2007年3月22日
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| ●統一地方選、投票まで1カ月 |
| 7市町村長選と14市町村議選 |
| 統一地方選後半の市町村長選と議員選は、来月二十二日の投票日まで一カ月と迫った。市町村長選が行われるのは水戸市、日立市、常総市、取手市、茨城町、美浦村、五霞町の七市町村。議員選は十四市町村で、水戸、日立、常総、五霞の四市町は首長選と議員選が同時に行われる。なお、市長選と市議選は十五日、町村長選と町村議選は十七日に告示される。 |
| ●春レタスの収穫本番 |
| 甘み上々、京浜市場を中心に出荷 |
| 全国一の生鮮野菜供給基地を目指すという坂東市で、トンネル栽培の「春レタス」の収穫が始まり、生産農家では家族総出で作業に励んでいる。 同市逆井の和田喜市さん一家は、今年は春レタス約百三十eを栽培。妻の登美子さんと、長男の進さんの三人で、毎日七、八十箱(一箱十`で、十九個入り)を収穫し、JAむつみ農協を通じ、京浜市場を中心に出荷されている。 和田さんは「昨年十二月末の大雨と低温の影響で、一部小ぶりのものも見られるが、形も良く、甘みも上々。葉肉が厚く、水分も多めでパリパリ感がある出来栄え」と話している。 同市農政課によると、市内の春レタスの作付面積は約六百三fで約八百戸が栽培している。価格も東京市場で現在、十`当たり約三千円前後の高値で取り引きされており、栽培農家にとってはうれしい状況。これから五月いっぱいに掛けて収穫作業が続けられる。 |
| ●「つくばりんりんロード」で金属製ポール大量盗難 |
| 車止めとして使用する180本、一晩で? |
| 土浦署は二十一日朝、県道桜川・土浦自転車道線「つくばりんりんロード」に設置されている金属製の車止めが大量になくなったと、通行人などから多数の通報を受け、管理する県土浦土木事務所へ連絡した。同署は転売目的の盗みとみている。 調べなどによると、被害に遭ったのは土浦市真鍋二丁目からつくば市方面へ七・五`の区間。車止めはポール状で、車道との各交差地点に六本ずつ設置されており、百八十本前後が盗まれたとみられる。 一本当たりの長さは地上部分約百十a、直径七・五aで、四本のボルトで固定してあった。常陽新聞の取材に対し、「二十日夕方には(車止めは)あった」と話す通行人もいた。 この道路は自転車・歩行者専用で、「りんりんロード」と呼ばれ親しまれており、サイクリングやウオーキング、通学などで多くの人が利用。今回の事件に利用者たちは憤りを隠せない様子で、散歩に訪れた女性は「安全のための車止めなのにひどい。子どもたちも使う道なので、早く立て直してほしい」と話していた。 |
| ●エレキの寺内タケシさん復帰後初コンサート |
| 病気で療養、地元土浦で公演 |
| エレキの神様として知られる土浦市出身のギタリスト、寺内タケシさんが二十一日、同市東真鍋町の市民会館でコンサート「寺内タケシとブルージーンズ エレキよ永遠なれ!」を開き、会場を埋め尽くした約千人の観客を魅了した。 寺内さんは昨年暮れ、市内の八中学校を回るジュニアハイスクールコンサート中、うっ血性心不全で倒れて土浦協同病院に入院。一月十七日に手術を行い、二月十三日から市立新治中でスクールコンサートを再開。地元での一般向けコンサートは、今回が復帰後初となった。 「生まれ故郷の土浦で演奏できることに感動している。土浦以外の人も来ていると思うが、きょうはみんな土浦市民になって楽しんで」との第一声で始まったステージは、エレキブームの火付け役となったヒット曲「涙のギター」をはじめ、童謡の「雨降りお月さん」、代表曲の「運命」「津軽じょんがら節」などを盛り込み、軽妙なトークを交えて展開。 病気で倒れた時の話や、千三百五十回を超えるスクールコンサート、「不良の温床」とされたエレキギターの誤解を解こうと始めたスクールコンサートのきっかけ、茨城弁による悪ガキ時代の逸話など、演奏以外でも観客を楽しませるパフォーマンスを見せた。 途中、バンドシンガーを迎えて「いい日旅立ち」「栄光の架橋」などのヒット曲を披露。アンコールに応えて最後は自らマイクを握り「青春へのメッセージ」を熱唱、「ギターは弾かなきゃ音が出ない。思い出深い、いい人生を送ろうじゃないか。また来年会おう」と観客に呼び掛け、力強く拳を突き上げていた。 また、この日寺内さんは、病気の時に世話になった土浦協同病院の藤原秀臣院長、執刀医を務めた家坂義人副院長を招待し、感謝状を贈呈。駆け付けた同級生や後輩、ファンから多くの花束を贈られ笑顔を見せていた。 写真=エレキの音色を会場いっぱいに響かせ、見事な演奏を披露する寺内タケシさん=土浦市東真鍋町の市民会館大ホール |
| ●環境研の稲森さん退官 |
| つくばで記念講演、霞ケ浦水質保全にも貢献 |
| 霞ケ浦をフィールドにバイオ・エコエンジニアリングの技術開発と普及に努めてきた国立環境研究所の稲森悠平さんの退官記念講演が二十日夕、つくば市小野川の同研究所大山記念ホールで行われた。一九八〇年、当時の国立公害研究所に入所以来、二十六年にわたった研究生活を約一時間の講演で振り返った稲森さんは「実用化」と「政策提言」をキーワードとして残し、参加者の拍手を集めた。 稲森さんは、同研究所循環型社会・廃棄物研究センター バイオエコ技術研究室長。退官記念講演は「バイオ・エコエンジニアリング研究の国際的取組と展望」と題して、研究所が不定期に開催している「サロン・ド・ニース」という、公式勉強会の場で行われた。 バイオエコエンジニアリングは、有用微生物の浄化力を引き出す「生物処理工学」と、自然生態系が持つ浄化力を活用する「生態工学」との融合をめざしている。 在任中、一九九七年から五カ年にわたった地域結集型共同研究事業霞ケ浦水質浄化プロジェクトの中で、富栄養化物質の窒素・リンを除去できる高度処理浄化槽の開発と普及にあたり、霞ケ浦の生活排水対策となる補助制度を実現させた。また、枯渇資源としてのリンの循環利用にも着目、回収再生技術の確立に取り組んだ。 二〇〇二年九月、美浦村の霞ケ浦湖畔に完成したバイオエコエンジニアリング研究施設を拠点に、日中韓の国際的共同研究を推進、その後東南アジア各国にネットワークを拡大した。 水生植物の浄化機能を生かすエコエンジニアリング研究では、住民参加型の維持管理手法や規模拡大を強調。近年は地球温暖化対策を視野に、温室効果ガス発生量の調査解析手法にも挑戦している。水耕栽培浄化法は農水省の諫早湾調整池再生事業に導入された。 稲森さんは、国際協力事業団(当時)の「韓国水質改善システム開発プロジェクト」に対する貢献で、外国人としては初めて韓国政府から国務総理表彰を受賞、二〇〇四年には日本水処理生物学会学会賞を受賞している。 退官後は今春から、福島大共生システム理工学類教授に就任する予定。 |
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