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2007年1月17日
●愛称は「茨城空港」
共用化進む百里飛行場
二〇〇九年度開港に向けて民間共用化の整備が進む百里飛行場の愛称について、県は公募の結果、「茨城空港」と命名することに決め、十六日、橋本昌知事が定例記者会見で明らかにした。

また、航空大手の地方路線を削減するなど厳しい状況を踏まえて、今後新たな空港利用促進策を具体化させ、開港と定期航空路線の実現に向けて万全を期す考えを示した。

「茨城空港」とした理由について橋本知事は、本県の空港であることが誰にでも分かることや、簡潔で分かりやすいこと、英語表記でも長すぎないことなどを上げ、公募の中でも「茨城空港」が上位三位の中にあり、平仮名、カタカナを含め「茨城」の文字が含まれる応募が最も多かったことを挙げた。

最優秀賞には抽選の結果、筑西市の新井晴香さんが選ばれ、副賞として五万円分の図書カードが贈られる。佳作十人も選ばれた。

公募は昨年七月から九月に行われ、県内全市町村、全都道府県から八千二百六十六件(作品総数四千九十六点)の応募があった。これは地方空港としては最多で、国際空港として愛知県常滑市沖に二〇〇五年二月に開港した中部国際空港「セントレア」の九千二百件に次いで多いという。

愛称の中に含まれる文字(平仮名、カタカナを含む)は@茨城(千五百十六)A百里(千四百十六)B水戸(千百三十九)の順で、応募数上位の作品は@水戸空港(七百六十三)A百里空港(三百二十九)B茨城空港(百九十)―の順。

応募作品を百里飛行場利用促進懇話会(会長・石田東生筑波大学大学院教授、航空大手二社、旅行業者、百里基地、国、地元自治体などで構成)で絞り込み、「茨城(いばらき)空港」「茨城百里(いばらき百里)空港」「水戸空港」「百里空港」「霞ケ浦(かすみがうら)空港」の五つを推薦。県の百里飛行場民間共用化推進本部(本部長・橋本知事、庁議メンバーで構成)で決定した。

橋本知事は開港予定を二年後に控え、航空大手二社が採算の取れない地方路線の減便や廃止を相次いで打ち出すなど、厳しい環境にある現実を踏まえた上で「かなり厳しいとは言われているが、可能性がないわけではない。定期航空路線が就航できるよう、できる限り努力する」と述べ、新たに開港した新北九州空港(昨年三月十六日開港)、神戸空港(昨年二月十六日開港)に当てられた国の予算分が新年度「茨城空港」整備に向けても予算付けされることに強い期待を寄せた。

また、同空港に一時間で到着できる圏域に三百万人の人口があることを示しながら「需要は十分ある。利用促進策を新たに講じるため、これから具体的な検討に入る」と、〇九年度開港を視野に空港利用の促進策を練り、定期航空路線の就航実現に万全を期す考えを示した。

●今冬初めて、土浦の小学校で学級閉鎖
インフルエンザと見られる症状で
県保健福祉部に十六日入った連絡によると、土浦市立藤沢小学校(林耕三校長、児童数二百四十五人)の五年生一クラスでインフルエンザと見られる症状がみられ、十七日から十九日までの三日間、学級閉鎖することになった。この冬、県内では初めて。

欠席率が20%に達した場合、学校医などと相談し、学級、学年閉鎖、休校などの措置をとるよう県教委が措置基準を設けている。

近年の県内での児童生徒に関するインフルエンザ発生状況は、学級閉鎖などとなった延べ患者数でみると、二〇〇二年から〇三年にかけてと、〇四年から〇五年にかけての冬に、いずれも九千人を超える流行になった。昨冬は二千人余りにとどまった。

同部は予防策として、帰宅時の手洗いやうがいの励行、ワクチン接種や外出時のマスク着用、室内での加湿器利用など適度な湿度(50―60%)保持、人ごみや繁華街への外出を避けることなどを呼び掛けている。また、かかった場合、早めに医療機関で治療を受けるとともに、十分な睡眠と水分補給をアドバイスしている。

●かけこみ110番クリアファイルを寄贈
県石油業協同組合が公立小の新一年生に
県内のガソリンスタンドなどで組織する「県石油業協同組合」(宇田川雅明理事長)は十六日、水戸市笠原町の県教育庁に稲葉節生県教育長を訪れ、四月に小学一年生となる県内の公立小学校児童全員に贈る「『かけこみ110番』クリアファイル」を寄贈した。

