2007年2月24日
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| ●水戸信金に行政処分 |
| 支店長ら3人、1億9000万円流用 |
| 水戸信用金庫 (本店・水戸市、 西野一郎理事長)
で、 職員三人が顧客の預金など、 約一億九千五百万円を流用し、約八千五百万円の被害があったと判明。財務省関東財務局は二十三日、
法令順守態勢の確立、 チェック機能や内部監査の強化、
適切な人事管理の徹底など、 業務改善命令の行政処分を下した。
同金庫によると、 昨年六月二十日の現金一斉検査で、 岩間支店金庫室から、三千五百万円が消えているのが発覚。 本店検査室が調査に乗り出したところ、 当時の支店長が自供したという。 さらに、 検査室の追及に対し、 多賀支店得意先課長だった一九九九年二月以降、 牛久西支店長時代を含め、 個人顧客の六人、 法人五社の定期預金を、 四回 (計三千三百五十一万円)、 住宅ローン貸付金などを、 十三回 (計一億二百五十万円) 流用して着服。 競馬につぎ込んでいた。 元支店長は、 競馬で二百万円を当てたことから熱中し、 馬券を買う金欲しさに、 顧客の預金証書を預かり、 なくしたことにして、 紛失届を出して再発行する手口で着服。 口座の金を出し入れし、 穴埋めしていたことなどから、 これまで発覚せずにきたという。 しかし、 自転車操業も限界となり、 昨年三月に岩間支店の金庫室から、 三千五百万円を持ち出したが、 六月二十日の定期一斉検査日が、 たまたま支店長会議で、 通常は自分一人でやっていた検査を、 次長が代行したことで犯行が発覚した。 持ち出した金などを口座の穴埋めに使っていたため、 最終的に被害が残ったのは親類、 友人各一人と同金庫だけ。 実質被害額は計六千二百九十六万円だった。 このほか、 総点検の結果、 茨城町支店の得意先課長が消費者ローンを三件で六百十万円着服。 被害は四百四十五万円に上った。 石岡中央支店の事務役席も両替時の不正表記四十九件で千七百六十四万円を着服した。 同金庫は既に被害者の顧客に事実関係を説明して謝罪。 被害額を全額弁済し、 財務局に届ける一方、 着服した三人を懲戒解雇し、 西野理事長ら役員の報酬を二カ月間10%カット、 直属の上司や関係者、 検査担当など二十九人も減給・戒告などの処分にした。 三人が反省し全額弁済していることや、 既に懲戒解雇され 「社会的制裁は済んでいる」 (西野理事長)として、 業務上横領容疑などでの刑事告訴は見送った。 記者会見した西野理事長は 「監督・指導すべき支店長が横領していたことが最大の問題。 (内規では) 複数チェックが原則だが、 (職員の力関係で) 徹底できていない。 どうしても、 営業優先で内部管理が甘かった」 と反省。 信頼回復に努める意向を示した。 |
| ●大規模災害を想定 |
| 医療救急訓練を実施−土浦協同病院など |
| 県南地域を震源とする震度6強の直下型地震の発生を想定した「土浦地域大規模災害医療救急訓練」
が二十三日、 土浦市真鍋新町の土浦協同病院
(藤原秀臣院長) と同市文京町の市消防本部
(篠ア民雄消防長)で行われた。 同病院と消防本部による初めての訓練で、
同市に災害対策本部が設置されるまでの間、
両者が一体的に活動して迅速、 適切な救護ができるよう実施した。
合わせて八十九人が参加し、 応急救護所の立ち上げ、 負傷者の救護、 院内負傷者の救護活動に当たる医療スタッフと消防無線を持った救急救命士の連携などをシミュレーションした。 このうち負傷者の救護では、 消防署と病院管理棟の応急救護所で負傷者役をトリアージし、 救急車を使って同病院救急救命センター入口のエアーテント (仮設患者収容所) に搬入した。 テント周辺では医師や看護師、 署員らが直接、 または無線で声を掛け合い、 搬入人数や負傷状況、 搬送先などを確認。 骨盤骨折や挫滅症候群の重傷を設定した人も運び込まれ、 それぞれ緊張感を持って協力し合っていた。 |
| ●白昼の駐車場で殺人 |
| 50歳女性刺され死亡−神栖のスーパー |
| 二十三日午後零時四十五分ごろ、 神栖市平泉のスーパー
「セイミヤ」 駐車場で、 同市鰐川の自動車整備業手伝い、
鎌形紀子さんが、 腹部から血を流して倒れているのを、
買い物客が発見。 副店長を通じて、 一一〇番通報があり、
鎌形さんは間もなく病院で死亡が確認された。
