2004年4月2日
|
| ●TXで本格試験走行 |
| 高速性能や保安装置確認 |
| 来年秋に開業するつくばエクスプレス(TX)の第二期走行試験が1日から開始された。7月末までの4カ月間にわたり、守谷駅―みどりの駅間約
12.3キロ区間で、時速130キロの最高速度による高速走行性能試験や保安設備の確認試験など本格的な走行試験を実施する。11月からは東京・秋葉原―つくば間の全線約
58.3キロで、走行試験を実施する予定だ。 TXの車両は昨年3月に2編成(12両)が守谷市と谷和原村にまたがるTX総合基地へ搬入。4―7月にかけて、守谷駅―小貝川橋りょう間約1.5キロ区間で、第一期走行試験を実施した。 延べ約2,500キロの第一期走行試験では、モーターやブレーキ装置など基本性能の確認や車両量産に向けたデータの収集などが行われた。これによって得られたデータは量産車両に反映された。 今年1月からはTX総合基地へ車両の搬入が始まり、3月末現在で6編成(36両)が到着。来年1月までに残り22編成(132両)の搬入が完了する予定だ。 第二期走行試験は量産車両の搬入を受け、秋葉原―つくば間用の交直両用車両を使って実施される。第一期走行試験は走行試験距離が短かったため、時速 60キロに抑えていた。 |
| ●TX1期生53人が入社 |
| 首都圏新都市鉄道 |
| つくばエクスプレス(TX)の新規採用第一期生の入社式が1日、東京都台東区小島の首都圏新都市鉄道新御徒町事務所で行われた。真新しい制服に身を包んだ53三人の一期生は、希望と情熱を胸にTXマンとして第一歩を踏み出した。 乗務要員は40人で黒を基調に腰周りにTXの「ブランド・アイデンティティー・カラー」とされるネイビーブルーのラインが入った制服。技術要員の13人はネイビーブルーに白色で「TX」の略称文字が入った制服で入社式に臨んだ。 高橋伸和社長は「高度な機能を持つ鉄道システムを全線にわたって一挙に開業するのは、民営鉄道の歴史で初めて。鉄道の『プロジェクトX』に立ち会えることを誇りにしてほしい」と激励した。 新入社員を代表して風間良太さんは「輝かしい開業の瞬間に立ち会えるスターティングメンバーとして、愛され親しまれる鉄道を創り上げるよう努力します」と入社宣言した。 |
| ●潮来市内4河川を水質調査 |
| 北浦の水をきれいにする市民の会 |
| 潮来市の「北浦の水をきれいにする市民の会」(橋本きくい会長)はこのほど、市内を流れる河川の水質調査を実施した。昨年8月、北浦流域市町村の家庭排水浄化推進協議会に連携を働き掛け、北浦の水質浄化に向けて積極的な活動を展開しようとしたもので、会員の手で調査を行うのは今回が初めて。 この日は、会員12人が北浦全域の水質調査を行っている同市の北浦の自然を守る会(須貝幸市会長)の武田亮一さん(公害防止管理者水質第一種)と村山進一さんの指導を受け、市内を流れる夜越川、石田川、稲井川、アンコ川の四河川九地点から採水、溶存酸素、伝導度の計測の方法やCOD(化学的酸素要求量)の簡易式パックテストなどを実施した。 今回の調査で話題となったのは、同市延方の前川に注ぐアンコ川。CODが上流部で30mg/L、下流部で20mg/Lと、かなり汚染が進んでいた。前川は観光スポットとしても人気が高い潮来あやめ園に沿って流れ、水郷潮来の中心部となっているだけにイメージダウンになると、一日も早い改善を望む声が会員から聞かれた。 指導に当たった武田さんは「北浦全域のCODは7mg/L台を推移している。それと比較すると水質がかなり悪い。特にアンコ川はどぶ池と同じ状態」と、今回の調査で示された数値を基に流域河川の水質の現状を解説した。 橋本会長は「年4回、自然を守る会と協力して調査を実施し、市民によるデータを蓄積していきたいと」と今後の方針を話していた。 |
| ●学群・学類を再編へ−筑波大 |
| 国立大学法人スタート |
| 国立大学が国立大学法人としてスタートした1日、筑波大学でも発足式が開かれ、1日付で就任した岩崎洋一学長が、約四百人の職員を前にメッセージを読み上げ、新たに、学群・学類の再編に取り組むことを明らかにした。 発足式で岩崎学長は「学群・学類は、開学以来、大きな枠組みがほとんど変わらず、大学院と学群の関係がわかりづらくなっている」と指摘。さらに「(第一学群、第二学群など)ナンバー学群の名前と分類の仕方も、開学当初の理念が薄れ、社会や学生に対してわかりにくいものとなっている」とし、(1)教育上の必要(2)大学院との整合性(3)わかりやすさ―の三点から、早期に本格的な検討に着手し、今年度中に具体案をまとめ、2006年度入試から改革したいとした。 同大学は、北原保雄前学長が、大学院博士課程を、教育・研究の中核組織と位置づける大学院改革を実施。岩崎学長の表明は、大学院改革に引き続き、さらに改革を推し進めようというもの。 大学院修士課程についても「再編・整備を進め、法科大学院、ビジネススクールなどの専門職大学院を創設する」とし、設置場所については「東京キャンパスを十分活用したい」とした。 ほかに、組織改革を実施したことを明らかにし、大学の将来を戦略的に考える部門として、学長特別補佐、学長補佐、研究戦略室長、国際連携室長、広報戦略室長などを新設し、若手の人材を登用。さらに、従来、教員と事務職員に二元化していた組織を一元化し、それぞれの担当副学長の下に事務局を設置したことを明らかにした。 |
| ●筑波山神社で「御座替祭」 |
| 大みこしが登場 |
| つくば市筑波の筑波山神社(田中一宮司)で1日、同神社の拝殿内に納められる神衣(かんみそ)と、男体、女体両山頂に位置する本殿内の神衣を交換し、神様の衣替えを行う神事、御座替祭(おざがわりさい)が行われ、田中宮司をはじめ同神社関係者や一般市民ら100人以上が参加し、雅楽や太鼓を響かせ、神衣を納めた大みこしなどを担ぎながら山々を練り歩いた。 同神事は江戸時代から続くもので、毎年4月1日と11月1日の年2回行われる。 一行は午前八時に拝殿内の神衣を小さな「山みこし」に納め、男体山頂に向け出発。ロープウエーで山頂付近まで上がり、山頂本殿、その後女体山頂に納められる別な神衣と入れ替えをした後、下山。仮宮のある六丁目に準備された「大みこし」に神衣を入れ替え、再度拝殿を目指した。 大みこしは重さが250キロ以上あり、同神事で 20年以上にわたり担当する、地元のみこし同好会、葵会(坂入茂則会長)のメンバーら 20人が、交代しながら担いだ。また市民参加者らが太鼓や雅楽の音色を響かせながら、長い行列をつくり行進していくと、歴史絵巻から抜け出たような美しい光景に、沿道に集まった多くの見物客からため息がもれた。 神社から借用した衣装を身に着け「稚児行列」に加わった下妻市の齋藤俊輔くんは「みんなきれいな服を着ていて、とても楽しい」と満足げだった。 |
headlinenews |