2005年11月8日
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| ●神栖市長選、保立氏が接戦制す |
| 現職の岡野氏破り初当選 |
| 任期満了に伴う神栖市長選は六日、市内三十五カ所で投票が行われ、同夜九時半から同市溝口の市民体育館で即日開票された結果、前市議(神栖町議)の保立一男氏が、現職の岡野敬四郎氏を破り、初当選を果たした。当日有権者数は六万八千九百六十一人、投票率は67・97%だった。 八月に神栖町が波崎町を編入合併、新市誕生後初めて行われた同市長選は、岡野氏の三期十二年の行政運営を、保立氏が長期政権の弊害を批判するなど、前哨戦から激しい選挙戦を展開してきた。市を方向付けるリーダーにどちらを選ぶか、有権者の判断が注目された。 保立氏は「健全な発展と公平公正な行財政推進」「負債を減らし入札制度改革で癒着や談合を無くす」と主張。岡野氏の長期政権の弊害を批判して、行財政改革の推進断行のための三つの委員会設置と、七つの政策を柱に市民全体に広く支持を訴え、浸透を図った。 保立氏に賛同する市議もサポート、地元選出の西条昌良県議会副議長の強力な支援を得たことも大きかった。 一方、岡野氏は合併の総仕上げに意欲を示し、新市の総合計画策定に力を注ぐと訴えた。長期政権批判には、これまでの実績を強調することで反論、再度の市政運営を求めた。 旧波崎町長の村田康博氏も全面的に協力したが、保立氏に一歩及ばず四選はならなかった。 |
| ●難病の遺伝子治療に成功−筑波大が世界初 |
| 患者数全国数万人のミトコンドリア病 |
| 筑波大学は七日までに、マウスを用いた動物実験で、難病ミトコンドリア病の遺伝子治療に成功したと発表した。病気のミトコンドリア遺伝子をもった受精卵から、正常な核だけを抜き取り、あらかじめ核を除いた正常な受精卵に移植する「受精卵核移植」による治療で、ミトコンドリア病の遺伝子治療に成功したのは世界で初めて。 成功したのは同大学生命環境科学研究科の林純一教授ら。ミトコンドリア病は、細胞の中でエネルギーを作り出す働きをするミトコンドリアの機能が低下することで、疲れやすい、筋力が低下する、発作を起こすなどの症状が現れる。全国に数万人の患者がいると推定される。母親から遺伝することが知られている。 動物の細胞は、核とミトコンドリアだけがそれぞれ遺伝子をもっている。核の遺伝子が正常であっても、ミトコンドリア遺伝子の配列が置き換わったり欠けたりするなどでミトコンドリア病になるとされる。 林教授らは、二〇〇〇年に世界で初めて作製に成功したミトコンドリア病の病気をもったマウスで研究を実施。まず遺伝子診断をして、ミトコンドリア病の病気をもった受精卵から核を抜き取り、核を取り除いた正常な受精卵に移植して実施した。 実験は三十九個の受精卵を核移植し、二匹の仮親マウスの子宮に入れて育てた。その結果、十一匹の子供が生まれ、すべてミトコンドリア病が発症しないことが確認された。 受精卵核移植によって生まれたマウスは、同じ細胞内に、それぞれ異なる個体からきた核遺伝子とミトコンドリア遺伝子を含むが、副作用などはなかったという。さらに核移植により、細胞の中にそれぞれ異なる個体のミトコンドリア遺伝子が共存するが、共存によって百分子に一分子の割合で、ミトコンドリア遺伝子の組み換え体ができたのが確認された。一方、新たな病原性突然変異が生じることはなかったとしている。ただ、ヒトの受精卵核移植は国内では認められていない。研究内容は七日発行の米国科学アカデミー紀要に発表された。 |
| ●日立ボクシングジムから全日本新人王に挑戦 |
| 東日本新人王を獲得した古川明裕選手 |
| 日立市のボクシングジム「ワールド・日立ボクシングジム」(佐藤勝美会長)所属の古川明裕選手が今月、2005年東日本ミドル級新人王を獲得し、12月に実施される第52回全日本新人王決勝戦への出場を決めた。過去に二人の日本チャンピオンを生んでいる同ジムでも新人王は初めて。全日本のタイトルを取れば、日本チャンピオンへの道も開けるとあって周囲の期待も高まっている。 古川選手は1978年12月、日立市生まれ。公務員の父親は柔道と空手の有段者で、「小さいころから男の子は、いざという時の強さが必要」と言われて育った。小学校時代は柔道、高校では空手を習い、大学を中退して同ジムに飛び込んだ。20歳の時で「組み合う柔道や顔から下の攻撃ばかりの空手では物足りなかった。