2007年2月3日
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| ●最優秀賞に霞ケ浦有機センター |
| 環境にやさしい農業推進大会で表彰−水戸 |
| 二〇〇六年度 「県環境にやさしい農業推進大会」
(県、 茨城大、 県環境にやさしい農業推進会議主催)
が二日、 水戸市千波町の県民文化センター小ホールで開かれ、
今年度の同農業推進コンクール最優秀賞に選ばれた土浦市手野町の農事組合法人・霞ケ浦有機センター
(井沢清代表) に県、 県農業協同組合中央会から、
それぞれ賞状と記念品が贈られた。 大会には農業従事者、農業団体、 消費者、 流通業者、 県市町村、 茨城大関係者ら約四百五十人が参加。それぞれの立場から、ともに環境に配慮した農業について理解と協力関係を深めた。 霞ケ浦有機センターは前身の 「独立農業者の会」 創設以来、 三十年以上にわたり、 自分たちの生産物の流通について独自の実践と改革を進め、 その活動の端緒となった団地自治会での朝市や青空市などの産直活動を原点に、 安全安心な農産物生産技術の確立や生協との取り引きによる販路の拡大と安定化など、 組織づくりや産直活動の充実を進めてきた。 一九八五年には現在の農事組合法人として法人化。 @素性が分かり顔の見える産直A栽培方法が分かり安全性を高めた産直―などの 「産直五原則」 を掲げ、 生協との継続的な取り引きを進めてきた。 現在の組合員数は約六十戸、 栽培面積百五十三f。 レンコン、ゴボウ、 ニンジン、 サトイモなど十八品目を栽培している。 今回、 長年の実績に基づく消費者からの厚い信頼をはじめ、 組織への新規加入、 後継者の育成など、 将来的な見通しの明るさが評価されたほか、 本県の掲げる 「消費者のベストパートナーとなる茨城農業」 の先駆的実践と期待も高く、 県内各地への広がりが期待されている。 式典後、 「消費者や地域の仲間と連携して進める環境に配慮した農業」 のテーマでパネルディスカッションが行われ、井沢代表をはじめ、カスミ生鮮食品本部青果部の尾又邦彦マネジャー、 中川学園の中川一恵理事らが意見交換した。 |
| ●「造幣局INつくば」開幕 |
| 天正長大判、4000万円の金塊など展示 |
| 貨幣の製造工程を現物を展示して紹介したり、
珍しい古銭や勲章などを展示した 「造幣局INつくば」
(造幣局主催) が二日、 つくば市吾妻の西武百貨店筑波店で開幕した。
会場では開催記念の 「貨幣セット」が販売され、
買い求める大勢の来場者でにぎわった。 開店前から来場者の列ができた。
豊臣秀吉が作った手のひら大の世界一大きい大判 「天正長大判」 や、 国内に二枚しか現存していない江戸時代の大名の軍資金 「竹流金」 など貴重な古銭が展示されているほか、 重さ三十六`の大相撲造幣局理事長杯、 時価四千四十三万円の金塊などを展示。 金塊や銀塊を触ったり、 五百円玉が二千枚入った貨幣袋や千両箱を持ち上げて重さを体験することもできる。 開幕式で荻原鉄夫理事は 「造幣事業に関心を寄せていただく絶好の機会。 これまで以上に皆さんに関心を持っていただけるよう努めたい」 などとあいさつした。 開店前から並んで記念の貨幣セットを買い求めた市内の男性は 「明治、 大正、 昭和の貨幣が展示され、 昔はこんなのを使っていたと改めて感慨深かった」 と話していた。 入場無料。 開催期間は七日までの六日間。 記念の貨幣セットは二〇〇七年製造の未使用の五百円から一円まで六種類の貨幣をプラスチックケースに組み込んだもので、 四千セット限定、 千八百円。 |
