2007年3月17日
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| ●業者が見直し検討−千現地区 |
| 20日から高さ規制スタート−つくばマンション紛争 |
| 高層マンション建設を巡って住民紛争が相次いでいるつくば市学園地区の低層住宅地で、
二十日から、 建築物の高さを十八b、 六階建て程度に制限する高さ規制がスタートする。
紛争の末、 着工したマンションが多い中、同市千現地区では、
高さ規制を直前に控えた十五日、 マンション業者側が、
計画見直しを住民側に表明した。 半年間の攻防戦を振り返った。
千現地区は、 TXつくば駅周辺の中心地区に隣接する住宅地。 もともと三階建てのアパートが建っていた約二千百平方bを、 都内のマンション業者が買い取り、 十四階建て、 高さ四十三bのマンションを建設する計画を立てた。 住民に計画が知らされたのは半年前の九月十九日。 すぐに住民団体 「千現一丁目の住環境を守る会」 (阿久沢忍会長) が結成され、 住民は、 説明会などで業者に計画の見直しを強く求めた。 同地区の一戸建て住宅は約二百世帯。 ほぼ全戸が 「住環境を守る会」に加わり、マンション建設予定地を取り囲む約百戸が「建設反対」 ののぼり旗を掲げた。 同じころ、 つくば市は八月議会で、 高さ規制を翌年三月から実施することを表明。 十月に市が示した素案で、 同地区は、 高さ十八bの規制地区となった。 住民と業者との話し合いが平行線をたどる中、 紛争が激化したのは十二月に入ってからだ。 話し合いがつかないまま、 業者側は、 十二月六日、 既存のアパートの解体工事に着手。 これに対し住民側は、 道路法の車両制限令をたてに、 トラックが幅六bの住宅地に入るのを阻止した。 車両制限令は、 道路法に基づいて一九六一年に出されたもので、 狭い道を、 大きな車が通ってはいけないという政令。 通行できる車の幅、 重さ、 最小回転半径を制限し、 制限を超える車両は、 認定を受けなければ通行できない。 住民側は、 建設予定地は幅六b道路だから、 幅一・九bを超える車は市の認定を受けなけば通行できないと主張。 九日の早朝から約五十人が三カ所の道路出入口に集まり、 工事用トラックが来るのを待ち構えた。 午前七時、 工事用トラックがやってくると住民は、 ハンドマイクで 「幅一・九bを超える車幅の通行は違反だ」 と訴えながら、 メジャーを持ってトラックの車幅を測るなどした。 トラック運転手の要請で警察官が駆けつけ、 三時間の悶着の末、 トラックは引き上げた。 業者側が車両制限令の認定を取得したのは年末。 解体工事は一カ月遅れた。 これに対し業者側は、 マンション予定地を取り囲むように掲げられた「建設反対」 の看板やのぼり旗に対し、 県屋外広告物条例違反だと抗議。 市に対し、 住民を取り締まるよう求めた。 市はこれを自家広告物だと認定し、 一軒当たり看板やのぼり旗の面積を五平方b以下とするよう要請。 のぼり旗は一軒当たり三本以下しか設置できなくなった。 これを受けて住民側は、 予定地周辺の住宅に集中させていたのぼり旗を分散。 逆に、 反対運動を地域全体に広める結果となった。 年が明けてトラックや重機の通行が認められ、 解体工事が始まると、 今度は住民側が騒音規制法に基づいて毎日、 工事現場の敷地境界で騒音を測定。 八十五デシベルを超えるとその度に市役所に抗議の電話を掛け、 解体工事はたびたび中断した。 解体工事は二月末に終了。 業者は三月一日にマンション建設に着工すると住民に通告した。 着工前の二月二十四日、 次に住民は、 県景観形成条例の届け出が業者から出されてないことを調べ上げ、 高さ三十一bを超える建築物は、 着手の三十日前までに市町村に届け出をしなくてはならないことを通告。 業者は直後に届け出をした。 三月七日、 市は二十日から高さ規制を実施することをホームページで公表。 現地では、 住民の緊張が高まっていた中での見直し。 取材に対しマンション業者は 「現在、 社内の関係各部署で、 計画の変更を含めた事業計画の見直しを協議している最中で、 これ以上は申し上げられない」 としている。 住民側は 「今後は、 地域の価値を高めるマンションづくりを業者に提案したい」 と話している。 |
| ●KDDI茨城衛星通信センターが閉局 |
| ケネディ大統領暗殺を中継−高萩、日立 |