親は大学とボクシングの両立を望んでいたようだが、そんなに器用でなかったので決心した」と、この間の心境を話す。 2003年11月にプロデビュー。東日本新人王トーナメントを含め五戦五勝で、すべてKO勝ち。得意なパンチは左右のフックで、マイク・タイソンにあこがれるハードパンチャー。身長176cmで、「とにかく前に出て相手を倒したい」という強気のファイタースタイルを貫く。 ミドル級なので練習相手を探すのがひと苦労。空手道場やキックボクシングジム、他のジムに出掛けてスパーリング不足を補っている。 日本では重いクラスの選手が少なく、東日本新人王戦には六選手がエントリー。古川選手はシードだったため、準決勝からの出場。準決勝3ランウンドKO、決勝2ラウンドKOで、初タイトルを手にした。全日本新人王決勝戦は12月18日午後5時から、東京・後楽園ホールで行われる。勝利すれば、全日本のランキング入りし、チャンピオンへの挑戦も視野に入る。 普段は優しい笑顔で、髪を染め、ピアスをするなどおしゃれな一面もみせる。決勝戦について古川選手は「相手はテクニシャンだが、力でねじ伏せたい。自分は乗りやすいので、たくさんの声援があるとファイトが沸く」と力強く語った。 |
| ●13日の「県民の日」に電車バス乗り放題 |
| 県など施設は無料か半額 |
| 13日は「県民の日」。県関係施設の入場料減免に加え、今年は土曜日・日曜日となる12、13の両日、県内の電車やバスなどが一定料金で乗り放題となる。都道府県の日を制定している15都県で、ほぼ全域が格安運賃で乗り放題となるのは初の試み。 「県民の日」の由来は、1781(明治4)年の廃藩置県で県の統廃合が行われ、11月13日に新治県、印旛県、茨城県の3県が置かれたこと。この時に初めて「茨城県」の県名が使用されたことにちなんで、1968年に「県民の日を定める条例」が制定された。 「県民の日」には1971年から学校が休業となっているほか、県立歴史館や美術館など15の県施設の入場料が無料、つくばエキスポセンターやアクアワールド・大洗など五施設が半額となる。94年からはさまざまな分野で功績のあった人を県表彰として表彰している。 電車・バスの乗り放題は、県バス協会加盟の12社が「県民の日記念フリー乗車券」を発売、つくばエクスプレス(TX)はつくば駅―守谷駅間が乗り放題となる。12、13の両日、みらい平駅周辺(伊奈・谷和原丘陵部)で、「大好きいばらき県民まつり」が開催され、臨時便が増発されるため、TXを利用した来場も呼び掛けている。JR・私鉄は9月17日から12月4四日までの土曜・日曜・祝日に県内JR線と接続の私鉄が乗り放題となる「ときわ路パス」を販売している。 料金はバスが2日間有効で大人1,000円、小人500円、TXは1日有効で大人600円、小人300円、「ときわ路パス」は1日有効で、大人2,000円、シニア1,500円、小人500円。 全国的には、群馬県がJRのみ乗り放題、埼玉県は西武、東武鉄道がそれぞれ単独で乗り放題を行っている例があるという。東京都は過去に都電や都バスの乗り放題を実施したことがあるが、現在は行っていない。 なお、無料施設、半額施設は次の通り。 【無料】弘道館、偕楽園好文亭、歴史館、近代美術館(以上水戸市)、つくば美術館(つくば市)、天心記念五浦美術館(北茨城市)、陶芸美術館(笠間市)、自然博物館(坂東市)、鹿島港魚釣園(鹿嶋市)、児童センターこどもの城、大洗マリンタワー、大洗港魚釣園(以上大洗町)、植物園(那珂市)、竜神大吊橋(常陸太田市)、港公園展望塔(神栖市) 【半額】つくばエキスポセンター(つくば市)、アクアワールド・大洗(大洗町)、大子広域公園フォレスパ大子(大子町)、フラワーパーク(石岡市)、ワープステーション江戸(伊奈町) |
| ●15日まで土浦菊まつり−亀城公園 |
| 会員の力作一堂に |
| 第五十五回土浦菊まつり菊花品評大会(主催・土浦市観光協会、土浦霞菊協会)が十五日まで、土浦市の亀城公園で開かれている。保育園児や幼稚園児から高齢者まで幅広い世代が訪れ、会員が丹精込めて育てた菊の花を楽しんでいる。 同協会の会員は約六十人。このうち約半数の三十人が丹精込めて育てた盆養、だるま作り、副助、切花など約六百点を出品している。 会場は亀城公園の一角で、公園の景観とも溶け合い、歴史ある土浦市の秋の風情を演出している。 |
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