2004年2月21日
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| ●新市庁舎は江戸崎町役場 |
| 江戸崎・新利根・桜川・東法定協 |
| 江戸崎町・新利根町・桜川村・東町合併協議会
(法定協、会長・飯田稔桜川村長)の第八回協議会が二十日、
新利根町役場で開かれ、懸案だった新市庁舎は当分の間、
江戸崎町役場にすることが決まった。新市名称は五点が候補として示された。
「稲敷」と平仮名の「いなしき」の二点に絞られ、
次回に正式決定する予定だ。 江戸崎町役場周辺には県合同庁舎をはじめ、 警察署や県土地改良区事務所などの官公署があり、 交通事情も良いことなどから新市庁舎に決定した。 合併後、合併特例債などを活用し、新庁舎を建設する。 新庁舎の位置は合併後に検討する。 江戸崎町役場には管理部門を中心とした本庁機能を置く。 他の三町村役場には地域振興や窓口業務などを担当する部署を分散配置する。 これまで新市庁舎の位置をめぐっては、四町村間の水面下での 「綱引き」があった。 新市名称は昨年十一―十二月に四町村の住民から公募した。 新市名称候補選定小委員会が一次選定した二十八点の中から、 今回五点が候補に示された。 「稲敷」と「いなしき」以外の三点は「水穂」 と平仮名の「みずほ」「南茨城」。公募では 「江戸崎」が最多だったが、既存名称は除外する方針となっていたため不採用になった。 江戸崎町を除く三町村の委員らは、新市名称について 「稲敷」を強く主張した。「歴史のある郡名で、 対外的にも認知されやすい」「緑豊かな穀倉地帯をイメージさせる」 などが主な理由だ。 江戸崎町の委員らは「平仮名の『いなしき』 はやさしいイメージがある」と「いなしき」 を押しながら継続審議を求めた。 これに対し、他の三町村の委員らは「単に流行や 『書きやすい』といった理由で、平仮名にして良いのか」 「平仮名だとイメージが分からない。漢字には一つひとつに意味がある」 と反論した。 合併基本四項目のうち、これまでに合併方式は対等を決定している。 残りは合併期日と新市名称の二項目になった。 |
| ●水戸の梅まつりが開幕 |
| 偕楽園など、観梅客でにぎわう |
| 県都・水戸に春の訪れを告げる恒例の「水戸の梅まつり」
が二十日、偕楽園などで開幕、大勢の観梅客でにぎわった。
日中の最高気温は平年並みの八・九度。来園者らは園内を散策しながら、 梅の花を観賞し、香りを楽しんでいた。 園内の約百種三千本の梅は、例年よりやや早めの二、 三分咲き。梅の見ごろは三月上旬から中旬ごろの予定。 まつりは来月三十一日まで。期間中の毎週日曜日は 「観梅デー」として、野だて茶会や琴の演奏会などのイベントが行われる。 |
| ●縄文中期の遺構確認 |
| 土浦市の龍善寺遺跡 |
| 土浦市中高津二丁目の龍善寺遺跡を発掘調査していた同遺跡調査会は、
一帯が約四千五百年前の縄文時代中期を中心とした遺跡で、
併せて古墳時代前期から後期(四―六世紀)
の竪穴住居跡も点在することを確認した。二十二日午前十時から、
一般市民向けに現地説明会を開催する。 民間会社による二・一ヘクタールの宅地造成に伴い、 道路部分を中心に三千五百平方メートルを調査した。 市教委の委託を受け、昨年十月から今月二十四日までの日程で進めてきた。 台地の先端部分を中心に縄文時代の住居跡を二十五軒、 古墳時代を二十一軒確認。縄文時代の土坑(食料などの貯蔵穴) 三百二基も確認した。 縄文時代に相当規模の集落があり、人々が貯蔵場所として一帯を活用していたことをうかがわせる貴重な遺構の確認になった。 弥生時代に途絶えた集落が古墳時代に再び出現し、 時代を超えてほぼ同じエリアに集落を形成していたことも分かった。 