こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2007年1月20日
●小山の学校法人に譲渡
民営化で県内初−結城市の公立幼稚園
結城市は十九日、 民営化方針により二〇〇八年三月で閉園する市立玉岡幼稚園 (同市栄) の運営を引き継ぐ民間事業者が決まった、 と発表した。 民営化をめぐっては一部に存続を願う声も根強かったが、 市は財政難を理由に民営化に踏み切った。 市によれば公立幼稚園の民営化は県内では初めて、 全国でも四市目。 小西栄造市長は 「市の幼児教育方針を継続してくれる適切な事業者。 苦しい市の財政にも貢献する」 としている。
 
選定されたのは栃木県小山市で私立幼稚園を経営する学校法人「清芳学園」(大山芳江理事長)。 一九六七年に開園、 八一年に法人認可。 結城市にも近く、 同市からも約八十人の園児を受け入れているという。
 
同法人の提案によると、 収容定員は二百人 (七クラス) とし、 スタート時から順次、 園児を募集して三年間で定員を確保する方針。 私立幼稚園の利点を生かして地域交流事業や独自の保育サービスを提供するとしている。
 
市では同法人を選定した理由について、 @評価点数が高く運営能力があるA存続を願う保護者からの強い要望に沿う教育姿勢を持つB幼児教育に理解があり、 幼稚園経営に意欲が見られる―と説明。
 
同市は行政改革の一環として、 〇五年度に市税約五千万円を計上している市内唯一の公立の同幼稚園を廃止し、 民間移譲を決定。 保護者から存続を求める市議会への請願もあり、 市では現在の教育方針の継承などを条件とした。
 
昨年十月に公募して十一月末までに県内・外の二学校法人に絞り込まれたが、 一法人は借り入れ計画が認可条件に合わず、 もう一法人も市の方針に合わないために不採択としていた。
 
このため、 幼稚園の土地全体の有償譲渡という認可条件を一部譲渡に改め、 残る部分も有償貸与に条件を緩和 (建物は無償譲渡) した。 十二月下旬に第一回公募での現地説明会に参加した学校法人十者を対象に、 一月九日までの期間で再公募していた。
 
その結果、 同幼稚園運営事業者選定委員会の審査を経て最終的に清芳学園に決定したもの。 正式な契約は廃園時となる。 玉岡幼稚園には現在、 園児百二十一人が在籍。 施設は老朽化が目立つが、 三百人まで収容可能という。
 
小西市長は 「全国的に公立幼稚園の民営化が打ち出されているが、 保育所と異なり認可要件が厳しく、 民営化には難しい面があるので、 事業者を選定できてよかった。 これで年間約五千万円の経費が抑制できる」 と話した。

●フライトディレクターが決定
日本実験棟の運用を指揮−筑波宇宙センター
今年末から打ち上げが始まる国際宇宙ステーション (ISS) 日本実験棟 「きぼう」 の組み立てや運用を地上の管制室から指揮するフライトディレクター二人が決定、 十九日、 運用管制室があるつくば市千現の宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 筑波宇宙センターで記者会見が行われた。
 
国内初のフライトディレクターを務めるのはJAXA主任開発員の松浦真弓さんで、 今年十二月八日にスペースシャトルで打ち上げられる船内保管室の組み立てを、 つくばの運用管制室から指揮する。 スペースシャトルには宇宙飛行士の土井隆雄さんが搭乗する。
 
第二陣として、 来年初め打ち上げ予定のロボットアームと船内実験室の組み立ては、 JAXA主任開発員の東覚芳夫さんが指揮する。
 
この日は、 米国で打ち上げを指揮する米航空宇宙局 (NASA) のフライトディレクター二人と共に記者会見。松浦さんは「フライトディレクターはオーケストラの指揮者のような役割。 第一走者なので緊張感をもってやっていきたい」、 東覚さんは 「これから打ち上げまでの一年間、 準備して調整に務めたい」などと話していた。
 
筑波宇宙センターでは同日、 「きぼう」 打ち上げに向けて、 国際宇宙ステーション参加国代表者らが管制室の準備状況を点検する運用準備確認会が行われた。 NASAのフィリップ・エンゲロフ飛行運用室長は 「日本チームに非常に満足している」 と評価した。

