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2004年2月6日
●筑波山梅むすめ、梅まつりをPR
「紅梅は満開です」
つくば市の筑波山梅林などで十四日から第三十一回筑波山梅まつりが始まるのを前に、筑波山梅むすめの末若京子さん(25)と井上里砂さん(27)=いずれもつくば市=の二人が五日、土浦市の常陽新聞新社や水戸市笠原町の県庁を訪れ、「すでに紅梅は満開です。ぜひ足を運んでください」とPRした。

筑波山梅林は標高二五〇メートル前後の筑波山中腹にあり、四・五ヘクタールの園内には紅梅や白梅が十八種、約千本ある。梅まつり期間中は野立て茶会(毎週日曜日)やモデル写真撮影会(三月十三日)のほか、筑波山神社周辺でも郷土芸能、筑波山ガマの油売り口上などが行われる。土日・祝日にはJR土浦駅から梅林まで直通バスが臨時運行される。

末若さんは「展望あずまやからの景色は素晴らしく、普通の梅林とは違ったたたずまいがある」、井上さんは「毎週日曜日には、一緒に思い出づくりに協力したい。温泉もあり一日かけて遊ぶ所もたくさんある」とPRしている。

今年は暖冬で例年よりも一週間から十日程度早め。紅梅は今が見ごろで、白梅も咲き始めている。全体の見ごろは二月下旬になりそうだという。

問い合わせは、つくば市観光協会(電話029・836・1111)まで。

●イラン人のアンサリさん、仮釈放に
カナダへ亡命認められる
難民認定を求め、収容先の法務省・東日本入国管理センター(牛久市久野町)で69日間、ハンガーストライキを続けたイラン人男性、メディ・ネジャード・アンサリさん(50)が、カナダ政府から政治亡命を認められ、五日、仮放免となり同センターを出た。2002年11月に収容されて以来、1年3カ月ぶりに自由の身となったアンサリさんは、これから約2カ月間、土浦市内の支援者宅で過ごしながら出国の手続きをしてカナダに旅立つ。

アンサリさんは「支援してくれた皆さんのお陰で出ることができた」とし、「難民を考えることは平和を考えることと同じ。一人一人の人間が集まって国をつくり、世界をつくる。世界が平和にならなかったら日本は平和にならない。難民のことをもっと深く考えてほしい」と話している。

アンサリさんはイランで中学校教師を務め、社会主義政党に所属。政府から弾圧を受け逮捕された経験がある。一年間投獄され出所したが命が危険にさらされ、当時、イランでビザを取得しやすかったのはトルコか日本しかなかったことから、1991年、日本に向けて出国した。

来日当初は、本国に強制送還されるのを恐れ、日本政府に難民申請をしなかったが、1999年、国連事務所などと相談して、日本政府に難民認定を申請。2000年4月から二年間の仮放免が与えられたが、結局不認可となり、アンサリさんは02年11月、入管に収容された。牛久でのハンガーストライキでは一時、命の危険にもさらされたが、弟一家が滞在するカナダ政府にようやく政治亡命が認められた。

これまで、アンサリさんと面会したりカナダ大使館に手紙を出すなどして支援を続けてきた牛久市の澤村武生さん(69)は「自由を勝ち取れたことは素晴らしいが、ついに日本政府には政治亡命が認められず、人権に対する配慮や思想が欠けていることを痛感した。カナダ政府には感謝したい。アンサリさんに限らず、それぞれの国で自由のために戦い弾圧された人たちを支援するのは市民の務めだと思う」と話している。

●消防署で住民票交付−つくば市
4月1日から24時間交付
つくば市は四月一日から、深夜や早朝でも消防署で住民票の交付を受けられるようにする。事前に市住民窓口課(電話029・836・1111)に電話で申し込み、同市春日の中央消防署(市消防本部)に取りに行く仕組み。消防署で対応することで二十四時間いつでも交付が受けられる。

消防署での交付時間は、市役所閉庁後の午後五時十五分から翌日の午前八時半まで。交付するのは、本人か同居家族の住民票のみ。受け取る際は、運転免許証など本人確認ができるものと、手数料二百円が必要。

同市では二〇〇三年四月から、同市金田の桜庁舎で、日曜日に住民票などの交付を実施しているほか、十月からは毎週木曜日に、午後八時まで交付時間を延長している。日曜日の利用者は現在、一日当たり百件程度、夜間延長時間の利用者は午後五時から八時までの三時間で三十件から六十件と、最近、利用者が増えているという。

今回は夜間しか利用できない市民を対象に、さらにサービスを拡大することになった。

消防署での二十四時間住民票交付は、取手市が二〇〇〇年度から実施している。

●韓国順天市の市長ら土浦視察
霞ケ浦の浄化や中心市街地の活性化など参考に
韓国順天市のチョ・チョンホン市長ら一行三十五人が五日、土浦市を訪れ、霞ケ浦総合公園や県南水道事務所、駅前再開発地などを視察。ウララビル七階の「女性センター」で、市職員からまちづくり施策の説明を受けた後、実際に歩いて駅前界隈を見学した。

一行の団長を務めるカン・ヒョンキイ氏が、茨城大学で二年間教べんを執っていた縁で、今回の視察先に本県が選ばれ、二日に来日後、まず水戸へ直行。四日まで県をはじめ水戸市、同市芸術館などを視察しながら、本県の福祉行政や水戸市の商店街活性家事業などの説明を受けた。

五日は土浦市に入り、霞ケ浦湖畔の環境や管理行政を視察しながら、土浦駅周辺の再開発にも目を向けた。

チョ市長は「霞ケ浦と調和したまちづくりに深い印象を受けた。順天市の中央ダムでも同様の水質悪化が懸念されており、霞ケ浦の浄化施策にも関心がある。中心市街地の活性化施策なども参考にしながら、今後の行政運営に生かしたい」と述べた。

一行は六日につくば市に入り、同市のまちづくりやつくばエクスプレス(TX)などについて説明を受けた後、午後、東京へ。七日に帰国する。

●日本原研那珂研究所で感電事故
作業員一人が負傷
五日午後一時二十五分ごろ、那珂町向山の日本原研那珂研究所の臨界プラズマ試験装置(JT―60)発電機棟地下一階ケーブルダクト室で、定期検査中の協力会社男性作業員が誤って通電個所に接触、感電する事故があった。作業員は顔や腕をやけどし、救急車で病院に運ばれた。JT―60は計画停止中で運転しておらず、施設は非管理区域で周辺や外部への影響はなかった。

定期検査は三人の作業員が行い、電気の通じていない電源を点検しようとしたところ、誤って別の電圧一万八千ボルトの給電線に接触したため、ショートして感電。同時に地上一階にある配電盤のコンデンサーが燃え、約一平方メートルを焼損した。那珂消防署が同二時ごろ、鎮火を確認した。

発電機棟はJT―60に電気を供給する施設で、JT―60実験棟の北側約五十メートルにある。


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