土坑は地面をフラスコ状に掘り、中に木の実などを保存したと推測されている。 使えなくなった土器類も破片で出土しており、 廃棄場所にもなっていた。土器片をつなぎ合わせて形を整える作業も進めている。 また、海に生息する貝のウミニナを主とする貝の集積も確認し、 近隣でシジミを主とする大規模な貝塚として知られる上高津貝塚 (縄文時代後・晩期)から時代をさかのぼり、 縄文中期当時、海産貝が一帯で取れたことをうかがわせる貴重な成果も収めた。 同様な特色を持つ縄文時代の市内の遺跡は、 東台遺跡・御遺跡(木田余東台)、六十原遺跡 (桜ケ丘町)、扇ノ台遺跡(中地区)などで確認されている このほか、古墳時代の住居跡から銅鏃(長さ四・五a、 幅一・五a)が一点、出土し、当時、貴重な銅製品が住居跡から出土する極めて珍しい出土例も生まれた。 |
| ●県内最大級の集落跡 |
| つくば市の熊の山遺跡 |
| つくばエクスプレス(TX)沿線の島名・福田坪土地区画整理事業
(県施行)に伴う「島名熊の山遺跡」の発掘調査
(県教育財団実施)で、同遺跡が奈良・平安時代に、
常陸国河内郡、嶋名郷の中心的集落とみられることが二十日までに、
分かった。これまでの調査で、当時の住居跡とみられる竪穴住居跡が計約千八百軒、
倉庫跡とみられる掘立柱建物跡が計約二百三十棟確認されており、
県内で調査された遺跡の中では、最大級の集落跡となるという。
TX沿線では、中根・金田台区画整理事業(都市基盤整備公団施行)区域内で、河内郡の役所跡が発見され、 近く国の史跡に指定される。嶋名郷は、河内郡内の郷の一つ。 TX沿線開発により、律令時代の重要な遺跡が相次いで発見されている。 同遺跡の調査は一九九五年度から着手。これまで十ヘクタールで調査を終え、 古墳時代から平安時代の集落跡を中心に遺構や出土品が多数確認されている。 二〇〇三年度は、谷を隔てた北側の約三ヘクタールで調査が実施され、 北側にも密度の濃い集落が広がっていることが新たに確認された。 竪穴住居跡が約三百軒、掘立柱建物跡が約八十棟のほか、 人骨や獣骨が火葬された土坑跡約千二百基が発見された。 出土品は、奈良時代に祭祀で使われたとみられる青銅製のひしゃく、 「大井新家」と墨書された平安時代の須恵器、 鎌倉時代に化粧道具に使われた瀬戸産の入子 (いれこ)など。青銅製のひしゃくが発見されたのは県内三例目という。 現地説明会は二十二日午後一時半から三時まで、 つくば市島名関ノ包前の同遺跡で開催。詳しくは、 同財団つくば島名事務所(電話029・847・6121) へ。 |
| ●寄宿舎検討会設置へ |
| 土浦市教育総会 |
| 第五十一回土浦市教育総会(市教委、市教育研究会主催)が二十日、
土浦市民会館ホールで開かれ、市内の学校教師はじめ教委関係者らが集まり、
一年の教育実践について振り返りながら研究発表した。
淀縄武雄・市教育委員長は「指導要領の改訂を十分にとらえ、 生きる力をはぐくむ教育の充実に向けて、さらに実践的な研究に取り組んでほしい」 と述べ、中川市長が選挙公約として掲げた「中学一年生を対象とした一カ月間の寄宿舎体験生活」 の実現に向けて、実施方策を検討する「寄宿舎検討会」 を年度内にも設け、調査研究に入る考えを改めて示した。 また、市の研究推進校二校と、六十八点の応募論文から選ばれた入賞者に表彰状が贈られた。 なお、論文入賞は次の通り。(敬称略) ▽優秀賞=海老原純子(土浦二中)福島幸子 (下高津小)菊地英夫外26人(大岩田小) ▽優良賞=長谷川安男(下高津小)黒沢祐士外2人 (神立小)児玉惟章外11人(中村小)吉田利男外13人 (宍塚小)安田多賀子(都和小) ▽学校賞=宍塚小、神立小、菅谷小 |
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