2007年4月1日
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| ●鹿島鉄道83年の歴史に幕 |
| 別れ惜しむファンでにぎわう |
| 八十三年間ありがとう、 鹿島鉄道―。 地域住民の足として親しまれ、
三十一日で廃止された鹿島鉄道 (本社土浦市、小野里忠士社長、石岡―鉾田間二十七・二`)
に別れを告げようと、 列車や各駅は鉄道ファン、
家族連れなどで終日にぎわった。 石岡駅や鉾田駅では多彩なイベントも行われ、
たくさんの人が詰め掛けた。 一日からは関鉄グリーンバスの代替バスが運行を開始する。
NPO法人まちづくり市民会議とかしてつブルーバンドプロジェクト実行委員会は夕方、 石岡市の石岡駅五番ホームで 「さよならセレモニー」を開催。小野里社長や運転士、 車掌も参加、 乗客や鉄道ファン、 カメラマンも式の模様を見守った。 同実行委員会の菅原太郎委員長は 「八十三年前、 私財を投じて鉄路を敷いた先人、 そして後世の人たちに申し訳ない気持ちでいっぱい。 二年前、 プロジェクトを立ち上げ、 存続運動の輪を広げてきた。 先頭車両にブルーバンドを取りつけてもらった」などと述べた。 小野里社長は 「多くの支援があったが、 再生するまでには至らなかった。 経営者として誠に申し訳無く、 おわびしたい。 社員も事故を起こさず、 よくここまでやってくれた。 熱い支援は社員一人ひとりの心に刻まれ、 今後の生活の励みになる」 などとあいさつした。 菅原委員長から小野里社長に花束が贈られ、潮田運転士、青木悠介車掌らにも花束が渡された。 この後、 列車が出発したが、 車内もホームも満杯で、 都内の朝夕のラッシュを思わせる混雑ぶりだった。 鉾田市の鉾田駅では、 鉾田ネバーギブアップかしてつ (吉田亜里子代表) が 「鉾田市民による 『ありがとう鹿島鉄道』」 を企画。 山車二台が繰り出し、 まつりばやし連合会十団体がまつりばやしやひっとこ踊りなどを披露した。 さらに乗客への湯茶サービス、 野菜 (ゴボウやニンジン) やガイドマップの無料配布などを行った。 構内は鉄道ファンやカメラマン、 家族連れなどでいっぱい。 たい焼き、 たこ焼き、 クレープなどの店にも普段は見られない長い行列ができた。 地元住民の一人は 「ここのたい焼きはおいしいと評判。 しかし、 いくら行列ができても、 きょうで廃止されるのでは、 機械を増やすわけにもいかないだろうし…。 あんが無くなった時点で、 残りの人にはあきらめてもらうということでしょうね」 などど寂しそうに話した。 |
| ●ピーマンから残留農薬 |
| 基準値の2.6倍、自主回収へ−JAしおさい波崎青販部会 |
| JAしおさい (馬場安雄理事長) は三十一日、
神栖市波崎地区の波崎青販部会 (藤田昭泰部会長)
の一農家が生産したピーマンから食品衛生法の定める基準値〇・一を超える〇・二六の残留農薬が検出されたため、
出荷停止や自主回収すると発表した。 同部会は農産物の安全性確保のため、 自主的に残留農薬の検査を実施。 今回、 検査した二十検体のうち一検体 (一戸、 一ほ場) から基準値の二・六倍の〇・二六の残留農薬が検出された。 十九日に検体を採取、 つくば市内の民間検査機関で検査した結果、 二十六日に基準値を超えていたことが分かった。 このため、 厚生労働省の登録検査機関に再検査を依頼、 三十日夕に四棟の全ハウスの検体からも〇・一五―〇・一七の残留農薬が検出された。 農薬は殺虫剤のホスチアゼート。 登録農薬で、 聞き取りでは使用方法も基準に沿っていた。 ただ、 前作(秋作) でトマトを栽培した際、同じ農薬を使い、 病気のため出荷できず、 残留が通常より多かったところに、 ピーマンでも通常の量だったため、 基準を上回った可能性が高いという。 基準値を上回った生産者は二十六日から出荷停止にしている。 この農家を含む同部会の全生産者三百十五人が十九日から二十六日までに出荷した約百三十一dも自主回収し、廃棄処分する。 基準値を超えたピーマンを食べても、 身体に影響が出ることはないという。 今後、 全生産者の生産履歴の確認、 聞き取り調査を行い、 同農薬を使用した生産者は出荷停止とし、 残留農薬を分析して安全の確認後、 出荷を再開する。 生産者の三分の一程度はホスチアゼートを使用しているという。 本県は全国一、 二位を争うピーマン生産県。 県産の約九割は同農協で、 その同農協の六割強は同部会が占めている。 馬場理事長は基準値を上回るピーマンの出荷を謝罪、 「消費者の安全第一を考え、 出荷停止などに踏み切った。 安心、 安全な農産物の提供は当たり前のこと。 これを契機に身を引き締め、 農薬使用や指導に当たりたい」 と語った。 |
| ●土浦京成ホテルが閉館 |
| 44年の歴史に幕 |
| 京成ホテル (本社千葉市中央区、 磯部英明社長)
が運営する土浦市川口二丁目の土浦京成ホテルが三十一日に閉館、
地域と共に歩んだ四十四年の長い歴史に幕を下ろした。
