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2004年2月3日
旭村、大洗町と合併へ
住民の希望踏まえて
旭村議会の全員協議会が二日、村内全戸を対象に行われた住民アンケート調査の結果を踏まえて行われ、議会は大洗町との合併を進めていく方針で一本化し、酒井長敬村長にこの意向を伝えた。酒井村長も議会の意向は重視するとみられ、合併の相手先を「鉾田・大洋村」から「大洗町」に方針転換する可能性も出てきた。

旭村で一月十四日から村内全戸を対象に行われていた合併相手先を問う住民アンケートの結果がこのほど明らかにされた。それによると、「鉾田町・大洋村」「大洗町」「単独」の三項目の中で、「大洗町」が全体の六割以上を占め、住民の希望として最も多かった。

全員協議会はこの結果を踏まえて開かれたもので、対応を協議。議会として、「大洗」に一本化し、四日に大洗町議会に結果を伝えることにした。

二〇〇二年十月に続く二度目の住民アンケートでも「大洗町」希望が最も多かったことや、一月二十二日には「大洗町」希望の住民から、合併相手先を投票で決める住民投票条例制定を求める二千人以上の署名簿も提出されている。

酒井村長は昨年十二月議会で「鉾田町・大洋村」との合併を進める方針を示していたが、こうした流れの中で方針転換の可能性も出てきたようだ。

ただ、村、議会は今後も、(1)合併特例法期限内(二〇〇五年三月)の合併(2)対等合併(3)村を二分しない合併―の三条件は堅持する方針。

議会関係者によると、大洗町との話し合いの中で、この三条件を満たすことが難しくなれば、枠組みを「鉾田町・大洋村」に変更する可能性もあり得るという。

住民アンケートの回収率は78・1%(二千四百九十八世帯)。「大洗町」が63・2%(千五百七十九世帯)、「鉾田町・大洋村]が28・5%(七百十一世帯)、「単独」が7・4%(百八十五世帯)だった。

●鹿島アントラーズ新加入選手発表
全力でプレー違う
サッカーJ1の鹿島アントラーズは二日、鹿島市内のクラブハウスで新入団選手の発表をした。

今季新たに加入したのは、写真左から(←クリック)
 GK:小沢英明
 FW:ファビオ・ジュニオール
 FW:田中康平
 DF:岩政大樹
 MF:増田誓志
 DF:新井場徹
 GK:杉山哲
の七選手。

活躍が期待される新井場選手は「優勝するために来ました。それに貢献できるように頑張ります」と話し、元ブラジル代表のジュニオール選手は「数多くのチームを渡り歩きタイトルを取ってきた。鹿島でも数多くのタイトルを取りたい」と抱負を述べた。

FC東京から加入した、地元・北浦町出身で水戸短大付卒の小沢選手は、「全力でプレーし一人でも多くのサポーターが来るように頑張ります」と気持ちを新たにした。
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J1鹿島が2日、鹿嶋市粟生のクラブハウスで今季新体制と新加入選手の発表をした。同席した牛島洋社長(61)は昨シーズンは1999年以来4年ぶりのタイトル無冠に終わったことから、今季チームのスローガンを「奪冠10」とし、王者復活に向け全力で戦うことを宣言した。

鹿島は03年天皇杯準決勝でC大阪に敗れ、昨シーズン3大会(リーグチャンピオンシップ、ナビスコカップ、天皇杯)は4年ぶりの無冠に終わった。課題の得点力不足を補うため、今季は元ブラジル代表のFWファビオ・ジュニオール(26)を新たに獲得した。

この日、ジュニオールら新加入選手3人と新人4選手を前にして牛島社長は、「10個目のタイトルを何としても奪い取るためにチーム一丸となって戦い抜きたい」とし、新加入選手の紹介についても「的を絞ったいい補強ができた」と感想述べた。

またチームを指揮し5年目を迎えるセレーゾ監督(48)は、「若手選手に経験豊富の選手を入れていい形で補強ができた。(奪冠10)目標を必ず全員で達成させたい」と決意を述べた。

チームは9日から20日まで宮崎でキャンプを行う。開幕戦は3月13日のホーム・カシマスタジアムのG大阪戦。

●2市村合併も視野に−土浦市長
定例記者会見で見解
土浦市の中川清市長は二日の定例記者会見で、合併問題への対応について「(千代田町、霞ケ浦町、新治村との)四市町村合併が現実に困難な現状では、まだ決まったわけではないので引き続き(四市町村合併に)努力はするが、(現実的には)新治村との二市村枠も選択肢として考えなければならないと思っている」と述べ、千代田町、霞ケ浦町の二町合併協議が動き出した現状を踏まえ、二市村での合併枠組みを選択肢の一つとして視野に入れる段階にあるとの認識を示した。

