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2007年1月28日
●御船祭の新造船進水
漁業歴史資料館に保存、展示へ−北茨城
北茨城市大津町に伝わる 「常陸大津町の御船祭 (おふねまつり)」 で使用される祭事船が完成し、 二十七日早朝から大津漁港内で海上渡御祭などが行われた。 新船は二年後の祭りに使用されるほか、 五月一日開館予定の漁業歴史資料館に保存、 展示される。
 
同祭りは、 同町に鎮座する佐波波地祇 (さわわちぎ)神社の祭礼。 国選択無形民俗文化財で大漁と海上安全を祈り、 五年に一度行われる。 みこしを載せた神船が約一`の陸前浜街道をえい航される。 船底に 「ソロバン」 と呼ばれる木枠を敷き、 約三百人の引き手が船を左右に揺らしながら町中を移動するもの。 実際に使用された船の陸上渡御は全国でも珍しいという。
 
実際の漁で木造船が使われなくなったことから、 「常陸大津町の御船祭保存会」 (村山祐一会長) が中心となって寄付などを集めて新造船建設に取り組んだ。 完成した船は長さ十五b、 幅三・五b、 高さ四bで、重量七d。 総工費約千五百万円。
 
同漁港造船所前で行われた出航の儀式には、 関係者約百五十人が出席。 村山会長が 「三年前から計画。 地域振興や地域文化の保存、 継承に努めたい」 とあいさつ。 別井一栄県水産振興課長、 村田省吾市長、 村田洋文市議会副議長、 鈴木徳穂県議らが祝辞を述べた。
 
祭事船は大型クレーン車でつり上げて台車に移動。 大漁旗などが飾られ、 集まった市民らに見守られながら進水。 港内を約一・五`移動して整備中の漁業資料館に納められた。
 
同資料館は、経済波及効果と地域活性化を図るための拠点施設。 建設地は大津漁港後背地 (埋立地) の一部約七千五百平方bで、 鉄骨造り一部二階建て。 資料展示棟と体験研修棟の二ブロックで構成し、 県内の漁業や御船祭、 盆船流しなど伝統文化の紹介、 市の魚アンコウなど魚の生態に関する資料の展示などを行う。

●元韓国代表2人も出場
筑波大とソウル大蹴球部がOB戦
筑波大と韓国・ソウル大蹴球部のOBによる親善試合が二十七日、 つくば市天王台の筑波大学第一サッカー場で開かれた。 両大学蹴球部の交流二十五周年を記念した 「日・韓サッカーシンポジウム」 の前夜祭で、 ソウル大OBの元韓国代表選手二人も出場、 四対一でソウル大OBが筑波大OBに圧勝した。
 
交流二十五周年の今年は、筑波大蹴球部創設百十周年、ソウル大蹴球部創設五十周年に当たる。 両大学蹴球部は一九八二年から交流を始め、互いに大学を訪問して練習試合などを重ねてきた。 スポーツ交流だけでなく、将来は、 教育、 文化などの交流をしようと、 両大学間で協定締結に向けた動きがあるという。
 
二十八日のシンポジウムは両大学のサッカー関係者が一堂に会して、 つくば市内のホテルで開催。 筑波大OBで現在U―21日本代表コーチの井原正巳さんらによるトークショーなどが開かれる。

●水戸葵陵がアベック優勝
全国高校柔道選手権県予選
全国高校柔道選手権大会県予選は27日、 水戸市の県武道館で行われ、 男女とも、 水戸葵陵が団体優勝を果たした。 男子は初優勝、 女子は2連覇。
 
前回大会から団体戦のみとなり、 男子は昨年11月の新人大会を制した水戸葵陵が、 準決勝でつくば秀英を、 決勝で土浦日大を破って、 初の栄冠と全国切符を奪取した。
 
女子は、 水戸葵陵と土浦日大が頂上決戦。 水戸葵陵が新人大会の雪辱を果たし、 全国連続切符を手にした。
 
男子は34校が参加し、 5人勝ち抜き戦で、 女子は15校が参加して、 3人ずつ体重別対抗戦で争われた。
 
全国選手権大会は、 三月二十一日に東京・日本武道館で開催され、男女とも水戸葵陵が県代表として出場する。

●「技術と創造性」競う
つくばで全国中学生創造ものづくり教育フェア
全国の中学生が、 技術家庭科の授業で身に付けたものづくりの技術と創造性を競う 「第七回全国中学生創造ものづくり教育フェア」 が二十七日から、 二日間の日程で始まった。
 
地方大会を勝ち抜いた全国の中学生約六百人が出場して、 つくば市のつくば国際会議場と県立並木高校を会場に、 アイデアロボットや木工、 縫製、 料理などの技を競うコンテスト。
 
会場には、 手工芸や木工、 衣服など全国の中学生の作品約三百三十点が展示。 ものづくり体験コーナーなども設けられ、 訪れた家族連れなどが結城紬やレーザー加工、 電動カートの組み立てなどを体験する姿が見られた。
 
二十七日には、 創造アイデアロボットコンテストの予選が行われ、 昨年十二月に開かれた関東大会で優秀した下妻市立東部中学三年の二チーム七人が出場。 予選を勝ち抜き二十八日の決勝戦に挑む。
 
七人はこの日に向けて、 放課後毎日、 夏休みや冬休みもロボットの製作に打ち込んできた。 決勝戦出場が決まった同中三年の野部利樹さんは 「勝てるように落ち着いて頑張りたい」 と話していた。
 
関心も高く一般の観客も二十七日には約五千人が参加、二日間で延べ一万人が参加する見通し。

●最優秀賞に飯島君、中谷さん
土浦で子ども郷土研究の表彰式と発表会
土浦市教育委員会は二十七日、 同市上高津の 「上高津貝塚ふるさと歴史の広場」 で、 子ども郷土研究の表彰式と発表会を行った。 子ども郷土研究は市内の小中学生を対象に、 郷土の歴史や文化について自ら調べ、土浦を再発見してもらおうと毎年実施。新治村との合併後初の開催、 併せて三十回の節目となった今回は、 市立都和南小五年の飯島龍君、 中谷玲菜さんの共同研究が最優秀賞に選ばれた。
 
応募は小学校十二校から二十三作品、中学校四校から六十九作品の計九十二作品(個人六十九、 共同二十三)。 一次審査、 二次審査を経て最優秀賞一点、 優秀賞五点、 優良賞五点、 努力賞五点、 学校賞一点が選ばれた。 表彰式では、 冨永善文教育長が受賞者に賞状を贈り、 作品をたたえた。
 
続いて最優秀賞一点、 優秀賞三点の受賞者が作品を発表。 飯島君と中谷さんは、 最優秀賞の 「土浦藩と 『並木』 の町  『在宅』 の地名から歴史をたどる」 を披露した。
 
二人は、 自宅近くのバス停 「在宅」 のいわれに疑問を持って研究を始めたという経緯、 研究方法や内容について報告。 古い写真や地図、 祖父母や親せきから聞いた話、 図書館で調べたことを交えながら発表を進めた。「在宅」 の由来については 「武士の生活が貧しかった当時、 商人が品物の代金を受け取りに訪れた際、 家族が 『主人は在宅でござらぬ』 と居留守を使ったことに由来する」 と調べ上げた。
 
応募作品全体を通して、 同市教育研究会社会科教育研究部の小島実部長は 「今回は多岐にわたって独創的なテーマの研究が多かった。 どの作品も素晴らしく、 力作ぞろい」 などと審査講評。 「研究をきっかけに、 郷土である土浦をさらに好きになって、 土浦の発展につなげてほしい」 と話していた。


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