同日は午前八時に最後の利用客を送り出した後、 従業員らが館内の片付け作業。 同十一時から神前結婚式場で、 祭っていた神様をお返しする 「御魂遷座の儀」が執り行われた。 従業員約六十人の今後については、 京成グループの各ホテルに移ったり、 同社の就職支援を受けて次の職場を決めたりとさまざま。 午後四時からは従業員らの慰労会を兼ね、 それぞれの門出を祝ってのパーティーが開かれて最後の一日を終えた。 フロント担当で市内に住む大里恭子さんは 「土浦京成ホテルは 『土浦のもの』 という感じがしていたので、 すごく残念。 従業員としてだけでなく、 市民として寂しい思いでいっぱい」 と、 しんみりした様子だった。 二、 三月は利用客が多く、 感傷に浸る間もないほど忙しかったという。 ホテルで結婚式を挙げた夫婦が閉館の知らせを聞き、 思い出の場所を写真に収めようと訪れ、 館内のレストランで食事をしていく姿も多く見られた。 最後の利用客となったのは、 三十日から館内貸し切りで宿泊した医療関係約百五十人の団体一組。 夜の宴会では、 大塚和雄支配人が宿泊客から胴上げされる場面もあったという。 「お客様から逆に感謝され、 感無量だった」 山谷浩一総支配人は閉館に際して「四十四年間、 地域密着型で営業してきたので、 地元の人たちに 『ありがとうございました』 と伝えたい。皆さんとのたくさんの思い出があるので残念」 と話していた。 同ホテルの開業は一九六三年十月。 関連施設として敷地内の京成ボウル、 霞ケ浦遊覧船などを運航する京成マリーナを擁し、 湖を間近に望むリゾートホテルとして市内外の利用客に親しまれてきた。 京成マリーナは今後も営業を続けていく。 |
| ●つくばにサッカークラブ誕生 |
| Jリーグ入り目指す−スポルティーバ ツクバ |
| つくば市に一日、 Jリーグ入りを目指すサッカークラブチーム
「スポルティーバ ツクバ」 が誕生する。市商工会の活動から生まれた
「つくば市にプロサッカークラブをつくる会」
(立見康弘会長) が運営、 筑波大蹴球部選手が主力メンバーとなる。
今年度は県リーグ四部からスタートし、十年か十五年後にJリーグ入りを目指す。
「つくばでムーブメントを起こしたい」 と、 市内で整体院を経営する立見さんが中心になり、 昨年六月 「つくる会」 を設立。 市商工会産業戦略推進事業ワーキンググループの活動の中から生まれた。 将来はNPOを設立し、 運営母体とするのが目標。 チーム名はイタリア語でスポーツ好きから取った。 チームの監督は同大学でサッカーコーチングを学ぶ大学院二年生の牟田圭佑さん。 選手は二十六人で、 うち二十三人が筑波大蹴球部C1チームの選手。 一般選考会で選ばれた三人も加わる。 三十一日はつくば市東岡の市商工会桜支所でチームのお披露目会と出陣式。 牟田監督は 「地域で愛されるチームを目指したい。 試合では、 人とボールがどんどん動いて、 ボールを回しながら相手を崩していくような、 見ていて面白い魅力あるサッカーをしたい」 と抱負。 キャプテンで同大四年の常守宏治選手は 「今年はチーム発足一年目の大事な年。 第一歩をものにできるよう地道に頑張りたい」と話した。 今年度は一日開幕の第十四回クラブチーム選手権大会茨城大会トーナメント戦に出場。 さらに五月から十一月まで行われる県リーグ四部に出場し、 四部優勝を目指す。 ほかに少年少女サッカー教室を開くなどする。 Jリーグ入りには、 まず県リーグ (四部構成) で優勝し、 関東社会人リーグ (二部構成) を勝ち抜き、 全国社会人地域リーグ (九ブロック) からさらにアマチュアチームの最高峰JFL (日本フットボールリーグ) で上位になることが条件。 チームを支える筑波大蹴球部監督の浅井武助教授は 「まだまだ道のりは長いが、 プロは不可能な夢ではない。 多くのスポンサーや市民オーナーの支援がなければ進まないプロジェクト。 一歩目がなければ二歩目もなく、 貴重な一歩を踏み出す」 としている。 「つくる会」 はチームを支える市民オーナーやスポンサーを募集中。 詳しくは同事務局 (つくば市天久保二の一五の七、 電話029・852・8460) へ。 ホームページはhttp://www.tsukuba.cc/soccer/。 |
| ●筑波山ろくでサイクリングを |
| きょうから貸し出し−つくば市 |
| つくば市は四月一日から、 筑波山ろくの筑波山口停留所
(同市沼田) でレンタサイクルを実施する。
奈良・平安時代の役所跡の平沢官衙遺跡、 江戸時代に土浦藩の陣屋が置かれた北条地区、
筑波山神社の門前町として栄えた神郡地区などの史跡が残っていることから、
筑波山の来訪者に足を延ばしてもらう。 期間は一日から十一月三十日までの八カ月間。 大人用自転車十六台、 子供用二台を貸し出す。 利用料金は一日五百円、 小学生以下は二百五十円。 関東鉄道つくば北車庫 (旧筑波鉄道筑波山駅前、 電話029・866・0510) で受け付ける。 受け付け時に身分証明書の提示が必要。 同市はTXつくば駅前でもレンタサイクル事業を実施しており、 二カ所目となる。 |
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