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2007年1月15日
●井川投手が地元・大洗で少年野球教室
メジャーリーグでの活躍を誓う
「向こうで活躍することが恩返し」―。ニューヨーク・ヤンキースへの入団が決まり、米大リーグに挑戦する井川慶投手が十四日、出身地の大洗町で毎年恒例の少年野球教室に参加した。

自ら育ったスポーツ少年団の後輩たちに、野球の楽しさを伝えるとともに、原点に立ち返って改めて最高峰での活躍を誓った。

また、同夜には、町を挙げての壮行会(大洗町、井川慶後援会主催)が、大洗文化センターで盛大に開催され、次々に激励の言葉が贈られた。

球界を代表する主戦・井川選手による少年野球教室は、阪神タイガース時代から行われている毎年の恒例行事。しかし、今年は県内初の大リーガー誕生とあって、本人の淡々としたしぐさとは違って、見学者の数と子供たちの緊張度がいつもより増した。

大洗町での少年野球教室は六年目で、今回は一緒に自主トレを行っている元チームメートで阪神の若手、田村領平、岩田稔両投手も参加。町総合運動公園野球場で約二時間にわたって、大洗町スポーツ少年団と同町立南中学校、第一中学校の野球部員約八十人がボールの握り方や投球フォームを教わった。

顧問の倉田實さんによると、同少年団の三、四年生の水色のユニホームは「先輩が培った強い精神力を受け継いでいこう」と当時井川投手らが練習に使ったものを継ぎはぎを繰り返しながら、代々受け継いでいるという。

直接指導を受けた町立磯浜小四年の山戸大輝君は、同じ左腕としてフォームをチェックしてもらい、「『体が突っ込みすぎているから、突っ込みすぎないように』とアドバイスしてもらった。緊張した。井川選手のようにコントロールがいい投手になりたい」と笑顔。

同少年団出身で毎年教室に参加している大洗南中一年の佐藤大輝君は今年、特別の配慮で、井川投手の球を打席で打つ機会を得た。「すべてにおいて迫力があった。カーブはいつ曲がるか分からなかった。大リーグでは、今までの自分の投球を貫いて活躍してほしい」と興奮冷めやらぬ様子だった。

倉田さんは「慶は全然天狗にならず、プロらしくないプロ選手。少年団時代にはガキ大将でもなければ、ピッチャーで四番でもなかった。しかし芯(しん)が強く、少年団が掲げている『野球を通して人づくり』の指導をしっかり受け止め実践してくれている。『ただいま』と地元に帰ってきてくれた時は本当にうれしかった」と懐かしそうに当時を振り返りながら話した。

野球教室を終えた井川投手は、詰め掛けた取材陣を前に「年々野球教室が大きくなってうれしい。こんなに大勢の人に来ていただいて、応援していただいているので、向こうで活躍して期待に応えたい」と決意を新たにするとともに、「野球って楽しいと改めて感じた」と少年のような表情もみせていた。

午後からは、体力づくりを中心にしたメニューで、自主トレを行い汗を流した。


米大リーグ挑戦に向けた壮行会は、同日午後五時半から大洗文化センター大ホールで開催された。

井川慶後援会会長の小谷隆亮町長ら地元関係者が次々に激励のあいさつ。小谷町長は、「慣れない地の新たな環境で、いろんな面で神経を使うようになるけど、リラックスしてプレーできるように。体と健康が第一」と全面支援を強調。地元産コシヒカリで同町の新銘柄「日の出米」などを贈呈した。

また、井川投手のヤンキース入り決定後、「出身地の大洗町ってどういうところなの?」と町役場などに問い合わせが増えているが、「さらに世界に町をアピールしてもらいたい」と、観光PR役の大洗大使の任命も行った。

●3月6、8日に霞ケ浦ブロック公聴会
意見と公述人を募集
国土交通省関東整備局河川部は、策定中の「利根川水系河川整備計画」に関する意見募集を開始した。

利根川・江戸川、渡良瀬川、鬼怒川・小貝川、霞ケ浦、中川・綾瀬川の五ブロックごとに、今後の川づくりに期待すること、取り組んでほしいことなどについて、関係住民から幅広く意見を求める。

また、公聴会を、利根川水系全体について二月二十二日、さいたま市内で開催するほか、同二十三日から三月九日にかけてブロックごとに計二十一カ所で開催する。霞ケ浦ブロックでは、三月六日に潮来市で、八日に土浦市で開催する。

意見の応募は、はがきか封書で行う(二月九日締め切り)。利根川水系河川整備計画ホームページからも応募できる。参考資料となる「各河川における現状と課題」は、同整備局の関係事務所・出張所、県河川課で閲覧できる。利根川水系河川整備計画ホームページにも掲載されている。

公聴会の日程は、利根川水系全体に関しては二月二十二日午後二時半から同六時までさいたま市内の浦和ロイヤルパインズホテルで開催する。県内では、鬼怒川・小貝川ブロックが二月二十三日に常総市市民会館、三月二日に筑西市しもだて地域交流センターでいずれも午後一時半から、霞ケ浦ブロックが三月六日に潮来公民館(土浦市)、同八日に県霞ヶ浦環境科学センターでいずれも午後一時から開かれる。

