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2007年4月11日
●つくば市が観光基本構想を策定
筑波山周辺を「やま」と「さと」の二つの顔に
つくばエクスプレス(TX)開業で増加した筑波山の観光客に、歴史的町並みや遺跡が残り里山の田園風景が広がる山すそにも足を延ばしてもらい、筑波山と山すその両方を回遊してもらおうと、つくば市は十日、筑波山周辺観光整備基本構想を策定した。筑波山に「やま」と「さと」の二つの顔をつくって、魅力を増やし、観光客のさらなる増加やリピーターを確保するのが狙いだ。

同基本構想によると、「やま」では山頂と筑波山神社周辺の中腹で観光資源をさらに充実させるほか、「さと」では山すその神郡、平沢、北条、小田地区で観光資源の掘り起こしや利活用に努める。

@観光資源・場の整備A多彩な体験・ふれあいイベントの充実Bもてなしの向上Cきめ細かな情報発信D回遊を促す交通機能の充実―の五つが取り組みの柱。各地区ごとに今後五年以内に取り組む事業構想を定めた。

山すそでは、案内板や誘導サインを整備するほか、自転車で山すそを回れるよう各地区にサイクルステーションを整備、観光資源の発掘や利活用に取り組む市民やNPOと連携する。

筑波ふれあいの里ではエコツアーの開催なども検討。筑波山神社参道やつくば道、神郡・北条・小田地区の歴史的な町並みを保全するため、景観形成条例や景観色彩ガイドラインに位置づける。棚田や遊休農地を活用したオーナー農園、滞在型市民農園の整備なども盛り込んでいる。

山頂や中腹では、安全な登山道の整備やトイレや水道施設の改善を図る方針。

トイレの改善や案内看板の設置、筑波山口のサイクルステーションの新設など、これまでの取り組みを含めて全体構想をまとめた。市観光物産課では、予算の確保などは今後検討したいとしている。
●知肢併設型の養護学校が誕生
県内初、つくばで入学式
土浦、下妻両養護学校から分割され今年度開校した、県内初「知肢(ちし)併設型」の県立つくば養護学校(つくば市玉取、狩谷重男校長)で十日、第一回入学式が開かれた。真新しい体育館で新入生七十三人が温かく迎えられ、両養護学校から移った在校生らとともに、学校の歴史の第一歩を踏み出した。

冒頭で新入生一人ひとりの名前が読み上げられた後、狩谷校長が「元気よく楽しく勉強し、一つずつ着実に、持てる力を発揮できるようにしよう」と式辞を述べた。

続いて在校生代表の高等部三年生が「僕たちと一緒に未来ある学校をつくり上げていきましょう」と歓迎し、新入生代表の高等部一年生二人が「勉強、運動に励み学校生活を充実したものにします」と誓った。

また、新入生の保護者代表が「この子たちにはそれぞれ多くのハードルがあった。跳び越えては次に向けて進み、この日を迎えられた」とあいさつした。

同校にはつくば市在住者対象の知的障害教育部門と県南地域在住者対象の肢体不自由教育部門が設置され、それぞれ小、中学部と高等部で構成。児童生徒数は新入生を合わせて二百十人となった。

個別の教育支援計画をもとにニーズに応じた教育を展開するほか、研究学園都市の地の利を生かし、関係機関と連携した地域の特別支援教育センターとしての機能を持つ。

敷地面積は約三万七千四百平方b、校舎は鉄筋コンクリート造り三階建てで約一万三百平方b。フローリングの各教室や吹き抜け廊下の「ふれあいストリート」、図書室・コンピュータ室の「であいの広場」など、全体をバリアフリー化した。
●土浦で10月に相撲巡業
稀勢の里関の出身地・牛久市とともに場所を開く
土浦市大岩田の霞ケ浦文化体育館(水郷体育館)で十月十三日、大相撲土浦・牛久場所(同実行委員会主催)が行われる。大相撲巡業は二〇〇二年四月六日、同体育館で「土浦場所」として開かれて以来、五年ぶり。

牛久市から稀勢の里関が誕生したこともあり、今回は土浦、牛久両市の地域交流、文化振興を図る目的を含めて「土浦・牛久場所」として開催。当日は横綱・朝青龍関、稀勢の里関をはじめ、十両以上の全力士が参加。関係者を含めた総勢約二百七十人の大相撲一行が巡業に訪れる。

開催に向けては、土浦市相撲連盟理事長を務める実行委員会の須田義之会長らが中心となり、一月から事務レベルでの打ち合わせを開始。二月五日に日本相撲協会と契約を結び、三月二十四日に実行委員会の準備会を開き、大会の大枠を決めた。

今月二十八日には水郷体育館で、第一回実行委員会を開く。両市や両市教委、土浦商工会議所、牛久市商工会などから約六十人の委員が出席。これまでの経緯や大会概要を確認するほか、盛り上げ策や今後のPRなどについて協議する予定。
●パラグライディングW杯が開催
22カ国から参加、石岡、桜川市の足尾山系で
二〇〇七パラグライディングワールドカップ茨城大会(主催・同実行委員会)が十四日まで、石岡、桜川市の足尾山系で開かれ、スイス、フランス、ドイツ、米国、ポルトガル、イタリア、韓国、オーストリア、英国、ブラジル、デンマークなど二十二カ国から参加した百二十五選手が世界一を目指して競っている。

W杯は今年、日本、スペイン、イタリア、トルコ、アルゼンチンの世界五カ国で開催し、年間世界チャンピオンを決める。今回は開幕戦。

七日の初日に公式練習、石岡市の国民宿舎つくばね大ホールでのウエルカムパーティーなどを開催した。競技飛行は八―十四日の七日間。競技三日目の十日、石岡市上曽の「エアパークCoo」では、選手たちが次々と飛び立ち、上昇気流を捕まえ、くるくる回るようにして上空に上がっていった。しかし、大気の状況が良くないため、競技は途中でキャンセルとなった。

最終日の十四日は競技飛行の後、表彰式や閉会式が行われる。問い合わせは、大会事務局(〒315―0157石岡市上曽一六九八の一、エアパークCoo内、電話0299・44・1408)まで。
●高校生に禁煙を呼び掛け
日立ブーケLCが手作りパンフ配布
日立ブーケライオンズクラブ(桂木なおこ会長、会員数二十九人)は十日早朝、日立市のJR常磐線日立駅前で、登校時の高校生を対象に、オリジナルパンフレットを配布し禁煙を呼びかけた。十一日にはJR大甕駅と高萩駅で、十二日には磯原駅前で行う。

同ライオンズクラブは二〇〇五年四月に発足。日立市から北茨城市をエリアに活動する女性二十九人が会員となっている。今年度は、「もっと新鮮に もっと前進!」をモットーに活動を展開しているという。

禁煙啓蒙パンフの配布は、「たばこは薬物への入口」ととらえ、青少年をたばこの誘惑から守る運動の一環で実施した。パンフレットはA4判で、たばこの成分やたばこによる健康被害などをイラストや写真で紹介。折りたたんで縦十・五a、横七・五aのポケットサイズにした。

パンフレットの内容は、メンバーが昨年秋ごろから資料を読んだり、医師から指導を受けたりしながらまとめた手作り。千五百部を作成した。

メンバーは揃いの赤のジャンパーを着て、登校する高校生に、「学校で読んでね」「友だちと読んでね」などと声を掛けながら手渡した。桂木会長は「自分たちで考案したパンフ。興味本位で喫煙をはじめないことに役立てれば」と話している。

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