2004年2月24日
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| ●阿見・美浦合併協議本格スタート |
| 4月中旬にも初会合 |
| 第三回「阿見町・美浦村任意合併協議会」(会長・川田弘二阿見町長)が二十三日、阿見町役場で開かれ、両町村議会の三月定例会に提出する合併協議会設置議案を了承、同協議会予算案も承認した。同定例会での議決を経て、四月一日に正式発足し、事務局を阿見町中央公民館に開設する。同中旬に第一回協議会を開催して全委員が顔をそろえ、合併協議が本格的にスタートする。 牛久市も含めた三市町村合併を検討してきた阿見町が流れを作る形で昨年暮れ、美浦村との任意協議にこぎつけ、一月に任意協議会がスタート。三回の協議を経て基本四項目(合併方式、期日、本庁位置、名称)について、大筋で合意し、法定協に移る。 新設(対等)合併で、来年三月末の合併特例法期限内に協議をまとめ、特例措置を受けられる形にまでこぎつけ、本庁位置と名称については、法定協で十分に詰める段取りだ。 三回目の任意協議では法定協設置関係の予算案をはじめ、各議会に提出する設置議案を協議、事務局の原案通りにまとまった。 |
| ●水戸市に内原町を編入 |
| 2市長ら合併協定書に調印 |
| 水戸市と内原町の合併協定締結調印式が二十三日、同市五軒町の水戸芸術館で行われ、橋本昌知事立ち会いの下、加藤浩一水戸市長や大関茂内原町長らが来年二月一日に水戸市が内原町を編入する合併協定書に調印した。両市町は二十四日にそれぞれ臨時議会を開いて合併を議決、二十五日に知事に合併を申請する。一昨年五月に内原町の要請で研究が始まった合併協議は、昨年八月に任意協、同十月に法定協を設置して順調に進んだが、内原町議は全員が身分を失い、特別職の参与になるという異例の選択をした。 調印式に先立って、法定協の第九回水戸市・内原町合併協議会(会長・加藤水戸市長)が同市五軒町の市男女文化センターびよんどで開かれ、合併協定書の内容を最終的に確認。調印式には同協議会メンバーのほか、狩野安、岡田広両参院議員、鈴木孝治、川津隆、木本信男、荻津和良、大高伸一各県議ら来賓が出席した。 調印後、加藤水戸市長は「内原町の皆さんの決断に対する責任を心に深く受け止め、歴史や文化を尊重し、新たな水戸市の住民福祉の向上に全力を尽くしたい」とあいさつ。大関内原町長は「一昨年七月に住民の皆さんとひざを交えて話し合い、八月に水戸市との合併協議を表明した。今回の合併がよりよい地域社会の形成に寄与することを祈念したい」と述べた。 橋本知事は「日常生活圏が一体化している二つが合併し、一回り大きくなった市として、順調な発展を遂げてほしい。県内には五十万都市がないので、できれば文化的で便利な生活ができるように、そういう地域になってほしい」と五十万都市を目指す一歩となるよう求めた。 両市町が合併すると、人口は約二十六万四千百人。内原町地域を対象した合併建設計画では内原駅北地区の区画整理事業を中心とする都市基盤整備事業約五十二億円など総額四百五十億円の事業を盛り込んだ。 |
| ●テレビ会議システムが完成 |
| つくば市の53小中学校が同時通話 |
| つくば市内の小中学校五十三校すべてが、同時に通話できるテレビ会議システムがこのほど完成、五十三校の児童、生徒ら約千五百人が参加して開通式と研究発表会が二十三日、開かれた。市内の全校が、同時に双方向で通話できるシステムがつくられたのは全国で初めて。 同システムは、文部科学省主催の第四回インターネット活用教育実践コンクールで内閣総理大臣賞を受賞したばかり。三月十日、表彰される。 同市では二〇〇一年度から、複数の学校の生徒が、同じテーマで共同学習するプロジェクトを授業に取り入れており、身近な自然環境や、地域の伝統文化などをそれぞれ調査し、インターネットで互いに学習成果を発表し合っている。 今回完成したテレビ会議システムは、これら共同学習プロジェクトに活用。学習成果を発表し合うことで、人前で発表する力を高めたり、子供たち同士が質問し合うことで、学習を深めるのに役立つという。 開通式では、完成したシステムを使って、筑波第一小、二の宮小、並木中の児童・生徒が、それぞれ学習成果を発表。メーン会場となった同市並木の並木小には、県内外の教育関係者約三百人が訪れ、テレビ会議の様子を見守った。 市教委は今後、授業での活用のほか、教職員間のテレビ会議などにも活用範囲を広げたいとしている。 |
