2008年1月8日
|
| ●三菱化学火災事故で県警が家宅捜索 |
| 業務上過失致死容疑で、鹿島事業所など2カ所 |
| 神栖市東和田の三菱化学鹿島事業所で、作業員4人が死亡したプラント火災で、鹿嶋署捜査本部は7日、業務上過失致死の疑いで同事業所と所内の関連会社事務所の2カ所を家宅捜索した。 捜査員約50人が事務所などの捜索を行い、作業指示書などを押収した。 同事業所が昨年12月27日に、経産省と県に提出した中間報告書では、バルブが開いて冷却オイルが流出した原因として「バルブの施錠など安全措置を講ずるべきだったが、作業指示書に明確な手順が示されていなかった」ことなどを明らかにしている。 捜査本部ではメンテナンス中の安全対策に問題がなかったかどうかについて調べるとともに、押収した資料を分析して、事故の原因究明を進める方針。 火災は、同21日午前11時半ごろ、同事業所の第2エチレンプラント分解炉で発生。炉でメンテナンス作業をしていた4人が焼死した。 捜索を受け同事業所の鷲見富士雄所長は、「警察をはじめ関係官庁による調査、捜査の結論を待つことになるが、警察による捜査に全面的に協力するとともに、このような事態を引き起こしたことを厳粛に受け止め、二度とこのような事故を繰り返さないよう全力を挙げて取り組む」とコメントした。 |
| ●新春の門出を祝い「新春の集い」 |
| 常陽新聞新社、2008年賀詞交歓会 |
| 常陽新聞新社主催の2008年賀詞交歓会「新春の集い」が7日、土浦市東真鍋1丁目のラ・フォレスタ・ディ・マニフィカで開かれ、各界から約250人が出席して新春の門出を祝った。 「集い」で坂本榮常陽新聞新社社長は「今年は『常陽新聞』創刊60周年、新社になって5年の節目の年を迎える。地域になくてはならない、必要かつ十分な情報の得られる新聞にしていきたい」とあいさつ。 国会議員を代表して丹羽雄哉衆院議員、山口武平自民党県連会長、川俣勝慶副知事、中川清土浦市長がそれぞれ祝辞を述べた。 来賓紹介の後、遠山勤常陽銀行専務の音頭で乾杯して歓談に入った。 |
| ●筑西に地域スポーツクラブ発足 |
| 市民の健康づくり支援 |
| 県西地域で2例目、筑西市で初めてとなる総合型地域スポーツクラブ「ASK(あすく)スポーツクラブ館西(だてにし)」が2月、同市立西中学校区(下館西部地区)に発足する。 市民の健康づくりに対する関心の高まりを受け、子供からお年寄りまで気軽に参加できる軽スポーツなどのメニューをそろえ、体を動かしながら楽しく交流できる場を目指す。 ASKの名称は、合併した同市の4地区(明野・関城・下館・協和)のローマ字の頭文字から採った。 「尋ねる・求む・求める・招待する」の英単語の意味も掛けた。活動エリアは下館西部地区だが、市の第1号としてモデルケースにもなるため、全市的な意味合いを付与した。 同クラブは多世代、多種目、多目的なスポーツ・文化活動を通して、地元の市民が気軽に集まれるよう、コミュニケーションの場づくりを目指す。そのため、誰もが・いつでも・楽しく・スポーツや文化活動に気軽に参加・交流できる多様なメニューを市民に提供していく方針。 具体的には、市民が体を動かす運動として気軽に取り組めるバランスボールを使った健康づくりを中心に、同市でも比較的競技人口の多い卓球や人気のバドミントンなど軽スポーツを取り入れる。ほかにもハイキングやウオーキング、輪投げなどの活動も加える。 総合型地域スポーツクラブは、旧下館市時代の2001年から市体育指導員を主体に設立に向けた動きがあった。合併により中断する形となったが、文部科学省の委託を受け昨年7月に設立準備委員会が発足し、当初目標よりも1年遅れてスタートに漕ぎ付けた。 