2004年3月5日
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| ●県立高校入試に1万9,553人 |
| 全体では広き門 |
| 県立高校の入試試験が四日、県内百十校で行われ、全日制と定時制合わせて一万九千五百五十三人が受験した。志願者から、志願取り消しや欠席者を除いた最終倍率は、全体で1.06倍(前年1.07倍)で、現在の集計方法になった一九八六年以降、一番の広き門となった。全日制は1.07倍(前年1.08倍)、定時制は0.70倍(同0.84倍)だった。 試験は午前九時二十分から、英語、国語、数学、社会、理科の五教科が行われた。県教委によると、試験場となった各校からトラブルなどの報告はなかったという。 高校教育課によると、全日制では推薦内定者などを除いた一万七千九百七十八人の募集人員に対し、一万九千百八十三人が受験。定時制は五百二十六人の募集人員に三百七十人が受験した。全体で志願取り消しは百七十五人。欠席者は百七人で、体調不良で保健室などで受験したのは百十七人だった。 合格発表は十一日午前九時から、各高校の掲示板に張り出される。二次募集の内容は同日午後二時に発表、十二日から十五日に願書を受け付け、十七日に試験が行われる。合格発表は十九日。 |
| ●全国の郷土玩具展示−取手 |
| 「とりでアートギャラリーきらり」で700点 |
| 取手市新町のJR取手駅西口の宇田川ビル二階にある「とりでアートギャラリーきらり」で、郷土玩具を一堂に集めた「ふるさと玩具展」が開かれている。 展示されている玩具類は約七百点に上る。これは同市取手二丁目に住んでいた同市初代助役の故吉本武さんのコレクションで、一九八九年に市へ寄贈された。全点を展示するのは初めて。 最近では見ることが少なくなった土や竹、紙、わらなどを使った素朴な玩具の数々。ハト笛や土鈴、でんでん太鼓、ハジキ猿、手のひらに乗るような五段ひな飾りなど全国各地の珍しい玩具のほか、海外の玩具もある。 入場無料。三十一日まで開かれている。 |
| ●7日に県医師会市民フォーラム |
| 県南生涯学習センターで |
| 「ともに考えよう、これからの地域医療」をテーマにした県医師会市民フォーラム(県医師会、土浦市医師会主催)が三月七日、土浦市大和町のウララビル五階の県県南生涯学習センター多目的ホールで開催される。午後一時開場、同一時半開会。入場無料。 医事評論家で医学博士の行天(ぎょうてん)良雄氏が基調講演。また、医療への疑問、問題点をはじめ、地域ならびに地域住民の望むべき医療の在り方について、市民との対話集会を通して考えていく。 行天氏は一九四九年千葉大医学部卒後、NHK入社。ラジオ番組「私達の健康」を手がけて以来、テレビ番組「きょうの健康」「シルバーライフ」など数千本の放送を制作してきた。 八一年からNHK解説委員、九六年からは医事評論家として、転換期を迎えた医療について一般の関心を高め、新しい構造、特に高齢加速を続ける日本での介護の位置付けを訴え続けている。 対話集会には、地域医療の立場から土浦市医師会の辻勝博会長、地域中核病院の立場から国立霞ケ浦病院内科の金子光太郎医長、病院看護の立場から土浦協同病院の江幡恵子看護部長、外国在住経験からオレゴン州立大大学院人間発達・家族学部の佐野嘉栄氏、市民の立場から「土浦の自然を守る会」の奥井登美子代表らが参加。県医師会の今高國夫副会長がコーディネーター、行天氏がコメンテーターを務める。 問い合わせは常陽新聞新社(電話029・821・1780)まで。 |
| ●自分史出版を祝う |
| 土浦の坂本さん、岩間の中村さん |
| 常陽芸文センターの芸文学苑「自分史を書く」受講生による「自分史出版を祝う会」がこのほど、水戸市三の丸の同センターで開かれた。今回出版したのは、土浦市北荒川沖町の坂本聖さんと岩間町泉の中村康子さん。この講座から生まれた自分史は五十三冊目で、一講座からこれだけの数の自分史出版は、全国でも珍しいという。 坂本さんが出版したのは、「人生は月の如く」。 坂本さんは一九九八年二月、四十数年間苦楽を共にしてきた夫を亡くした。この心の痛手がようやく癒えた二〇〇二年五月から、土浦市の県県南生涯学習センターで開かれた弘道館アカデミー「自分史つくりに挑戦」を受講、茨城女子短期大学の田上貞一郎助教授の指導を受けた。 講座終了後は、水戸市の同センターまで通って、自ら歩んだ道のりをまとめた。東京大空襲を知るだけに、「今晩は土浦全国花火大会、この時期が来ると私は、あの忌まわしい東京大空襲を回想させられる」と、楽しいはずの花火大会が忌まわしい記憶につながるなど貴重な証言にもなっている。 夫との楽しい思い出やシルクロードへの旅なども写真と共に収録されている。 坂本さんは「人生には浮き沈みがある。昔の人間には難しかったが、田上先生の指導でここまで書き上げられた」と感慨深そうに語った。 中村さんは「私のつれづれ記」を著した。 中村さんも土浦高等女学校卒で、土浦市とは縁が深い。夫の正四郎さん(故人)はてんおんビルのオーナーで、一九五五年に創刊、水戸を中心とするユニークな週刊郷土誌として八百号を重ねた「てんおん」を発行していた。康子さんは当時を良く知るだけに、熱気あふれる様子を記した部分は郷土史の面からも貴重な資料となりそうだ。また、趣味の短歌も収められ、歌集としても楽しめる。 |
| ●ケータイマニュアルを作成−県 |
| 中学校卒業式で配布 |
| 県と県青少年健全育成審議会(委員長・安藤博茨城キリスト教大学教授)はこのほど、携帯電話の使い方やトラベルへの対応などの情報を青少年や保護者に分かりやすく伝えることを目的に、パンフレット「How To ケータイ」を作成した。携帯電話の新規購入が高校入学前に集中しているため、今年度の県内各中学校の卒業式で卒業生に約三万部配布する。県レベルでこうしたマニュアルを作成するのは全国的にも初めて、という。 同審議会は二〇〇二年度から二年間にわたり、携帯電話と青少年の健全育成、という視点から「青少年と情報環境―メディア社会を生きる力の形成について」をテーマに審議。この一環として、マニュアルの作成に取り組んだ。 作成に当たっては、アンケート調査のほか、内容が読みやすくなるように途中で何度か意見を求め、デザインなどで若者の感覚を取り入れるため、中高生の意見も聞きながら進めた。また、携帯電話会社四社も参加し、携帯電話契約時の盲点になりやすい項目を盛り込んだ。 マニュアルはA5判の大きさで十二ページ。製作は八万部。内容は、携帯電話のタイプ診断テスト▽個人情報の管理▽携帯電話利用に絡むトラブルと対策▽出会い系サイト利用規制法とトラブル事例▽携帯電話利用のルールとマナー▽買い与えるとき保護者に考えてほしいこと▽相談機関一覧―などで、情報の危機管理、リスクへの対応などを紹介している。 |
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