2004年3月27日
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| ●初の女性部長誕生 |
| TX見据え実務型−つくば市異動− |
| つくば市は二十六日、四月一日付の人事異動を内示した。
来年秋のつくばエクスプレス(TX)開通を見据え、
次長クラスを大幅に入れ替えて実務型人事としたのが特徴。
女性の登用では、片岡かつ子保健福祉部次長が同部長に昇格、
市初の部長となる。前回の十一月に初めて導入した二階級特進は今回は無かった。
異動規模は職員全体の27%の四百六十二人で前年並み。 そのうち管理職への昇任・昇格は七十二人。 退職者は四十九人。 次長クラスの異動は、八部のうち六部で実施。 前回十一月の異動も合わせると、八部すべてで次長クラスが入れ替わる。 女性では、初の部長昇格のほか、課長級に二人、 補佐級に五人が昇格、女性の管理職登用は19・4%となる。 他団体との人事交流では、県に五人派遣し、 六人を受け入れる。都市基盤整備公団には三人派遣し、 二人受け入れ、社会福祉協議会、都市交通センターなど公益法人へは十人派遣する。 入所十年以内の若手職員については、さまざまな職場を経験させるため、 ジョブローテーションを取り入れ、三年を目安に積極的に異動した。 |
| ●スピード対策課新設 |
| 合併推進室増強し準備−土浦市異動− |
| 土浦市は二十六日、四月一日付人事異動を内示した。
異動総数三百三十一人(昨年三百三十四人)
でほぼ昨年並み。退職者は二十九人。 新治村との合併実現に向けて「合併推進室」 を現在の二人から六人に増やして準備を進めるほか、 市民からの要望・苦情にいち早く対応する「スピード対策課」 を広報公聴課内に設置。ベテラン職員三人を置く。 「安心安全のまちづくり」の要となる新生「生活安全課」 課長には土浦署刑事官を務めた森島貞一警視が赴任。 さらに「つくばエクスプレス」開通に備え、 つくば市への交通アクセスなど、新たな交通体系の調査や計画への対応を進めるため、 都市計画課内に「都市交通係」を設けて新たな交通ネットワークの実現を目指す。 市は今回の人事異動について、行財政改革を進め、 全体の職員数を抑えながら機構改革と異動を行ったほか、 組織の活性化や業務の効率遂行と人材育成を図るため、 長期在職者の異動と若手職員の異分野経験を積むための配置換えなどを進めたとしている。 |
| ●土浦湖北、初陣飾れず |
| 選抜高校野球 |
| 土浦湖北、初陣飾れず―。阪神・甲子園球場で開かれている第七十六回選抜高校野球大会に初出場した土浦湖北は二十六日、
大会四日目第一試合で済美(愛媛)と対戦、
0―9で敗れ一回戦で姿を消した。 土浦湖北は、本格派右腕・須田幸太投手(三年) を擁し昨秋の関東大会で優勝。この日は、四国王者で同じく初出場の済美の強力打線との対戦が注目を集めていた。 しかし、大会に入ってもヒジ痛を訴えていた須田投手は、 投げ込み不足のまま登板。持ち味の速球に伸びがなく、 単調になったところを済美打線にとらえられた。 それでも八回までに10三振を奪い、関東覇者の片りんを見せた。 一方、打線も済美・福井優也投手(二年) の速球とスライダーのコンビネーションに的を絞り切れず散発3安打。 最終回、2死球から二死二、三塁と詰め寄ったが反撃もここまで、 零封を許した。 初出場の緊張感とエースの不調から、力を出し切ることなく敗退した土浦湖北。 この経験を生かし、夏に雪辱を期すことになる。 |
| ●「落書き消したい」 |
| 弘経寺参道に千姫の壁画制作 |
