こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2004年3月20日
●国指定重要文化財に
「鷹見泉石関係資料」3157件
国の文化審議会(高階秀爾会長)は十九日、 古河市の古河歴史博物館が保管する「鷹見泉石 (たかみ・せんせき)関係資料」三千百五十七点を国の重要文化財 (美術工芸品)に指定するよう河村建夫文部科学相に答申した。 『鷹見家歴史資料』のすべてが昨年二月、市指定文化財になっていたが、 そのうち、泉石に関する文物が指定されることになった。
 
下総国古河藩家老、鷹見泉石(一七八五ー一八五八年) が作成・収集した洋学、地理学関係を中心にした資料群。 当時の政治、文化、外交の中枢の動きを知る第一級の資料群。
 内訳は、文書・記録類六百八十七点、絵図・地図類七百七十一点、書籍類九百十二点、 書状類九百十二点、絵画・器物類三百二十一点。
 
主な資料は、「鷹見泉石日記」百二十五冊、 「渡辺華山書状」、「新訳和蘭国全図」、「オッテン地図帳」、 「日光駅路里数乃表」、「雪華文蒔絵印籠」 など。
 
泉石は、大坂城代や老中を務めた藩主・土井利位の補佐役を勤めた関係で、 幕府の閣僚や蘭学者、文人、和蘭商館長など当時の政治、 文化、外交の中核を担う人たちと広く交流。 蓄えた蘭学知識は軍事、天文、地理、歴史、 語学など多くの部門にわたっている。地理学者としての知識に加え、 製図技術や測量術にも長じていた。
 
泉石関係の資料が全国的に知られるようになったのは、 一九〇六(明治三十九)年に、東京帝室博物館 (現・東京国立博物館)の企画展「嘉永以前西洋輸入品及参考品」 で、泉石関係の文物二百十四点が展示されてから。
 
これを契機に、鷹見泉石日記や書状の影写本が東京大学史料編纂 (へんさん)所のスタッフによって作成されたが、 その全容は明らかにされていなかった。
 
一九九〇年の古河歴史博物館の開館に伴い、 鷹見家歴史資料の一部が寄託され、展示公開されるようになった。 基礎調査も続けられ、九三年には「鷹見家歴史資料目録」 が刊行された。今秋には、吉川弘文館から出版されていた 「鷹見泉石日記」(全八巻)の完成と指定を記念して、 特別展示「鷹見泉石展」(仮称)の開催も予定している。
 
小久保忠男古河市長 素晴らしい古河市の宝ができ、 とてもうれしい。歴史史料の分野では県内でも初めてのことで、 当時の政治や文化を知る上で、第一級の史料。 今後、さらに調査研究を進め、新たなる歴史的事実の解明が期待される。

●最後の卒業生巣立つ
八郷町立朝日小学校
少子化により統廃合される八郷町柴内の町立朝日小学校 (酒寄晴夫校長)で十九日、最後の卒業式が開かれ、 六年生児童六人が懐かしい思い出を刻んだ木造校舎を巣立った。
 
式は体育館で午前十時から始まり、真新しい中学の制服を着た酒井一宏君、 坂入由紀、中村冴里、加藤仁美、鴻巣綾香、 田中亜実さんの入場を在校生二十五人や教師、 保護者らが迎えた。
 
卒業証書を受け取った卒業生六人は、「六年間はとても楽しく、 朝日小ではたくさんのことを学びました。中学校へ行っても部活や勉強に頑張ります」 などと、一人ずつ思い出や抱負を述べた。
 
酒寄校長も式辞で宿泊学習や運動会、交流学習などでの一人ひとりの思い出や活躍ぶりを振り返り、 「最後の卒業生となりましたが、未来に向かって大きな夢を持って歩んでください」と励ました。
 
終了後、卒業生は半世紀近くの歴史を刻んだ木造校舎前で在校生や教員らと握手を交わし、 名残惜しそうに学びやを後にした。
 
筑波山系の山々に囲まれた小規模校の朝日小は、 新年度から約二・五キロ離れた町立小桜小に統合される。 二十七日には、地域の人たちが参加して閉校式が行われる。

●「LALAガーデンつくば」がオープン
記念セレモニーを開催
「人びとが自然に集い憩える場の提供」―をコンセプトとした大型ショッピングセンター 「LALAガーデンつくば」が十九日、つくば市小野崎の土浦学園線沿いにグランドオープン。 オープンセレモニーが同センターのコミュニティ広場 「プラザ」で華やかに繰り広げられた。
 
