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2007年2月18日
●合併1周年でまちづくり考える
小幡政人氏招き「語る集い」−土浦
旧新治村を合併して誕生した新生土浦市が二十日で一周年を迎えるのを契機に、 改めて土浦のまちづくりを考えようと、 「明日の土浦を語る集い」 が十七日、 同市川口の土浦京成ホテルで開かれ、 同市出身で元国土交通事務次官の小幡政人氏が 「歴史に学ぶ」 をテーマに基調講演した。
 
「集い」 は土浦市、 同市議会、 土浦商工会議所でつくる実行委員会が主催。 主催者を代表してあいさつした中川清市長は 「合併一周年を契機に改めて土浦のこれからをどうするか、 各界各層で活躍する皆さんと考えていきたい。これからも市民、 団体、 企業との協働を基本に、 誰でも安心して暮らせる、 日本一住みやすいまち土浦を目指して頑張りたい」 と表明。 折本明市議会議長、 山口雄三土浦商工会議所会頭もそれぞれあいさつした。
 
小幡氏は土浦市荒川沖出身。 市立三中、 県立土浦一高から東大法学部を卒業後、 旧運輸省入り。 鉄道局長、 大臣官房長などを経て二〇〇一年七月に国土交通事務次官。 退官後、 旧鉄道建設公団副総裁となり、 現在は鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長。
 
小幡氏は 「常陸国風土記」 や江戸時代の漁業協定書である 「霞ケ浦四十八津掟書」、 親鸞らが布教活動をした宗教心の高さ―などに触れながら、 かつての経験が役に立ず、 前例主義が通用しない時代のあり方について考えた。
 
また、 @豊かな自然A広く隔てなく受け入れてきた社会B宗教心―の三つを財産として挙げ、 「これからの地域の先を考えると、 平坦地が多く、 水に恵まれ、 首都圏にも近く、 恵まれすぎている。 何をするか、 ではなく、どこまでできるか、 計画よりも実行が大切」 と訴えた。
 
講演後、 約二百人の参加者は小幡氏を囲む交流会で歓談した。

●紅梅7分咲き、今が見ごろ
筑波山梅まつり開幕
第三十四回筑波山梅まつりが十七日開幕。 中腹にあるつくば市沼田の梅林には、 大勢の家族連れが訪れ、 写真を撮ったり、 お弁当を食べながら、 のんびりと花を楽しむ姿が見られた。
 
開幕に合わせて、 列車の先頭に梅まつりのヘッドマークを装着した 「TX梅まつり号」 が運行を開始。 真壁のひなまつりと合わせて見てもらうおうと、 筑波山神社と旧真壁駅などを結ぶ直行バスも初めて運行される。
 
梅林は筑波山中腹の標高約二百五十bにあり、広さは約四・五f。 白梅、 紅梅、 緑がく梅など約千本が植えられており、 園内のいたるところに筑波石と呼ばれる巨石が散在している。
 
暖冬で開花は例年より十日ほど早い。 今年一月初めには紅梅が開き始め、 現在、 紅梅が七分咲きで今が見ごろ、 白梅は開き始めたばかりで今月末から三月上旬が見ごろという。
 
筑西市から夫婦で初めて訪れた会社員、 白石貢さんは 「水戸の偕楽園のような梅林を想像していたが全然違う。 急勾配で、 趣があっていい」 などと話していた。
 
梅まつりは三月二十一日まで。 期間中、 会場では梅茶サービス、 野点、 ガマ口上などが催されるほか、 日曜日にはつくば観光大使が記念撮影に応じる。
 
TX梅まつり号は期間中運行。 真壁のひなまつりと結ぶ直通バスは十八日、 二十四日、 二十五日、 三月三日の四日間運行する。

●初代マイスター60人余誕生へ
花壇作りなど成果発表−筑波大
地域社会で活躍する市民リーダーを育成しようと、 筑波大学が今年度初めて開講した 「マイスター育成講座」 の成果発表会が十七日、 同大学春日キャンパスで開かれ、 講座を受講して習得したガーデニングの技術を生かして、 地域の公園で花壇作りに挑戦し、 住民同士の交流の場づくりに取り組んだ活動成果などが報告された。 講座は、 食と環境、 芸術の二分野で実施され、 市民六十六人が受講、 近く六十人程度の初代マイスターが誕生する予定。
 
