こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2004年12月30日
●県内各地で雪
県北県西地域に着雪注意報
二十九日、 県北地域や県西地域を中心に雪が降り、 一面、 雪景色となった。 水戸地方気象台は同日午前十一時半ごろ、 県北、 県央地域に大雪・風雪・着雪注意報、 県西地域に大雪・着雪注意報などを発令した。
 
県北、 県西地域では大雪となり、湿った雪のため、 電線や樹木への着雪の恐れもあるという。 県北地域では最大降雪量が一〇センチと予想された。
 
つくば市御幸が丘の科学万博記念公園は一面、 銀世界となり、 若者たちが雪を投げてふざけ合っていた。 同市吾妻の中央図書館前では、 親子連れが立ち止まって芝生に積もった雪を踏みしめ、 雪の感触を確かめる姿が見られた。

●ミツバ出荷がピーク
北浦町
正月料理などに重宝なミツバの出荷が各地で大詰めを迎えている。 EM技術の活用で高い品質を誇る行方郡内で唯一のミツバ生産農家、 北浦町行戸の前田恵介さん方の作業場でも、 都内など契約先のスーパーや料亭などに向け、 五人掛かりで出荷作業に追われている。
 
前田さん方では今年一年間で約六十万束、 約四万箱を、 直接契約している埼玉、東京、栃木のスーパーや京都、 大阪などの料亭に出荷している。 出荷のピークは年末で、 主に吸い物や茶わん蒸し、 かき揚げなどに使われる。
 
前田さんは三年前から琉球大学の比嘉照夫教授が開発した、 光合成細菌、 酵母、 乳酸菌など約八十種類の有機微生物群 (EM) などを含んだEM培養液をハウス内で噴霧する栽培方法を導入。 これにより、 鮮やかな緑色でミネラル分など栄養価の高いミツバ栽培を実現した。
 
同技術はほかの栽培農家や消費者にはあまり浸透していないが、 取引先の料亭などからは、 かき揚げを作る時にも色合いや風味が落ちないと高い評価を得、 出荷量も徐々に増えている。 評判を聞き付けたシンガポールの日本料理店からも注文を受け、今年初めて海外進出を果たした。
 
ミツバを詰める箱には、 「エイトマン」 や 「月光仮面」 で知られる、 大洋村在住の漫画家桑田二郎さんが、 前田さんのデザインをもとに描いた、 竜の絵がプリントされている。
 
前田さんがミツバ栽培に最も重要な水と結び付くエネルギーあふれるキャラクターに、 竜をイメージ。 友人を通じて桑田さんに依頼し、 実現した。 高波の上でとぐろを巻き、 激しい表情と動きを見せる緑の竜の与えるインパクトは強烈。 竜のデザインも商品の認知度を大きく高めている。
 
前田さんは 「出荷量などは県内でも少ない方だが、 農産物栽培もすでに 『職人』 の時代。 栄養価でも食感でも本当に良いものしか通用しない。 今後も研究を重ね、 より良い商品を提供していきたい」 などと語った。
 
問い合わせは、 卓味 (電話0291・35・3339) まで。

●国見が相手「楽しみ」
全国高校サッカー選手権きょう開幕
第八十三回全国高校サッカー選手権大会が三十日、 全国都道府県の代表四十八校が参加して開幕する。 準決勝 (一月八日)、決勝 (十日)はサッカー選手あこがれの地・国立競技場 (東京)。 そこでの試合を目指す初出場の本県代表・鹿島学園のイレブンを紹介する。
 
鹿島学園サッカー部は部員七十二人の大所帯。 鈴木雅人監督は就任四年目で、 今大会最年少監督。
 
帝京三高(山梨)で初の関東大会出場を果たし、 東海大時代からコーチングを学んだ鈴木監督の熱心なスカウト活動もあって、 部員は、 県内はもとより、 近隣の県外からもサッカー留学が盛んだ。
 
J1(Jリーグ一部)チームのジュニアユース経験者も多く、 ドリブル、 パスなど個人技を得意とする逸材ぞろい。
 
あとは、 チームをどうまとめるか。 寮生活を送る生徒も多く、 気心が知れている。 東京出身の赤羽主将も、 「先輩・後輩の意識も特になく、 一―三年までみんな仲がいい」 と強調する。 鈴木監督に対しては、 「 『相手にやられる (得点される) 時は、 この形だ』 など、 言ったことがズバリ当たる」 と、 戦力分析などに全幅の信頼を寄せる。
 
鹿島学園は昨年の高校総体 (インターハイ) で全国の舞台を既に経験済み。 しかし、 一回戦で岐阜工に1―1の末、 PK戦で涙を飲み、 全国の壁の厚さを思い知らされた。
 
高校サッカーの最高峰は今回の選手権大会で、 やっとつかんだ初舞台。 初戦 (二回戦) はいきなり、 前回覇者で高校総体優勝の国見との対戦になるが、 「相手はU―19日本代表の渡辺千真を擁し、 クロスボールを数多く放り込んでくる。 しっかり守って、 少ないチャンスを生かしたい」 と鈴木監督はビデオで戦力をチェックしながら対策を練っている。
 
赤羽主将は、 「最高の相手なので、 どれだけ自分たちのサッカーができるか楽しみ。 みんなは、 国見を特に意識していない。 周りの方が心配しているだけ」 と心強い。
 
カギとなるのは、 GK安藤だが、 高さには絶対の自信をもっており、 「いかに積極的に飛び出してクロスボールを防げるかがポイント。 無失点に抑えて破りたい」と抱負を語る。

●新行名を一般公募
関東つくば・茨城両銀行
関東つくば銀行 (土浦市、 草間卓頭取) と茨城銀行 (水戸市、 川嶋烈頭取) の第二回合併準備委員会が二十九日開かれ、 みずほ証券とアドバイザリー契約を結ぶことを内定するとともに、 新しい銀行名を一般と行内から募集することを決めた。
 
行名の募集は、 単に新銀行名を募集して決めるだけでなく、 合併一年前から新銀行と地域住民とのコミュニケーション施策として実施。 行員も参加できる一般公募と行内募集を併用した募集とする。
 
一般公募の賞金は五十万円。 決定案や最終選考案が複数の場合は抽選で十人を限度に均等割とし、 決定案が行内募集で決まった場合や応募案を改変した場合は最終選考案応募者の中から抽選する。
 
募集期間は一月二十七日から二月二十八日まで約一カ月間。 店頭のポスターや両行ホームページなどで応募方法などを知らせる。

●障害児らがもちつき
父母の会が年末の交流−古河
古河市心身障害児・者父母の会(会長・落合道雄助役)の年末恒例のもちつき大会が二十九日、 同市新久田の市福祉の森会館で開かれ、 約二百人が楽しいひとときを過ごした。
 
あいにく雪に見舞われたものの、 保護者らが協力してもちをつき、 ボランティアとして参加した市内の中学生らが丸もちにした。 きな粉やあんこもちにした後、 うどんやミカンとともに振る舞われ、 親子でおいしく食べた。
 
大高滋副会長は 「年を追うごとに参加者が増え、 正月を前に会員が楽しみにしているイベントに成長した。 中学生ボランティアも数多く参加してくれ、 市の障害者福祉の向上に貢献してくれている」 と述べた。


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