2004年4月14日
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| ●前川を「ふるさと川事業」に認定−国交省 |
| 公園など整備し親水空間創出 |
| 国土交通省はこのほど、潮来市と県河川課が地域と連携した川づくりを目指して、河川環境を向上させながら、流域にアヤメを生かした公園づくり、遊覧に利用される小舟の発着所整備などを組み込んだ計画を、「ふるさとの川整備事業」に認定した。同事業を通じ、水郷情緒の復活に期待が集まる。 国交省は昨年二月、前川を「ふるさとの川」に指定。県は昨年七月、ふるさとの川整備計画委員会(委員長・西村仁嗣筑波大教授)を立ち上げ、地元の学識経験者や地域住民代表らも加わり、水辺の環境を維持するとともに、水郷の情緒をよりアピールし、観光につなげる各種案を検討してきた。今年一月には、「水郷に小舟が揺れ、あやめ咲くふるさとの川」を基本テーマにした計画を策定した。 このうち、今回の事業に盛り込まれたのは、▽二列河川の整備▽中の島親水公園の整備▽河岸跡の再生―など。 前川は、常陸利根川との合流点から上流に約一・五キロ地点の川幅が狭く、大雨時など水があふれてしまう。このため、その脇に別なバイパス水路を設置するのが、「二列河川」整備事業。 この二本の川の間に残る長さ約七百メートルのスペースに、「中の島親水公園」を整備する。下流に位置するあやめ園の「第二の空間」と位置付け、整備していく。 現在、水郷の情緒を伝える小舟の発着所は、過去に五カ所あったが、現在は下流域の遊歩道部分のみ。この発着所を再生させようと、人々が河岸に接近し、小舟に乗り込むことが可能な石段を設置していく。 総事業費は十九億五千万円で半額を国が補助する。 同整備事業は、河川改修の一部として、すでに下流域の堤防のかさ上げ工事などとしてスタートしている。国土交通省は、十五カ年事業として実施していく方針。 潮来市企画財政課は「前川は潮来の歴史や文化に深く関わる。地権者の理解を得ながら長期的な視野で、貴重な親水空間をつくっていきたい」としている。 |
| ●県域デジタルTV、放送開始まで半年 |
| 県内番組2時間40分に拡大 |
| 県域デジタルテレビ放送開始が半年後に迫ったのを受け、NHK水戸放送局(平逞仁局長)は十三日、平局長らが記者会見し、放送開始の準備状況などを説明した。「県民とともに歩む放送局」をコンセプトに、最先端の技術を駆使した地域サービスを構築していく考え。本県は全国で唯一、県域テレビ放送がなかったが、ようやく脱却することになる。 本県関係の番組は、現在は関東一都六県の枠で一日十数分間だけだが、十月スタートの予定の県域デジタル放送によって平日二時間四十分程度と十倍以上に拡大。開始当初の放送エリアは水戸市を中心とした約三十三万世帯で、日立市などの中継局でも準備を進めており、年内には四十万世帯で視聴可能になるほか、県南のCATVも再送信する。 県域デジタル放送の開始に向け、同局は局舎の増改築工事や送信所の建設を進めている。水戸市の森林公園に建設中の水戸デジタルテレビジョン送信所は先月末現在、40%の進ちょく率で、七月末に完成。八月半ばには試験電波の発射を予定している。局舎は地上二階建て、延べ床面積は約三百十五平方メートルで、高さ九十五メートルの鉄塔を備える。公開生放送用のオープンスタジオなどを整備する水戸放送会館の増改築も八月末には完成する。 番組は、午前十一時半から正午までの三十分間、夕方の午後五時十分から同七時まで一時間五十分に、オープンスタジオから公開生放送。このほか、午前七時半から十五分、午後八時四十五分から十五分間など、平日で二時間四十分程度の番組を放送する。 |
| ●藤田民俗学を紹介 |
| 大宮町歴史民俗資料館 |
