こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2007年2月25日
●J1鹿島、タイトル奪取誓う
鹿島神宮で必勝祈願
V奪還に向け、 J1 (Jリーグ1部) の鹿島アントラーズは24日、 地元・鹿嶋市の鹿島神宮で必勝祈願を行った。 大東和美社長をはじめ、 オズワルド・オリヴェイラ監督、 柳沢敦選手会長ら全選手、 チームスタッフが、 本殿前に一斉に参列して、 優勝奪取を誓い合った。
 
午後の約30分の予定で行われた神事だったが鹿島神宮参道には、 人気選手を一目見ようと早くから人だかりができた。 チームバスで到着すると、 駆けつけたサポーターが掛け声と太鼓で応援。 合宿などで真っ黒に日焼けした全選手とスタッフがゆっくりと本殿まで進んだ。
 
鹿島則良宮司の祝詞に続いて、 大東社長、 オリヴェイラ監督、 柳沢選手がチームを代表して玉串拝礼。 全員がサポーターとともに必勝と身体安全を祈願して手を合わせた。
 
県内外から訪れ、 ともに祈願した大勢のサポーターを前に、 大東社長は、 「一緒に参拝できたことは、 チームにとっても心強い。 3月3日からリーグの熱戦が始まるが、 常に勝つ強い心をもって必ず優勝する。 オリヴェイラ新監督のもと、 選手全員が今年こそという気持ちでいる」 などとあいさつ。 日本のしきたりに触れたオリヴェイラ監督は、 「これだけ大勢の皆さんに支えられ、 すばらしいクラブだと実感した」 と驚いた様子。 「選手、 スタッフ全員が全力を尽くすことを約束する。 元の栄光の位置に戻すため、 全員一丸となってタイトルを狙う」 と力強く語った。 今季、 選手会長・主将となった柳沢選手は、 「みんなの思いはただ一つ。 死にもの狂いで戦い抜きます」 と誓った。

●「湖がよろこぶ料理」を試食
土浦で湖をめぐる異業種交流シンポ
NPO 「アサザ基金」 (飯島博代表理事) は二十四日、 土浦市大手町の一中地区公民館で 「湖をめぐる異業種交流シンポジウム―漁業・農業・流通・食のつながりが湖をめぐる」 を開催、 市民ら約三十人が参加した。
 
同基金は現在、 水揚げした外来魚を魚粉にし、 霞ケ浦流域の農業で肥料に使い、 育てた野菜を 「湖がよろこぶ野菜たち」 としてブランド化、 流通させる 「北浦・霞ケ浦環境パートナーシップ市民事業」 を展開。 シンポジウムでは、 湖をめぐって生まれたつながりの線をさらに太く、 強くしようと、 講演やパネルディスカッションで共通目標を確認し合った。
 
飯島代表理事は基調講演で、 同事業やアサザプロジェクトの活動内容、 今後について紹介。 続いて料理研究科の石塚ナツ子さんが 「湖がよろこぶ野菜たち」 のキュウリ、 地元のレンコンなどを使った 「湖がよろこぶ料理」 三品を披露、 参加者全員で試食した。
 
キュウリをいためて砂糖とみそで味付け、 ご飯にかけてゴマとシソをまぶした 「きゅうりでドン」、 ゆでたレンコンをウメで味付けした 「甘すっぱい大地の恵み」、 ホウレンソウを使った 「ポパイの巣ごもり煮」 は、いずれも好評。 石塚さんは 「素材が元気で素晴らしいので、 野菜本来の味を引き出せるようシンプルに仕上げた」 とし、 参加者は 「簡単、 ヘルシーで男性でも作れる」 「どれもおいしい。 早速夕食で出したい」 などと感想を話していた。
 
パネルディスカッションでは石塚さんを食の代表として迎え、 漁業、 農業、 流通の各分野からパネラーが参加。 それぞれが抱える課題や 「湖がよろこぶ野菜たち」 をめぐる取り組みでの役割、 地元野菜のブランド力強化などについて議論した。
 
各分野から出された意見を受け、 飯島代表理事は 「一方的なものづくり、 一方的な売り方ではない共通の新しい価値観を、 異業種間をつなぐ 『湖がよろこぶ野菜たち』 を通して作り上げていければ」 と話していた。

●日立に「モンゴルの丘」が開設
経済交流など期待
日立市入四間町の屋外レクリエーション施設 「奥日立きららの里」 に二十四日、 「モンゴルの丘」 が開設された。 チャチャルガンの苗木の植栽やモンゴル遊牧民の住居などが設置され、 同施設の誘客拡大やモンゴル国との経済交流などが期待されている。
 
モンゴルの丘は、 同施設の標高約四百bの旧リンゴ園跡に整備。 斜面にチャチャルガンの苗木百八十本を植樹し、 モンゴル国オブス県の有志六人と日立ライオンズクラブから贈られたモンゴル遊牧民の伝統的な住居 「ゲル」 を三基設置した。 チャチャルガンは、 干ばつなど厳しい自然環境でも生息するグミ科のかん木で、 果実に豊富な養分成分が含まれていることから健康食品としても注目されているという。
 
セレモニーには、 国や県、 市議、 日立ライオンズクラブ、 モンゴル国関係者など約五十人が出席。 主催者として樫村千秋市長が 「モンゴル国との交流が密になってきた。 経済交流へつながることを期待している」 とあいさつした。
 