三井不動産商業施設本部の大井健成同運営部長、 ららぽーと取締役SCの高橋孝雄運営第一事業部長、 当日一番に並んだ客など五人がテープにはさみを入れ、 オープンに花を添えた。
 
同センターは、つくば市内最大規模の大型ショッピングセンターで、 延べ面積約一万二千平方メートルの施設内には、核店舗カスミの食料品店 「グラン・プルシェ」、ベビー用品の「アカチャンホンポ」、 書籍の「くまざわ書店」、インポートブランドショップ 「エクセル」をはじめファッション、飲食など六十五店が出店。 駐車スペースも千百台確保している。

ワーキングチームを編成
土浦市の問題協議会が会合
「土浦市青少年問題協議会」(会長・中川清市長) の二〇〇三年度二回目の会合が十九日、市女性センター研修室で開かれ、 組織内にワーキングチームを設けて会員組織相互の連携強化を検討するとともに、 新年度新たに定める「市青少年育成推進目標」 の詰めの作業を同チームで行うことを決めた。 「目標」では、従来の環境浄化にとどまらず、 青少年自らが企画・運営するフェスティバルやボランティア活動など、 社会参加活動の支援策を通じて、青少年自身が自ら考え判断する力の養成を目指すことにしている。
 
協議はまず、昨年七月の第一回協議で課題となった関係団体の連携強化の克服を論議。 中川会長がその検討協議のためのワーキングチーム編成を提案し、 了承された。
 
チームを構成するのは土浦児童相談所、市学校長会、 土浦地区長連合会、市小中学校PTA連絡協議会、 市青少年相談員連絡協議会、土浦地区更生保護女性会の六団体でそれぞれ一人ずつ推薦する計六人。 障害者団体からの推薦も提案されたが、選任された六人による初会合で改めて協議して決める。
 
続いて、新年度の取り組み課題を協議。示された 「市青少年育成推進目標」案をもとに同チームで原案を調査研究し、 新たな「目標」作りの準備を進める。
 
原案では、青少年を取り巻く有害情報や社会環境の改善を図る従来施策の一方で、 青少年が自ら考え、自ら判断し、社会を生きる力を形成するための支援策の必要性を訴え、 青少年が自ら企画運営するフェスティバル、 ボランティア活動、国際交流・協力活動を支援し、 社会参加活動を促進する踏み込んだ内容になっている。
 
このほか、昨年七月に制定された「次世代育成支援対策推進法」 の二〇〇五年四月施行に向けて準備を進めるため、 市児童福祉課が二〇〇四年度、新たに「次世代育成支援行動計画」 を策定する作業計画を説明。
 
既存の「子育て支援総合計画推進委員会」(本橋辰男会長、 委員十五人)に、さらに公募で市民委員を募り、 二十五人程度で策定作業に入ることが明らかにされた。

●来月24日から「竜神峡鯉のぼりまつり」
「使わなくなったこいのぼりを泳がせてみませんか」
水府村の観光名所、竜神峡周辺に約千匹のこいのぼりが舞う 「竜神峡鯉(こい)のぼりまつり」が、今年も四月二十四日から五月九日まで開かれる。 水府村観光協会では、「家庭で使わなくなったこいのぼりをもう一度泳がせてみませんか」 と、県内外に呼び掛けている。
 
色とりどりのこいのぼりが、新緑の竜神渓谷を群泳する同まつりも今年で十六回目。 竜神峡にかけ渡したワイヤーや、両岸に立てた竹ざおにたくさんのこいのぼりを泳がせたいと、 大きさを問わず、寄贈を募っている。寄贈者には、 今年の同まつりフォトコンテストの特選作品を額装写真にして贈呈する。
 
寄贈方法は、郵便番号、住所、氏名、電話番号、 こいのぼりの数を明記の上、四月十二日(必着) までに、直接持参するか郵送(送料寄贈者負担) で。贈られた、こいのぼりは返却しない。
 
寄贈、問い合わせは、水府村観光協会(久慈郡水府村町田50の1、 電話0294・85・1116)まで。

headlinenews

このページのTOPへHOME