2008年1月28日
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| ●霞ケ浦基地にミサイルPAC3の導入反対 |
| つくばで講演会開く |
| 土浦市右籾の自衛隊霞ケ浦基地に地対空誘導ミサイル・パトリオット(PAC3)が3月末ごろに配備されることを受けて、「とめよう戦争への道! 百万人署名運動県連合会」(県南連絡会鈴木健二代表)は27日、つくば市春日の春日公民館で、「霞ケ浦基地へのPAC3導入を許さない」をテーマに、講演会を開いた。 講演会には約20人が参加。埼玉大講師で習志野基地のPAC3導入反対運動をしている吉沢弘志氏が、ミサイル防衛の本質とPAC3配備反対運動などについて講話した。 吉沢氏は「ミサイル防衛システムには6兆円もの予算が投入される。膨大な軍事支出は、格差と貧困の拡大を一層深刻化する」と指摘。ミサイル防衛を「防衛ではない。先制攻撃かつ先制攻撃を担保するものの以外の何物でもない」と訴えた。 さらに、以前から疑問視されているPAC3の性能の問題点を説明。半径20`の射程で、高速で落下してくる弾道ミサイルを地上からピンポイントで打ち落とすことは非現実的、と続けた。 講演後、参加者から「反対運動の際、PAC3の抱える多くの問題点のうち、どの点について訴えていけばいいか」との質問に、「憲法違反、使いものにならない、税金の無駄使いを中心に展開していくといい」とアドバイスした。 今後、霞ケ浦基地のPAC3導入の反対運動を展開する実行委員会の立ち上げを検討することにしている。 |
| ●勝田全国マラソン、福永勝彦が初V |
| 女子は、中島麻貴恵が初マラソン初優勝 |
| 「これまで1番がなかったので、どういうガッツポーズをしようか悩んだ」。自己ベスト2時間13分29秒の好タイムを持ちながら、これまで優勝がなかった福永勝彦(32)。冷静なレース展開で初の栄冠をつかみ、満面の笑みを浮かべる。 報徳学園(兵庫)から専修大、箱根駅伝に4年間フル出場した長距離の本格派。卒業後の2000年からマラソンを初め、現在は小森コーポレーション(つくば工場)の仲間とともに練習に励む毎日。本大会は初出場で、3週間後に控える東京マラソンの調整の舞台に選んだ。 前半は「一度も(レースを)引っ張らず、周りを見ながらペースを作れた」と、先頭集団の中での待機策。無駄に体力を消耗しなかったことが、後半の快走へとつながった。 勝負は終盤。1人、また1人と脱落するのを横目にしながら、ついに35`手前で「いけると思った。付かれないよう一気に上げた」と鮮やかなスパート。独走態勢のまま、ゴールテープを切る。 「きつくて、最後まで優勝は分からなかった。でも、チームの仲間がポイントごとにいて、励みになった。だから走り切れた」。何より、同志たちの力が一番大きかった。 2時間21分30秒。目標の24分台を上回るタイムに、「デキは7、8割。東京ではオリンピック(切符)も狙っていきたい」と声も弾む。勝田マラソンを最高のステップレースにした福永が、東京マラソンでジャンプする。 |
| ●振り込め詐欺件数、前年上回る |
| 県警まとめ、還付金詐欺の増加を警戒 |
| 昨年一年間に県警が認知した振り込め詐欺の件数は375件で、前年を94件上回ったことが県警捜査2課のまとめで分かった。被害額も増加した。新たな手口として、税の還付などを装う「還付金詐欺」が浮上。県警は今後の増加を警戒している。 捜査2課によると、全国の認知件数と被害金はともに減少(11月末現在)。本県での被害総額は、前年から1億9830万増の約5億2000万円となった。年代別でみると、60代と50代(いずれも22%)が多く、30代、40代―と続く。 手口別は、「融資保証金詐欺」(142件)が最多。「オレオレ詐欺」(127件)、「架空請求詐欺」(85件)が続く。「還付金等詐欺」(21件)は全数の6%にとどまっているが、前年の2件から大幅に増えた。 還付金詐欺は、税務署や社会保険庁を名乗り、「還付金があります」などと電話。折り返し電話させ、ATMを指示通り操作させる手法で、気付かないままに金を送金させる。新たな手口として県警で警戒するとともに、関係者も注意を呼び掛けている。 オレオレ詐欺では、「新しい携帯電話の番号になった」と伝え、かけ直しなどをさせる「アポ電」が半数以上を占めた。本来の息子の携帯電話に連絡するなどの確認で被害が防げる。 同課は「振り込む前に落ち着いてほしい」などと話している。 |
