2004年2月4日
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| ●無業者を一貫して支援 |
| 雇用人材センター、水戸に設置 |
| 県は今年四月から、無業者の就職相談から能力開発、職業紹介までを一貫して支援する「ワンストップサービスセンター」(仮称・県雇用人材センター)を開設する。センターは水戸市三の丸地区に設置される予定で、県内四カ所には地区センターが整備される。 職業安定法の改正で、地方自治体でも職業紹介ができるようになった。現在、都内の足立区で特区適用を受け実施しているが、法改正に伴い県が職業紹介にまで踏み込むのは本県が初めて。 県労働政策課によると、センターの主な業務は雇用相談(雇用制度、各種講演会の案内、内職の紹介、あっせんなど)、キャリアカウンセリング(専門的な個別就職相談)、職業紹介(求人・求職情報管理、求職希望の選択助言、面接日程の調整など)、インターンシップ(職場体験)の推進、情報提供(求人、職業能力開発、資格取得、雇用関係の施策情報など)、出張キャリアカウンセリングによる高校、大学、市町村との連携強化―など。 求人情報や職業紹介については、厚労省所管の公共職業安定所との役割分担から、福祉分野の障害者雇用、県内への進出企業の求人など、政策雇用的な側面が強くなるという。 組織的には、県内四カ所の県地方総合事務所を活用。現在ある県民雇用相談コーナーや、就職サポートセンターなどを整理して地区センターとし、県南(土浦)、県西(下館)、鹿行(鉾田)の各地方総合事務所に設置する。 県北地域については、地方総合事務所が水戸市にあるため日立市に開設し、地区センターは日立商工会議所内に設置することが検討されている。 根本暁県労働政策課長は、「業務内容、サービスセンターの名称など、詰めの作業を急いでいる。職業紹介を行うには(茨城労働局への)届け出が必要であり、県議会との関係から業務開始は五月ごろからになると思う」と話している。 |
| ●県科学技術新興会議開催−つくば |
| 研究開発の強化テーマに |
| 県科学技術振興会議(委員長・村上和雄筑波大学名誉教授)の第三回会議が三日までに、つくば市のつくば国際会議場で開かれた。科学技術の振興の指針の策定や、関連施策を推進するための意見を聞く場として設けられた。工業、農業、医療、福祉、環境、防災、土木、情報の各分野から十八人の委員が参加した。 今回は、「研究開発の強化とその成果利用について」をテーマに、県立試験研究機関などの機能強化における課題と今後の方向性、主要論点の整理と今後の整理検討について意見交換した。 会議では、「(農業に関して)やる気のある特定の生産者に限定して研究者が直接技術を売り込むことも考えては」「消費者ニーズを中心とした必要な技術開発が行われるべき」「流通過程における技術革新も含めて考える必要がある」「科学技術面で高度な専門的立場から知事に助言できるなどの仕組みを設けては」などの意見が出された。 次回は三月二十四日に開催を予定している。 |
| ●水戸でまちづくりシンポジウム |
| 「治安の原点は地域」 |
| 県民一人ひとりの防犯意識を高めるための安全なまちづくりシンポジウムが三日、水戸市千波町の県民文化センターで開かれた。元警察庁長官で、前スイス大使の國松孝次氏の基調講演、オカリナ演奏、防犯活動を展開している県民によるパネルディスカッションの三部構成で行われ、約千七百人が安心して暮らせるまちづくりについて考えた。 國松氏は、長官時代に「被害者対策要綱」を制定、犯罪被害者の支援対策の強化に尽力した。現在は犯罪被害救援基金常務理事、全国被害者支援ネットワーク特別顧問、NPO法人救急ヘリ病院ネットワーク理事長を務めている。 講演では、「治安の安定していると言われるスイス」と日本とを比較し、地域の連帯感や社会の仕組みが犯罪抑止につながっていると説明。