2008年1月22日
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| ●アドバイザー派遣事業が好評―県農林振興公社 |
| 中山間地域の振興対策で |
| 県北中山間地域の振興対策として、県農林振興公社(水戸市上国井町)が、今年度からスタートさせた直売所アドバイザー派遣事業が好評だ。農産物直売所の組織運営や食品開発に関する知識・技術を持つアドバイザーを、地域の研修会や講演会などに派遣する事業で、直売所を核とする中山間地域の産地づくりを支援するのが狙いだ。 対象地域は、常陸太田、高萩、北茨城、笠間、常陸大宮、桜川(旧岩瀬町)、日立(中里地区と旧十王町)の7市と、城里、大子の2町。 派遣先は直売所の運営にかかわっている市町村や第三セクター、営農集団など。地元からの申請に基づき運営管理、食品加工、接遇、包装デザインなど各分野の専門家を振興公社がアドバイザーとして派遣するシステムだ。 アドバイザーとして登録されているのは、運営管理分野がグリーンふるさと特産物協同組合ゼネラルマネージャーの金子定雄さんら4人、包装デザインがスタジオ・サカ社長の坂俊治さん、接遇がライブラリー代表取締役の山下郁子さん、食品加工分野がクッキングスクール・ネモト校長の根本悦子さんら7人の計13人。 この中には、元気になった全国の活動事例を紹介、中山間地域の活性化方策を提示、指導する日本地域活力研究所代表の長谷山俊郎さんや、女性企業プランなどで知られるWWBジャパン女性のための世界銀行日本支部代表の奥谷京子さんなどがいる。 振興公社の派遣活動実績報告書によると、昨年8月、笠間市安居の県農産加工指導センターで和菓子作り講習会が2回にわたり開かれたのをはじめ、9月には筑西市合同庁舎で農村女性大学・直売加工セミナー合同講演会が、10月には常陸太田市水府地区の水府総合センターで農産加工研究会と、常陸大宮市の山方農産加工研究会加工所でパン作り講習会(12月にはパンのシールデザイン作り講習会)が行われるなど、着実に成果を出し始めている。 今後のアドバイザー派遣事業について、県農林振興公社は「地域の農産物直売所を活性化することで、産地づくりを支援していきたい。派遣申請者(団体)の費用はかからないので積極的に活用してほしい」と話している。 県北中山間直売所アドバイザー派遣事業に関する問い合わせは、県農林振興公社農政部(電話029・239・7131)まで。 |
| ●ひな人形で一足早くPR―桜川市 |
| 2月4日から「真壁のひなまつり」 |
| 出会いともてなしの人気イベントに成長した桜川市真壁町の「蔵の街・真壁のひなまつり〜和の風第六章」を前に、PRを兼ねたひな人形が同市飯塚の市役所真壁庁舎に飾られ、来庁者らを楽しませている。 ひなまつりは、落ち着いた風情の古きよき街並みと「和の心」を調和させた、ユニークな住民主導のまちおこしイベント。2月4日〜3月3日までの1カ月間、10万人以上の人出が予想される。 今年で6回目。前年を上回る150軒以上が参加して、各家庭に眠るひな人形を観光客にも楽しんでもらう。観光地とは異なる素朴なもてなしの心が受け、リピーターを増やしている。 今年も中心市街地の見世蔵や商店街の店舗、旧家や一般家庭などに、江戸・明治・大正・昭和・平成と、各時代のひな人形が飾られる。104棟に及ぶ国の登録文化財の街並み景観の散策と合わせて楽しめる。 真壁庁舎の玄関ホールには七段飾りと五段飾り、大きな親王飾りなどが配置され、早くも華やいだ雰囲気を演出している。専用マップも用意され、来庁した市民は「住民も楽しめるイベントです」とPRしていた。 |
| ●県内経済情勢、前回よりやや下方修正 |
| 水戸財務事務所が発表 |