| ●茅葺き民家を後世に |
| 写真家・柳下征史さんの写真集出版を祝う |
| 茅葺(かやぶ)き民家研究会、八溝文化社代表で、記録写真家の柳下征史さん(67)=常陸大宮市在住=の写真集「ひだまりの茅葺き民家―茨城にみる日本の原風景」の出版を記念した祝賀会が27日、水戸市三の丸の三の丸ホテルで開かれた。 写真集(八溝文化社発行)はA4判、160n、カラー刷り、定価3800円。収められた写真は、住まいの原点としてかやぶき民家の姿を後世に残そうと、柳下さんが40年にわたって撮り続けてきたもの。ひたちなか市田彦でギャラリーを兼ねる写真工房を経営する傍ら、県内各地を回り撮影した作品の集大成。県内を5区分し、さらに多くのかやぶき民家が残る大子町と旧八郷町を特集して編集した。 四季折々の里山の風景や、かやぶき民家で暮らす家族の姿を記録。245点の中で国や県の文化財に指定されているかやぶき民家をすべて掲載。民家にゆかりのある30人が、かやぶき民家やふるさとへの思いを寄せた随筆も収め、英文での併記もしている。 祝賀会は、筑波大学大学院教授の安藤邦廣氏、前参院議員の狩野安氏、書家の川又南岳氏、やさと茅葺屋根保存会会長の木崎眞氏、グリーンふるさと振興機構理事長の佐川卓政氏、映像作家の篠崎隆氏、建築家の對馬栄治氏、茨城茅舎の会会長の照沼信邦氏、元山方町長の根本嘉朗氏の9人が発起人となって開き、各界から約180人が駆け付けた。 発起人を代表して狩野氏は「写真を見て改めて柳下さんの功績に驚いている。古いもの、先人の温もりのあるものが大好き。英訳付きの写真集は茨城の誇りになる。世界に写真集が広がることを期待したい」とあいさつした。 来賓の橋本昌知事は「かやぶき屋根に関心が高まりつつある。立派な財産を保存し、生かしていくことを皆で考えていきたい」、関宗長県議は「日本の木造文化はかやぶきが原点。写真として残してもらえたことが大変うれしい」と、それぞれ祝辞を述べた。 柳下さんは時折声を詰まらせながら「勝手にやってきたことをたくさんの人に褒めてもらえてうれしい。写真集がかやぶき民家を愛する多くの人たちの手に届くことを願っている」とお礼を述べた。 石岡市の横田凱夫市長の乾杯の音頭で祝宴に入った。 |
| ●鹿島神宮境内に放水の列 |
| 文化財防火デーで訓練 |
| 文化財防火デー(26日)に合わせて27日、鹿嶋市の鹿島神宮で防火訓練が行われ、同神宮自衛消防隊や市消防団、鹿島消防署など関係者ら約135人が参加した。 楼門南側の樹叢で火災が発生し、けが人が1人いる想定でスタート。自衛消防隊員らがけが人の搬送とともに参拝者を避難誘導して初期消火に当たったが、火の勢いは収まらず、駆けつけた消防署、消防団が合流して消火活動に当たる展開で行われた。消防車5台とタンク車が参道に並び、物々しい雰囲気の中、放水の列が並んだ=写真。 奈良の法隆寺金堂壁画(重要文化財)が1949年の1月26日に火災で焼損した教訓を忘れず、火を扱うことの多くなるこの季節に火災予防を呼び掛けながら、文化財の防火運動を展開しようと行われている。1955年に同日が文化財防火デーと定められ、54回目の同デーとなった。 午前9時からの訓練では、早朝にもかかわらず訪れた参拝客も訓練を見守り、火災の防止に気を引き締めていた。 |
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