活動拠点は市立川島小学校体育館で、発足時には20〜30人ほどの会員を見込む。自分たちがやりたいものに取り組み、会員自身がメニュー作成やクラブ運営をする。市民が失いつつある安らぎの時間と体力を取り戻し、健康増進や地域での仲間づくり、コミュニティーの充実に貢献する方向性を模索する。 同クラブの設立総会は2月11日午前9時半から、同市上平塚の市立下館総合体育館で開かれ、規約や役員、事業計画などを決める。引き続き、同10時からは同市出身のアテネ五輪競歩代表、川真裕美選手(県立下館二高卒、海老沢製作所所属)の講演会を予定する。 |
| ●日立地方伝統の凧、八つ凧 |
| 12日に日立・久慈川河川敷で「凧あげ大会」 |
| 第20回日立市民凧(たこ)あげ大会(同大会実行委員会主催)が12日、同市留町の久慈川河川敷運動場で開催される。 日立地方の伝統凧の八つ凧の保存と伝承を図り、正月の風物詩の「凧揚げ」を楽しんでもらおうというもの。 参加資格は、手作りの凧の持参。市販の凧でも参加できるが、賞の対象にはならない。賞は、▽手作りで技術の優れた凧▽安定して上がっている凧▽伝統的な作り方をした八ツ凧―などに贈られる。中学生以下の参加者全員に参加賞が贈られる。 当日は午前10時から同10時半までに受け付けを行い、10時40分から地上審査。同11時から凧揚げを行う。午後12時から八ツ凧の模範飛翔を予定している。会場ではトン汁の無料配布も行う。 八つ凧は、同市茂宮町に伝わる凧。基本は丸い輪を上から横に二つ、三つ、二つと並べ、最下部にハート形状を持つものと、野菜の蕪(かぶ)を持つものの2種類。独特の骨組みと形状から、大陸渡来型の唐人凧の系統に属するという。この地にいつごろ誰が移入し、改良していったかは分からない。 |
| ●最終審査に牛久の神谷小が残る |
| 全国学校ビオトープ・コンクール |
| ビオトープの持つさまざまな価値の普及と自然と共存した地域づくりを紹介する「全国学校ビオトープ・コンクール2007」(主催・日本生態系協会)の現地審査の結果、過去最高の応募総数153校から最終審査に進む10校の中に、牛久市神谷の市立神谷小(染谷郁夫校長、児童数675人)が選ばれた。 ノミネートされた10校は、2月10日に開催される発表会で、学校ビオトープの取り組みなどを披露。中央審査委員との質疑応答で、文部科学大臣賞などの上位5賞と金賞が決定する。 染谷校長は昨年10月10日の現地審査で、学校隣接地にある谷津田を再生した田んぼなど校内外にある3カ所のビオトープを紹介。田んぼによみがえらせるため、6年生児童が05年から調査してきた経緯などを説明した。 児童は総合学習の時間を利用し、問題解決に向けた再生案をまとめて市長に提案。提案が受け入れられてからは実現を目指し、提案の具体化、地元住民に計画説明を行った。07年5月には田植えを実施し、約120`の米を収穫した。 審査委員は▽計画から整備まで子どもが主体にかかわっているか▽子どもたちの豊かな感性を育むために、積極的に活動を図っているか▽学校内の取り組みから発展させて地域の広がりがあるか―など六つの観点から評価。 同協会は「谷津田の保全を自主的に取り組む姿勢、学校の授業だけにとどまらず、市長に提案することでまちづくりにまで広めている点、地域やPTAとの連携が図れている点など総合的に優れていた」と評価した。 染谷校長は「地域の方や保護者、NPOの協力でいい実績を残せたことを感謝している。子どもたちも喜んでいる」とコメントした。 |
−このページのTOPへ−HOME− |