| 財務省水戸財務事務所は21日、「一部に弱い動きがみられるものの、緩やかな回復の動きが続いている」とする「最近の県内経済情勢」を発表した。前回(2007年11月)の「緩やかな回復の動きが続いている」から、やや下方修正した。 ポイントとして、個人消費に持ち直しの動きがみられ、住宅建設は前年を下回っている▽設備投資は増加する見込みで、生産活動は堅調に推移▽企業収益は減益の見込みで、雇用情勢は改善基調の中で足踏みがみられる―などとしている。7段階のお天気マークでは、2006年1月期から9期連続で上から2番目の「晴れ一部くもり」となっている。 個人消費はこのところ持ち直しの動きが続いているという。大型小売店販売額をみると、百貨店、スーパーともに足元で前年を上回る。乗用車の新車登録台数では小型車、軽自動車は前年を下回っているものの、普通車は前年を上回っている。水戸市の家計消費支出が前年を下回っている。 ヒアリングでは「冬物重衣料の動きが良い結果となっている」(小売)、「初売り初日は創業以来最高を記録」(小売)、「店舗の新規出店、大型化、改装などの効果で全店舗の売上高は前年を上回っている」(小売)などの声があった。 住宅は前年を下回っている。新設住宅着工戸数は足元で貸家が前年を上回ったものの、分譲住宅は前年を下回り、持ち家も引き続き前年を下回った。ヒアリングでは「改正建築基準法の影響でマンションの販売計画に支障が生じている」(住宅)としている。 生産活動は堅調に推移。電気機械と化学は堅調に推移し、鉄鋼は増加。一般機械も足元で増加している。「昨年から好調だった高級家電の売れ行きに陰りが見えてきている」(電気機械)、「設備増強効果でさらに生産量は増加する見込み」(鉄鋼)、「需要に供給が追いつかない状態で今後もフル生産を続けていく」(一般機械)との声があった。 雇用情勢は改善基調の中で足踏みがみられる。一般雇用保険受給者実人員は前年比で減少が続いているものの、有効求人倍率はこのところ低下している。ヒアリングでは「生産ラインは24時間3交代制でフル稼働が続いている」(プラスチック)、「技術系職員は一層人材の確保が困難となっている」などだった。 |
| ●文化財を守れ、住民らが訓練―土浦 |
| 防火デーを前に日枝神社で |
| 6日の「文化財防火デー」を前に、土浦市教委と同市消防本部は21日、同市沢辺の日枝神社で文化財防火デー防火訓練を実施、市立山ノ荘小の5年生児童21人のほか、日枝神社の伝統行事である流鏑馬(やぶさめ)祭の保存会、市文化財愛護の会、地域住民ら計約60人が参加し、貴重な文化財を火災から守る防火意識を高めた。 訓練に先立ち市立博物館の学芸員が、昔の消防用具として厚手のはんてん、消火活動に当たる人たちの士気を高める纏(まとい)、約130年前に使われていた消防ポンプ「龍吐水」などを紹介。続いて児童らは、実際に龍吐水を使って昔の消火活動を体験、水鉄砲のような放水の様子に歓声を上げていた。 以降は大人たちも加わり、火事で最も重要となる119番通報、初期消火としてのバケツリレー、消火器の使い方などの訓練を実施。参加者は実体験を通して、火災時の対応を身に付けた。 今回防火訓練の場となった日枝神社は火災で焼失したことがあり、現在の社殿は1748年に再建された。 26日は、1949年に法隆寺金堂壁画が火災で焼損した日。「文化財防火デー」にちなんで、毎年、全国的に文化財の防火運動が展開されている。 |
| ●フグでの死亡を受け、指導要綱見直し検討 |
| 市場の競り売りも対象か |
| 那珂湊魚市場の森田水産小売部で販売していたフグを自宅で食べた女性が死亡した事件で、県保健福祉部は、県フグ取扱指導要綱を見直し、競り売りをする水産市場も指導対象とするかどうかを検討している。森田水産は、那珂湊漁港に水揚げされたフグを、市場の競り売りで漁協から購入していた。市場での競り売りについては県の指導の対象外だった。 フグの販売については同要綱で、直接、消費者に販売する飲食店、魚介類販売業、魚介類加工業のみが指導対象となっている。 那珂湊漁協は県の調べに対し、森田水産はフグ営業の届け出を出していると思って販売したと話しているという。 要綱を改正し、水産市場を加えた場合、県内すべての水産市場にフグ取扱業者を配置することが必要になる。一方、県内に水揚げされるフグの量はもともと少ないことなどの問題点もある。 |
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