「農園住宅」をはじめ、自給と販売を兼ねた「農園店舗」、自給と芸術家のアトリエなどに使う「農園長屋」、短期間の暮らしや週末・休暇に過ごす「農園小屋」の四タイプがある。 これらの農園では、農園住宅共同組合を設立して共同農園、共用施設の建設運営に当たる。共用施設には肥料小屋や休憩所、作業小屋、共同風呂などがあり、農園小屋の賃料収入を共用施設の維持管理費に当てる。 このほかにも「つくば方式」として、田園地帯に囲まれながら、定期借地とコモン(共同利用)を活用した居住者参加型による共同管理型の戸建て住宅地づくりなどが提案された。 沿線に居住を希望するつくば市内の男性は「自然環境が豊富なつくばならではのアイデアで、住みたくなるような夢のある住宅地づくりだ」と興味を示していた。 |
| ●高校生が「守る会」設立 |
| 日立電鉄存続求め、署名活動 |
| 日立市と常陸太田市を結ぶ鉄道、「日立電鉄線」が来年三月、廃線決定を受け、通学の足として利用している高校生らが三十一日、常陸太田市稲木町の佐竹高(竹下威男校長)に集まり、同線の維持存続を求める会を発足させた。生徒会を中心に署名活動を展開する一方、行政にも協力を求めていくことなどを決めた。また、利用者の意見を関係者に聞いてもらうフォーラムも計画していく。 連絡会の結成総会には、佐竹高、太田二高、日立工高の生徒会役員など十六人と里美高、日立商高の生徒会顧問の教諭らが参加。各校の生徒会が実施したアンケート調査の結果を報告し合った。佐竹高から連絡会の結成と申し合わせ事項が提案され、承認した。 生徒会役員が出席した三校で連絡会を立ち上げ、今後他校に参加を呼びかけていく。正式名称として、「日立電鉄線の維持存続をもとめる高校生生徒会連絡会」とし、略称を「ちん電守ろう会」と決めた。 具体的には五千人の署名を集めるため、▽関係する十一高校の生徒一人ひとりに署名用紙を渡して集めてもらう▽連絡会三校の生徒会役員が関係中学校を訪問し、署名の協力を求める▽日立や常陸太田市など関係自治体の職員組合に協力を求める▽市内のスーパー、電鉄線の駅で街頭署名ーを行う。 また、県や日立市、常陸太田市に対して維持存続の支援を求める要望書を提出。電鉄線の維持存続を考えるフォーラムを開催し、利用者の声を行政や電鉄関係者に聞いてもらうことなどを決めた。 自治体への要望書は、日立電鉄の取締役会の開催も考慮して、九日に提出。二十一日にはフォーラム開催、三月一日には電鉄本社を訪れることとした。 会長に選ばれた佐竹高の生徒会長、渡辺博則君は「友人も地域の人も困っている。古い電車に愛着を感じている」と意気込みを語った。 佐竹高の生徒は五百八十九人で、うち約三十人が電鉄線を利用。このほか沿線十四校で八百人を越える生徒が利用している。時間が正確で、混雑も緩やかなこと、長年馴染んできた輸送機関であることなどから存続の声が多いという。また、部活動で日立市内に出かける場合など、生徒にとっては切実な問題になっている。 電鉄線は、年間乗客数が十年間で約54l減少し、累積赤字は約四億円に上るという。施設の老朽化も深刻で、乗客減少と設備投資への負担を賄えない状況。電鉄線を運営する日立電鉄(本社・日立市)では、臨時株主総会を開き、廃線を報告、三月下旬には国土交通省に届け出る予定だ。 太田二高一年の小泉早苗さんは、日立市内から通学。予定通り廃止されると、三年生の時になくなってしまう。「生活圏内に駅があり、電鉄線がなくなると通学もできなくなる」と困惑している。 佐竹高の生徒会顧問の篠原睦美教諭は「利用者や不便になる生徒たちの声を大切にしたい。中学生の進路問題にもつながること」と、生徒たちが地域社会の問題に取り組む姿勢を応援したいと話している。 |
| ●花の展覧会始まる |
| 特別賞に27点−土浦− |
| 第二十二回土浦市花の展覧会(土浦市などでつくる実行委員会主催)が三十一日、土浦市大和町のウララビル五階県県南生涯学習センター多目的ホールで始まり、土浦市周辺の生産者が丹精込めて育てた花きが展示されている。一日午後二時まで。 出展されたのは切り花類百五十六点、枝物類百二十二点、フラワーアレンジメント類などその他六十四点の計三百四十二点。三十日に開かれた審査会(審査長・兼村清雄土浦地域農業改良普及センター長)で、金賞十八点、銀賞十九点、銅賞二十六点の入賞者が決まり、その中から特別賞二十七点が選ばれた。 会場には色とりどりのアルストロメリアやバラ、フリージア、チューリップなどが展示され、訪れる人の目を楽しませている。二日間とも先着百人に花が無料配布されるほか、二日午後二時からは出品花の即売も行われる。 