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2007年3月27日
●つくばサイエンスツアー、5倍に増加
修学旅行生1万1千人に
二〇〇六年度につくば市の研究機関を訪れた修学旅行生は、前年度のほぼ五倍の七十三校一万一千七百三十七人に達したことが分かった。県のサイエンスツアーオフィスによると、〇七年度は既に全国六十五校から約一万三百人の予約が入っており、今年度の実績を超えることは確実とみられている。同オフィスでは来年度新たに、研究機関定年退職者などを対象にしたボランティア養成講座の開催、会員証(一日五百円)提示によるサイエンスツアーバスと路線バスの共用利用などに取り組む方針。

「つくばサイエンスツアー推進懇談会」(会長・吉武博通筑波大副学長)が二十六日、つくば国際会議場で開かれ、県が報告した。

〇六年度に来訪した修学旅行生は、中学校十七校、高校五十一校、大学四校、その他一校。高校が最も多く七割を占めた。

地域別では、九州地方が最も多く二十二校、次いで関東が十七校、中国・四国が十二校、中部が十校、北海道・東北が八校、近畿が四校の順。関東の十七校のうち七校は県内。

一方、つくばエクスプレス(TX)つくば駅を出発し市内の研究機関を巡回する「サイエンスツアーバス」の〇六年度利用者は二月末時点で六千八百七十一人(運行日百十八日)。一日当たりの利用者は五十六人となった。

バス利用者を対象に夏休み実施したアンケート調査によると、一番人気はJAXA筑波宇宙センターで78・6%、次いで国土地理院が51・9%、産業技術総合研究所サイエンス・スクエアが48・9%。三カ所訪問するツアーが38・2%と最も多かった。満足度は高く84・4%が満足と回答した。

利用者の住まいは東京が最も多く32・8%、次いで県内が18・7%、千葉県が16・4%の順。夏休みとあって家族連れが60・4%と最も多く、年代別では四十代が26・6%、三十代が20・3%、十代以下が18・8%の順となった。

懇談会では「サイエンスツアーを中高校生のキャリア教育促進の一環に位置づけてPRすべき」「中国、台湾、韓国の高校生の訪日熱が高まっており、中国語、韓国語のパンフレットを作成してはどうか」「街の人との触れ合いがリピーター増につながることは全国各地で実証されている。サイエンスツアーに対する地元の人の関心はまだ薄いので、地域の人を活動に巻き込んでいくべき」などの意見が出された。
●水戸市長選に石清水氏が立候補表明
加藤氏と一騎打ちの公算
目前に迫った水戸市長選で、元国民金融公庫水戸支店副調査役の岩清水理氏は二十六日、記者会見し、共産党推薦の無所属で立候補する意向を正式に表明した。加藤浩一市長と一騎打ちになる公算が大きい。

岩清水氏は北海道札幌市生まれ。小樽商科大卒業後、同公庫入り。札幌、酒田、水戸の各支店に勤務。同公庫労組書記長なども歴任し、県原水協事務局長などを務める。夫人は水戸市議の岩清水昌子氏。

岩清水氏は、暮らしと福祉最優先の市政▽国の言いなりをやめる▽拠点開発の抜本的見直し―との基本姿勢と重点政策を発表。「加藤市政は暮らし、福祉を軽視し、拠点開発で財政を破綻に追い込んでいる」と批判。市政刷新の必要性を訴えた。
●龍ヶ崎の般若院、枝垂れ桜見ごろ
今週末には満開予想
龍ケ崎市根町の般若院境内で、県天然記念物の枝垂れ桜が見ごろを迎えた。

