2004年2月13日
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| ●「入札改革提言書」提出へ−つくば |
| 議員立法で条例化も視野 |
| つくば市議二十人でつくる「公平・公正な入札制度を実現する議員の会」(金子和雄会長)は十二日、勉強会を開き、「つくば市の公共工事・業務委託等の入札・契約制度改革に関する提言書」をまとめて三月に市に提出するほか、議員立法も視野に「入札・契約基本条例」の制定を市に求めていく方針などを決めた。同市は一般競争入札や電子入札の導入など入札改革に積極的に取り組んでいる一方、一部の業者が「入札参加から排除されている」などとして損害賠償訴訟を起こすなど、入札をめぐる問題が起こっていることから、二〇〇二年十二月に「議員の会」を設立。提言書をまとめるのは初めて。 提言書は、 (1)設計・見積もり内容の適正評価 (2)業者に対する公平な入札参加機会の保障 (3)入札における公正で自由な競争の確保―などが柱。 具体的には、 (1)設計・見積もりの適正評価について、プロの人材を採用するなどチェック体制を構築し、不正行為に対し罰則を強化する (2)業者の参加機会確保については、随意契約や指名競争入札から一般競争入札へ転換し、さらに指名の際の基準は、地域性重視から機会均等を重視する (3)入札時の自由競争の確保は、入札事務評価委員会の権限を強化、内部監視と苦情受け付け機能を持たせて入札制度改革の中核組織とする (4)市職員の倫理条例を制定し、内部告発制度を整備する (5)指名競争入札を採用する場合は理由を明示する (6)二段階入札方式など談合しにくい方式を導入する ―など。 同市の入札契約事務の規範は現在、規則、要綱などで、運用上強い拘束力がないことなどから、議会の承認が必要な条例の制定を目指す。 |
| ●県立高校で推薦入試 |
| 土浦一高6.38倍 |
| 県立高校の推薦入試が十二日行われ、私立高校に続いて県立高校でも入試シーズンに入った。同入試合格者は十八日に内定通知を受ける予定。 県立土浦一高(山田隆士校長、土浦市真鍋)普通科では、群を抜く6.38倍の競争率を記録。総定員三百二十人の一割に当たる三十二人の推薦合格枠に二百四人が挑んだ。 竹園普通科(3.33倍)、竜ケ崎一普通科(3.04倍)、水海道一普通科(2.71)、土浦二普通科(2.59倍)と続き、県南地域での高倍率が目立ったが、土浦一高の人気の高さがひときわ目立つ。 大学進学実績をはじめ、高校野球でも春のセンバツの二十一世紀枠での出場候補に上るなど、スポーツ面での実績も人気に拍車をかけており、県内中学生の同校へのあこがれが数字に反映された形だ。 なお、同校へは三月四日の一般入試に、既に二百六十一人が出願しており、志願先変更期間(二十三、二十四日)を経て最終的な競争倍率が決まる。 推薦入試は二つの小論文試験と面接試験で選抜され、午前中の小論文に受験生は一様に緊張した面持ちで試験に取り組んでいた。 |
| ●医療ミス一部認める |
| 水戸地裁土浦支部判決 |
| 急病で病院に駆け付けた夫が死亡したのは、ぜんそくの発作と誤診し、心筋梗塞(こうそく)に対する適切な処置を取らなかったのが原因だとして、取手市野々井の「市医師会」を相手取り、二千五百万円の慰謝料と失われた利益なども含め、合計四千五百七十七万円余りの損害賠償を求めていた裁判で、水戸地裁土浦支部(川島貴志郎裁判長)は十二日、担当医師の不適切な措置を一部認め、同医師会に対して五百五十万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 訴えていたのは埼玉県行田市下忍に住む無職、下津良子さん。 訴えによると、下津さんの夫で不動産仲介業、建設業顧問だった隆さん=死亡当時=は一九九八年八月十七日午後八時ごろ、自宅でせき込み、同八時三十五分に救急車で、「取手北相馬保健医療センター医師会病院」に運ばれた。 