2007年2月23日
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| ●水戸市が新年度予算案、一般会計811億円 |
| 借入金償還で緊縮型 |
| 水戸市は二十二日、新年度当初予算を市議会に内示した。一般会計は、約八百十一億円七千八百万円で、今年度当初比で九億二千二百万円(1.1%)増ながら、国からの借入金を繰上げ償還するため、約十億円三千六百万円の借換債を計上。これを除くと、八百一億四千二百万円と、実質は一億一千三百万円(0.1%)下回る緊縮予算となった。 一方、国保会計が5.7%増、下水道事業会計が13.4%増など、十三ある特別会計が計4.5%、水道の公営企業会計も4.3%増。一般会計を含む総予算は、借換債を除いても、百六十八億円に上り、今年度当初を三十六億七千万円(2.2%)上回る。積極的な予算とも言えそうだ。 一般会計の歳入は、市税が約四百二十五億円。個人市民税は、国からの税源移譲で、個人市民税に所得税が入り、約二十五億七千四百万円増、景気回復の波及効果で、法人市民税も五億九千六百万円、固定資産税も二億八千四百万円増、定率減税廃止の分を含め、総額三十二億九千万円増えると見込んだ。 しかし、地方交付税は、八億一千万円(13.5%)減。十六億六千七百万円あった所得譲与税がゼロに、減税廃止に伴う減税特別交付金も十億六千万円から一億六千八百万円に、臨時財政対策債も二億二千三百万円減り、国からの財源は約三十九億円減り、増収分と差し引き約六億円の減収となる。 このため、歳出面では職員定数削減、旅費・日当の昇給抑制、勤務時間の延長、特別職の給与カット期間延長など、内部努力で人件費を二億二千二百万円減らし、事務事業も見直しを徹底して厳しく選択。元気みと創出特別枠を新設するなど、予算にメリハリを付けることに腐心した。 主な新規、重点事業は、保育料軽減拡充▽子育支援・多世代交流センター運営▽南部老人福祉センター建設▽休日夜間緊急診療所歯科診療室整備▽水戸ロマンチックゾーン駐車場整備▽くろばね町通り市街地整備▽泉町・大工町再開発▽陸上競技場大規模改造▽常澄地区図書館建設―など。 |
| ●茨城町長選、五霞町長選で出馬表明 |
| 前収入役の小林氏、元議長の染谷氏 |
| 任期満了に伴い、四月に行われる茨城町長選に、前収入役の無所属新人、小林宣夫氏が二十二日、水戸市笠原町の県庁で記者会見、正式に立候補を表明した。現職、佐藤順一町長との一騎打ちになりそうだ。 小林氏は、県立水戸商高を卒業後、茨城町役場に入庁。総務課長、教育次長などを歴任。二〇〇三年六月、佐藤町政の収入役に就任したが、水戸市との合併協議などで意見が分かれ、今月十九日に辞任した。 会見で小林氏は、合併を進める佐藤町長に対し、法定合併協議会の議論をいったん凍結する意向を表明。「合併アンケートでは、七割が合併を望んだが、今は世論は変っている。料金がみんな上がるから」とし、改めて民意を問うべきだとの意向を示した。 また、「財政調整基金が二十億円ある。行財政改革で毎年、二億円削減が可能。七、八年は(合併せず)単独でやっていける」と強調。当選した場合、シミュレーションした上で、可能なら当分の間は単独行政でいきたいとした。 大谷隆照町長の任期途中での引退に伴い、統一地方選で実施される五霞町長選に町議三期で元議長の新人、染谷森雄氏=無所属=が二十二日、記者会見して立候補表明した。 染谷氏は「議員は三期を区切りに後継に譲り、農協役員として専念するつもりだった」とし、昨秋ごろから常任理事を務める茨城むつみ農協役員の今春改選をにらみ、理事長への転出を目指す考えだったという。 大谷町長の引退を知り、暮れから正月にかけて農協理事長か町長か悩んだ末に、「議長を経験し行政の流れが分かる。生まれ故郷に骨をうずめようと、審判を受けることにした」と動機を述べた。 染谷氏は「可能な限り単独のまちづくりに専心する」と大谷町政を継承。一方で、「町の活力を取り戻すために行政、町民、各種団体が協働で支え合い、内実のあるまちづくりに取り組む」とした。 公約は、小・中学校への防犯カメラ設置▽子育て支援センター設置▽圏央道五霞インター周辺整備▽道の駅ごかの機能を生かした農業振興―など。これまでに同町長選では、染谷氏以外に立候補の動きはない。 |
| ●水戸でスポーツキッズ・チャレンジ大会 |
| 県教委のスポーツランキング事業 |