| ●160軒にひな人形ずらり |
| あすから「真壁のひなまつり」−桜川 |
| 桜川市真壁町の中心市街地で四日から、 人気イベント
「蔵の街・真壁のひなまつり―和の風第五章」
が始まる。 落ち着いた風情の街並みと 「和の心」
を調和させた住民主導のまちおこしイベント。
三月三日まで、県外からも含め約十万人の人出が予想される。
今年で五回を数え、 前年を上回る百六十軒以上が参加して、
各家庭に眠るひな人形を観光客にも楽しんでもらう。
「寒中にもかかわらず、 わざわざ街並み観光に訪れてくれる人たちを、 自分たちの持てるものでなんとかもてなせないか」。 真壁のひなまつりは、 二〇〇三年二月に地元有志らの発案で生まれた。 各家庭に眠るひな人形を、 「どうせなら観光客にも楽しんでもらおう」 と呼び掛けたところ、 四十三軒が賛同して参加。 出会いともてなしのユニークな交流イベントがスタートした。 地元は長い景気低迷にあえぎ、 地場の石材業が疲弊して活力を失っていた。 半面、 時代はハコモノからソフトへ。 同町には古い蔵や門などがあり、 ボランティアによる景観保存の機運も高まっていた。 こうした背景もあり、 新たなまちおこしイベントとしても次第に定着。 二年目は九十三軒、 三年目は百十六軒、 前年は百五十軒を超えた。 観光地ずれしていない独自の交流姿勢が、 女性や中高年層に支持されている。 下支えの横断的な開催支援会はあるが、 主催は一般住民。 ひなまつりを通して 「和の文化・和む和・人の和」 が広がってほしいというのが趣旨だ。 あくまで 「和の風」 の名称にこだわる。 今年も中心市街地の見世蔵や商店街の店舗、 旧家や一般家庭などには、 江戸・明治・大正・昭和・平成と、 各時代のひな人形が飾られる。 百四棟にも及ぶ国の登録文化財の建物景観との散策と合わせて楽しめる。 気品漂う公家顔のひな人形や憂いを帯びた江戸・明治の古いひな人形のほか、 石びな、 つるしびな、 アート作品のひな人形なども登場する。 各所に専用マップを置き、 案内を助ける。 食事環境も改善され、 「すいとん」 でまちおこしを図る真壁商工会の呼び掛けに応え、 飲食店が独自の味のすいとんをメニューに加える。 「うまかべすいとん」 と名付け、 四日午前十一時から 「すし兼」 で先着三百人に無料提供される。 桜川市観光協会では初の試みとして、 筑波山梅まつり (十七日―三月二十一日) との開催に合わせて今月と三月の計四日間、 筑波山神社と旧真壁駅跡を直通で結ぶ回遊バスが運行する。 二カ所を同時に訪れてもらい、 PR効果を高めるのが狙い。 所要時間は約二十分、 料金は片道二百円。 運行日は、 十八日、二十四日、 二十五日、 三月三日の四日間。 時間は、 筑波山神社入口発―真壁駅行きが正午・午後一時半▽真壁駅発―筑波山神社入口行きが午後零時四十五分・同四時▽真壁駅発―TXつくば駅行きが同二時五分・同三時十分・同五時十五分▽真壁体育館前発―TXつくば駅行きが同六時二十七分。 |
| ●焼き物のひな人形展示 |
| 笠間で「桃宴」開催 |
| 笠間市内の窯元や店舗で、 焼き物のひな人形を展示する
「桃宴」 (=とうえん、主催・TMOかさま)
