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2004年2月25日
茨城農業改革大綱を決定−県
生産現場提案型に転換
農業産出額全国第二位の奪還を目指し、農業・農村振興ビジョンを進めている県は二十四日、同ビジョンの早期実現を目指し、従来の「政策誘導型」から「生産現場提案型」に農政を転換することを目指す茨城農業改革大綱を決定した。従来の「つくれば売れる」といった生産者意識から消費者に「喜んで食べてもらえる」という経営者意識への意識改革も進める。

本県農業は広大な農地に恵まれ、かつては北海道に次ぐ全国第二位という時代が続いたが、担い手の高齢化や耕地利用率の低下などもあって農業産出額が減少し、一時は四位に後退。県は二〇〇一年三月に同ビジョンを策定し、取り組んでいる。

大綱は、昨年七月の「いばらき農業改革研究会」(松本作衛会長)報告のほか、東京中央卸売市場県人会の提言、昨年三月に設置された県議会産業活性化調査特別委員会(関宗長委員長)を踏まえ、新しい茨城農業を目指して改革を進めるための行動計画として策定した。

「消費者のベストパートナーとなる茨城農業の確立」をキャッチフレーズに、十二項目の改革のターゲットを抽出。それぞれ目標水準を定めて改革の方向性を明確にした。計画期間は〇三年度から一〇年度までの八年間で、四年ずつ前期、後期に分け、年度別の年次計画も定めた。

●霞ケ浦町・千代田町合併問題
本庁は千代田町役場に
第二回霞ケ浦町・千代田町合併協議会が二十四日、千代田町の中央公民館で開かれ、基本四項目(方式、期日、新市名称、本庁位置)について、昨年十一月に両町長間で基本合意した内容に沿う形で了承。新設(対等)合併し、千代田町役場を本庁とし、来年三月を目標として協議を進め、新市名称は公募することなどを決めた。

昨年十二月十一日に両町議会が同協議会設置を同時議決し、同二十六日の初会合で委員の委嘱を済ませ、第二回協議会となった今回が本格協議のスタート。基本四項目をはじめ、新市建設計画の策定方針案も了承し、合併から向こう十年間の新市建設にかかる基本方針や主要施策、公共施設の配置と整備、財政計画などについて策定作業を進める。

合併時期については来年三月を目標とし、具体的期日を今後の協議で決めるほか、公募する新市名称は同協議会内に小委員会を設け、選定作業を行う予定。公募時に現在の両町の名称を含めるか否かについては、両町でそれぞれ持ち帰って協議し、次回協議会までに意見をまとめて決めることになった。

●合併先めぐり住民投票−御前山村
大宮地域か常北地域か?
大宮地域か城北地方か? 合併先を選ぶ住民投票が、御前山村で二十四日告示され、舌戦がスタートした。両派は、投開票の二十九日を目指し、告示と同時に宣伝カーを繰出し、各自の主張する合併の利点をアピール。結果いかんで、合併の方向が変わるだけに、双方ともチラシ配布、戸別訪問を含めた運動に力が入る。

住民投票条例の推進力となった城北派の「より良い合併を目指す御前山村民の会」は、朝から広報車二台を動員して、テープを流しながらの街頭宣伝、マイクを握っての街頭演説を繰り返し、「大宮との合併が決まったというのはうそ。この投票で決まる」と訴えた。

一方、村を後押しする大宮派の「大宮地域五町村合併を実現する会」は、村民センターで決起集会を開いた後、広報車一台を村内各地に回し、テープで「市になった方が補助金が増える」などと主張。三十人の幹部らが、村内を戸別訪問し協力を求めていた。

城北派は、▽大宮合併で検診が無料から有料に▽村は辺境地となる小国道123号整備が遅れる▽大宮の病院整備は五十億円の地元負担が伴う―など、大宮合併はデメリットが多いと主張、方向転換を求めた。

対する大宮派は、合併特例債を使い、総合病院を整備することの利点を強調。「城北三町村長が、御前山村との合併を、議会に付議しないとしており、吸収合併か単独行政しか選択肢がなくなる」と反論している。

●公式HPに広告掲載−龍ケ崎市
地元産業の振興目的に
龍ケ崎市は地元産業の振興を図るため、新年度から市広報紙「りゅうほー」と市公式ホームページ(HP)に、市内の企業や商店などから広告を募集、掲載する。市によると、広報紙の広告掲載は県内で古河、石岡、潮来市で実施しているが、HPへの掲載は初めてという。

広報紙は毎月一回発行し、市内全世帯などに約二万九千六百部を配布している。市のHPには二十四日現在で二十一万件以上のアクセスがある。

広告は市内の企業や商店などのほか、市内に出店予定者も掲載が可能だ。ただし、政治団体や宗教団体をはじめ、風俗店の営業や従業員の募集、男女の交際、貸金業などの広告は除く。

広告は広報紙が月号単位、HPが一月単位で、いずれも最大一年間掲載できる。掲載位置は広報紙が各号下面六ページ分、HPがトップページ左下の三バナー分となる。

広告料は広報紙の下面通し(縦四・三センチ、横十七センチ)が一回当たり二万五千円、下面二分の一(縦四・二センチ、横八・三センチ)が一万五千円。HPは縦六十ピクセル、横百五十ピクセルの大きさで一月当たり二万円となる。

広告申し込みは三月一日までで、現在までに広報紙は二・五ページ分、HPは三事業者の申し込みがあるという。

●アントラーズが必勝祈願
鹿島神宮で
来月十三日のリーグ戦開幕を前にJ1鹿島アントラーズは二十四日、鹿嶋市宮中の鹿島神宮で毎年恒例の必勝と身体安全を祈願した。昨シーズンは一九九九年以来、四年ぶりの無冠に終わっただけに、選手らは例年以上に今季十個目の優勝を目指して「奪冠10」と「優勝」を熱望しての参拝となった。

この日は、牛島洋社長やトニーニョ・セレーゾ監督、主将の本田泰人選手ら、選手とフロントスタッフの計四十五人が参加。全員スーツ姿で本殿前に整列し、神妙な面持ちで神職の祝詞に続いてお払いなどを受け必勝などを期した。

クラブではシーズンに向けての意気込みを全員で書き寄せた、縦九〇センチ、横一五〇センチの特大の必勝絵馬も奉納。本田主将は「優勝」、本山雅志選手は「元気に優勝」、小笠原満男選手は「全勝」などと書き記していた。

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