国内が貧しかったころ、二十ー三十人程度の小さな共同体をつくり、互いに生活を支えあった経緯を紹介。現在でも「国民皆兵や強力な自治意識が安全意識の土台になっている」とした。 現在の日本は「数字に表れない体感治安が悪くなっている」と指摘。「昔の日本にあった地域の連帯感を思い出してほしい。ちょっとした努力で回復できる」と、治安の原点が地域にあることを繰り返し呼びかけた。 パネルディスカッションでは、市川公明・県防犯協会専務理事、大窪修二・県PTA連絡協議会長、小林しらうめパトロール事務局長、高野賢・県安全なまちづくり推進会議委員、中山健二・県警本部生活安全部参事官、西村ミチ江・大好き いばらき県民会議構想委員らがパネリストとなって、「県民による安全・安心まちづくり」をテーマに、自分たちが取り組んでいる活動を紹介しながら、総合的な安全なまちづくりについて意見交換した。冨田信穂・常磐大学教授がコーディネーターを務めた。 |
| ●県ふるさとづくり大会開催 |
| モデル6事業を表彰 |
| 県ふるさとづくり推進センター(会長・斎藤和夫関城町長)主催の県ふるさとづくり大会が三日、水戸市千波町の県民文化センター小ホールで開かれ、ふるさとづくり活動モデル地域集落六地区が表彰された。 集落センターを拠点に活動している住民らが一堂に集まり、実践活動などを発表しながら、ふるさとづくりの意識高揚を図ろうとするもので、橋本昌知事や加藤浩一水戸市長ら来賓をはじめ約五百人が参加。八郷町在住のオカリナ奏者・小川由美子さんの演奏や食文化研究家の永山久夫氏の記念講演もあった。 大会では、病気療養中の斎藤会長に代わり、副会長の大関茂内原町長が「農山漁村地域は都市化、混住化、高齢化が進み、地域の連帯感が希薄化する傾向にあり、美しい自然風景や温もりさえ失われつつある。しかし、農村へのUターン増加やグリーンツーリズムなど、農林水産業や農山漁村の持つ国民的価値が再認識されつつある。地域コミュニティーの再生が必要であり、コミュニティー活動が重要」とあいさつした。 モデル地域集落で表彰されたのは、大和村中根集落▽関城町藤野集落▽石下町大沢集落▽緒川村本郷集落▽旭村子生第二集落▽麻生町田町集落―の六集落。このうち、麻生町田町ふるさとコミュニティセンターの羽生東洋夫運営委員長、石下町大沢ふるさとコミュニティセンターの斉藤静自治会長の二人が活動事例を発表した。 |
| ●県内各地で節分祭 |
| 「福は内」「鬼は外」 |
| 節分の日の三日、県内各地の神社仏閣で「節分祭追儺(ついな)式」が行われた。 石岡市総社の常陸国総社宮(石雅比古宮司)では、午前十時から一時間ごとに豆まきを実施、年男が「福は内。鬼は外」と声を上げ、威勢よく福豆や景品をまいた。 巫女(みこ)舞いや四方払い、獅子舞いも披露され、参拝に訪れた市民を楽しませていた。市内の女性は「今年一年の家内安全を祈願しました。福豆をたくさんもらおうと段ボール箱を用意しました」と笑顔で話していた。 ■ 鹿嶋市宮中の鹿島神宮で三日、恒例の節分祭が行われ、鹿島アントラーズの選手や伊勢ノ海部屋の力士らが豆をまき、約三千人が訪れた。 豆まきは、午後三時と六時の二回実施。本殿前には高さ二・五メートルほどの舞台が設置された。初回には神職や鹿嶋夢小町、交通安全協会員ら七十人が豆まき役として参加した。 神職が本殿外に弓矢を放ち、災いを払う「追儺(ついな)儀式」が行われ、羽織姿の豆まき役が次々に豆をまいた。舞台の下で待ち構えた人々からは歓声が上がった。 同市宮中の長岡寿次さんは、娘の友美さんが鹿嶋夢小町として参加するため、家族とともに初参加。「娘がまいた豆も受け取れたし、縁起がいい」と満足げな表情。 午後六時からは鹿島アントラーズの中田浩二選手、曽ケ端隼選手、伊勢ノ海部屋から土佐ノ海関、大碇関らが参加し、大いににぎわった。 |
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