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2007年2月26日
●JR列車内、全面禁煙へ
3月のダイヤ改正で
JR東日本は三月十八日のダイヤ改正で、特急列車と新幹線を全面禁煙化する。県内を走る常磐線「スーパーひたち」「フレッシュひたち」からも、喫煙車が姿を消す。これに合わせ、主な駅の特急ホームに喫煙ブースが新設される。同社は駅については「分煙」の姿勢を取っている。「社会の禁煙志向の急速な高まりを受けた」とする決定だが、分煙を完ぺきに実現することには難しさがのぞく。

特急列車の禁煙化は昨年六月に発表され、今回のダイヤ改正で実施される。例えば、水戸駅から上野駅までフレッシュひたちで向かう場合、乗車中の約一時間十分は、たばこが吸えなくなる。

利用者はどうみているか。JR水戸駅で特急を待つ愛煙家からは、「流れだから理解できる」(六十代、銀行員)、「仕方ない。我慢の範ちゅう」(常陸大宮市、五十代会社員)など容認の声が聞かれた。「東京ぐらいまでは何とかなるが、それ以上は無理」(五十代男性)と、反対意見を述べる人もいた。「喫煙派だが、選ぶのは禁煙席」という水戸市の男性会社員は「喫煙席は煙が気になる、全面禁煙は賛成」と話す。

昨年六月の発表後、JR東日本水戸支社にも賛否両方の意見が寄せられた。うち約八割が賛成、残りが反対意見だったという。喫煙、禁煙の車両に分け、排煙装置を回しても、開いた自動ドアや、人の移動に伴い、煙が流れてくることは完全に避けられない。そのため、受動喫煙を心配する声なども寄せられていた。同社営業部は「人の移動もあり、完全に煙をシャットアウトするのは難しい」と説明する。

全面禁煙化に合わせ、主要駅の特急専用ホームには喫煙ブースが設けられる。JR東日本で当初計画した水戸駅に加え、水戸支社では利用状況などから土浦、日立、勝田の各駅にそれぞれ一カ所の設置を決めた。

ブースは透明板で囲われ、排煙装置が設置される。水戸支社では「吸う人も吸わない人にも快適に待ってもらいたい」としている。ブース利用開始に伴い、同じホームの灰皿は順次撤去する方針。ただし、時期は未定で、水戸駅は乗客の動向を見て、時期などを決めたいという。

現在、水戸支社管内の駅施設内は、これまでの施策で分煙が定着している。空気が滞留する屋内の回廊や待合所は禁煙となっている。首都圏に近い駅では朝の通勤通学のピーク時に合わせ「禁煙タイム」を実施している。たばこが吸えるのは、ホーム上に一カ所ずつある喫煙コーナーとなる。

しかし、灰皿を白線で囲っただけのもので仕切り板などがないため、風向きによっては煙が流れてくることがある。さらに喫煙コーナーは人通りの多い場を避けたため、ホーム先端部や屋根のない場所になる。双方が完全に満足できる「分煙」は、現実的には難しいといえる。

一方、地下鉄や主な私鉄は国の「健康増進法」(二〇〇三年施行)を受け、駅施設内で全面禁煙の措置を取っている。健康増進法は、多くの人が利用する施設の管理者に対し、利用者の受動喫煙を防止する対策を講じる努力を求めている。

〇五年に開通したつくばエクスプレス(TX)は全面禁煙。関東鉄道常総線(取手―下館)と竜ケ崎線(佐貫―竜ケ崎間)はJRとほぼ同様で、ホーム上に灰皿を置き、喫煙所を設けるなど分煙の姿勢だ。今後は「広く要望を加味して考えていく」(同社)としている。

JR水戸支社では今後、「禁煙、喫煙派、両方の乗客に快適に利用してもらいたい、分煙のスタンスは変わらない」としている。
●国公立大で2次試験
県内は筑波、茨城、県立医療の3大学
国公立大入試の二次試験(前期日程)が二十五日午前、各地の会場で始まった。前期日程で入試を行うのは国立が八十三大学三百七十一学部、公立が七十一大学百五十六学部。志願者は計二十五万三千百七十八人で、募集人員に対する倍率は三・三倍。