寄贈されたゲルは、 直径約六b、 高さ約二・四b。 骨格をヤナギで作り、 木綿の布で囲っている。 設置されたゲルは七―十人が暮らす大きさという。 内部にはチャチャルガンの特徴や産業交流を紹介したパネルが展示されている。
 
同国オブス県ウランゴム大学のバヤンサン学長は 「一般の人もモンゴル文化に触れられることで、 日本との交流が広がることを期待したい」 と話した。
 
チャチャルガンの果実を活用した新しい産業を創出する「産・学・官・外・地」連携の試みは、 モンゴル国との相互協力で、 日立市を中心とする県北地域で進められてきた。 二〇〇五年度から日本貿易振興機構 (JETRO) の支援事業に採択され、 幅広い連携で取り組んでいる。
 
チャチャルガンは、 中国名の 「サジー」 の名称で果汁が日本にも紹介されている。 活着がよく植樹成功率が高いため、 一九九六年からモンゴルのゴビ砂漠の緑化に取り組んでいる県内のNPO法人・モンゴル緑化日本協会 (石川多聞会長) が植樹し、 現地では果実を収穫して輸出する計画を進めている。
 
事業化のため、 〇四年十一月にチャチャルガン協議会 (石川多聞会長) が設立され、 具体的な事業を進める母体として同協議会日立支部 (瀧文臣支部長) を設置。 同支部には地元の食品、 酒造企業、 JA、 酪農組合などが参加。 原料をモンゴルから輸入して加工するだけでなく、 県内でも栽培しながら観光にも役立てるプロジェクトとしている。
 
石川会長は「互いにプラスになる交流が大切。モンゴル国の特産品を日本の技術で商品化でき、 お付き合いの中で経済効果が生まれれば。 モンゴルの丘が第一歩」 と話した。

●深い刺し傷、失血死
神栖・スーパー駐車場女性殺人
神栖市平須のスーパー駐車場で、 同市鰐川の中古車販売会社役員鎌形紀子さんが殺された事件で、 死因は胸部を刺されたことによる失血死であることが、 二十四日の鹿嶋署捜査本部の司法解剖で分かった。 財布や携帯電話など所持品は依然、 見つかっていない。 捜査本部は強盗目的の殺人の可能性も視野に入れ、 調べを進めている。
 
調べによると、 胸や腹にあった鋭利な刃物による深い刺し傷数カ所のうち、 一つが致命傷になったらしい。 深さは、 背中に達するものではなかったという。 また、 午前十一時ごろ夫が経営する会社を 「昼食を買いに行く」 と出てから、 約一・五`離れた現場で発見されるまでの間、 隣接する別の店で買い物したとみられることが、 車内の物品などから分かった。 スーパーで買い物した形跡は確認されていない。
 
鎌形さんは二十三日午後零時四十五分ごろ、 駐車場で、 倒れているのを、 買い物客らに発見された。 車のエンジンはかかっていて、 運転席のドアは閉まっていた。 犯人につながる有力な目撃情報がなく、 捜査本部は現場付近での聞き込みに力を注いでいる。 これまでの調べで、 交友関係などトラブルはないという。 現場は国道124号から約五百b。
 
情報は捜査本部フリーダイヤル (0120・400・279)。
 
事件から一夜明け、 現場の駐車場前にはめい福を祈る花がたむけられた。 現場検証や聞き込みを行う捜査員の姿が見られ、 買い物客らは、 日常利用するスーパーの一角で発生した事件に、 戸惑いの声を上げていた。
 
徒歩で買い物に来た主婦は、 「家も近いし、 子供もいるので怖い。 散歩する人など人通りは多いと思うが」。 同市内から来た別の女性客二人組も 「まさか、 という感じ」 と信じられない様子だった。
 
また、鎌形さんの会社近くに住む四十代の保育士は、「亡くなった方とは知り合いではないが、 事件は怖い」 と話していた。

●市民オンブズマン龍ケ崎が総会
濱田氏が記念講演
「市民オンブズマン龍ケ崎」 (岡田悠峰代表) の第八回総会が二十四日、 同市内の公民館で開かれ、 鹿嶋市でし尿処理施設建設の談合事件や土地区画整理事業の損失補償問題に取り組んでいる 「鹿嶋市民オンブズマン連合」 の濱田弘代表が記念講演。 「し尿処理施設は公正取引委員会が談合の烙印 (らくいん) を押した。 どうして自治体が取り戻そうとしないのか不思議でしょうがない」 などと話した。
 
鹿嶋市のし尿処理施設は、 大阪地検特捜部が、 独占禁止法違反で起訴した大手プラントメーカー十一社のうちの一社が建設。 鹿嶋オンブズマンは、 談合による損害額を市に返還するよう求める住民訴訟を起こしている。
 
濱田代表は 「大手十一社が建設した県内のし尿処理施設は鹿嶋市のほかに、 龍ケ崎地方衛生組合、 湖北環境衛生組合の計三施設がある」 と話し、 龍ケ崎市民も談合による損害額の返還に取り組むよう呼び掛けた。
 
現在監査請求中の土地区画整理事業の損失補償問題については、 鹿島開発との関わりについても触れ、 「一人でも気付いたらどんどん監査請求を出した方がいい」などと話した。


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