2004年4月5日
|
| ●ミュージアム完成−カシマサッカースタジアム |
| 歴史と感動を後世に |
| 鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムの利活用の一環として、スタジアム内に整備が進められてきた「カシマサッカーミュージアム」が完成し、四日、設置者の県、管理運営者の鹿島アントラーズ関係者らが参加し、テープカットなどが行われた。 この日の完成披露式には麦島健志県企画部長、内田俊郎鹿嶋市長、鹿島アントラーズFCの牛島洋社長、また選手代表として中田浩二選手らが出席。麦島企画部長は「このミュージアムを通じ、アントラーズの栄光やワールドカップ(W杯)開催など、スタジアムが持つ数々の歴史や感動を多くの人々に余すことなく知ってもらい、後世に残していけるよう、努力したい」と述べた。 同ミュージアムはW杯茨城開催の功績を後世に伝えるとともに、同スタジアムの交流拠点機能の向上、日常的な賑わいの創出などを目的に建設された。 内部は(1)ワールドカップ記念展示ゾーン(2)鹿島アントラーズゾーン(3)企画展示ゾーン(4)映像シアターゾーン(5)スタジアムゾーン―など六つのコーナーで構成。総面積は 815平方メートル、総事業費は約九千万円。 (1)には、二〇〇二年六月のW杯茨城開催の際に同スタジアムで試合を行った、アイルランド、ドイツ、イタリア、クロアチアなど全六カ国代表のサイン入りユニホームやボール、試合の名場面がパネルで紹介される。 (2)は、アントラーズ創設からの歴代監督、選手の写真、ユニホームなどを展示。同じスペース内に位置する(3)には、全四台の検索システムが設置され、過去のアントラーズ全試合のダイジェストが観賞できる。また(4)では、大型スクリーンにアントラーズの活躍の歴史が常時紹介される。 サッカー少年団代表としてテープカットに参加した、アントラーズジュニアFCの久保和輝くんは「いろいろな写真や映像が見られて、すごく楽しい。将来プロになって、ここに写真が飾られるようになりたい」と話した。 一般オープンは六日。開館時間は午前十時から午後四時まで。スタジアム休館日(月曜、年末年始)を除き、毎日開館。入場料は大人三百円、小中学生百円。 詳しい問い合わせ先は、同ミュージアム(電話0299・84・1155)。 |
| ●恒例の湯立て祭 |
| 下館・樋口雷神社 |
| 熱湯を頭からかぶって今年の天候を占う荒行神事「湯立て祭」が四日、下館市樋口の雷神社で開かれ、白装束に身を包んだ神官が氏子らに「神のお告げ」を伝えた。 四方を縄で囲んだ霊場が境内に設置され、正装の神官二人が次々におはらいをして霊場を清めると、直径五十センチの大がまの前に奇祭を司る神官が立った。 煮えたぎる湯の中にクマザサを浸し、両手で勢いよく頭上にかざして振ると、お湯が周囲に飛散。この行為を繰り返すうちに神が次第に神官の身にのり移るのだという。 本殿前でも三度行われ、雷神が神官に憑依(ひょうい)した。霊感によって「七月は天候不順、八月は大雷の兆し、九月に台風あり…」などと、今年の天候を占った。 湯立て祭は樋口雷神社の春季例大祭で、市の無形文化財。三百年前から続く伝統行事だが、一時期中止されていた。二〇〇〇年春に氏子らの努力で復活し、伝統が守られた。 |
| ●砂沼桜まつり |
| 満開のサクラ楽しむ |
| 下妻市の春を彩るイベント「砂沼桜まつり」(市観光協会など主催)が四日、満開のサクラの下で砂沼南側湖畔の特設ステージを主会場に開かれ、花冷えの中恒例の桜むすめ選考などが行われた。 あいにく雨天にたたられ、予定したチビッコ魚つかみどりなど野外イベントは中止となった。しかし、参加者らは砂沼一周歩こう会などで、見ごろのピークを迎えた湖畔堤防の桜並木を楽しんだ。 特設ステージで行われた二〇〇四年・桜むすめ選考会では、福島由美子、進木美幸、川上厚子さんが選ばれ、十五万円分の旅行券を贈呈された。「一年間、イベントなどで下妻市のPRに努めます」と抱負を述べていた。 砂沼広域公園には約二千本のサラクが植えられ、県西最大のサクラの名所として市民に親しまれている。夜間にはあんどんが灯され、ライトアップで幻想的な美しさが演出されている。 十一日には、同市の春季イベントとしてすっかり定着した「多賀谷時代まつり」が、同市の中心市街地の多賀谷城跡公園周辺で開かれる。 |
| ●幽玄の世界を堪能−明野薪能 |
| 満開のサクラが雰囲気演出 |
| 満開のサクラを背景に、第十一回明野薪能が三日夜、明野町海老ケ島の町教育文化センター運動広場の特設能舞台で町制施行五十周年記念として開かれ、夜間の花冷えの中、多くの鑑賞者が訪れた。 町民有志が実行委員会(古田部光文委員長)を結成し、自主文化事業として企画・運営・舞台制作に取り組んでいる。野外での能・狂言として、地元や近隣住民に支持され、二〇〇三年度文化芸術活動で知事賞を受けた。 同日は、夕闇の中厳かに火入れが行われ、雰囲気が盛り上げられた。前段では、野村万之丞さんらの指導を受けた同町の子どもたちが、小舞「柳の下」、狂言「盆山」を演じ、大きな拍手を受けた。 この後、人気演目の能「羽衣」、狂言「魚説法」、能「小鍛冶」が演じられた。参加者は、プロの役者たちが創造する野外能や、狂言の世界がつくり出す幽玄の世界をたん能した。 ここ数年は暖冬などの影響でサラクの開花が早く、開催日には散ってしまっていたり、昨年は雨にたたられ屋内での舞台となっていた。今年は約百本の古サクラが満開となり、参加者を喜ばせた。 |
| ●「春の自由画展」を開催 |
| チャーチル子どもアトリエ |
| つくば市古来の絵画教室「チャーチル子どもアトリエ」(成嶋栄生さん主宰)の第七回「春の自由画展」がこのほど、同市二の宮の洞峰公園・新都市記念館で開かれ、伸びやかなタッチの絵が来場者の心を和ませた。 同教室は、絵画を通して子供の感性をはぐくもうと十年前にスタート。現在は、三歳から中学生まで約百三十人が学んでいる。毎年夏のほか、春はほぼ隔年に絵画展を開催。今回は、約八十人が一、二点ずつ自分の気に入った作品を出展した。 水彩が中心で、幼児はクレヨン画。動物や海の生き物、鳥、花、風景など、多彩な題材の絵が並んだ。かわいい表情のネコ、カモの親子の行列、鋭いまなざしのトラ、躍動感ある野牛…。それぞれの特徴がかわいらしく表現されていて、見る人のほほ笑みを誘った。 写生のほか、「なぞのクジラ出現」「風の基地」、恐竜がいる風景など、空想して描いたものも多く、子供たちが楽しみながら取り組んだ様子がうかがえた。 問い合わせは、「チャーチル子どもアトリエ」(電話0120・375・157)まで。 |
headlinenews |