公聴会に先立って公述人を公募している。希望者は、今月二十四日午後五時までに意見の概要を記した「公述希望届出書」を提出する。各公聴会とも最大十人以内(持ち時間は一人十分)とし、応募者多数の場合は、地域バランスや意見の多様性を考慮して関東整備局長が選定する。

所定の手続きなど詳しくは関係する河川事務所または、利根川水系河川整備計画ホームページhttp://www.ktr.mlit.go.jp./tonegawa-plan/で。

●八千代町長選、16日告示
因縁の2人の対決が確実
任期満了(二月八日)に伴う八千代町長選は十六日、告示される。投票は二十一日午前七時から午後六時まで町内十七カ所で行われ、同夜七時から同町菅谷の町中央公民館大ホールで即日開票される。

有権者数は一万九千百五十一人(昨年十二月十日現在)。

立候補を予定しているのは三選を目指す現職の大久保司町長と、町議で元町長の大久保敏夫氏=ともに無所属=の二人。一騎打ちになれば、町長リコールを含め同じ顔ぶれによる四度目の対決となる。

司町長は昨年九月議会で「二期目の実績を踏まえ、後期総合計画に沿って地域特性を生かした独自のまちづくりに取り組む」と表明。現職の強みを生かして町議多数や行政区長、農工商業など各種団体の推薦による圧倒的な組織選挙で臨む。

一方、敏夫氏は昨年十二月の県議選後に「町民の刷新を求める声を受け、町診療所の建設や土木行政の不均衡、町長リコールで問われた合併と大型庁舎の問題を再度、町民に問いたい」と表明。組織に頼らない草の根選挙で現職に挑む。

敏夫氏は町議五期を経て八千代町長を二期務めた後、一九九九年一月の町長選で元JA常総ひかり理事長の司町長に敗れた。司町長は二期目に下妻広域合併に取り組んだが、曲折を経て町単独を選択。二〇〇四年には敏夫氏らが主導した町長リコール運動を乗り切った。

同じ顔ぶれによる因縁対決が確実とみられるだけに、町民の間には変化のない対立構図に戸惑いや抵抗感も見え隠れする。同町長選では、過去に三期目の挑戦で敗れるケースが続いており、投票率とともに司町長の三選なるかが注目される。

●防犯パトロール隊と子供たちが交流
声掛け合える関係に―つくば
つくば市高野台のコミュニティセンターで十四日、地域の防犯パトロール隊と子供たちとの交流会が開かれ、パトロール隊のメンバーが、凧(たこ)や紙飛行機づくり、折り紙、紙鉄砲など昔の遊びを教えながら子供たちと触れ合った。

子供たちに、パトロール隊のメンバーの顔を覚えてもらい、登下校時に互いに声を掛け合える関係をつくろうと、パトロール隊の杉浦義久さんや高木靖之さんらが、地元の高野台子供会(小松あかね会長)に呼び掛けて開いた。

高野台地区は、都内やつくば市内などに勤めるサラリーマン家族が多く住む新興住宅地。パトロール隊は、地域で空き巣の被害が発生していたことから、職場を定年退職した地域の年配者が中心になって〇四年八月に結成。

メンバーは四十六人で、当初は住宅地の巡回などを実施。昨年から登下校時に子供たちを見守る活動にも力を入れるようになった。

しかし、子供たちに顔を知られていないため、逆に不審者と思われてしまったことがあり、昔遊びを通して、子供たちと触れ合う機会をつくった。

この日は子供会の小学生ら五十六人が参加。パトロール隊のメンバーから、凧や紙飛行機、折り紙の作り方を教わったり、紙鉄砲で遊ぶなどして過ごした。参加した子供たちは「楽しかった」などと話していた。

●バラの剪定に挑戦
県フラワーパークの園芸教室に50人
園芸教室「バラの剪定(せんてい)の仕方」が十四日、石岡市下青柳の県フラワーパークで、約五十人のバラ愛好家が参加して開かれた。当初は十人前後の参加者を予想して、九丁の剪定ばさみしか用意していなかったため、交代で使うなど、予想外の好評ぶりだった。

バラは美しい花を咲かせるものの、施肥や剪定など育てるのが難しいと考え、敬遠する人も多い。そこで、約六百五十種、三万株のバラを育てている同園の職員が剪定の技術を指導した。

まず、職員の吉田晃さんらがバラの冬と夏の二回行われる剪定の概要について説明。その後、バラ園に出て指導を受けた。

吉田さんの「バラは切って伸ばし、咲かせる品種。もったいながらずに、切ってみてほしい。剪定をしないと、春先に花が付かなかったり、小さかったりする」などとの説明を受け、参加者は緊張した表情で剪定に挑戦していた。

ほかの職員からも「ここで思いきって切ってみないと、自宅でもできない。まずやってみて」などと促され、実戦的にノウハウを学んだ。


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