ただ、二市村合併実現に向かって、同村に働きかけるなどの具体的な動きについては明言を避け、「相手とのタイミングを見て、市議会とも一緒に取り組まねばならない」と、相手の意向も尊重し、市議会とも協議しながら慎重に対応する考えを示した。

●ディーゼル機関車清掃
鹿島鉄道常陸小川駅で
関鉄レールファンクラブ(十文字義之会長、事務局・東京都新宿区)と関東鉄道(飯塚勲社長、本社・土浦市)は十四日午前九時から、鹿島鉄道常陸小川駅で静態保存中のディーゼル機関車(DD900形901号機)を共同で清掃、補修(メンテナンス)する。作業後、本物のプレートを付けて撮影会も行えるようにし、ミニ観光スポット化も目指しながら、鉄道への親しみを深めたい考えだ。先着五十人にオリジナルのカンバッジをプレゼントする。雨天時は二十一日に延期。

容姿から「カバ君」の愛称で親しまれているこのディーゼル機関車は、取手―下館を走る関東鉄道常総線で活躍後、鹿島鉄道で貨物輸送を担ってきた。

しかし、航空自衛隊百里基地への燃料輸送がトラック輸送に切り替わり、二〇〇〇年十月から、同駅構内で保管されてきた。活躍の場を失い、風雨にさらされ、さびも目立ち始めたため、ファンクラブが清掃と補修に乗り出した。

ディーゼル機関車の機能や状態を維持、確保し、社会的な財産を守って、皆で鉄道を守る気運を高めようと、ファンクラブがボランティアで活動に乗り出した。

作業は車体を洗い、ワックスをかけ、台車周りを磨き上げる。一般の参加、見学も自由にでき、撮影会も準備。低年齢児童は保護者同伴のこと。なお、駐車場がないため、車での来場は控え、鹿島鉄道の「一日フリー切符」の利用を呼び掛けている。

問い合わせは、関鉄レールファンクラブ事務局(電話03・5360・8131)まで。

●秩父事件テーマの映画「草の乱」
水戸で神山監督が講演
秩父事件を映画化した「草の乱」の神山征二郎監督が二日までに、水戸市笠原町の県開発公社内で講演した。映画完成上映会は十一月に予定されており、監督は「応援してよかったと喜んでもらえるよう頑張りたい」と、意気込みを語った。

神山監督は一九四一年、岐阜市生まれ。新藤兼人、吉村公三郎、今井正監督らの助手を経て、七一年、「鯉のいる村」で監督デビュー。代表作に「ふるさと」「ハチ公物語」「月光の夏」「白い手」「ひめゆりの塔」「郡上一揆」「大河の一滴」など。第五十四回中日文化賞、岐阜市民栄誉賞などを受賞している。

秩父事件は一八八四年、埼玉県秩父郡で起きた農民らの武装蜂起。自由と民権を求めた民と、暴動として軍隊で鎮圧しようとする国権とが衝突した。

講演で神山監督は、自主製作・自主上映映画としては最大級のスケールとし、製作費四億五千万円を短期間で集められたことが「映画への期待の大きさを感じさせた」と、撮影をほぼ終えた心境を語った。

主題歌などの音楽を担当しているフランス人の作曲家を訪ねた際のエピソードや、事件の首魁(しゅかい)・井上伝蔵の人柄、撮影中の打ち壊しシーンの迫力などをユーモアを交えて聞かせた。

また、主役を演じる緒形直人さんのセリフ覚えの良さや、六十五歳で病死する伝蔵を演じる際のやり取り、共演の林隆三、杉本哲太さんとの舞台裏の交流なども紹介した。

映画は、秋に全国上映予定で、県内の完成記念上映会は十一月十四日、水戸市民会館大ホールを予定している。

「草の乱」は、秩父事件百二十周年を記念した自主制作・自主上映映画として、〇三年十月に撮影をスタート。製作総指揮・砂村惇。製作・木原正敏、川嶋博。脚本・加藤伸代。総製作費四億五千万円。主なキャストは、緒形直人、藤谷美紀、田中好子、林隆三、杉本哲太など。

県内での問い合わせは、「草の乱」支援する茨城の会・茨城映画センター(電話029・226・3156)まで。

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