| 二十二日、水戸市緑町の県立スポーツセンターで、小学生を対象に主要種目の上位十チームずつが参加して「第二回スポーツキッズ・チャレンジ大会」を開催した。 県教委は、児童・生徒の体力向上を主な目的に、縄跳びや一輪車など全身運動を伴う各種ゲームを体育の授業、休み時間などで実践し、インターネット上で申告した記録を競い合う「スポーツランキング」事業を推進している。 県決勝大会を行ったのは、チーム縄跳びで五分間に何回跳んだかを競う「連続8の字跳び」、二本の縄を交互に回して跳び、三人の合計回数を競う「ダブルダッチ」、ポイントをターンしながら十人がリレーする「一輪車スラローム」の三種目。 同級生や保護者らがスタンドで応援合戦が繰り広げる中、各学校チームとも、日ごろの練習の成果を存分に発揮した。 このうち、筑西市立養蚕小学校では、六年一組の二十七人が「ホワイト インパルス」チームとして連続8の字跳びに挑戦。縄を回す役の渡辺拓也君、仁平千恵さんは、開会式で「チームワークを大切に励まし合って戦います」と力強く選手宣誓した。 一回目の試技後、キャプテンの赤羽一馬君、副キャプテンの大島雲竜君は「掛け声を合わせてリラックスしてできた。次は最高記録を狙いたい」と意気込みを話した。 森美恵教諭は「クラスのチームワークが高まって、学習にも集中力が発揮されている。大きい子、小さい子と体格はまちまちだが、誰もが次の人のためにと思いやりをもって跳んでいる」と、取り組みの相乗効果に目を細めていた。 つくば市立葛城小学校は、一輪車スラロームに六チームが出場を果たした。 二年一組担任の菅野隆志教諭は「昨年のタイムを目標にして、それぞれの学年のチームが切磋琢磨(せっさたくま)している成果。バランス感覚が養われたほか、きちんと後片付けもできるようになり、生活の基本が身に付いている」と強調。体育主任の山中敬夫教諭は「上手な子が他の子に教え、上級生を見て下級生は自分もやりたいと始めた。動きが機敏になっただけでなく、『これだけやれるんだから何にでも挑戦できる』と自信が持てるようになった」と児童の変化を語った。 駆けつけていた岡野さな江校長は「まさに、『賢く 仲良く たくましく』の校訓が実践できている」と、全校児童百八十三人の成長ぶりに胸を張った。 県保健体育課の滑川正昭課長は開会式で、大会への出場を果たした十三校の約四百人に対して、「県内最高のレベルで競い合える。誇りと応援者への感謝を胸に、小学生らしく元気いっぱい挑戦して下さい」などとあいさつ。スポーツランキング事業には延べ三十三万五千人が参加し、他県に先駆けていることを強調した。 大会上位結果は次の通り。 ▽連続8の字跳び @松前台小6年3組(守谷市)=848回A佐都小3年(常陸太田市)=833回B大沼小6年2組(日立市)=816回C大宮小5年1組(龍ケ崎市)=796回D新荘小6年2組(水戸市)=759回 ▽ダブルダッチ @塩田小5年A(常陸大宮市)=1810回A北小5年A(常陸太田市)=1808回B塩田小5年B(常陸大宮市)=1720回C城ノ内小5年A(龍ケ崎市)=1698回D佐都小4年(常陸太田市)=1681回 ▽一輪車スラローム @五霞西小6年1組(五霞町)=2分14秒1A葛城小5年1組A(つくば市)=2分29秒7B葛城小5年1組B(同)=2分32秒0C葛城小6年1組(同)=2分38秒9D葛城小5年1組D(同)=2分48秒9 |
| ●小6児童が中学の授業を体験 |
| 坂東市で試行、教諭が出向き |
| 中学校の先生が小学校に出向き、六年生児童らに中学一年生の授業を体験してもらう試みが二十二日、坂東市辺田の岩井第二小学校(石川直子校長)で行われた。 中学校生活のスムーズなスタートを願う企画で、同小児童の大半が進学する岩井中学校との連携で初めて実施。授業時間を一時限分確保し、数学や英語の教諭ら四人が六年の三クラスに分かれて指導に当たった。 このうち児童二十八人の三組では、鈴木康之教諭が正の数・負の数の授業を担当。トランプの黒い数字を正の数、赤い数字を負の数とし、配られた四枚のカードの合計点を考えさせるなど、工夫を凝らした指導方法を展開した。 児童たちは徐々に緊張を解いて中学校数学の基礎に親しみ、谷口友仁君は「分かりやすくて楽しめた。中学校でこのような授業を受けられたら」と話していた。 このほか二組では数学の文字と式、一組では英語の指導が行われた。 |
| ●インフルエンザ、学級、学年閉鎖が激増 |
| 県保健福祉部、注意呼び掛け |
| 十九日以降、県内の幼小中高校で学年、学級閉鎖する学校が急激に増えているため、県保健福祉部同部は、各家庭などでの健康管理に十分注意するよう呼び掛けている。 この冬のインフルエンザは暖冬の影響もあり、学校での集団発生は比較的低いレベルで推移。学級閉鎖するケースが出始めたのが一月半ば。以後、十六日までに休校一、学年閉鎖十一、学級閉鎖十七にとどまっていた。 しかし、十九日以降、急激に拡大し、新たに学年閉鎖が九、学級閉鎖が三十一に上った。検出されたウィルスはA香港型で、この冬の流行型とみられる。 同部は、帰宅時のうがいや適度な湿度保持、十分な休養と栄養摂取、人ごみや繁華街への外出を控え、外出時にはマスクを着用するなど、注意を呼び掛けている。 ▽筑西保健所管内に注意報 県保健福祉部は二十二日、新たに筑西保健所管内にインフルエンザ流行の地域注意報を発令した。既に発令中のひたちなか、潮来、古河の各保健所管内も依然、基準値を上回る患者数を数え、継続して同注意報を発令し注意を呼び掛けている。 |
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