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2004年3月13日
●全国初の「通年制」導入
総和の全小学校、予定通り4月から
総和町が新年度から、全国初の「通年制」 の導入を予定している問題で、町教委は十一日夕に定例委員会を開き、 実施に向けた町学校管理規則の改正を承認、 予定通り四月から町内の全小学校(十校)で、 正式に通年制をスタートさせることが決まった。
 
承認された学校管理規則は、小学校に限り学期の定義を、 これまでの三学期とする枠を取り払い、四月一日から三月三十一日までとするもので、 公立小学校では全国で初めて、事実上の一学期制となる。
 
委員会では、町教委が今月六、七日に開いた保護者向け説明会の概要を、 田續功教育長らが説明。「準備期間が短い」 「説明が不充分」「制度を変えなくても対応できる」 など、保護者に不安や反対の意見が多かったことが報告された。
 
田續教育長が実施時期を含むアンケート実施を約束したことに、 委員側から批判があった。二月四日の教育委員会ですでに導入の方向性が決まっており、 田續教育長は「誤解を招く発言だった」として撤回した。
 
町が導入する通年制は、児童らの基礎学力の向上を目的に、 評価の見直しを伴いながら、三学期を一学期とすることで始業・就業式を簡素化、 約二十時間程度の授業時間を確保するシステム。
 
これを国語と算数の補習時間に充て、基礎基本の理解を深める方針。 これに伴い現行の通知票をやめ、学習単元ごとの学習ぶりを評価としてまとめ、 独自に「学習カード」を発行して児童の学力向上を図る。
 
先の説明会で田續教育長は、「通年制という言葉が一人歩きしている。 あくまで小学生にいかに力をつけてやるかが趣旨」 などと保護者に理解を求めたが、アンケート実施を撤回したことで波紋を呼びそうだ。

●TX軌道で機能確認点検
終了後に2期走行試験
つくばエクスプレス(TX)の第二期走行試験を控え、 鉄道工事を担当する鉄道建設・運輸施設整備支援機構は十二日、 守谷駅―みどりの駅間約十二キロ区間で、総合監査のための軌道や電気設備などの機能確認点検に入った。
 
車両を走行させながら、高架橋のたわみをはじめ、 信号機や駅ホーム通過時のホームと車両の距離間などに不具合がないかどうかなどを点検する。
 
点検に使う車両は一編成六両で、時速十五キロから百三十キロの最高速度による走行を実施する。 初日は二十五キロの速度に抑え、二十三日ごろには最高速度で走行する。 点検は二十六日まで実施される。
 
点検終了後、TX事業主体の首都圏新都市鉄道は、 来月から同区間で第二期走行試験に入る。
 
TXは来年秋の開業を目指し、今月末には五十八・三キロの全線で土木工事が完了見込み。 県内通過部分の二十四・二キロではレール敷設工事が完了する見込みとなっている。

●新選組史料館が完成
水戸派隊士ゆかりの品々展示
幕末に活躍した新選組の初代筆頭局長で、玉造町出身の芹澤鴨、 副長助勤の平間重助ら尊皇攘夷を訴えた水戸派の隊士に関する史料を展示する 「新撰組水戸派史料館」が玉造町捻木のJAなめがた現原グリーンショップに完成。 十二日にオープニングセレモニーが行われた。 玉造町観光協会などで構成する「新選組まちおこし事業実行委員会」 (会長・代々木栄久町商工会長)が整備を進めてきた。
 
セレモニーには代々木会長をはじめ、坂本俊彦町長、 水戸派隊士の子孫らが参加。テープカットを行った。
 
代々木会長は「史料館を通じ、水戸派隊士の横顔に触れてもらいたい。 小さい場所だが多くの人々に立ち寄ってほしい」 とあいさつ。坂本町長は「新選組は若者にも人気が高い。 史料館を通じ幅広い世代が玉造町を訪れることを期待している」 と述べた。
 
