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2007年2月19日
●潮来市長に松田氏
新人対決制し、初当選
任期満了に伴う潮来市長選と市議補選(欠一)は十八日午前七時から、市内七カ所で投票が行われ、潮来市日の出三丁目の市中央公民館で即日開票の結果、元衆院議員秘書の松田千春氏=無所属=が、前市議の塚本誠一氏=同=を下し、初当選を果たした。有権者数は二万四千九百七十八人、投票率は71・95%だった。

市長選は今泉和市長の引退表明により、新人二人の争いとなった。行財政改革や観光、企業誘致などを争点に、松田氏は「潮来にもっと元気を!」、塚本氏は「潮来市の再生」をキャッチフレーズに訴え。市議会もほぼ二分して争ってきた。

松田氏は二〇〇五年十二月に二十五年間務めた衆院議員秘書を辞め、国や県との人脈などを訴え、支持を広げてきた。今泉市長の引退表明に伴い、与党議員の支持もほぼ固めた。正々堂々とした戦いを主張、従来の選挙戦で幅を利かせてきた中傷ビラ攻撃などに惑わされず、若さと清潔さをアピールしたことが功を奏した。

塚本氏は野党議員の支持をほぼ固め、終盤は文書作戦などで追い上げを図ってきた。しかし、昨年十月末に市議を辞職してからの活動で、出遅れを取り戻すことができなかった。
●筑波大初のベンチャーが大和ハウスと業務提携
研究開発センター建設へ
ロボットスーツHALの研究開発を手がける筑波大学発ベンチャー「CYBERDYNE(サイバーダイン)」(本社・つくば市吾妻、CEO=最高経営責任者・山海嘉之筑波大教授)はこのほど、議決権制限株式を増資し、新たに総額十一億円の資金を調達したと発表した。

十一億円のうち十億円は大和ハウス工業(本社・大阪市、村上健治社長)が出資した。出資と合わせて両社は業務提携。今後大和ハウス工業が、高齢者や障害者、介護者、重作業労働者をサポートするロボットスーツの開発を支援するほか、グループ企業のスポーツクラブでトレーニングやリハビリにロボットスーツを活用しノウハウを蓄積、ロボットスーツの販売も行う。

調達した資金でCYBERDYNEは、研究開発センターを建設し、ロボット技術の人材を集めて、医療、福祉、介護、労働など分野別に研究開発。センターの一部に製造施設を設け、量産化に向けた道筋をつける。センターの立地場所は、つくば市内を軸に現在交渉中という。センターは今年秋の完成を目指している。

十一億円のうち五億七千二百万円は資本金に組み入れ、資本金は計七億八千七百万円となる。自己資本のうち七億二千三百万円は資本準備金とする。

同社の坂本光広COO(最高執行責任者)は「ロボットスーツの技術を将来にわたって、軍事や短期的利益を目的とした買収リスクから防衛し、医療・福祉・介護と労働・重作業の、真にこの技術を必要とする分野に向けた研究開発を優先させるという企業理念を守っていくための措置として投資家の理解を得て発行した」としている。
●常総広域で障害者支援施設開設へ
入所と自立訓練を併設
守谷、取手、常総、つくばみらい市で構成する常総地方広域市町村圏事務組合(管理者・会田真一守谷市長)は、常総市大生郷町に常総広域障害者支援施設の建設を進めている。八月一日の開設を目指す。

施設は常時介護を必要とする身体障害者や知的障害者が、機能訓練や創作的活動、生産活動を行う。入所施設と日中活動を支援するための自立訓練施設を併せ持つ障害者支援施設だ。

入所施設は木造平屋建て、自立訓練施設は鉄骨平屋建てで、延べ床面積は約三千百六十平方b。十三平方bの一人部屋が六十室あり、入所定員は五十六人、短期入所四人。自立訓練施設には多目的活動室や機能訓練室、創作活動室、相談室がある。建設費は約六億五千四百万円。

入所支援は夜間の入浴、排せつと食事の介護をする。生活介護はパソコンを使ったり、工芸・美術活動や音楽活動を通じて、生活意欲の向上を支援。農作業などの就労活動を通じて、入所者の自立と地域とのコミュニケーションを図る。自立訓練では身体の機能訓練と生活訓練を実施する。

入所対象者は十八歳以上で、住所または入所前の出身世帯が広域四市のうちにあり、障害者自立支援法で障害程度区分が四以上、五十歳以上は三以上となっている。
●着物で真壁の街並みを散策
「きものde(で)雛(ひな)めぐり」
着物姿で桜川市真壁町周辺を散策する「きものde(で)雛(ひな)めぐり」が十八日開かれた。「和」を身にまとった男女が伝統的な旧真壁町の街並みを練り歩き、各戸自慢のひな飾りを見学した。

NPO法人「きものを着る習慣をつくる協議会」県支部が主催する、今年で三回目のイベント。町がにぎわう「真壁のひなまつり」(三月三日まで)の開催に合わせ、着物の啓蒙、振興活動の一環で行っている。

この日はあいにくの雨で、参加者は約十人と低調だったが、伝統衣装のある情緒的風景を目当てに写真愛好家らが取り巻き、「ひなまつり」を一層盛り上げた。

参加者たちは旅館や商店、民家を一時間半掛けて巡り、各家の思いがこもったひな飾りを鑑賞。中には江戸時代後期に作られたという人形もあり、町の歴史も堪能した。

同支部事務局長で町内に布ギャラリー「蔵布都(くらふと)」を構える柳田隆さんは、「真壁を着物が似合う町にしたい。来年以降もぜひ続けたい」と話している。
●和食を通して国際交流
結城ロータリークラブがイベント
結城市内で暮らす外国人に、日本の食文化を体験してもらうイベントが十八日、同市結城の市公民館調理室で開かれ、約三十人が参加して和食文化を通して国際交流を深めた。

結城ロータリークラブ(大木絋会長)が初めて取り組んだ。日本の伝統文化を象徴する三月三日のひな祭りにちなみ、約二時間かけて自分たちの手作りで具だくさんのちらしずしと、とん汁に挑戦した。

この日は、市国際交流友好協会主催の日本語教室に通う外国人のうち、ブラジルやタイ、ベトナムの三カ国の家族らが参加。同教室で指導する、のびる会の会員やロータリー会員らと一緒に調理に励んだ。

市内在住のブラジル人が、まるで芸術的作品のような素晴らしい手作りケーキを差し入れたほか、タイで親しまれているデザートも手作りされ、食を通した国際交流の華やかな雰囲気を演出していた。

日系ブラジル人の女性は「とん汁は作ったことはあったが、ちらしずしは初めて。日本料理は難しいと思うけど、なんとかうまくできてよかった。これからも日本食での交流を体験したい」と話していた。

大木会長は「語学を通しての交流だけでなく、和食を通じた日本文化の理解も大事。これからも市内在住の外国人の方々と一緒に、こうした料理にチャレンジする機会をつくっていきたい」と語った。

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