二月までに県内五百七十七校すべてに直接届けられ、入学式後の新一年生に配られる。

登下校時などに危ない目に遭った時、身近なガソリンスタンドに駆け込んで助けを求めることができるよう、子供たちに分かりやすく絵で示されており、地域の安全安心を確保するため、ガソリンスタンドの立地特性を生かしながら社会貢献しようという試み。

二〇〇三年度から下敷、連絡帳ケースなどを贈り続けてきたが今回、新たにクリアファイルのプレゼントとなった。

寄贈に訪れた渡辺定・同組合副理事長は「安全、安心確保に役立ててほしい。併せて学校に贈るカセットテープで『緊急時にはガソリンスタンドに駆け込めば安心』というアピールもする。ぜひ、校内放送で取り上げるなど、有効活用してほしい」と語った。稲葉教育長は「大変ありがたいこと。一年生に分かりやすい図柄で是非、有効に生かしたい」と述べた。

●CD「鉾田線」を製作販売
サウンドwrapが鹿島鉄道の廃線惜しみ
三月末で八十年余りの歴史に幕を下ろす鹿島鉄道(石岡―鉾田、二十七・二`)を惜しむオリジナルCD「鉾田線―いろんな夢がある」が同鉄道の石岡車掌区、常陸小川駅、玉造町駅、鉾田駅で販売されている。一枚千円。一千枚を製作した。

製作したのは鹿島鉄道応援バンドとして活躍してきた沿線、小美玉市の「クレハプラスチック株式会社」音楽部の「サウンドwrap」(長谷川久リーダー)。

二十一日には同鉄道石岡機関区でCD作製のPRラッピングの取り付け作業と披露を「かしてつ応援団」「ブルーバンドプロジェクト実行委」と合同で行うほか、二十七日には鹿島鉄道に乗車して鉾田駅に向かう「かしのり」と併せて、鉾田駅でCD作製路上コンサートを行ってPRする。

サウンドwrapは同社の音楽愛好者五人で一九八一年にスタート。現在、七人のメンバーで会社の納涼祭や忘年会などでステージを披露。地元イベントにも出演し、石岡市の障害者施設慰問コンサートは既に十二回を数えている。

「鉾田線」は二十四年前に作られた曲と言い、鉄道存続運動にも参加。列車内でコンサートを開く「バンド列車」を三回開いた。長谷川リーダーは「鉄道の廃線は残念だが、曲はみんなの心に残る。『鉾田線』を含めてこれからも自分たちの好きな歌をいつまでも歌い続けたい」と話している。

●小中学生の読書活動推進
守谷市が毎月23日を「読書の日」に
守谷市は市内の小中学生の読書環境整備に向けて、子ども読書活動推進計画案をまとめた。家庭や地域、学校での読書活動推進の取り組みをはじめ、読書環境の整備・充実、読書活動に関する理解と関心の向上の三点を基本方針にしている。

読書活動推進の取り組みとして、市立図書館は保育所や幼稚園、学校などの保護者会の活動を通じて、親子が読書に親しむことを奨励する。図書館が保健センターの三|四歳児健康診査時に実施しているブックスタートのフォローとして、一歳六カ月と三歳児健診の際、読み聞かせなどを行う。子供が本に出合う機会を増やすため、図書館職員やボランティアによる読み聞かせ会を充実させる。

学校では朝の読書活動の実施や独自の読書週間を設ける。総合的な学習の時間に学校図書館や地域の図書館での学習を取り入れ、その使い方を教えることで、児童生徒の図書館活用を支援する。幼稚園や保育所では絵本の読み聞かせを行うほか、保護者には乳幼児期の絵本との出合いの意義を周知する。

読書環境の整備・充実で、図書館は児童図書の充実を図り、常に新しい情報が提供できるよう古い図書の見直しを行う。国際子ども図書館の団体向けサービスを活用するほか、国際子ども図書館の活動を参考にし、取り入れていく。市立図書館や学校図書館の蔵書を地域全体で共同利用し、学校図書館の蔵書のデータベース化を図る。

読書活動の普及では毎月二十三日を「守谷親子読書の日」に制定し、親子で本に親しむ機会の定着を図る。読書活動の推進に当たり、市や学校、団体などで構成する読書活動推進会議を設置。推進会議は計画の実施状況を調査し、計画の見直しをする。

推進計画案について、二十四日まで意見を公募の上、来年度から五年間で計画を推進する。


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