| 「民俗学者藤田稔の視点パートT『かわりゆく暮らしとかわらぬ祈りをみつめて』―写真が語る茨城の民俗文化とそのひろがり―」(主催・大宮町教育委員会)が六月二十七日まで、大宮町中富の町歴史民俗資料館で開かれている。藤田氏の民俗関係の新たな企画展が日立市を皮切りに、県内数カ所を巡回する計画もあるなど、大きな話題を呼んでいる。入場無料。 藤田さんは一九二一年、大賀村鷹巣(現大宮町鷹巣)生まれ。茨城師範学校卒。戦後間もなく東京文理科大国史科に復学、四八年から県立高校の教諭となり、教べんを執る傍ら、茨城民俗学の会(後の茨城民俗学会)を結成するなど、本県の民俗学のけん引役を担った。県文化財保護審議会長、茨城大講師なども歴任。勲五等双光旭日章受賞。 現在は茨城民俗学会顧問。九九年には、県民話普及推進協議会を発足させ、会長として民話の普及にも活躍している。 その藤田さんが数十年間に及ぶ調査撮影した膨大な写真の中から、県北地域を中心とした昭和三十年代から五十年代の人々の暮らしを記録した民俗関係写真二十五点、常陸国の古代研究の広がりとして中国南西部に至った歌垣研究関係写真十八点、調査ノート、愛用のカメラ、著書など関連資料約八十点を展示している。 日立市の市立郷土博物館でも、藤田さんの撮影した写真を中心とした企画展を予定。その後、県内数カ所を巡回する計画があり、同館でもこれをパートUとして展示することを計画している。 六月六日午後二時から、同町役場二階会議室で、「中国・ミャオ族の村と恋歌ひびく山―常陸古代の歌垣と対比して―」との講演も行われる。 同館は「展示の中から、変わりゆく生活文化の中に、永遠性を持つ真実を発見しようとする藤田氏の視点を感じていただければ幸い」としている。 展示に関する問い合わせは同資料館(電話0295・52・1450)まで。 |
| ●切り絵作家が沿線案内図−鹿島鉄道 |
| 列車ドアの上に配置 |
| 鹿島臨海鉄道(金田好生社長)は、大洗鹿島線の列車ドアの上に配置する新たな沿線案内図(アーティスティック・レールウェイ・ガイドマップ)を作成した。切り絵作家の大塚義成さん(水戸市在住)に依頼したもので、沿線案内図を芸術家が作成したのは全国でも初めての試み。 新たに作成した沿線案内図は、縦14cm、横102cmの四色フルカラー印刷で、水戸駅から鹿島神宮駅までの路線図のほか、弘道館、ダイダラボウ、アクアワールド大洗水族館、北浦・帆引き船、潮騒はまなす公園、カシマサッカースタジアム、鹿島神宮など沿線の観光地、見どころと、マスコットキャラクターのかりんちゃんで構成している。 これまで配置していた旧沿線案内図の購入を希望するファンが多く、新たなレールウェイ・ガイドマップもできたことで、同社は希望者や鉄道ファンに百部限定(一部二千円、税、送料込み)で頒布することにした。 購入希望者は、鹿島臨海鉄道(電話029・267・5200)まで。インターネットショップ「大洗鹿島線鉄道楽天市場支店」(http:www.rakuten.co.jp/tetsudou/)でも販売している。 |
| ●カラフル遊具と子ども |
| つくば市二の宮 |
洞峰公園には春の陽気に誘われてやってきた子供たちの歓声が広がる。元気な子供たちに夢を与えるカラフルな色をした遊具施設に思わず感嘆の声をあげる。モノクロテレビで子供時代を送った子供たちが見た夢は墨絵のような白黒だったのか。アニメをカラーテレビで見て育った子供たちは夢も虹のような色がついていたのか。くっきりハイビジョンテレビで世界を見る子供たちの夢はよりクリアなデジタル色(?)をした夢を見るのか。 自然豊かな原っぱを青ネギたらして駆け回った団塊の世代にはなんとも目を見張るような色鮮やかな遊具施設にため息。ここはひとつ、しっかりと遊んで力強く21世紀を生きてください、と子供たちに祈るだけだ。 |
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