2004年3月1日
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| ●御前山村で住民投票 |
| 大宮地域との合併希望が過半数 |
| 大宮地域か城北地方か―合併先を選ぶ住民投票が二十九日、御前山村で行われ、即日開票された結果、「大宮地域五町村合併」が、「城北地方四町村合併」を上回った。長山安隆村長は、改めて村民の信任を受けた格好だ。 これで、大宮地域合併の流れが確定。同村は八日、四町村と合併調印する。予定通り、十月合併が決まったと言えそうだ。当日の有権者数は三千八百四十人。投票率は86・69%に達するなど、ボーダーラインの60%を大きく超え、未開票の事態は避けられた。 注目された開票結果は、村長が進めた現行路線の否認だった。村長自身、かつては熱心な城北合併論者。それが、一年半前に突然の転換した。この間、手続きは進むとともに、住民の不信感も深まり、大宮派の強固な組織力も、流れを止めることはできなかった。 住民投票は、同村と常北町、桂村、七会村の「城北地方」で、合併を進めるべきだとするグループ、「より良い合併を目指す御前山村民の会」が提起。一月の臨時村議会で、村住民投票条例が成立した。 投票対象者は十八歳以上の全村民。目指す会の提案した原案は、「十五歳以上」だったが、村長名で提案するに当たり、村側が「十八歳」に変更し、さらに「投票率60%未満は開票せず」の項目も加えた。 村の将来を左右する問題だけに、村民の関心は極めて高く、村を応援する立場で、「大宮地域五町村合併を実現する会」も誕生。告示前から、集会や街頭宣伝、新聞折り込み広告などを通じて、双方が激しい宣伝合戦を展開してきた。 城北合併派の目指す会は、「水戸との二段階合併」などと主張、大宮合併派の実現する会は、「市になった方が補助金も多い」などと訴え、最終盤までツバ競り合いを演じた。 住民投票は午前七時から、村内十二カ所で行われたが、普段の選挙とは違って、若者の姿が目立ち、正午現在で66・20%と、開票するかどうかの60%を軽く上回るなど、村民の関心の高さをうかがわせた。 二十代の会社員の男性は「結果は別にして、小さな村だけど、村民が合併について真剣に考えるきっかけになった」、別の男性は「村の将来について州民の真意を問うことは、後に生かせるのではないか」などと話していた。 |
| ●イラク派兵反対でデモ |
| 水戸市の市民団体 |
| 県内の市民団体が共同でイラクへの自衛隊派遣に反対の声を上げようと、「リレートーク&ピースデモ」(自衛隊のイラク派兵に反対する2・29行動実行委員会主催)が二十九日、水戸市で行われ、参加した約六十人が同市五軒町の水戸芸術館前から水戸駅前まで約二キロを歩きながら反戦・平和を訴えた。 芸術館前のミニ集会では、反原子力茨城共同行動の根本がんさんが「自衛隊派遣は既成事実を積み上げ、憲法違反を積み重ねている。黙っているのはこれを認めること。認めない、不服従の精神、表現を続けていかなければならない」と訴えた。 また、アムネスティ・インターナショナル日本・水戸グループの佐宗裕子笠間市議が「戦争は殺人と破壊。一番大きな人権侵害は戦争」、同共同行動代表の河野直践茨城大教授は「戦争は環境から考えても大きな問題。最大の環境破壊は戦争」とそれぞれ強調。脱原発とうかい塾の相沢一正代表は「憲法九条を守り、イラクからの早期撤兵を実現することに力を結集すべき」と呼び掛けた。 |
| ●社民党県連大会 |
| 新代表に大嶋氏 |
| 世代交代で、参院選勝利と党再生目指す―。社民党県連は二十九日、水戸市の県民文化センター別館で、名称変更以来九回目の大会を開いた。代表の川口玉留土浦市議らが退任し、新代表には大嶋修一幹事長が就任。後継幹事長や副代表の一人に、三十歳代の若手を起用した。党再生を新世代に託した格好と言える。 川口代表はあいさつで、「社民党を取り巻く状況は厳しい。総選挙は、北朝鮮と党の関係、秘書給与問題のバッシング、二大政党論が横行する中で敗北。しかし、全国的には三百有余万の票を得た。これをバネに、参院選に全力を挙げねばならない」と、党再生への協力を呼び掛けた。 次いで、連合茨城の石井武会長が「自民党一党独裁のゆがみが出ている。年金も給付を減らし負担は増やすつじつま合わせ」「参院選は、比例は社民、茨城は(民主党の)郡司(彰)さんで」と訴えた。 党中央の福島瑞穂党首は「国会では大企業、大都市は残し、中小企業、地方は切り捨てる政治が進む。今、平和の問題、雇用の問題、環境の問題を言えるのは、社民党、社会民主主義の路線だけ」と、改めて党の存続意義を強調した。 |
| ●真壁で流しびな |
| 蔵の街・真壁のひなまつり |
| 三日のひな祭りを前に、真壁町の中心市街地を流れる山口川で二十九日、二年目を迎えた流しびなの行事が行われ、昨年を上回る参加者で盛り上がった。 まちおこしイベント「蔵の街・真壁のひなまつり」(主催・和の風)の一環。参加者が折り紙で、ひな人形や舟を作り、神社でお払いを受けた後、それぞれ願い事を託しながら川に流した。 同イベントは、国の登録文化財に指定されている蔵や旧家、商店の入り口などに雛形を飾り、寒い中訪れた観光客をもてなす取り組み。今年も古い街並み景観を生かし、百カ所近くの住宅や店舗で展示された。 メディアでも積極的に取り上げられ、平日でも観光客が訪れ、中心商店街に活気が出ている。町も駐車場確保や案内、交通整理などでなどで全面的にバックアップしている。 すでに三万五千部用意した案内パンフレットがなくなっており、これまでに町人口約二万人の倍近くの観光客が訪れているという。同イベントは三日まで。 |
| ●偕楽園でもひな流し |
| 水戸の梅まつり |
| 水戸市常磐町の偕楽園をメーン会場に開催中の第百八回「水戸の梅まつり」は二十九日、第二観梅デーを迎え、吐玉泉下の池で恒例の「ひな流し」が行われ、参加者は紙製のひな人形に願いを託して水面に浮かべた。 かつては、ひな祭りの前後に、身のけがれを人形に託して流す厄(やく)払いの行事として、同市でも大正時代ごろまで行われていた、といわれる。一九八三年に梅まつりの行事として復活、常陸和紙人形会(木村京子代表)に依頼して開催し、今年で二十七回目を迎えた。 同会が約五百体の人形を作り、参加者に無料配布。自作の人形を持参する人もいた。アマチュアカメラマンも数多く集まり、盛んにシャッターを切っていた。 ひな流しには「水戸の梅大使」の小林絵美さんと川又深里さんも参加。願いごとを書いた紙を添えて、ひな人形を流した。 |
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