| ●『泥棒御殿』は厳重防犯 |
| 空き巣20年男のマイホーム |
| 「盗品でアパートが手狭になり、家を建てた」。約二十年間の空き巣稼業の末、千葉県警船橋署に窃盗容疑で逮捕された無職、山口慎弥容疑者は、六年前に取手市に注文住宅を購入した理由を捜査員にこう説明した。約五千万円で建てたマイホームは高さ約一・八メートルのブロック塀で囲まれ、玄関前には防犯カメラ、玄関ドアには鍵を三個も付ける厳重警戒ぶり。山口容疑者の正体を知った近くの住民は「泥棒が防犯カメラなんて」とあきれ顔だ。 約百五十平方メートルの敷地に地上三階、地下一階の「御殿」に一人暮らし。「足が付くから」と盗品は換金せず、自宅にコレクション。家宅捜索に入った捜査員は、現金約千二百万円、宝飾品や金の延べ板、オーディオセット、家電など約千二百点という盗品の多さに仰天した。 「てっきり音楽関係者だと思っていた」。住宅建設の一部を請け負った会社社長によると、ラフな格好にベレー帽をかぶるなどして、芸術家風に見えたという。一、二階はフローリングの大部屋で、防音設備やスポットライトもあり、音楽スタジオ風に設計されていた。しかし、音楽スタジオとして使用された形跡はなく、同署幹部は「カムフラージュだったのではないか」と指摘する。防犯意識は高く、建築の際、山口容疑者自ら「窓は小さく」と注文を付けていたという。 山口容疑者は中学卒業後、ガラス工場に勤務したが数年で退職。二十二歳ごろから空き巣を始めた。郵便ポストに鍵を置く習慣のある家を狙い、電話をかけるなどして、家族が不在の時間帯を調査。その後、泥棒に入るという用心に用心を重ねた二十年間だった。 一度も逮捕されたことのなかった山口容疑者も今年一月、盗難車を運転して船橋市内で御用となった。すっかり観念した様子で、二十年にわたる空き巣稼業を話し始めた。 |
| ●「百年を駆ける顔たち展」〜土浦一高 |
| 自己の内面を自画像で追及 |
| 土浦市真鍋の県立土浦一高(山田隆士校長)で美術を選択する一年生の第七回「百年を駆ける顔たち展」が、同校内にある旧土浦中本館(国指定重要文化財)で開かれており、個性が浮き彫りになった作品が話題を集めている。二十九日まで。 築百年を迎えた同館には、昔のままの教室に当時と同じ机が並ぶ。いすに座るように半年かけて取り組んだ自画像とパレット、机には自分と向き合った心の軌跡や制作過程、物の見方や考え方の変化などが記された作品完成後の作文。展示されているのは、選ばれた四十五人の作品。 真摯(し)に自己内面を探究することで、表面的ではない「本当の自分」を見つけ出した作品は、単なる似顔絵から脱却し、異彩を放つ。学力へのうぬぼれや、模範的という自己の殻を破れない臆病さや甘さに気付かされるなど、さまざまな文。 「いつまで自分に甘えているんだ」と小牧幹美術教諭に背中を押され、自分探しに向かった生徒。その感想文の最後には「自分で見つけた明るい空色で、また自分と向き合って描いていきたい」と記した。その作品は自信と明るさに満ちている。 また、パレットにも性格や志向などの違いが表われ、感想文とセットで見ると、自画像の理解がより深まる。 今回は、小牧教諭の自画像も展示。パレット代わりに使っていたクッキー缶に描いた味わいのある一枚。ほかに、美術部の作品六点も紹介している。 開館時間は平日が午後四時から同六時。土・日曜は午後一時から同六時。問い合わせは、土浦一高(電話029・822・0137)まで。 |
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