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2004年3月30日
●教職員540人が退職
昨年より14人増
県教育委員会は二十九日、今春退職する教職員を発表した。学校と教育庁を合わせた退職者は、昨春より十四人多い五百四十人。永年にわたり、本県の教育の向上に尽力してきた優秀な人材が数多く含まれ、惜しまれながら教育現場を去ることになる。

県教委によると、三十一日付の退職者は小学二百二十六人(昨春百七十五人)、中学百七人(同百九人)、高校百六十六人、同二百十一人)、特殊教育諸学校三十二人(同二十七人)、教育庁など九人(同四人)。

このうち定年退職は三百十三人(小学百十三人、中学五十人、高校百十三人、特殊教育諸学校十七人、教育庁など二十人)、勧奨退職は百六十七人(小学八十四人、中学四十六人、高校二十三人、特殊教育諸学校十人、教育庁など四人)、普通退職は五十五人(小学二十八人、中学十一人、高校十一人、特殊教育諸学校五人)。

●つくばに水災害研究センター
来月着工、来秋完成予定
つくば市南原の独立行政法人・土木研究所内に、二〇〇五年秋、国連・ユネスコの「水災害とリスクマネジメント国際センター」が設立される。「水災害とリスクマネジメント」をテーマに、研究、研修、情報ネットワークの三つの活動に取り組む。世界的なレベルで水災害問題に取り組む国際センターを、国連が設立するのは初めてという。

具体的には、途上国の降水量を予測したり、気象データをもとにハザードマップを作成するなど。海外から研究者を招いて、研究成果を持ち返ってもらうほか、災害に対し自国で解決できるような力を付けてもらうのが目的。

センターのスタッフは、専門研究員が常勤、非常勤を含め二十人程度を予定しており、国内外から幅広い人材を公募する。ほかにJICAの研修生を年間二、三十人程度受け入れるほか、各国のニーズに応じて、短期、長期の研修生を受け入れる計画。

世界各地の災害発生件数は、近年増加し続けており、一九九二年から二〇〇一年まで十年間の自然災害発生件数は、世界で二千七百三十件、死者数は五十三万五千人、被災者数は二十億人を超え、推定被害額は六千九百四十四億ドルに及ぶという。

そのうち洪水、暴風雨、土砂災害など水災害による被害がもっとも多く、発生件数の71%を占める。都市への人口集中、開発による森林や湿地の減少、地球温暖化現象などにより、水災害は今後さらに増加すると予測されている。

こうした中、日本は、洪水など水災害に対する専門的な知見や経験が豊富なことから、設立が決まった。

センターは全体面積約二千平方メートル、二階建てで、研究室、講義ホール、講義室などを設ける。同研究所内の土質共同実験棟を改築して建設する。総工費は約二億円で、四月に着工予定。

●つくば研究者調査
65%がつくば市近隣に在住
つくばの研究者は退職後も65%が市内や近隣に永住するものの、再就職環境は厳しく、六割が再就職しない―筑波研究学園都市研究機関等連絡協議会の情報・交流専門委員会(委員長・高橋秀知筑波技術短期大学名誉教授)が二十九日まとめた「退職予定者の生活環境アンケート調査結果」で、こんな退職後の生活状況が浮かび上がった。

調査対象は、独立行政法人や民間企業など九十三の研究機関を、二〇〇三年度から〇四年度に退職する予定の研究者などで、年間四、五百人の退職者のうち、ほぼ二割の七十四人が回答した。年齢は五十代が51%、六十代が40%。

まず退職後の住まいについては、つくば市内が34%、土浦・牛久市が19%、その他の県内が12%で、計65%が県内に永住する。出身地など他県に戻るのは30%。住居は持ち家に住むが87%、借家が11%。

現時点の住まいは、つくば市内が63%、土浦・牛久市が17%、その他の県内が10%で、計90%が県内から通勤。一九九六年から〇〇年の調査では、県内通勤が43%で、東京など首都圏からの通勤が35%だったのと比べると、地元の居住割合は高まっている。

高橋委員長は「つくばが都市として、生活環境が整ってきたのと、つくばエクスプレス(TX)に対する期待、さらに地価が下落傾向にあるためではないか」と分析している。ただし、「来年秋のTX開通が、つくば市内への定着に効力を発揮するのか、都心回帰を加速するのかは、まだ分からない」としている。

現在の住居は、持ち家が65%、公務員宿舎などが28%で、〇一年と〇二年の調査が持ち家80%、宿舎18%だったのと比べると、持ち家の割合が減少傾向にある。

退職後の再就職については、任期付き再雇用が20%、関連機関や関連会社への再就職が16%、海外派遣が1%で、計37%が再就職先が決まっているのに対し、無職が21%、再就職先を探すが14%、ボランティア活動をするが4%、不明が19%、勉強するなどが2%と計60%が再就職しない。自ら起業するは2%だけだった。

高橋委員長は、退職後に研究者が社会に提供できる能力について、「研究の質が変わり、腕に覚えのある技術者が少なくなっている」として、「技術や技能を継承する必要があるのではないか」と指摘している。

新指令センター整備−取手消防本部
瞬時に場所特定し出動
最新鋭のコンピューター技術を使い、迅速な防災活動に対応する高機能消防指令センターが取手市消防本部(取手市井野)に整備され、四月一日から運用を開始する。

従来の指令センターは一九八九年に整備され、老朽化が目立っていた。このため、総務省消防庁の防災施設整備補助金を活用し、約二億七百万円の事業費をかけ整備した。

新指令センターには一一九番通報を受信すると、通報の発信場所を瞬時に照会できる発信地表示システムを導入。災害発生地点付近の地図を表示し、道路状況や危険物施設、防火対象物を地図画面上で確認できる。

出動指令はこれまで音声だけだったが、指令センターから消防署へは、高速ファクスで現場地図を送信できる。これまでは通報受信から出動指令まで三十―六十秒かかっていたが、今後は十秒程度に短縮され、現場地図を持ちながら出動できる。

火災などの情報を伝えるテレホンサービスは、これまで五回線で対応していた。「NTTトーキ案内サービス」の活用で、一回線契約で同時に二十回線まで案内できる。

消防車や救急車の出動、現場到着時間については、これまで指令センターと無線交信していた。GPS(全地球測位システム)を使った車両動態位置表示装置の導入で、車内から画面のタッチ送信で、正確な管理ができる。

●春のビールまつり
土浦駅ビル飲食各店で開催中
土浦の桜まつりにあわせて、土浦駅ビルウイング五階レストラン街恒例の「春のビールまつり」が、四月十一日まで開かれている。毎年、地域で一番早く始まるビールまつりとして話題だが、今年は生ビールが一杯二百十円(中ジョッキ)となっている。

オムライスのすくらんぶるえっぐ、とんかつ和幸、イタリア料理のパスタマルコ・グラッツィエ、日本そばの横浜田中屋、和食のかすみ亭、天ぷら八起、昭和食堂、らうめん神戸千鮎亭、うどんの杵屋の各店では、イベントに合わせておすすめのメニューも用意している。

問い合わせは、ウイング(電話029・824・2220)まで。


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