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2005年8月26日
●現新2氏が一騎討ち−知事選告示
橋本県政の評価問う
任期満了に伴う知事選は二十五日告示され、四選を目指す現職の橋本昌氏=自民県連、公明、社民推薦=と新人で新日本婦人の会県本部事務局長の間宮孝子氏=共産推薦=の二人が立候補を届け出た。人口減少時代を目前に控え、地域間競争がますます激化する中で、今後の県政のかじ取り役を選ぶ選挙で、三期十二年間の橋本県政に対する評価が焦点となる。

過去二回の知事選と同様、現職に共産系の「明るい民主県政をつくる会」が擁立した新人が挑戦するという構図だが、今回は知事選で初めて女性候補が立候補した。有権者の関心は盛り上がらず、投票率の行方が心配されたが、衆院選と同日となったことで投票率だけをみれば、前回を大幅に上回るとみられるものの、衆院選への埋没も懸念されている。

橋本氏は政党では自民党県連、公明、社民の各党をはじめ、農協、連合茨城など五百六十団体の推薦・支持を受け、磐石の態勢を固めた。投票率が高まる今回は、知事選史上最高の得票数になると期待が高まっている。

間宮氏は告示二十日前の出馬表明と大きく出遅れたが、「女性知事誕生を」と浸透を図っている。大型開発優先から「暮らしを守り福祉が優先される県政」への転換を訴え、「投票率アップは有利」と分析している。

投票は衆院選などとともに九月十一日に県内千五百六カ所で行われ、各市町村で即日開票される。有権者数は二百四十万七千八百十六人(二十四日現在)、前回よりも三万七千百六十五人増えた。前回投票率は29・93%だった。

●TX、初日19万4000人が乗車
需要予測6万人上回る
つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は二十五日、開業初日二十四日の乗車人数をまとめた。秋葉原―つくば間全線の乗車人数は、十九万四千二百九十四人に上った。同鉄道は開業時の輸送需要を一日当たり十三万五千人と見込んでいる。輸送需要を約六万人も上回る数字に「開業初日とあって大勢の人に乗ってもらえた」と話している。

乗車人数は出改札通過人数だけが計上された。初日は秋葉原駅とつくば駅で混雑したため、入場制限があった。改札口では切符に代わる乗車証明書による乗車人数も多くあった。乗車証明書の発行数は確認されていないが、これも含めると二十万人以上の乗車があったとみられている。

各駅の乗車人数をみると、秋葉原が三万八千四百三十五人で最も多い。次いで北千住の二万四千六百五十五人、つくばの二万一千四百六十二人、流山おおたかの森の一万六千七百四十九人、守谷の一万四千八百二十九人が上位五駅。

つくば、守谷を除く他の県内四駅でみらい平は三千百六十六人、みどりのは千六百九十六人、万博記念公園は千七百五十五人、研究学園は二千百五十一人。県内六駅の合計は四万五千五十九人になった。

同鉄道は「二十七日と二十八日は夏休み最後の土曜、日曜となるため、つくばへ向かう行楽客の家族連れや秋葉原へ向かう買い物客などでにぎわうのではないか」と期待を寄せている。

●親子で真壁城跡発掘
戦国時代に思いはせ
第八回国指定史跡・真壁城跡夏休み発掘体験講座が二十五日までに、真壁町古城の真壁城本丸跡で行われ、参加した親子が土器片などを掘り当て、四百年前の戦国時代への興味を深めた。

真壁城は、中世真壁氏の居城。ほぼ同時期の小田城とともに、筑波山に連なる里山の自然な丘陵地をうまく利用して築いた。十六世紀の城郭構造を知る貴重な城跡とされる。

面積は約十二・五ヘクタールで、本丸を中心に掘り巡らした四重の堀と土塁、土橋などが良好な状態で残されている。出土する遺物が多い全国有数の城跡としても注目を集めている。

今年度の調査テーマは昨年度と同じ中城部分で、中城東土塁と屋敷跡が対象。すでに天目茶椀などの茶道具、宴会で使ったかわらけなど密度の濃い遺物が出ている。

今回の発掘現場は、昨年度に大規模な庭園を伴う屋敷跡が発掘された地点の外側。参加者らは指導員の助言を受けて移植ごてを使いながら、作業員と一緒に注意深く発掘を体験した。今後、本格的に発掘調査が進められ、十二月には成果が発表される。

●TX駅前にビアガーデン−守谷
市内工場直送で人気
アサヒビールはつくばエクスプレス(TX)の開業に合わせ、守谷市の守谷駅西口広場高架下で二十四日、期間限定のビアガーデンをオープンした。市と同社が共同展開する「ビールがおいしいまち・もりや」プロジェクトの一環。二十八日までオープンしている。

座席は百五十席あり、料金は三千五百円でセルフサービスによる食べ放題、飲み放題。市内にある茨城工場直送の生ビールが提供されるため、人気を集めている。

初日には会田真一市長をはじめ、TX開業式典に出席した市の姉妹都市ドイツのマインブルク市、アメリカのグリーリー市の市長らが参加してオープニングセレモニーがあった。

夕方からは大勢の仲間連れの市民らが来場。若者たちは「出来たてのビールは新鮮でおいしい。五日間の期間限定でなく、駅前に常設のビアガーデンがオープンすればいいのに」と話し、何杯もジョッキを傾けていた。

●スタンプラリーが人気−城北地域
自然や名所旧跡など再認識
城北地域・森と川の交流促進協議会(会長・金長義郎城里町長)主催による「しろきた交流」スタンプラリーが、夏休み中の子どもたちや家族連れのハイカーなどに人気を呼んでいる。

このラリーは、城北地域(旧御前山村、常北町、桂村、七会村の四町村)の自然や名所旧跡など、地元の地域資源を再認識してもらうため企画された。今年度が初めての試み。

地域内の野外活動センター「うぐいすの里」、物産センター「山桜」、特産品直売センター「かつら」、家族旅行村藤井川ダム「ふれあいの里」、健康増進施設「ホロルの湯」、野外活動センター「山びこの郷」(城里町)、温泉保養センター「四季彩館」、御前山「青少年旅行村」(常陸大宮市)、それに「森林公園」(水戸市)の九ヵ所を自分の希望コースで巡り、各地のスタンプを集めて協議会に応募するという仕組み。

コースは初歩(スタンプ三個)、散歩(同六個)、完歩(同九個)の三コースで、応募当選者にはお茶や木工芸品などのほか、地域特産品が贈られる。

スタンプラリーの実施期間は十月三十日まで。詳しい問い合わせは、交流促進協議会(電話029・301・2730、県地域計画課)まで。

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