担当医はぜんそくの発作と診断し、気管支拡張剤を注射、点滴も行った。 およそ二分後、隆さんは「苦しい」と訴えたが、医師は酸素マスクをつけただけで他の処置をとらないまま室外へ。二十分ほど後に隆さんの呼吸が止まり、翌十八日未明、救急車で東京慈恵医大付属柏病院に転送されたが、同日午後四時前に死亡した。 下津さんは担当医がぜんそくと誤診したまま心筋梗塞を疑わず、心電図検査や胸部レントゲン撮影、血圧の測定など、いわゆるバイタルサインチェックをしなかったとし、さらに、心筋梗塞に対する抗不整脈薬を投与せずに逆に、心筋梗塞には投与を慎重にしなければならない気管支拡張剤を注射したことで症状を悪化させ死亡させたとして損害賠償を求めていた。 判決で川島裁判長は、死因を心筋梗塞と特定することはできないとしながらも、ぜんそく発作の診断に基づき、気管支拡張剤を投与した後も、バイタルサインチェックなどを行っていれば、致死的な不整脈の前兆に気付き、抗不整脈の投与で心肺機能停止を回避できる可能性があったとして、処置の不適切性を指摘。 死亡した隆さんが、結果的に適切な医療行為を受ける機会を奪われたことへの精神的苦痛に対して、五百万円の慰謝料を認め、弁護士費用も含め五百五十万円の支払いを命じた。判決に対して、原告、被告双方とも「判決文を十分検討し、今後の対応を決めたい」と話している。 |
| ●鹿嶋市に初の自警団 |
| 団地や駅抱える厨地区 |
| 鹿嶋市厨地区の住民による自警団の発足式がこのほど、鹿嶋市宮中のJR鹿島神宮駅前広場で行われ、団員らは地区内の防犯パトロールを行った。鹿嶋署(川島秀夫署長)と連携したもので、同市内での自警団結成は始めて。 式には厨地区の池田清作区長をはじめ団員三十人、川島署長、内田俊郎市長らが出席。 川島署長や内田市長らの激励の後、池田区長は「自分たちの街は自ら守っていくという意識で立ち上げた。一人でも多くの住民が参加し、息の長い活動ができるよう頑張っていきたい」と、誓いの言葉を述べた。 この後、団員は鹿島神宮を経由し、新興住宅地が広がる同地区内をパトロール、行き交う人々に防犯意識を訴えた。 同地区内には、厨台団地や鹿島神宮駅、小山記念病院などがあり、約三百世帯が居住。人の往来が激しい地区ということもあり、以前から住民間で自警団結成の機運が高まっていた。 今後は三班に分かれ、各班ごとに週一回ずつパトロールを行う計画。同署では他地区にも自警団結成を呼び掛け、サポートしていく方針。 |
| ●穴窯完成し、火入れ式 |
| 常陸太田 |
| 常陸太田市増井町の市自然休養村管理センター脇に、昨年九月からグリーンふるさと振興機構の呼び掛けで、ボランティアだけで作成していた穴窯がこのほど完成し、穴窯作成の指導に当たった県窯業指導所の諏訪幸雄所長や同機構の田口清文副理事長をはじめ、ボランティアなど約八十人が参加して、火入れ式が行われた。 田口副理事長は「人材育成などを目的に始まった『陶芸の里づくりプロジェクト』も最初はノウハウがなくて苦労したが、皆さんの、皆さんによる、皆さんのための穴窯が完成した。プロジェクトの情報発信の拠点として大きく育ってほしい」とあいさつ。 今回、初窯で焼いたのは、昨年十二月に陶芸教室で制作した作品を中心とした、テラコッタ(素焼き鉢)約百二十点。諏訪所長や田口副理事長らが窯に火を入れると、一斉に拍手がわき上がった。 十日午後二時ごろに入れられた火は、ゆっくりと時間をかけて上げられ、最後は約千度前後で二時間焼き、焼成。十一日午後二時ごろに火止めとなった。この間、六人のボランティアが交代でまきくべなどを行った。窯出しは十七日の予定。 |
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