樹齢が推定四百年以上で、高さが約十b、目通り幹周りが約五bある巨木。南北二十二bにわたって枝が垂れ下がり、淡いピンクの花を咲かせている。

エドヒガンの園芸種で、ソメイヨシノよりも開花が早い。市商工振興課によると、現在四―五分咲きで、今週末ごろが満開になると予想されている。

三十一日と四月一日は桜祭りが開かれる。開花期間中は夜間のライトアップがされている。
●霞ケ浦環境創造事業に数値目標
4プロジェクト9事業に設定
県は、霞ケ浦環境創造事業推進計画アクションプランの第三次行動計画(二〇〇七年―一一年)を策定した。従来の各主体の取り組みに加え、新たに三つの視点から多様な主体が連携して取り組む重点事業として、四プロジェクト九事業を設定。効果や成果を高めることや、目標の共有を図るため数値目標を掲げ、進行管理していく。

行動計画は一九九七年に策定した、魅力ある水辺交流空間の創造を目指す「霞ケ浦環境創造ビジョン」の実現に向け策定。圏央道や茨城空港など交通利便性の向上や、エコツーリズムなど交流のフィールドとしての可能性を持つ地域の優位性を最大限に活用し、交流の拡大と地域の活性化を図ることが狙い。霞ケ浦環境創造事業推進協議会で協議、検討し、国、県、沿岸市町村、市民団体などのさまざまな取り組みを盛り込んだ。

重点事業は、▽多様な主体の連携強化▽持続可能な地域の発展・活性化▽情報発信の強化―を視点に、@霞ケ浦まるごと交流促進プロジェクトA地域の元気をつくる交流産業振興プロジェクトB豊かな親水景観形成プロジェクトC霞ケ浦プロモーション・プロジェクト―の四つのプロジェクトを設定した。

四つのプロジェクトには、「花火」や「食」などのテーマで連携する「四季物語創造事業」や舟運の活用、市町村域を超えたレンタサイクルシステムの構築、多様な主体の交流・連携の場の設置と新交流活性化プログラムの開発・実現などに取り組む。また、ご当地検定として「霞ケ浦検定」の検討なども行い、首都圏へのPRを強化していく方針だ。

九事業には、それぞれ事業主体と数値目標を明示。例えば、四季物語創造事業ではストーリー開発数を七本、ヨットなどの全国大会の誘致、交流活性化プログラム開発数九件、七種類のリーフレット製作などを掲げている。

同推進協議会が各主体の総合的連絡調整と進行管理を行いながらプランを推進。数値目標については毎年度、進ちょく状況を評価していくという。
●石岡商・女子弓道部、全国優勝を報告
部員らが県庁を表敬訪問
水戸市の県武道館を会場に、十七日から三日間の日程で開催された「第二十五回全国高校弓道選抜大会」の女子団体戦で、優勝を飾った県立石岡商業高校の女子部員らが二十六日、水戸市の県庁を訪れ、稲葉節生県教育長に優勝報告を行った。

同校は、柴田猛・県弓道連盟会長(元校長)、斎藤千代子教諭らの指導を受け、男女とも過去に全国大会(インターハイ、国体)で優勝経験がある伝統校。選抜大会は十八日に団体・個人戦の予選が行われ、十九日に男女とも団体戦の決勝トーナメントが行われた。

訪問したのは、柴田会長、大沼諄校長、選手の中根奈津美さん、中村真由美さん、本多真佑美さん、矢口裕美さん、保田友美さん(いずれも二年生)。柴田会長は「県内で開催され、地元が優勝できたことがうれしい」、大沼校長は「厳しい練習に耐えてきた。自分の方が教えられることが多かった」と生徒たちの活躍ぶりを報告した。

選手として出場した本多さんは「チームの流れが決まる役割だったので、教わったことをやりきった」、中村さんは「指導者と頼もしいチームメイトに恵まれた。一本一本大切に引いた」、中根さんは「あきらめず最後まで精一杯やった。試合は楽しくできた」とそれぞれ大会を振り返った。

稲葉県教育長は「よい目をしている選手ばかり。自分もエネルギーをもらった気がする。さらにレベルアップに期待している」とねぎらった。

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