館内には、水戸派隊士で石岡市出身の参謀、 伊藤甲子太郎、その弟で九番隊組長の鈴木三樹三郎、 また新選組全般にまつわる遺品や関連資料など十六点を展示。
 
鈴木三樹三郎のひ孫に当たる石岡市総社の鈴木康夫さんが提供した三樹三郎使用の黄金の軍扇や日記帳、 東京都日野市の日野新選組同好会の峯岸弘行会長が所有する土方歳三が使用したとされる鎖帷子、 隊士が利用した短筒なども展示される。
 
遺品が現存していない芹澤、平間に関しては、 京都の八木邸に残る芹澤が暗殺された部屋や壬生寺の墓、 平間の顔写真などをパネルで紹介している。
 
史料館は新選組が主人公のNHK大河ドラマの放送にあわせ、 来年一月十日までの限定運営となる。入場料は百円。 開館時間は午前十時から午後四時まで。火、 水曜休み(祭日の場合は開館)。問い合わせは同史料館 (0299・35・6335)。

●全校生徒がエール
土浦湖北高で壮行会
二十三日に開幕する第76回選抜高校野球大会に初出場する土浦湖北ナインの壮行会が十二日、 土浦市菅谷町の同校体育館で行われた。野球部のほか女子剣道部も全国選抜大会に出場するとあり、 剣道部の壮行会も同時に行われ、生徒は大舞台で活躍する選手にエールを送った。
 
生徒会主催の壮行会では、甲子園のベンチ入りする野球部員十八人がユニホーム姿で、 また女子剣道部員七人も剣道着姿で登場、生徒約五百五十人の温かい拍手に迎えられて舞台に登った。
 
最初に石塚眞校長から、二つの運動部が同時に全国大会出場することに、 「おそらく二十二年の湖北歴史の中で初めての快挙。 おめでとう」と選手を激励。そして「出場することに満足することなく、 感動できるものを作って欲しい」とあいさつした。
 
また藤田利康生徒会長は「厳しい練習で培った力を存分に発揮して全国制覇するよう頑張って下さい」 と壮行の言葉を述べた。
 
野球部ナイン一人ひとりのあいさつで、小池進主将は 「甲子園では自分たちの力を信じて湖北魂で全国でプレーします」 と決意を述べると、須田幸太投手は「初戦を突破した勢いで優勝したいと思います」 と元気に全国制覇を宣言した。
 
このほか七年ぶり三回目の全国選抜大会(二十七、二十八日、 愛知県春日井市)に出場する女子剣道部の小松澤映吏子主将は、 「まだまだ力不足ですが、力を合わせて頑張りたいと思います。 応援よろしくお願いします」とあいさつした。 最後に応援団による力強いエールが選手に送られた。
 
野球部ナインはきょう十三日、甲子園に向けて出発する。

●古河桃まつりをPR
桃むすめら知事表敬訪問
花桃の本数日本一で知られる古河市の古河総合公園で二十日から第二十八回古河桃まつりが開幕する。 これを前に、PR役の古河桃むすめ六人が十二日、 水戸市笠原町の県庁に橋本昌知事を表敬訪問、 花桃の花束を送って県民の来園を呼び掛けた。
 
訪問したのは田沼恵美子さん、小林紘子さん、小川和美さん、増田香織さん、吉葉秀美さん、近藤恵美さんの六人。 青木来三郎県議や岡本重男同市観光協会長らも同行した。
 
同公園には二十五ヘクタールに四種類、約二千本の花桃がある。 果実を収穫する一般の桃の木とは違う鑑賞用で、 三月中旬から四月上旬にかけて花が咲く。今年は例年よりも一週間程度開花が早く、二十、 二十一の両日ごろが見ごろだという。
 
桃まつりは二十日から来月五日まで開かれ、 土曜・日曜日は午後九時まで花のライトアップも行われる。 入園は無料だが、駐車場は有料。昨年は約二十万人の人出があり、 県外からの入園が七割を占めるという。


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