| 高萩市と日立市の境界にあるKDDI茨城衛星通信センターが、
山口県の山口衛星通信センターに業務移転することに伴い、
閉局式が十六日、 同センターの中央局舎で行われた。
十八fの敷地は学術や公共的利用を条件に地元二市に無償譲渡される見通しで、
県と両市で跡地利活用検討委員会を設置し、
検討されていくという。 同センターは一九六三年十一月、日本の国際衛星通信発祥の地として開設。公開受信実験の際、 ケネディ大統領暗殺を伝えるニュースを受信したことで知られる。 施設内には約三百本のソメイヨシノがあり、 桜の名所でもある。 制御室で行われた閉局式にはグループ会社の関係者、 歴代所長、 総務省、 地元自治体、 関係メーカーなどから約六十人が出席。KDDIの伊藤泰彦副社長が「大勢の力で支えられてきた。 電波望遠鏡への活用検討や、 サクラの木も残される。 閉鎖ではなく、 第二の人生のスタートとして祝ってほしい」 とあいさつ。 総務省の河内正孝電波部長が 「さまざまな情報を伝える重要な役割を果たしてきた」 と述べ、 施設や職員をねぎらった。 佐藤和雄センター長の指示で、 送信機の運転停止作業や二基のアンテナの天頂格納操作が行われ、テレビ会議で山口衛星通信センターに業務が引き継がれ、四十四年の歴史に幕を下ろした。 佐藤センター長は 「八〇年代に一度勤め、 三年前に再び赴任した。 職員が十分の一になっているなど時代の流れを感じた。 また、 ここのサクラを見に来たい」と感想を話した。 同施設は二市にまたがる台地に開設。 三方が山に囲まれ、 一方が太平洋に面していることから相互干渉が少なく、 東京にも近く自然災害の少ない理想的な立地条件だったという。 しかし、 インド洋と太平洋上の衛星をとらえることができる山口通信センターへの移転となった。 天頂格納された大型のパラボラアンテナは直径三十二bで、 八四年、 九二年にそれぞれ開設された。 現在は直径四・五bほどのアンテナも含め八基が設置されている。 跡地利用では、 国立天文台が茨城大学と連携し大型パラボラアンテナ二基を電波望遠鏡として利用するプロジェクトを検討している。 また、 茨城大学からは宇宙科学の体験型教育文化施設として、 県や地元二市で利用する提案を受けているという。 |
| ●復権懸ける霞ケ浦 |
| 27日から全国高校選抜レスリング大会 |
| 今月27日から29日まで新潟市体育館で開催される
「第50回全国高校選抜レスリング大会」 に、
霞ケ浦レスリング部が、 団体 (学校対抗)
戦と個人戦の全8階級で出場し、 V奪回と16回目の団体制覇を狙う。
7階級で争われる団体戦には、 50`級に水越智也 (2年)、 55`級に小俣涼平 (同)、 60`級に福山和也 (1年)、 66`級に生天目達也 (2年)、 74`級に渡辺智紀 (同)、 84`級に和田知也 (同)、120`級に森内翔馬 (同) が出場。 個人戦には、各選手に加え、 50`級に倉持祐貴 (1年)、 96`級に栗原大地 (2年) が出場する。 生天目主将は、 「昨年落とした王座を奪還するためにこれまでやってきた。 チームとしてまとまりも出てきたし、自信はある。ギリギリの試合でなく、 圧倒的な強さを見せつけたい」 と、 雪辱に燃え意気込む。 現在、部員は大学生と合同合宿中で、実戦形式の練習を重ねて最終調整段階にある。佐藤貴士コーチ(30)は、優勝へのポイントとして精神力を強調する。「どんな相手でも油断はできない。 挑戦者として気を引き締めて、1試合ずつ確実に勝っていくしかない」と話す。 一方、大澤友博監督(52) は、 「50`級 (水越)、55`級 (小俣)、 66`級 (生天目)、 120`級 (森内) の4階級は昨年の経験者で、『どこまでやらなくてはならないか』 と戦い方を体で覚えている。 この4本柱が確実にやってくれれば、 勝てる。 ほかの3階級もまだ未完成な部分もあるが、 逆にチームを引っ張ってもらいたい」 と、 戦力分析する。 周囲のV奪回への期待が大きいが、 「優勝しないと (茨城に) 帰れない。 昨年の先輩たちの寂しい思い、 悔しさは決して忘れていないだろう」と選手に目をやった。 団体戦は27、 28日に行われ、 霞ケ浦は2回戦からの登場。岐南工業 (岐阜)、網野 (京都) などが強敵となる。 個人戦は28日に1、 2回戦が、 29日に決勝までが行われ、 ほか出場する55`級・入江清志 (鹿島学園)、 74`級・松岡聖己 (鹿島学園) とともに、 霞ケ浦勢の活躍に期待が膨らむ。 |
