こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2008年2月2日
●環境モデル都市へ立候補
産官学で温暖化防止推進−つくば市
つくば市は1日、 政府が募る 「環境モデル都市」 への立候補を決めた。 環境問題に独自に取り組む市町村を全国から募り、 10市町村を選定する。 市内には地球温暖化対策に取り組む国内有数の研究機関が集積。 市はこの特性を生かし、 環境問題を国内外にアピールする環境モデル都市づくりについて、 筑波大や各研究機関との連携と県の支援で、 さらに推進したいとしている。
 
福田康夫首相は先月18日の第169通常国会で、「低酸素社会」 への転換などを柱とした施政方針演説を行い、 環境モデル都市を選定する考えを示した。
 
これを受けて、 政府は先月29日の地域活性化統合本部で、 温室効果ガス削減などの環境問題に取り組む市町村を4月に募り、 6月に選定することを決めた。 環境モデル都市には、 各省庁の環境関連施策予算を重点配分して支援する方針を示している。
 
市は2003年に国の構造改革特区で、 新エネルギー特区の認定を受けた。 環境問題に積極的な取り組みをみせ、 公共施設への自然エネルギー導入や児童生徒に対する環境教育などに力を入れている。
 
昨年12月には筑波大や各研究機関、 県とともに地球温暖化問題に関連した環境、 エネルギー、 経済の 「3E」 をテーマに 「エコシティ」 づくりを目指す3Eフォーラムを開催。 2030年には市内の二酸化炭素排出量を50%削減する目標を掲げて立ち上がった。
 
さらに市内の産官学で組織する筑波研究学園都市交流協議会の総会が先月開かれ、 温暖化対策の取り組みと連携の推進を確認した。
 
市原健一市長は環境モデル都市への立候補について、 「つくばの特性を生かした市の環境都市づくりは、 今回の環境モデル都市と言っても過言ではない」 と述べた。
 
この上で 「つくばをPRする絶好の機会だ。 一つ二つの事業で二酸化炭素を50%削減するのは困難。 つくばには科学技術が集積しているが、 研究機関同士の壁があった。 温暖化防止の一つの目標に向かい、 各研究機関が連携して取り組むのは大きな意義がある」 との意気込みをみせた。

●レジ袋有料化スタート
ひたちなか市内のスーパー
ひたちなか市内のスーパー19店舗が1日から一斉にレジ袋の有料化をスタートさせた。 初日は市内の10店舗で市民団体、 市職員、 店員ら約70人が店頭でキャンペーンを実施、 マイバッグなどを配布するなどして、 制度のPRとごみの減量化の理解を求めた。
 
ジャスコ勝田店 (同市春日町) では、 市市民生活部の飛田修部長が 「レジ袋の有料化は環境問題では小さな一歩だが、 大きな一歩になると確信している」 とあいさつ。
 
市民団体のメンバーらが買い者客にレジ袋の有料化が開始されたことをアピール。 マイバッグを持参しなかった客には、 マイバッグを手渡し、次回から「このバッグを使ってください」 と呼び掛けた。
 
買い物に来ていた市内の石崎早知子さん(65)は、 マイバッグを10年前から使用。 子供たちにも渡したという。石崎さんは 「レジ袋があちこちで散乱しているのを見るので有料化は当然」 と話している。
 
市廃棄物対策課では、 5年間で80%以上のレジ袋削減を目指し、 収益金は、 消費者に還元したり、 地域活動への協力を行うとともに、近くドラッグストアなど2社と協定を結ぶ。 また、 半年ごとに達成状況を公表する方針だ。
 
レジ袋1枚を作るのに必要な石油は約20_g、 製造から焼却までに発生するCO2は約50cで、 レジ袋を使用しないことによって削減できると見込んでいる。 目標値の80%を達成するとドラム缶約2000本分が節約できるという。

●J1鹿島に県民栄誉賞
1000人のサポーター詰めかけ祝福
昨季、 Jリーグ1部と天皇杯を制した鹿島アントラーズの県民栄誉賞表彰式が1日、 水戸市笠原町の県庁2階県民ホールで行われた。 チームの活躍に貢献した選手など同クラブ関係者らが出席、 大勢の来場者に祝福されながら、 表彰状や記念品を受け取った。
 
鹿島はJ1最終節で逆転優勝を飾り、 前人未到の通算10冠目に到達。 さらに天皇杯も優勝して通算11冠、 年間2冠を達成した。 「県民に大きな誇りと喜びを与え、県の名声を高めた」と、 2000年度 (年間3冠) 以来7年ぶり2度目の受賞を果たした。 これで、 県民栄誉賞を受賞したのは、 1994年度の創設から10人、 4団体の計14個人・団体 (重複を含む) となった。
 
