2007年4月5日
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| ●公共工事談合で損害賠償請求 |
| 旧金砂郷町の農集排水工事で常陸太田市が |
| 旧金砂郷町が二〇〇三年に発注した農業集落排水公共工事で談合が行われた問題で、常陸太田市の大久保太一市長は四日の会見で、業者十三社のうち解散している一社を除く十二社に対し、約千八百二十三万円の損害賠償金請求を行ったことを明らかにした。支払い期限は今月二十六日までで、応じなかった場合は訴訟も視野に入れているという。 談合事件は、同市との合併前の旧金砂郷町が、〇三年七月十四日に施行した農業集落排水統合補助事業の中野小島地区管路施設工事第六―第十工区までの五工事の入札で、十三社が事前に落札会社五社を決定。入札の際、各工事の落札額(三千百二十万円―三千四百五十万円)を超える価格で入札するよう計画し、実行したというもの。 水戸地裁は昨年七月、競売入札妨害罪で起訴された土木会社の元社長に懲役十月、執行猶予三年の有罪判決を言い渡し、確定した。 常陸太田市は三月三十日に、十三社のうち、〇五年二月に解散している一法人を除く十二社に対し、民法の規定に基づき損害賠償金を連帯して今月二十六日までに支払うよう請求した。 賠償金の算定は、談合が行われた五工事の落札率98・69%と、〇六年四月から十二月までの同一業種の百三件の平均落札率88・57%との差となる10%を乗じた千八百二十三万三千二百五十円とした。市では、請求に応じなかった場合は市議会の議決を得て訴訟に踏み切る予定でいる。 談合による十三社の指名停止期間は一社が〇六年五月二日から一年間、他の十一社が〇六年五月三十日から一年間。市では昨年、一般競争入札の拡大、指名業者の事後公表、契約書への談合違約金条項の新設など談合防止に努めている。 大久保市長は「税金を使っての公共事業で、不当な行為によって必要以上の税金を使うことに市民は納得しない。行政の責任を果たす上でも市民に説明できるよう適正に処理していきたい」とした。 |
| ●日立市が宅地分譲価格見直しに着手 |
| 実質値下げ、民間業者に影響も |
| 日立市は、宅地分譲価格の見直しに着手した。実質的な値下げに踏み切るわけで、現在、市内各地で進められている民間事業者の宅地開発による分譲価格にも少なからず影響を与えることになりそう。 市が抱える分譲宅地の中で、処分促進の急がれているのが同市かみあい町の上合住宅団地。残区画が最も多く、三十区画ある。ほかに、市南部の北みかの原、せや坂、森下南、市北部の本上原、塙屋敷などの各団地の残区画が十二区画あり、全部で四十二区画の早期処分が課題になっている。 具体的な分譲価格見直し(再算定)の内容は、まだ明らかにされていない。議会筋などへの報告によると、公示価格との比較をベースにする模様。 一例だが、上合団地の場合、現行分譲価格は三・三平方b当たり約二十四万円だが、公示価格との比較による再算定では約十六万円になる。約八万円(約33%)の値下げになるわけだ。ちなみに、市内の宅地の平均取引価格帯は約十八万円という。 同市内では二〇〇〇年度以降、マンションが建設中を含め四百五十九戸と建築ラッシュ。また、日立ライフなど大手民間事業者の宅地開発も活発で、分譲戸数は三百九戸に上る。 同市は、市報やホームページ、分譲パンフレットなどの広報媒体を通して、残区画の処分に躍起。実質値下げとなる価格見直しだけに、競合する民間デベロッパーなどはその推移を注目している。 |
| ●日比野克彦氏が「ことバス」のロゴマーク |
| 取手市のコミュニティーバス |
| 取手市が昨年十月から運行しているコミュニティーバス「ことバス」のロゴマークが決まった。ロゴマークはバスの車体デザインを制作した東京芸大助教授で、現代アート第一人者の日比野克彦氏が描いた。 ロゴマークについて、日比野氏は「平仮名の『こと』は縦、片仮名の『バス』は横で組むことで、二つの意味が一つの言葉の中に含まれていることを明確にした」としている。 また「縦と横の文字組みを使用したことによって生まれるL字型の形をバスの形に見立て、車輪と窓とライトのアクセントを付け、バスの基本色に使用した色でカラーリングした」と言う。 「こと」は赤、「バス」は緑、これを囲む円は黄色。バスは運行ルートごとにカラフルな色で、「ことば」をテーマにした日比野氏の手書き文字が施されている。 ロゴマークはバスの車体や停留所の標識に表示される。市では他にも愛称が広く定着し、市民に親しんでもらえるよう積極的な活用を図る。 |