| ●古河に七福カレーめん |
| まちおこしで新メニュー |
| 土浦がカレーなら、 古河はカレー麺 (めん)
で勝負!―。 古河商工会議所 (古河市鴻巣、
小渕博会頭) が、 古河の地域ブランドづくりの一環として取り組んできた
「カレー麺」 によるまちおこしが企画から実践段階に入り、
商品デビューする。 二十日からの古河桃まつりに合わせ、
市内二十四の飲食店が古河でしか味わえない和洋中の個性的なカレーめんをメニューに加え、
味と香りのまちおこしを推進する。 その名も
「古河の七福カレーめん」、 福を呼び込むか期待される。
県西の商都として歴史を誇る同市には、 旧古河市を中心にそば・うどん店やラーメン店など、 めん類を扱う飲食店が数多い。 加えて市内には香辛料 (唐辛子) の取扱高で日本一といわれる企業もある。 古河のブランドづくりを進める商議所では、 こうした条件を生かして 「食のおもてなし」 をテーマに都市観光と食との融合を図ろうと、 二〇〇五年秋から地元生産の香辛料をもとに調合されたカレー粉を使い、 「麺カレーの街・古河」 の取り組みを進めてきた。 その結果、 市内のそば店を中心に会員の二十四店舗が事業に参加。 それぞれ独自開発したカレーうどん・そば、 カレーラーメン、 カレースパゲティなど和洋中華の幅広い新たなカレーめんを新メニューに加える。 商品化に当たり、 今年一月に初めて行われて人気を呼んだ 「古河の七福神めぐり」 とドッキングさせた。 業務用の地元製カレー粉を使い、 地元や本県で生産された野菜などを、 七福神にちなんで七種類の具材を入れるのが参加条件、 味や値段、 調理法などは各店の個性と工夫に任せた。 中心になって取り組んできた古河そば商組合の渡辺勇組合長の店では、 手間を惜しまずに玉ネギやニンジン、 鷹の爪などを炒めて野菜でとろみを出した洋食のスープカレーのような商品を開発。 従来の小麦粉でとろみをつけたカレーそば・うどんとは全く違った味に仕上げた。 各店舗には目立つようにピンク色で統一した専用ののぼりを立てる。 期間中十五万人が訪れる古河桃まつりに合わせて新メニューが登場する。 渡辺組合長は 「定着するには時間がかかるとしても、 古河のカレーめんはうまいと評判になるように努力していく」 と決意を語っている。 |
| ●土浦市民の笑顔写真 |
| 2000人分目指し筑波大生企画−31日から展示 |
| 土浦市民の笑顔の写真を展示し、 見る人に元気を与えて同市の活性化につなげるという、
筑波大学の学生有志 (成澤昌浩代表) によるプロジェクトが先月から進行している。
今月三十一日と来月一日の二日間、 二千人分
(二千枚) の展示を目指し、 メンバーらが市内の企業などを訪問、
精力的に撮影を行っている。 展示会場は同市川口のチャレンジショップ 「虹」 二階。 「土浦笑展 (しょうてん)」 と題して二日間開催する。 一日には 「土浦桜まつり」 のイベントが行われるため、 それに合わせた。 市、 土浦商工会議所、 土浦商店街連合会なども後援し、 学生発の積極的な試みに期待している。 写真は、 被写体の市民に 「一番楽しいと感じるとき」 についてフリップに書いてもらい、 それを手に持ったところを撮影。 A4判にプリントして天井と壁一面に張り巡らし、 「笑顔であふれる空間」 をつくるという。 まち全体を使った企画に発展させるため、 商店街各店の店頭や空き店舗のシャッターに告知ポスターを張るなど工夫。 当日は来場者に同商議所発行の広報誌 「土浦日和」 を配布し、 商店のPRも行う。 メンバーは約二十人で、 市内の小学校や幼稚園、 事業所などを回って協力を依頼。十五日は、 社会工学類都市計画主専攻三年生の小谷安矢さんと同二年生の佐野誠さんが同市真鍋の常陽新聞新社を訪れ、 手の空いた市民 (社員) の笑顔を撮影した。 二人は 「二千枚、 いけるでしょうか」 と不安をのぞかせながらも、 一人でも多くの協力を得ようと張り切っていた。 展示時間は二日間とも午前十時から午後七時まで。 入場は無料。 問い合わせは同大都市交通研究室 (電話029・853・5591) まで。 |
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