こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2004年3月24日
●選抜高校野球開幕
土浦湖北ナイン、力強く行進
第76回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催)の開会式が二十三日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた。七年連続して選抜出場となった本県勢は、初出場の土浦湖北があこがれの甲子園の土を踏みしめた。

午前九時から開会式は始まり、SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」に合わせて、前年の優勝校で五年連続出場の広陵(広島)を先頭に、出場二十三校が北から順に入場行進した。広陵の上本博紀主将(三年)が紫紺の優勝旗を返還し、秋田商(秋田)の佐々木陽祐主将(三年)が力強く選手宣誓し、四月三日の決勝戦までの十二日間の熱戦が始まった。

入場行進で土浦湖北ナインは、小池進主将(三年)を先頭に、緊張した面持ちながらも関東大会制覇した誇りと自信をみなぎらせながら、元気良く行進した。土浦湖北は大会四日目の二十六日第一試合で、同じ初出場の済美(愛媛)と対戦する。(本紙スポーツ面に関連記事)


●3セク「TMO結城」設立
多彩な事業でまちづくり
「まちづくりサポーター」とされるTMO(タウン・マネージメント・オーガニゼーション)構想によって、空洞化が激しい中心市街地の活性化を目指す動きが結城市でもスタートし、マネージメント役を担うソフト会社「TMO結城」が二十三日、設立された。

今後、市からの出資を得て第三セクターによる特定会社となる。同市認証を経て、水戸市や石岡市、水海道などに次いで県内五番目のTMOとなる見込み。三セクよる特定会社は古河市の「雪華」について二番目。

設立されたTMO結城は資本金千二百万円で、商工会議所を含む七十一人が出資。市から第三者割り当て分となる五百万円の増資を受け、三セク会社に移行。市の認定を経て、正式にTMOとして事業をスタートさせる。

社長には設立発起人代表の中山徹雄結城商工会議所副会頭が就任、本社は結城商工会議所に置く。TMOの形態は当面、企画企画調整型としてソフト事業を推進し、活性化整備事業は優先度や熟度の高いものから県や市と協議して推進する。

同市では、一九九八年度に制定された中心市街地活性化法に基づく市中心市街地活性化基本計画を策定。これを受け、同会議所でTMO構想、商店会がないことなどから民間と行政が連携する三セク方式を選択した。

事業にはコンサルタント業務や商業振興の各種業務、イベント企画、不動産業務、物品販売、保険代理業、シャトルバス運行、福祉関連事業、観光関連業務など多彩な事業を盛り込み、まちづくりのコンビニ店のような機能を担うことになる。

●日立電鉄線存続求め、高校生が活動
行政側と懇談会、プラカードでアピール
日立電鉄線(日立市・鮎川駅ー常陸太田市・常北太田駅、十八・一キロ)の廃止問題で、存続を求めて活動している「日立電鉄線の維持存続もとめる高校生徒会連絡会」(会長・渡辺博則佐竹高校生徒会長)は二十三日、常陸太田市役所内で、県や日立市、常陸太田市の担当者との懇談会を実施。午後には、日立電鉄本社(日立市幸町)で開かれた臨時株主総会に合わせて、会社入口でプラカードなどを持ってアピール行動した。

懇談会には、佐竹高、里美高、日立工高、日立商高、太田二高の五校から生徒十七人と各自治体の担当者六人が出席。まず高校生が活動を通してまとめた、▽交通弱者の問題点▽中学生の高校選択や部活動などの交流問題▽バス代替の課題―など六項目の問題点を指摘。経済的負担や送り迎えによる家族への負担、交通渋滞、環境問題などを取り上げ、「移動の自由を保障してほしい」「学校を選ぶ権利を守ってほしい」「地域の活性化にマイナス」などと訴えた。

さらに生徒側から、▽社会科見学での活用▽市民バスなどと連携した観光利用▽割引枠の拡大▽日立製作所社員の通勤利用▽フィルムコミッションの活用▽観光、レジャー施設との連携―など、利用促進策が提案された。

日立市の担当者は「会社が支援でなく廃止を求めている。将来の安全や利用状況など長期的判断が必要」と説明し、バスによる代替を検討しているとした。

常陸太田市は「皆さんの声を大切にしたい。課題は多いが、メリットを考え、残せる方策を検討している」とした。

茨城大で卒業式
2212人が巣立つ
茨城大学(水戸市文京、宮田武雄学長)の卒業式が二十三日、同市新原の県武道館で開かれ、学部千七百六十二人、専攻科十九人、大学院四百三十一の合わせて二千二百十二人が巣立った。

宮田学長は告辞で、「自信と勇気」「謙虚さと強さ」の二つの言葉を贈った。成長した自分への「自信」と、これから新しい時代の変化に立ち向かう「勇気」、自然や人間、社会に学ぶ「謙虚さ」と、いかなる場面でも前向きに対処する「強さ」を持ってほしい、とアドバイスした。

卒業生を代表し、人文学部コミュニケーション学科の寺門由香里さんは「卒業式は入学式と同じスタートラインであるが、培った経験と知識、多くの自信と希望を持ってスタートできる。新しい未来に向け、常に自らを高め、努力を重ねて日々まい進していきたい」と答辞を述べた。

卒業式会場の外では、サークルの下級生らが花束などを持って集まり、式を終えて出てくる卒業生を祝福した。

●「古河桃まつり」開催
桃源郷の風情に酔う
古河市鴻巣の古河総合公園の花桃が鮮やかなピンクの花を咲かせ、見ごろのピークを迎えている。四月五日まで、恒例の「古河桃まつり」を開催中。肌寒い天候が続くが、県境の同市だけに県内はもとより近隣県からも観光客らが訪れている。

江戸時代初期に藩主・土井利勝が、この地で観桃会を開いたことにちなんだイベント。公園内の北側には約二十五・二ヘクタールの広大な桃林が広がり、四種・約二千本という、日本一の本数を誇る花桃が楽しめる。

早咲きで紅色の花を付ける「矢口」が大半だが、ほかにも紅色と白色を咲き分ける「源平」、菊のような花弁で淡い紅色の「菊桃」、鈴なりに咲く「寿星桃」などもあり、まさに桃源郷の趣を感じさせる。

期間中は、野だて茶会や歌謡ショーなど多彩なイベントがあり、模擬店や特産品の展示即売も。日没から午後九時までは桃林をライトアップ、昼間とは異なる幻想空間を演出している。問い合わせは市観光協会(電話0280・23・0030)まで。

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