| 水海道市豊岡町にある千姫の菩提寺、弘経寺参道の大門通橋トンネルの壁面に、
地元の小中学生らが、千姫の壁画を描いている。
落書きで汚れたトンネルをきれいにしたいと、
市立西中学校美術部、豊岡小学校、つくし子供会、
きぬ幼稚園の子供たちが、TMO水海道まちづくりネットワーク
(岩本健太郎会長)と共同で取り組んでいる。
弘経寺には、徳川家康の孫、千姫の墓があり、 同市は「千姫となごみのまち」をキャッチフレーズにまちおこしに取り組んでいる。 千姫の誕生日とされる四月十一日には「千姫まつり」 が開かれ、千姫行列が市内を練り歩く予定。 弘経寺参道のトンネルも行列のルートとなっている。 TMOでは参道を観光ルートにしようと、昨年秋、 沿道に花を植えた。落書きのトンネルに対しても 「何とかしたい」という声が上がったが、どうすることもできないまま悩んでいた。 そのころ、たまたま参道で出会った西中学校の生徒から 「私たちの手で絵を描きたい」と申し出があり、 壁画制作が決まったという。 壁面の大きさは一面が幅二十六メートル、高さ四・七メートルで、 幼い千姫、大人になった千姫の姿が、それぞれ左右の壁いっぱいに描かれる。 西中美術部が下絵を描いた。二十四日から描き始め、 四日間で延べ百五十人が制作に参加する予定。 完成は二十七日。 地元の飯沼地区の飯田孝夫区長は「ものすごい落書きだった。 大きいキャンパスに描くのは、子供たちにも勉強になるし、 地元にとってもきれいになる。一石二鳥にも三鳥にもなる」 と感激。 壁画制作に参加した菅生小学校五年生の佐賀悠里さんは 「見る人に千姫に興味をもってもらいたい」、 西中美術部二年生の大楽夏菜絵さんは「もう落書きは止めてほしい」などと話していた。 |
| ●霞ケ浦研究会、研究成果を発表 |
| 白濁現象や産卵地減少など−阿見− |
| 霞ケ浦・北浦の環境や生態系などに関する研究成果を発表する、
霞ケ浦研究会(黒田久雄会長)の研究発表会が二十六日、
阿見町中央の茨城大学農学部のこぶし会館で開かれ、
数年前から発生、環境への影響が懸念される白濁現象、
減少するワカサギやシラウオの問題などをテーマに、
会員や学識者ら五十人が耳を傾けた。 同会に所属する環境活動家の研究発表の場として、 一九九一年から毎年開催される。同日は六つのテーマについて会員が発表。 霞ケ浦市民協会の沼澤篤さんは産卵場所の研究について、 昨年二月から三月にかけて、蓮河原(土浦市)、 浮島小袖ケ浜(桜川村)など、産卵場所に適する砂地の湖底から、 砂と卵を採泥器とふるいで採取した研究を紹介。 この結果、浮島小袖ケ浜で一回に最大六十四個のシラウオ卵が確認されたが、 全く検出されなかった場所も多く、泥やイトミミズ類も検出された。 沼澤さんは「富栄養化が進み、産卵場所は泥質、 砂泥質化しているため産卵地は激減しているのでは。 波浪が産卵に適する底質や酸素量を提供するが、 護岸堤で止めてしまっている」と指摘した。 白濁現象について、フランスの衛星が二〇〇二年八月と十一月に霞ケ浦の高浜入、 土浦入、江戸崎入各地点を撮影した写真を利用し解説。 沼澤さんは「砂浜は産卵場のほかに、たどり着いた汚濁をろ過しかき消すことが可能。 湖岸堤ではできない。自然の湖岸の大切さを認識すべき」 と話した。 霞ケ浦研究会の春日清一さんは、白濁物質は粘土粒子などであり、 流入周辺で見られないことから湖内での発生が推測されるなどを指摘。 この影響として、光合成阻害が起こる可能性から、 漁業の生産性低下を危惧した。 |
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