が行われている。三月四日まで。 やきもの通り▽ギャラリーロード▽稲荷神社周辺の工房や販売店、 飲食店―の計三十二軒が参加。 軒先のスペースで、 オリジナルのひな人形を展示販売するほか、 飲食店ではひな祭りにちなんだ商品を用意し、 春の雰囲気を盛り上げる。 ひな人形の点数は、 全体で約六百点に上る。 陶の小径のやまさき陶苑では、 作家の山崎悦子さんの作品を展示。 可愛いウサギの顔が描かれたものや、 笠間の土の風合いを生かした 「立ちびな」 などが飾られる。 期間中に新作が追加されることもあり、 繰り返し訪れる人も多いという。 日立市から友人と訪れた主婦は 「とてもかわいい。 自分用に家に飾りたい」 と目を細めていた。 陶の小径商店会代表で同陶苑の山崎雅宏さんは 「作家の個性が出ているので、 周辺を歩きながらゆっくり見てもらいたい。今後も作家だけでなくいろいろな店に広げていければ」と話した。 期間中のイベントとして、 「ふるさと案内人と歩くお雛さま展」 を初めて開催。 十二日、 十八日、 二十五日の三日間、 ふるさと案内人が見どころなどを説明しながらコースを歩き、 昼食はひなまつりメニューを楽しむ (参加費有料)。 問い合わせは、 やまさき陶苑 (電話0296・72・6865)まで。 |
| ●国民宿舎「白帆荘」来月31日に閉鎖 |
| 温泉施設は営業継続 |
| 行方市麻生の霞ケ浦湖畔の景勝地・天王崎に立つ国民宿舎
「白帆荘」 が三月三十一日で閉鎖されることになった。
霞ケ浦の水がきれいだった時期は県内外から天王崎遊泳場に観光客が押し寄せるなど活況をみせたが、
近年は施設の老朽化やレジャー嗜好の変化などによって、
経営が悪化していた。 隣接する日帰り入浴施設
「あそう温泉白帆の湯」 の営業は継続する。
白帆荘は一九六二年にオープン。 当時は近くの天王崎遊泳場など霞ケ浦で遊泳が可能だったため、 県内外から観光客が大型バスなどで詰め掛けたほか、 結婚式や節句、 七五三、 記念事業パーティー、 法事などにも使われ、 ピーク時には年間十万人の利用者があった。 二〇〇五年度までの延べ利用者は百三十九万四千人に上っている。 しかし、 霞ケ浦の水質汚染の深刻化に伴い、 七三年から遊泳禁止となり、 二度の石油ショックで維持管理費が上昇。 それでも九三年度までは堅調な利用を維持していた。 近年は景気の低迷や個人志向の強まりなどレジャーの多様化に加え、 交通網の発達などによって日帰り客が増加、 利用者の減少が続いていた。 抜本的な施設改修も実施しておらず、 〇二年度は洋室の宴会場を取り壊したことも影響して利用者が大幅に減少。 最近は雨漏れ個所が増え、 客室で漏れ出すのも時間の問題となっていた。 市は〇二年度から赤字分を一般会計から補助。 損失は〇二年度が五千五百七十三万九千円、 〇三年度二千百九十四万三千円、 〇四年度二千四百四十二万千円と、 三カ年で二億五千八百万円に達した。 〇三年度は 「白帆の湯」 のオープンで赤字幅が縮小したが、 赤字の解消には至らなかった。 このため、 市は昨年二月、 国民宿舎白帆荘運営委員会 (委員長・高野貫一市議会議長) を設置、 四回にわたって委員会を開催。 昨年十一月、 坂本俊彦市長に三月三十一日限りでの宿泊業務の停止を答申した。 これを受けて、 市は閉鎖を正式決定した。 来年度からは天王崎地区全体を考える中で、 跡地や施設の利活用なども検討していく方針という。 白帆荘の小林秀美支配人は 「実質的には三月十八日の宿泊を最後に、 その後は臨時休館とし、 閉鎖に向けた事務処理に入ることになると思う。 利用者には白帆荘の明かりが消えるのは寂しいという声もあるが、 運営委員会も市も断腸の思いで出した決断。 今後は市のプロジェクトチームが利活用方法などを検討していくと聞いている」 などと語った。 |
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