●環境教育の出前授業
キヤノンが自社の取り組み紹介−取手
取手市立白山西小学校 (生天目茂校長) で十九日、 近くに立地するキヤノン取手事業所による環境教育の出前授業が開かれた。
 
出前授業は地域社会への貢献活動の一環として、 企業での環境に対する取り組みを子供たちに紹介。 環境教育に役立ててもらおうとの狙いで、 今回初めて開いた。 総合的な学習の時間を利用し、 五年生四十人が参加した。
 
キヤノンが環境に配慮した製品づくりとして実施している輸送方法をはじめ、 省エネやリサイクルを取り入れた製造工程のほか、 事業所内外での緑化・美化活動など事業所の取り組みを紹介した。
 
この後、 子供たちは事業所が用意したデジタルカメラの使い方の説明を受け、 校舎の内外で環境に関わることについて、 デジタルカメラで撮影した。
 
撮影した写真はプリントアウトされ、 グループ内で良い点や問題点、 改善点を話し合った。 写真はプロジェクターで投影され、 グループの代表が発表した。
 
子供たちは 「校舎の外にはまだ使えるようないすがあった。 ごみも落ちていた」などと話し、 環境問題に対する理解を深めた様子だった。

●水郡線に新型車両
営業運転を開始、出発式−水戸駅
JR東日本水戸支社は十九日、 水郡線で新型車両の営業運転を始めた。 水戸市宮町一丁目の水戸駅では同日午前の発車時刻に合わせて出発式が行われ、 橋本昌県知事ら来賓や多くの鉄道ファンが駆け付けた。
 
新型車両の 「キハE103系」 は、 従来の車両の老朽化などに伴い導入が決まった。 車いすスペースや自動ドア付き大型車いす対応トイレなどが設置され、 障害者やお年寄りにも使いやすくなる。
 
デザインは、 新緑を思わせる緑の太いラインが特徴の 「新緑の緑と久慈川の流れ」 と、 落ち着きある紅色の縦ラインが印象的な 「秋の紅葉と久慈川の流れ」 の二種類。 一日二本程度から徐々に運行本数を増やし、 今年度中に切り替えるという。
 
主催者あいさつで江川健太郎同支社長は、 新型車両の概要を説明し、 「多くの乗客に利用してほしい」 と述べた。 橋本昌知事、 加藤浩一水戸市長は来賓祝辞で、 沿線の活性化などに期待した。 テープカットや乗客代表への花束贈呈の後、 大勢に見送られ、 午前九時二十三分発郡山行きの列車が出発した。
 
親類の家に向かうため、 玉川駅まで利用するというパート女性は 「いすや内装もきれいで、 気持ちがいいですね」 と話していた。

●23日から企画乗車券発売
映画鑑賞券とセットで割安−TX
つくばエクスプレス (TX)を運行する首都圏新都市鉄道は、二十三日から企画乗車券の 「TXシネマエクスプレスチケット」 を発売する。
 
企画乗車券は柏の葉キャンパス駅前の大型商業施設「ららぽーと柏の葉」にあるシネマコンプレックス「MOVIX柏の葉」の映画鑑賞引換券と発売駅―柏の葉キャンパスの往復乗車券をセットにした。
 
企画乗車券の金額は千七百円。 南流山、 流山セントラルパーク、 流山おおたかの森、 柏たなか、 守谷の五駅で、 四月十日まで発売する。
 
乗車券は発売当日に限り、 発売駅―柏の葉キャンパス間の一往復が有効。 映画鑑賞引換券は四月十日までの鑑賞一回が有効。 劇場内のチケットカウンターで、 座席指定券と引き換える。
 
通常の映画料金は千八百円。 TXの往復運賃は、 例えば柏の葉キャンパス―守谷が五百六十円で、 企画乗車券は通常の映画料金と往復運賃を合わせた金額よりも六百六十円割安になる。
 
MOVIX柏の葉は昨年十一月二十二日にオープン。 全十シアター、 総座席数二千九席の全席指定で、 国内最高級の劇場企画を誇る最先端のシネコンとなっている。


headlinenews

このページのTOPへHOME