こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2004年4月3日
●入場者30%減少
ワープステーション江戸
県や民間企業が出資して二〇〇〇年四月にオープンしたテーマパーク 「ワープステーション江戸」(伊奈町南太田) の〇三年度入場者数は前年度よりも30%減少し、 六万六千人にとどまった。二日の定例記者会見で橋本昌知事が明らかにしたもので、 県は検討委を設置し、同施設のあり方の検討に入る。
 
同施設は初年度の二〇〇〇年度に三十七万一千人の入場者があったが、 〇一年度に十六万五千人、〇二年度九万五千人、 〇三年度六万六千人と減少。運営主体の第三セクター・メディアパークつくばは〇二年に経営破たんし、 三十七億円かけた施設を県開発公社に売却した。 〇二年度からは施設の運営を「日光江戸村」 の大新東グループに三年契約で委託したが、 減少傾向に歯止めがかかっていない。〇三年度の赤字は七千万円だった。
 
知事は「今年度は入場者を六万五千人で計画している。 できるだけ早く、この施設をどうするか、委員会を設置して検討していきたい」 と述べた。

●春の夜のファンタジー
日立・平和通り
一日夜から、日立市の「平和通り」のサクラがライトアップされた。 仕事帰りのサラリーマンやOLなどが足を止めて見上げる姿や、 ライトに浮かび上がった幻想的なサクラのアーチを携帯電話のカメラに納める姿が見られた。
 
会場はJR日立駅前から国道6号までの約一キロ。 道の両側に百本以上のソメイヨシノが並び、 二百四十基の照明がファンタジーの世界をつくり上げている。 ライトアップは二十日までで、午後六時から同十一時まで。
 
平和通りは「かみね公園」とともに日本のさくら名所一〇〇選地。 八日から十一日の四日間には、国指定重要有形・無形民俗文化財の 「日立風流物」の披露や日立市出身のミュージシャンによるライブステージ、 市民参加によるパフォーマンスなどが行われる。

●二酸化炭素を7.3%削減目標
守谷市が省エネ計画策定
守谷市は地球温暖化の原因となる二酸化炭素 (CO2)の排出量を削減するため、エネルギー消費量の削減目標を定めた省エネルギービジョンを策定した。
 
市ではこれまでに環境基本条例を制定したほか、 環境基本計画を策定している。今後、つくばエクスプレスの開通に伴い、 市内や常磐自動車道の通過車両の増大が予想されることから、 CO2の削減が課題になっている。
 
計画では省エネ目標期間を二〇一二年とし、 市全体の省エネ目標値は7・3%削減としている。 この削減量を市民一人当たりのCO2削減量に換算すると、 年間で二百二十キロになる。
 省エネに関する市内の取り組みでは、市立守谷中の増改築事業で、 文部科学省のエコスクール事業の補助を受けて、 太陽光発電システムの設置やベランダの緑化、 雨水利用を実施している。
 
市役所内ではこまめな省エネの実践で、〇五年度までにCO2の排出量を5%削減する目標値を設定し、 毎年数値を公表している。〇二年度には目標値を達成した。
 
市民には住宅用太陽光発電システムの購入費を補助し、 〇三年度には十四人に約二百十万円を交付した。

●日立電鉄線、存続なら財政支援
橋本知事が考え
日立電鉄線(日立市・鮎川駅―常陸太田市・常北太田駅、十八・一キロ)の廃止問題で、橋本昌知事は二日の定例会見で 「存続の方向でまとまれば県としても財政支援の準備がある」と、維持存続に前向きな考えを明らかにした。 地元二市や企業の意向を尊重することが前提となるが、「将来の推計を含めた数値を固めることがポイント」とした。
 
県ではこれまで、「存続のためには地元自治体や住民などのしっかりした議論が重要」 としてきた。常陸太田市では高校生が中心となって存続活動を展開。 高校PTAや同窓会などが意見書を提出している。 日立市でも自治会などが署名活動やフォーラムを開催している。
 
行政側では、常陸太田市の渡辺龍一市長が「存続に向けた努力をしたい」 と表明し、県や両市、企業、住民が話し合う協議会設置の考えを示している。 一方、日立市の樫村千秋市長は「利用者の安全第一とする企業の決断はやむをえない」 とし、代替輸送などの検討に入っているという。
 
議会の対応にも温度差があり、常陸太田市議会では 「日立電鉄の存続に関する意見書」を全会一致で可決したが、 日立市議会では賛成少数で不採択となっている。
 
橋本知事は「安全基準に反しないで、いつまで続けられるのか。 大型投資をして乗客が急激に減少してしまっては困る」 とし、県企画部がまとめた費用対効果の試算や企業が示す存続のための数字の違いを早急に詰める必要があるとした。
 
また、判断時期について、「存続するのであれば急がないが、 廃止となれば代替もあるので、早い時期がタイムリミットになる」 とした。

●明治の制服で配達
ひたちなか郵便局
ひたちなか郵便局は二日までに、日本郵政公社の発足一周年を記念して、 職員が明治時代の制服に扮(ふん)して利用者を迎えるなど多彩なイベントを実施した。
 
この日は午前九時から、「明治五年代」「十年代」 「二十年代」と、それぞれの逓信(ていしん) 省時代の制服に着替えた職員三人が窓口で利用者を迎え、 「リナリア」の花の小鉢をプレゼントしたほか、 鯨井利子さん(同市地域女性団体連絡協議会長) の自宅に、創業時(明治五年代)の制服姿の職員が訪れて郵便物を手渡した。

鯨井さんは「明治時代の服装で郵便を配達してもらうなんて初めて。 まるで明治時代にタイムスリップしたみたい」 と大喜び。

また、同局を訪れた利用者も明治時代の制服姿に驚いた様子で、 「これは、いつごろの制服なんですか」などの声が寄せられ、 和やかな雰囲気でのイベントとなった。
 
この後、職員たちは、丸笠をかぶり、かばんを携えて郵便配達に向かい、 地域に親しまれる郵便局をアピールしていた。
 
今回の記念イベントは、郵便外務員の服装などの変遷を再現しようと、 「明治時代の制服で郵便物をお届け!」をテーマを掲げて実施した。
 
羽田健総務課長は「局独自の企画だったが、 ユニークで面白いと本当に好評だった。 今後も、 多彩なイベントを企画しながら地域融和に努め、 お客様のニーズに合ったサービスを提供していきたい」 と話していた。


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