腹部などに刃物で刺されたような刺し傷があり、
同署と県警捜査一課は殺人事件と断定し、 捜査本部を設置、
捜査を始めた。 二十四日以降に司法解剖して死因などを調べる方針。
県警などによると、 鎌形さんは乗ってきた乗用車の横の地面で、 あお向けの状態で血を流して倒れていた。 腹や胸に数カ所の刺し傷があり、 靴は履いていなかった。 発見時、 車はエンジンが掛かった状態で、 車に血痕があったという。 車内には別の店の商品が入った袋や靴が残されていた。 鎌形さんは午前中に 「買い物に出かける」 と言い残し、家を出た。 心配した夫が探していたらしい。これまでに、財布や携帯電話などは確認できていないという。 現場は国道124号から約四百b入った住宅街にあるスーパーの南側駐車場。 近くにホームセンターや服飾店がある。 現場には、 事件を知った人が雨を避けるようにして集まり、 不安そうに眺めていた。 スーパーの店長は 「今まではこういう事がなかったので、 驚いている。 地域の安全のためにも早く解決してほしい」 と心配そうだった。 情報提供はフリーダイヤル0120・400・279まで。 |
| ●土浦のまちづくり提案 |
| 筑波大生が都市計画案 |
| 筑波大第三学群社会工学類開設の授業 「都市計画マスタープラン策定実習」
の最終発表会が二十三日、 土浦市大和町の土浦総合福祉会館で開かれ、
学生と教員、 市職員ら約七十人が参加した。
実習は、 一九七九年度から土浦市を対象に行っているもので、 最終発表会は都市計画専攻の三年生が、 三年間の集大成として実施。 発表会はこれまで同大で開かれていたが、 市の協力を得られたことなどから、 今回初めて地元土浦市での開催となった。 「土浦のまちづくり」 についての提案は、 実習を行った六つのグループが順に発表。 「土浦駅東側を 『みずうみ特区』 と命名。 高層建築物を規制、 プロムナードを通して桜の木を整備するなど、 駅東口から眼前に霞ケ浦を望めるようにして 『市の顔、 霞ケ浦』 を印象付ける」 「行政による会員制コミュニティー型ウエブサイトを導入。 地域SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス) で住民の輪を広げる」 「退職した看護師や栄養士、 理学療法士をボランティアで派遣。 一人暮らしの高齢者が訪問サービスを受けられる 『メディパルシステム』 を取り入れる」 など、 提案はまちづくりに関する分野の多岐にわたった。 一班から六班の発表が終わった時点で、 出席者による投票を実施。 まちづくり活性化バス「キララちゃん」の問題点を補うアイデアとしてベロタクシー(自転車タクシー)による輸送システムを提案するなど、「浦山―土浦羨(うらや)まCity計画」と題した実習内容を発表した五班が、 最多得票で一位に輝いた。 実習の責任者を務める同大システム情報工学研究科の大澤義明教授は 「参加学生のほとんどが県外出身者。 しがらみのない第三者的な立場から、 学生ならではのアイデアが多く見られたのでは」 と話していた。 来年の最終発表会も土浦市で開催することが決まったという。 |
| ●木を使った野鳥の彫刻 |
| 県自然博物館でコレクション展 |
| 坂東市大崎のミュージアムパーク県自然博物館で二十五日まで、
木を使った精密な野鳥の彫刻 「バードカービング」
の市民コレクション展が開催されている。 バードカービングは十九世紀中ごろのアメリカで、 狩猟用のおとりとして作られた彫刻をもとに派生。 現在ははく製に代わるもの、 さらには鳥を繁殖地に呼び寄せる 「おとり」 となり、 自然や野鳥保護の象徴的存在となっている。 県内外の愛好家らの作品約八十点と、 日本バードカービング協会の 「匠」、 内山春雄会長の作品を展示。 ウグイス、 シジュウカラなど馴染みの鳥や絶滅危惧種のヤンバルクイナの彫刻も並び、 原寸、 色だけでなく羽の一つ一つの線まで忠実に再現した力作が揃った。 このほか、 バードカービングの歴史、 工程、 道具の展示や、 手で触れられるコーナー、 自然保護に活用されるカービングの紹介ブースなども設けられている。 開館時間は午前九時半から午後五時。二十五日までの開催で、 同館は 「ぜひ一度足を運んで」 と呼びかけている。 |
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