公園での活動を報告したのは、 ガーデニングの講座を受講したつくば市の飛澤誠さん。 飛澤さんは地域住民を募集して自治会サークル 「園芸クラブ」 を立ち上げ、 自宅近くの公園に花壇を作ったり、 近くの農家の耕作放棄地を借りて野菜を作ったり、 ウメやアンズなど果樹のせん定に挑戦。 公園を地域住民の交流の場とし、 団塊世代の公園デビュー支援や、 高齢者の閉じこもり予防などに取り組んだ一年間の成果を報告した。
 
ほかに陶芸コースを受講した市民が、 作品づくりの苦労などを語った。
 
新たに誕生するマイスターは、ヒエやキビなどの雑穀を用いた食育を実践する食の達人、自家製チーズ作りを楽しむ暮らしの達人、 森林の多面的な機能を理解し森林環境問題に取り組む森の達人など。
 
同大学の金井幸雄・生物資源学類長は「今後、マイスターが活躍しやすい環境づくりについて、 つくば市と相談したい」 と話している。
 
同講座は文科省の支援事業で、同大学の生物資源学類、 農林技術センター、 芸術専門学群が、 つくば市と共催で取り組んだ。 学生五十五人もスタッフとして講座の運営に参加した。
 
十七日の成果発表会では、 受講生の作品なども展示された。

●「土浦の雛まつり」始まる
商店街47会場で−来月4日まで
第三回 「土浦の雛まつり」 が十七日、 土浦市中央一丁目の土浦まちかど蔵 「大徳」「野村」 を主会場に、 周辺商店街で始まった。 三月四日まで。
 
「大徳」 会場では江戸、 明治時代の古いひな人形のほか、 「お細工物の会」 (上村紀代子会長) の生徒が一年かけて作った 「つるしびな」 を数多く展示。 今回は、 赤い傘につるしびなを飾る 「傘福」 が初登場。 「桃太郎」 や 「花咲かじいさん」 など、 昔話をテーマにした創作物も目を引く。
 
「野村」 会場の文庫蔵では約二十のつるしびなを飾る。 つるしびなの人形は桃や草履、 サルやフクロウなどバラエティー豊かで、 サルなら 「厄が去る」、 草履なら 「早くあんよができるように」 など、 それぞれ女の子の健やかな成長を願う意味が込められているという。
 
まちかど蔵に面した中城通りに軒を連ねる商店では、 各店自慢のひな人形、 秘蔵の品が出迎える。 矢口酒店では、 一八五七 (安政四) 年に狩野派の絵師・晴雪齋永悳が、 並んだお内裏様とおひな様を描いた掛け物で、 同家に百五十年伝わる 「雛之かけもの」 を展示。 陶器を扱う 「佐野安陶苑」 では、 地元の陶芸作家が制作した陶器のひな人形を並べるなど、 期間中は商店街を散策しながら、 さまざまなひな人形に出会える。
 
同市観光協会の宮本昭専務理事は 「各会場のひな人形を見て回るのはもちろん、 古い街並みや蔵の雰囲気、 地元の人たちのもてなしを通して、 土浦のよさを心行くまで味わってほしい」 と話している。

●アルストロメリアなど242点
きょうまで土浦市花の展覧会
第二十五回土浦市花の展覧会 (同実行委員会主催) が十七日、 同市大和町の県県南生涯学習センター多目的ホールで始まった。 同市、 かすみがうら市の生産者が丹精込めて育てた花々が会場を彩り、 訪れた人たちは一足早く華やかな春の雰囲気を楽しんでいた。
 
今回の出品は、 切花類百六点、 枝物類九十七点、 フラワーアレンジメント類三十七点、 鉢物二点の計二百四十二点。 このうち四十点が優秀賞に、 二十四点が特別賞に選ばれた。
 
切花類では、 県の銘柄推進産地に指定されている土浦市のアルストロメリアが六十三点と最多の出品。 同市農林水産課は 「土浦は県内でも指折りの花の生産地、 全国有数のヤナギ類産地である新治地区も加わった。 見どころ多い展覧会になったのでは」 と話している。
 
十八日は午前十時十分からチャリティー花束の配布 (先着百人)、 同十一時から午後一時までフラワーアレンジメント体験コーナー (先着五十人、 材料費五百円) を実施。 展覧会終了後の同二時からは、 出品された花の即売会を行う。


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