第二十二回「土浦市花の展覧会」特別賞受賞者は次の通り。(敬称略) ▽土浦市長賞・川真田誠(土浦市、ユキヤナギ)▽知事賞・大関正(同市、アルストロメリア)▽県農林水産部長賞・大山美枝子(牛久市、フリージア)▽県県南地方総合事務所長賞・中川秀樹(新治村、アカメヤナギ) ▽県農業総合センター長賞・湯原浩司(土浦市、アルストロメリア)▽県土浦地域農業改良普及センター長賞・小林繁雄(同市、バラ)▽霞ケ浦町長賞・白井忠男(霞ケ浦町、シンビジュウム) ▽新治村長賞・中川秀樹(新治村、セッカヤナギ)▽土浦市議会議長賞・久家秀子(土浦市、サンゴミズキ)▽霞ケ浦町議会議長賞・浅野寛(霞ケ浦町、デルフィニューム)▽新治村議会議長賞・栗原正司(新治村、アカメヤナギ) ▽土浦市議会産業経済委員長賞・久家秀子(土浦市、フラワーアレンジメント)▽土浦市農業委員会長賞・久家源一(同市、アルストロメリア)▽全農県本部運営委員会長賞・矢口裕子(同市、シニアータ) ▽JA土浦理事長賞・斉藤礼子(同市、カーネーション)▽日本花き生産協会長賞・栗山芳之(同市、アルストロメリア)▽園芸いばらき振興協会長賞・小林美津子(同市、バラ) ▽県花き園芸協会長賞・栗原仁(新治村、ウンリュウヤナギ)▽土浦花き市場賞・中山みつい(牛久市、ユキヤナギ)▽土浦生花市場賞・萩島芳枝(土浦市、フラワーアレンジメント) ▽第一花き賞・飯村光雄(新治村、ヒメアカメ)▽東京フラワーポート賞・赤根孝(土浦市、アルストロメリア)▽世田谷花き賞・飯村富子(新治村、フラワーアレンジメント)▽仙花賞・宮本学教(土浦市、オンシジウム) ▽第一園芸賞・荻島宜司(同市、アルストロメリア)▽千葉県中央花き卸売賞・栗原正司(新治村、ドラゴンヤナギ)▽大田花き賞・酒井二三男(同村、コウリヤナギ) |
| ●旭村で自警団結成 |
| 犯罪の未然防止、防犯意識向上へ |
| 旭村で、住民が自警団を組織し、結成出陣式をこのほど、同村造谷の村東部地区学習等共用施設で行った。鉾田署(塩原仁署長)の指導を受け、防犯連絡協議会旭支部(米川博美会長)会員や、地元住民ら百四十人が参加。犯罪の未然防止や、住民の防犯意識向上を目指す。 村では空き巣や、児童生徒の登下校時の声かけなどが相次ぐことから、地元住民から自警団結成の動きが高まった。このため、同署が防犯連絡協議会と協力、管内初の発足が実現した。 席上、米川支部長は「犯罪の未然防止には、自分の地域は自分で守るという意識が不可欠」とし、「警察と連携し、息の長い防犯活動を続けたい」と誓いを述べた。塩原署長は「今後、ほかの自警団のモデルになるような、防犯活動をともに進めていきたい」と述べた。 この後、団員は三班に別れ、役場の交通指導車などを利用し、警察の駐在所がある同村荒地地内、樅山地内、造谷地内の三方向にパトロールに向った。 自警団では今後も同体制で、昼夜時間を分担し、出来る限り連日のパトロールを目指すという。 同署管内の自警団結成は初めて。県内各署では二十二番目、団体として五十二番目の発足となる。治安悪化に伴い、自主防犯意識が県内でも高まってきた。 |
| ●ゴミの多さに悲鳴 |
| 霞ケ浦で清掃大作戦 |
| 霞ケ浦市民協会(堀越昭理事長)とバス釣りトーナメント団体のWBS(ワールド・バス・ソサイエティ)は三十一日、霞ケ浦の注ぐ桜川河口付近で、「霞ケ浦清掃大作戦」と銘打って約八十人が参加して合同の清掃活動を行った。 WBSが主催して取り組んできた「第四回霞ケ浦防塵挺身隊」に、同市民協会人ひとプロジェクト、土浦青年会議所(中島裕一理事長)と土浦JC霞ケ浦委員会も協力。 午前十時に同市蓮河原の霞ケ浦河川事務所土浦出張所の船溜まりに集合した参加者は、湖岸と水上班に分かれ投棄されたゴミを回収した。 この後、拾い集められたゴミを堤防に仮置きし、輸送班の手によって、集積場となっている船溜まりの分別班までトラックでピストン輸送。 分別班は、運ばれて来るごみの量と種類の多さに悲鳴をあげながら、燃物と不燃物に分別していた。参加者からは「霞ケ浦はごみの百貨店になったのか」とため息ともいえない声が上がっていた。 この日は、同出張所を基点に、霞ケ浦総合公園方面まで、約二キロの湖岸を水陸両面から徹底的に回収。中には湖底に捨てられた大型トラックの古タイヤやバイクにロープを付けて、参加者が力を合わせて引き上げるという場面もあった。 清掃終了後、煮込みうどんなどを食べながら昼食交流会。参加者は、ゴミ拾いの感想や意見交換会を行った。 |
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