二次試験全体の志願者は四十八万八千五百二十七人。倍率は、センター試験が始まった一九九〇年度以来初めて五倍を切り、過去最低の四・八倍となった。

合格発表は公立が三月一日から十日まで、国立が同六日から十日までの間に行われる。

県内では筑波大、茨城大、県立医療大で二次試験が実施された。

このうち学群学類を再編して初の試験となる筑波大では午前十時から、九学群すべてで二次試験が行われ、前期日程の募集人員千二百七十九人に対し、三・四倍の四千四百一人が受験した。医学、体育専門、芸術専門の三学群のみ二十六日まで二日間試験が行われる。

学群学類ごとの志願状況は、全国的に「理科離れ」が言われる中、山海嘉之教授のロボットスーツなどロボット工学で注目される工学システム学類の志願者が、全国の工学部の中でも際立って高い四・七倍となった。三・二倍の志願者があった体育専門学群で二段階選抜を実施した。

岩崎洋一学長は「少子化の影響で全国的に志願者数が減少傾向にある中、前期、後期日程とも、志願倍率は全国平均、前年度を上回り、これまでの改革の取り組みに一定の評価をいただいた」とするコメントを発表している。

初日は先輩の学生が、学類の名前が書かれた横断幕やのぼり旗を大学構内に掲げて受験生を道案内。「頑張ってください」と一人一人に声を掛けながら、受験生を勇気付けていた。

前期日程の合格発表は三月八日。後期日程の試験は三月十二日行われる。
●筑波山ろくの歴史や自然を映像で
つくば市商工会が3月からHPで公開
つくば市商工会(沼尻博会長)は、つくばエクスプレス(TX)を利用した筑波山の観光客向けに、筑波山ろくの町並みや史跡、自然を紹介する映像「筑波の歴史と自然を訪ねて」を作成、三月一日からホームページ(HP)で紹介する。

同商工会の異業種交流会「つくば塾」筑波分科会(神田幸一代表幹事)が作成した。分科会ではこれまで、北条地区商店街を活性化しようと、歩く会やハイキングなどを開催。TX利用でにぎわう筑波山にさらに多くの人に来訪してもらおうと、映像を作成した。

内容は、北畠親房が神皇正統記を書いたことで知られる中世の小田城跡、奈良・平安時代役所跡の平沢官衙遺跡、サイクリングコースのりんりんロードの桜並木、江戸時代、土浦藩の陣屋が置かれた北条地区と、筑波山神社の門前町として栄えた神郡地区の町並みなど、史跡、町並み、自然を紹介している。

映像はTX沿線の常陽銀行各支店ロビーなどですでに上映されている。同分科会では今後、映像で紹介した地区に、案内看板を設置していく計画という。http://www.tsukuba-cci.or.jpで公開する。
●「水戸の梅まつり」第1観梅デー
偕楽園に琴の調べ
水戸市常磐町の偕楽園で開催中の「第百十一回水戸の梅まつり」は二十五日、第一観梅デーを迎え、晴天に恵まれた中、園内は大勢の人でにぎわった。

水戸の梅まつり実行委員会によると、約百種・三千本ある同園内の梅は現在六分咲き。この日の最高気温は六・六度と、平年(九・六度)を三度下回ったが、日なたはポカポカと温かく、まずまずの観梅日和。県外からのツアー客や家族連れなどを中心に多数の来場があった。

園内では、観梅デーイベントとして、輝音会社中による「生田流野外琴の会」の演奏が行われたほか、「水戸の梅大使」をモデルに写真を撮ったり、ボランティア団体「水戸黄門漫遊一座」と一緒に記念撮影をするなど、思い思いに楽しんだ。
●石岡で国際交流のつどい
10カ国から参加者
石岡市柿岡の市中央公民館で二十五日、第二回石岡市国際交流のつどい(フレンドシップいしおか主催)が開かれた。イラン、インドネシア、スリランカ、タイ、中国、フィリピン、ブラジルなど約十カ国からの参加者を得て、市民と楽しく交流した。

大講堂ステージでは、やさと夢ひびきの和太鼓演奏、柿岡小児童有志によるよさこいソーラン踊り、中国の民族舞踊、ペルーの踊り、フィリピンのダンスなどが披露された。比気由美子一門による地元民謡や三味線の披露、外国人による日本語のど自慢大会などもあった。

大講堂入り口では「お国自慢、味自慢模擬店」として、各国の模擬店が並び、民族衣装や風景写真などを展示しながら、それぞれの国の自慢の味を販売し、人気を集めていた。

エントランスホールでは、ひなのつるし飾りやひな人形などが展示され、琴の演奏や茶会で日本情緒を演出していた。

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