| ●市民の監査請求棄却 |
| 鹿嶋の平井東部区画整備事業の損失補償 |
| 鹿嶋市監査委員は四日までに、鹿嶋市民オンブズマン連合(代表幹事・浜田弘さんら)の市民ら九十六人が組合施工の平井東部土地区画整理事業で、市が金融機関に十三億九千万円の損失補償をしないよう求めていた監査請求を棄却した。ただ、今後、土地区画整理組合から支援の一環として損失補償契約の継続を要請された場合は継続しないよう市に要望書を提出した。 同事業は施行面積約六十八・五f。一九九四年に事業認可を受けた。業務系と住居系を区分、適正な土地利用と道路、公園などを整備、宅地の利用増進を目指した。将来人口は約三千九百人が目標。事業期間は当初、二〇〇〇年度までだったが、地価の下落などで保留地処分が進まず、〇七年度まで延長した。 当初計画で約九十二億円だった総事業費は約六十九億八千九百万円に減額。〇五年度末の進ちょく状況は事業費ベースで約69%、保留地処分は約26%で、〇七年度末までに事業が完了するのは難しい状況にある。 事業資金として九四年に県から無利子貸付金十六億五千万円を借り、期限の〇〇年に返済。この際、組合は返済に困り、金融機関から借り入れた。融資の際、返済できなかった場合は市が十三億九千万円を限度に損失補償をする契約が結ばれ、返済期限は来年三月となっている。 住民側は、事業が難航し市の損失補償は避けられないとし、横浜地裁が昨年十一月、川崎市の貨物コンテナターミナルに関する損失補償は違法と判断したケースを挙げ、損失補償契約の取り消しを求めていた。 これに対し、市監査委員は損失補償契約は財政援助制限法に反しないという行政実例が広く受け入れられ、多くの地方公共団体で損失補償契約が締結されており、手続きなどに不備も見当たらないと、市の正当性を認めた。さらに横浜地裁の判決があったからといって、市がこれを根拠に損失補償契約を一方的に破棄することは金融機関や組合に対し著しく信義を欠く、とした。 同連合の飯塚熊太郎代表幹事は「監査結果と損失補償契約を継続しないよう求めた要望書には矛盾する点があり、見過ごせない。今後、住民訴訟に向けて準備を進めざるを得ない」などと語った。 |
| ●日立で「さくらまつり」 |
| 週末にメーンの催し |
| サクラの名所・日立市の「第四十六回日立さくらまつり」が、市内のかみね公園と平和通りをメーン会場に行われている。「日本さくらの名所一〇〇選」にも選ばれており、市の花「サクラ」を全国に紹介しようと、期間中は伝統芸能の披露や郷土色豊かな市民参加型のイベントが繰り広げられる。また、夜間にはライトアップも行われる。会期は二十日まで。 平和通りでは午後六―十一時まで、水銀灯や発光ダイオードなど二百八十七灯の照明でライトアップ。足を止めて花見を楽しむ市民やカメラに収めようとする姿が見られた。かみね公園(午後九時半まで)と十王パノラマ公園(午後九時まで)では、あんどんやぼんぼりの灯りで夜桜を楽しめる。 祭りのメーンとなる七、八の二日間、平和通り会場で、国指定重要有形・無形民俗文化財「日立風流物」の披露や、子どもの踊り子約千人が舞う「ひたち舞祭」が行われる。 七日はほかに、▽風流物鳴物(北町子ども会)▽よさこい踊り(常陸よさこい夢風神)▽県指定無形民俗文化財「日立ささら」―などがある。八日は、▽尺八・筝曲演奏▽フラダンス(プメハナフラグループ)、民謡・新舞踊(民文連日立さくら会)さくらまつり太鼓演奏などが披露される。 市内の桜は、約一`の平和通りにソメイヨシノ百十五本、約十五fのかみね公園内にソメイヨシノやギョイコウなど約千本、パノラマ公園に三十五種約四百本が植えられている。 六日午後六時から九時まで、けやき通りから国道6号までの平和通りが歩行者天国となる。本部前特設ステージで午後七時から音楽ライブが行われる。 関連イベントでは、全国さくらまつりポスター展(一―二十日、日立シビックセンター)▽パティオひたちの春まつり(七、八日、パティオモール)▽第七回日立さくらロードレース(八日)▽ひたちぎんざナイトバザール(十四日、ぎんざもーる・まいもーる)―など。 問い合わせは日立市観光協会(電話0294・22・3111内線406)まで。 |
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