式には大東和美社長をはじめ、 MF小笠原満男 (28)、 MF本山雅志 (28)、 GK曽ケ端準 (28)、 DF大岩剛 (35)、 DF新井場徹 (28) の各選手など、 クラブ関係者9人が出席。 約1000人 (県発表) のサポーターが詰めかけ、 特設ステージは歓声と熱い視線に包まれた。
 
冒頭で橋本昌知事は 「最速で10冠が達成され、 うれしく思う。 今季はACL (アジアチャンピオンズリーグ) で勝って、 クラブワールドカップに出てほしい。 勇気と希望を与えてくれるような大活躍を期待する」 とあいさつ。 桜井富夫県議会議長も祝辞を述べた。
 
続いて橋本知事から大東社長が表彰状、 小笠原が楯 (たて) を受け取り、 大東社長は 「(ホームの) カシマスタジアムで10冠を達成できたのが一番うれしかった。 県民の皆さんの支えがあってこその優勝だった」 と感謝した。
 
花束贈呈後、 各選手もマイクの前に立ち、 守護神曽ケ端は笑顔で 「(地元) 鹿嶋市出身なので、 名誉ある賞はうれしい」。 昨季、 全試合に出場した本山は 「(今季も) 元気を与えるような試合をしたい」と力強く誓った。

●街中のバリアフリー点検
土浦市に新法の基本構想策定求め−車いすの今福さん
バリアフリー新法 (高齢者・障害者移動円滑化促進法) に基づく基本構想の策定を土浦市に住民提案している 「策定を実現させる会」 世話人で、 自らも障害を抱えて車いすで生活する今福義明さん (49) が1日、策定実現に向けた活動の一環として市内の宿泊施設2カ所を訪問。 施設の使いやすさや課題について、 体験を通して指摘するとともに感想を述べた。
 
今福さんは午前中、 オープンしたばかりのビジネスホテル 「東横イン土浦駅東口」 のバリアフリールームに宿泊した感想を報告。 同室で会見し 「トイレは車いすでも入りやすく、 洗面台が広く物を置けるなど使い勝手がよい。 快適に過ごせた」 と太鼓判。 気付いた点には▽ベッドにリクライニングと高さ調節機能が欲しい▽浴室の手すりの数を増やすべき▽部屋への出入りを考え、 ドアは引き戸が望ましい―などを挙げた。
 
同社は2006年1月の不正改造発覚を受け、 障害者や専門家で組織する 「ユニバーサルデザイン対応化委員会」 を設立。 独自のバリアフリールームを考案し、 高齢者や障害者に優しい環境の整備に取り組んできた。 今福さんは 「バリアフリーに定評のあった土浦京成ホテルが閉館して困っていたが、 土浦駅前に東横インができて一安心。 周辺には障害者が安心して泊まれる施設が少ないので、 これを機にまち全体でバリアフリー化が進んでいけば」 と話していた。
 
午後は同市大岩田の国民宿舎 「水郷」 を視察。 日帰り入浴施設 「霞浦の湯」 の多機能トイレがオストメイト (人工肛門保有者) にも対応できるよう改修されるため、 トイレや浴場を中心に見て回った。今福さんは「せっかく多機能トイレがあるのに車いすマークの表示がない」 「本館の玄関近くに多機能トイレがあれば便利」 「霞ケ浦の水辺までスロープがあれば障害者や高齢者ももっと楽しめる」 などと指摘していた。
 
2カ所を巡り、 今福さんは 「多機能トイレは市内の要所要所に必ず備え、 設置場所の情報提供を積極的にすべき。 バリアフリーの推進でまちをよくしようとする土浦になってほしい」 と感想。 今回の指摘、 意見は基本構想の策定につなげていくという。

●フクジュソウが開花
きょうから「早春の花と福寿草展」−県フラワーパーク
石岡市下青柳の県フラワーパークでは鮮やかな黄色いフクジュソウの花が開き始め、 陽だまりの中で一足早い黄金色の春が訪れている。
 
園内の斜面に設けられた福寿草園は、 広がる落ち葉の下からフクジュソウの芽が伸び、 日当たりの良い場所でつぼみが開き始めた。
 
園では来園者センターホールで2日から 「早春の花と福寿草展」 を開催。フクジュソウを中心にプリムラ、 サイネリアなどの愛らしい早春の草花を生かした創作展示のほか、 福寿草の即売も行う。 10日午後1時半からは園芸教室 「福寿草の楽しみ方について」 の講話と実技指導を予定。
 
入園料は3月末まで大人370円、 小人190円。 問い合わせは県フラワーパーク (電話0299・42・4111)まで。



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